ああ!万引き生きがい主婦?ご近所騒がせな女たち(単話)
栗原涼子は資産家の息子・雅彦といわゆる『玉の輿婚』し、彼の家に嫁いだものの、その内実は名ばかりだった。
傲慢な成金である義父母は涼子に1円の金をつかうことも許さず、体の不自由な大姑の介護を押し付けるだけ…要は体のいい家政婦扱いだったのだ。
子供ができなかったことでいつしか夫・雅彦の心も離れていき、どうやら外に女がいるようだ。
とうに実父母を亡くしている涼子には出戻る家もなく、ただ日々、つらさとストレスが鬱積していくだけだったが、そんなとき、ふと魔が差して手を染めてしまった万引きが、彼女にいいようのない癒しをもたらしてくれた。
それに味をしめ、次々と万引きの罪を重ねていく涼子。
しかし、そんなことがいつまでも露見しないわけもなかった…。
(※本コンテンツは合冊版「ご近所騒がせな女たちVol.3-(3)?特集/犯罪に巻き込まれた主婦たち」の内容と重複しています。
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