虹色のアレキサンダー
マケドニアから彗星のごとく現れたアレキサンダーは、戦略に長け、強いだけではなく武将としての礼節をわきまえた男だった。
捕虜となった国の民にも礼節を尽くし、多くの国を手中にしてもなお、臣下や侵略した国の者から慕われ、崇拝されていた。
そんな大王アレキサンダーにも弱点はあった。
ロクサーヌという小国の皇女。
ロクサーヌは他の多くの女のようにアレキサンダーになびかなかったのだ…かの大王アレキサンダーの伝説が、かくも美しい恋愛劇だったという物語。
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