さくらと紅葉（喜多川紅葉）は同期で入団した若手女子レスラー。さくらはスイートさくらとして興行を盛り上げるお笑いレスラー。日々試合会場を盛り上げる事に喜びをかんじていた。片や紅葉は団体の最年少王者と目される実力派レスラーとして、世間の注目を浴びていた。トレーニング中のさくらを呼びとめスパーリングに誘う紅葉。紅葉はスパーリングを通じ、さくらにはお笑いとは違う本物の強さを持っていると確認する。紅葉は、その実力を表に出さず、お笑い興行に専念するさくらに不満を感じていたのだ。 紅葉はスパーリングの後の試合で、突如ヒールレスラーへの転向を宣言する。さくらたちの試合に、度重なる乱入を繰り返す。ついに怒ったさくらは、紅葉に一騎打ちを申し込む。さくらと紅葉の想いをぶつけ合った試合。 果たして、勝つのはどっちだ？そして、紅葉とさくらの激闘の末、二人が見つけたものとは…。