孤高の王は囚われの姫から愛を知る
国王の娘として生まれながら、不吉とされる金色の目を持ったせいで片時も目隠しを外されることなく、塔の中で育てられたフィーネ。
それでも両親から愛されていると信じていた彼女だったが、それは「偽りの愛」だった!長引く干ばつを終わらせるべく、非情にも父はフィーネを神への生贄に捧げようと決める。
だがフィーネが泉の中に落とされる直前、大国であるスティヒタイト国王・ジークハルトが救いの手を伸ばす。
「フィーネ姫を私の妻にしたい」――命を救われた安堵と、突然の申し出に混乱するフィーネ。
なぜ会ったこともないフィーネを助け、妻にしようと? ジークハルトの目的は何なのか? 愛を知らない王と、愛されなかった姫の出会いが、やがて大きな運命呼び寄せる――感動のロマンスファンタジー、開幕!!
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