ミュージシャンを夢みて地元から都会へと出たツキコ、18歳。<br />あっさりと夢やぶれたはずが、人生はおかしな方向へと進んでいく。<br />時は流れて人も流れて、居場所もどんどん流されて、気付いたときには26歳。<br />大丈夫だ、やってきたことに無駄なことなどひとつもない。<br />…と、思いたい。<br />青春を終わらせられない人たちの物語。<br />