復讐心中(単話)
「生きてる私が…代わりに復讐するよ!」――私が小学校3年生のとき、兄は自殺した。
原因はいじめ。
兄の日記には「死んで復讐したい、死んだらびびるかな」と遺言が残されていたが、学校側はいじめの事実を認めず、結果として加害者側を守ることになった。
それを知ったいじめのグループは呑気に笑い、兄の死が報われることはなかった――私は代わりに復讐を誓い、兄が自殺した高校への入学を決意する。
そこじゃないと意味がない…教師になってのうのうと人生を謳歌しているあいつがいない…。
そして迎えた入学式、私のクラスの担任が発表された。
その教師の名前は「笹尾優一」兄を自殺へと追い込んだ張本人だった――
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