俺は妹に消えて欲しかった――漫画家の知幸は幼い頃、知的障害がある妹・知恵のことを疎ましく思っていた…祖母の葬式のため、数年ぶりに帰省した知幸は父から祖母の遺言を聞く。<br />『血を分けた兄妹なのだから一緒に生きていかなくてはいけない』と――祖母の遺言を受け、知幸は抗うことが出来ない【血】を持つ知恵とどう向きあうのか……【第13話収録】