私はこうしてヤク中主婦になりました〜スキャンダルまみれな女たち(単話)
平凡な主婦・半田香也子(はんだ・かやこ)はある日、駅前で見知らぬ外国人から声をかけられ、『やせ薬』だといって無料で怪しげな錠剤を手渡される。
とりあえず持ち帰りはしたものの、頭ではそれがろくでもない『麻薬』だと知ってはいた香也子は実際に服用はしなかったが……仕事にかまけて家庭を顧みない夫・久則(ひさのり)への不平不満と浮気疑惑が溜まりに溜まり、藁にもすがるような気分になったあるとき、ついつい例の『やせ薬』を服用してしまう。
するとそれは今まで経験したことのない快感と解放感を香也子にもたらした。
その後、心臓に痛みを覚えた香也子は恐れをなし、残っていた錠剤をトイレに流してしまい一安心するのだが、時すでに遅し…彼女の脳内にはもう二度と拭い去ることのできない『麻薬』の快感が刻み込まれてしまったあとだった――…。
(※本コンテンツは合冊版「スキャンダルまみれな女たちVol.6-(2)〜特集/女の怖い欲望」の内容と重複しています。
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