あなたは自分の臓器を肉親に提供できますか?〜人生の選択を迫られた女たち
主婦・桜(さくら)の70歳になる父親は慢性肝不全を患い入院生活を送っていたが、病状が悪化し肝臓移植をしなければ命が危ない状況に陥ってしまう。
三人姉妹の末っ子である桜は、父親に一番なついていたという理由で上二人の姉から肝臓を提供するドナーになるよう促され、自身もそうしてあげたいと願うものの、夫・貴史(たかし)から思わぬ反対を受けてしまう。
幼い娘・梨乃(りの)の母親としてもそんな危険な真似はやめてほしいというのだ。
葛藤する桜…そうするうちにも父親の病状は日増しに悪化の一途をたどっていく。
そんなときだった、健康で元気が取り柄だった貴史の父親が急逝したのは。
肉親を亡くすという悲しみを痛感した貴史は桜がドナーとなることを認め、ついに桜は肝臓移植手術のその日を迎えるのだった…。
(※本コンテンツは合冊版「人生の選択を迫られた女たちVol.3-(3)〜特集/夫、捨てますか?」の内容と重複しています。
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