月刊G-menで長期連載され、圧倒的な人気を集めたガチムチ野郎コミック！書籍版は増刷を重ねるも好評完売！海のそばの田舎町にある小さな旅館『光明』の、少し変わった風習『もてなし』。
経営の危機に直面する『光明』を建て直すため、ノンケの主人公が、男相手にカラダを張って全力でおもてなし！客足は回復するのか？ 主人公はノンケでいられるのか？ 元レスリング部の幼なじみとの関係もフクザツな事に？■第一話切り盛りしているのは兄貴夫婦と弟の吉次郎。
この宿では昔から、観光客をまわしてくれる旅行会社の営業マンを身体でもてなす風習があった。
現在は兄嫁がそれを担当している。
ところが、兄嫁が営業マンとかけおちしてしまった！ 数日間、嫁に逃げられたショックと、客の予約が入っていない事で、兄の誠一郎は失意のドン底であった。
そこへ謝罪にやってきたのは、旅行会社の新たな中年オヤジ営業マン・阿部。
もてなしができない、と恐縮する兄に対し、阿部は意外なリクエストをする。
女ではなく男の吉次郎に、もてなしをしてほしいと言うのだが…。
■第二話旅行会社の阿部に、無理矢理男同士のセックスをさせられる吉次郎。
しかし、抵抗する言葉とは裏腹に、なぜか吉次郎はフル勃起して感じてしまっていたのだ。
満足そうに阿部は帰った後、吉次郎は町役場の観光課で働く、幼なじみの大山田に会い、ある相談をする。
吉次郎は阿部から、『光明』の天然温泉を活かし、露天風呂を作って集客を図ってみてはと提案されていたのだ。
吉次郎は大山田との別れ際、駅前で阿部と再会する。
電車にはまだ時間があるからと、またもてなしを求めてくるのだが…。