知念と涼生は学生時代から愛し合い、今年で10年目だ。<br />しかし、時が経つにつれて涼生は変わっていってしまい、知念は一人寂しい日々を過ごしている。<br />そんなある日、自分が重い病気にかかっていたことを知る知念。<br />涼生との距離は遠のくばかりなのに、時計の針は決して止まってはくれない。<br />’僕はあの頃から変わらず君を愛しているのに…―’知念の悲痛な心の叫びは涼生に届くのか…。<br />