それは偶然の出会いだった。<br />裕福なバレエ一家で育った神の寵児・舒 雲と、苦しい環境で育った京劇女形の天才・冬 陽。<br />まるで違う人生を歩んできた二人。<br />東西の芸術交流ともいえる、バレエと京劇の遭遇は、二人の少年の人生を大きく変えることとなる。<br />「僕が探し求めていた光は、君に違いない」