物心ついた頃から可愛い物や綺麗な物が好きなせいで、周りから遠ざけられ自分に自信を持てずにいる敏哉。<br />そんなある日、目の前に祇薗という男性が現れる。<br />敏哉は初めて綺麗な’人’に出会ってしまい――抑えていたはずの気持ちが溢れ出てしまった。<br />しかし、そんな自分を否定せず受け入れてくれた祇薗があるお願いをしてきて…「僕と…友達になってくれませんか?」この時敏哉はまだ知る由もなかった――祇薗の笑顔に隠れた暗い過去とその苦しみを―…