最初は過度なストレスで幻覚を見たと思った。<br />無視をしていれば平気かと考えていたが、’アイツ’は部屋の隅っこでうずくまっていたり、こっちをずっと見つめてきたり我慢の限界だった。<br />家の壁に黒いシミがあるように見え日に日にそれは広がっていく。<br />仕舞いには待ち合わせをしていた彼女の顔にまでそれは達してしまい…?様々な不気味な世界へと誘われる短編ホラー。<br />