東京にあるウイルスが流行し、都民に恐怖を与えていた。<br />そのウイルスは人間の悪意を増幅させ、人間を魔物に変えるというもので、さらに最悪なことにウイルスに侵されるのは決まって邪悪な犯罪者だということだった。<br />犯罪者たちは魔物になることを嘆くどころか、喜び、その得た能力を使って暴虐の限りをつくしていた。<br />警視庁と防衛庁はそのウイルスをデビルウイルスと呼び、それに対応する組織を作った。<br />