ウィカ―オベロンの怒り― (1)
フランスが誇るダークファンタジーの帝王オリヴィエ・ルドロワ見参! 目眩く人工楽園で繰り広げられる真夏の夜の‘悪’夢。
機械仕掛けの暗黒妖精譚。
妖精物語×スチームパンク。
三浦建太郎氏絶賛! 「さすがネイティブ・ファンタジー。
勉強になります!」(三浦建太郎『ベルセルク』) 遠い昔、人間たちの世界から遥か遠く離れた妖精王国。
美しき妖精女王タイタニアは、妖精王国を統べるオーディンの息子オベロンに憎まれ、夫である公爵クレイモア・グリムとともに命を狙われる。
2人の間にはウィカという名の娘がいた。
彼女もまた狼女ロウェナに襲われるが、忠臣ハギスの働きで、一命を取りとめ、強力な妖精の力を封印したまま、ある農夫に育てられることになる。
やがて、妖精王国は、オベロンの統治のもと、狂気と闇の時代に突入することになる。
13年後、成長したウィカが、王都アヴァロンに辿りつく。
その地で、彼女は自らの生い立ちを知り、運命に翻弄されるまま、オベロンの軍勢と立ち向かうことになる――。
更新中です。しばらくお待ちください。