麻理絵は退屈していた。<br />夫の転勤で刺激のない街へ引っ越して来て半年。<br />つまらない…夫との関係も相変わらず最悪だ。<br />何もない日々を送る中、女として終わりたくない麻理絵は探し求めていた活きの良い’お魚’を見つける。<br />若手市議会議員の笹山…世界は自分中心に回ってるみたいな顔をした男。<br />――刺激的な日々を求めて、久しぶりの’お魚’を麻理絵はどう釣り上げる―!?【第34話を収録】