両親からの仕送りで一人暮らし中の大学生・夜森夕(やもり ゆう)は、食費節約のため面倒くさがりつつも自炊を勉強中。 料理が趣味とか特技とか、そういったわけでもないのだけど、ある日お隣に住む女子高生・旭日真昼(あさひ まひる)に、成り行きで手料理を振る舞ってあげたところ、「お兄さん」と呼ばれ妙に懐かれることに。 しかも「私、あんなに’あったかいごはん’を食べたの、久し振りでした」と語る少女は、普段スーパーの惣菜やコンビニ飯ばかりの何やら訳アリ食生活らしく……? 時々、ただ一緒にごはんを作って、一緒に食べるだけ。ほんの少しの日常の変化がゆっくり二人を変えていく――このラブコメは、等身大の優しい味。