家具女の秘密の恋?主婦が不倫にはしるとき?スキャンダルまみれな女たち(単話)
主婦・青木晴美(35歳)は孤独だった。
娘・亜季子は学校でのイジメが原因で人間不信に陥り、不登校気味なうえに晴美につらく当たるようになり、夫は若い女と浮気し、その相手から家に無言電話がかかってくる始末だ。
そんな晴美の唯一の癒しは洋菓子屋へケーキを食べに行くことだった。
ただし晴美は味覚障害に陥っていて味はわからないのだが、昔、まだ家族が平和だった頃に誕生日やクリスマスに食べたケーキのことを思い出し、その幸福な記憶を味わうことで満足感を得ていたのだった。
そして、そんな晴美を特別な目で見つめる一人の男がいた。
パティシエの小島秀行(26歳)だった。
いつしか二人は惹かれ合い深い関係を持ち、そのうち晴美は自分の家族を捨て、彼のもとに走ることを夢想するようになるのだが――…?(※本コンテンツは、合冊版「スキャンダルまみれな女たちVol.2-(4)?特集/世にも悲しき外道女たち」の内容と重複しています。
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