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【詩歌】タグのライトノベル・小説

千三百余年の歴史を超えてよみがえる、万葉のロマン。――〈万葉のこころ〉を愛し求め続ける著者が、読者をおおらかな古代人の世界へと誘う。万葉の歌を《愛》《旅》《四季》という角度から捉えた本書は、全国の万葉故地をくまなく訪れた著者ならではの語りかけで、風土のなかに生まれ、息づいた歌ごころを、もっとも古くて、もっとも新鮮な生のいぶきとして伝える。
公開日: 2018/03/15
詩歌
ライトノベル
 
日本の揺籃期を生きた有間皇子、額田王、大海人皇子、大津皇子、柿本人麻呂、大伴家持、山上憶良など、万葉びとのみずみずしい心が、千三百年余もの時を超えて、いま新たによみがえり、わたしたち現代人の胸に共鳴する。「万葉集」に歌われた全国の故地を自らの足で歩く著者が、万葉の歌を生きた心の音楽として捉え、その風土と、そこに息づく人びとを生き生きと描き出している。
公開日: 2018/03/15
詩歌
ライトノベル
 
歌こそは、日本語が構成し得る最上の韻文である。日本語の特質である柔軟かつ自由な不定則韻を踏み、微妙な音楽を構成する。真の韻律的な詩的陶酔を欲するならば、伝統の和歌を読む外はない。――近代の虚無をくぐった郷愁の詩人・朔太郎が、万葉集、古今集、六代歌集、新古今集から、主として恋愛歌をとりあげ、その浪漫的抒情のなかに日本詩の美しさを発見し、新しく解説した名著。
公開日: 2018/03/15
詩歌
ライトノベル
 
宇多喜代子、大串章、金子兜太、長谷川櫂、復本一郎、黛まどからが選考する、若手俳人の登竜門、神奈川大学全国高校生俳句大賞。今回は記念すべき第20回にあたる。高校生俳句の珠玉の作品集。
公開日: 2018/03/12
詩歌
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金子兜太・宇多喜代子・大串章・長谷川櫂・黛まどか・復本一郎が、俳句の常識を壊す!読むだけで上手くなるシンポジウムを完全収録。〈柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺〉は名句で月並俳句?!芭蕉・一茶・蕪村…嫁ぐとしたら?……「一茶は御免蒙りたい」季語はフィクションと思え?!俳句の本質を見抜いている俳人だからこその本音が炸裂!六人六色で全部正解!だから俳句は面白い!!
公開日: 2018/02/28
詩歌
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新キャラクター「澁澤龍彦」登場の映画「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE(デッドアップル)」、2018年3月3日公開!大人気アニメ「文豪ストレイドッグス」シリーズの映画に登場するキャラクター「澁澤龍彦」。コラボカバーのアンソロジー文庫で澁澤龍彦のエッセンスを味わおう! 珠玉のエッセイや小説などを収録。「文豪ストレイドッグス×角川文庫」アニメ描き下ろしコラボカバー第4弾!(既刊一覧はこちら)編者・解説はアンソロジストの東雅夫(編著に『澁澤龍彦玉手匣』ほか)。===サドやコクトーの名訳で知られる仏文学者、西欧異端文化の紹介者、達意のエッセイスト、絢爛たる物語作家――いくつもの魅惑的な顔を有する文人・澁澤龍彦は、みずからの文学世界をドラコニア(龍彦の国)と呼んだ。本書は「澁澤龍彦×文豪」をコンセプトに、新世代の読者に向けて編まれたアンソロジーである。古今東西の文豪たちをめぐるエッセイを中心に、小説、評論、紀行、対談など全26篇を収録。<「文豪ストレイドッグス」シリーズとは!?>中島 敦、太宰 治、芥川龍之介、与謝野晶子、泉鏡花、F・スコット・フィッツジェラルドなど国内外の文豪のイメージをモデルに擬人化されたキャラクターが、「人間失格」「羅生門」などといった各文豪に関連する異能力を用いて戦うバトルアクションコミックス。舞台は横浜。孤児院を追われた主人公・中島 敦は、とある自殺志願の男・太宰 治を助けたことから、異能力集団「武装探偵社」に所属することに。やがて、ポートマフィアの芥川龍之介らや、北米の異能力集団・組合(ギルド)との対決が激化していく――!
公開日: 2018/02/24
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※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。この本は、中也の詩の中で人気の高い詩57篇を集めた、音楽でいえばベストアルバムのような詩集です。4つの章に分かれていて、それぞれに中也の違った魅力が詰まっています。漢字や仮名遣いは、基本的に中也の詩集『山羊の歌』『在りし日の歌』の原本の表記を忠実に再現。中也が見ていた詩の世界を視覚的にも味わえるようにしました。
公開日: 2018/02/16
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中山道塩尻宿の亭主・小野吉左衛門が語り、塩尻口留番所役人吉江助右衛門とその父八郎座衛門が語る故事の数々。松本藩水野家の俊英宮部一跳が元禄五年の秋二夜にわたって著した珠玉の名著が、三百余年の眠りから目覚める!
公開日: 2018/01/24
詩歌
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◆第八回田中裕明賞受賞作品発表に加え、候補作品、選考経過報告を収録。電子書籍版には授賞式・記念吟行会・お祝いの会の様子がたくさんの写真とともに収録されています。◆受賞者小津夜景(おづ・やけい)【略歴】一九七三年北海道生まれ。
公開日: 2018/01/24
詩歌
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世界一短い詩のかたち・俳句と、世界一短い小説のかたち・ショートショートが、世界初のコラボレーション! 読者から寄せられた3000を超える句を俳人の堀本裕樹氏が選句し、選評を加えた上でショートショート作家の田丸雅智氏が小説化。WEB上で読者と言葉のプロが一緒になって物語を生み出した文芸史上最先端の試みを一冊に!
公開日: 2017/12/23
詩歌
ライトノベル
 
「水枕ガバリと寒い海がある」「中年や遠くみのれる夜の桃」「鬼才」と呼ばれた新興俳句の旗手、西東三鬼。反戦・厭戦、エロスや中年感情を、大胆かつモダンな感性で詠んだ句は今なお刺激的である。『旗』『空港』『夜の桃』『今日』『変身』の全五句集に、貴重な自句自解を収録した文庫版の全句集。解説:小林恭二
公開日: 2017/12/21
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身の毛もよだつ大江戸ホラー。秋成の卓越した筆致で描かれた、珠玉の9編を味わう。稀代の怨霊・崇徳院が眠る白峯の御陵を訪ねた西行法師の目の前に現れたのは――(白峯)義兄弟の契りをかわした武士と学者。主君の仇討ちに向かった武士は、学者のもとに戻るが――(菊花の約)一攫千金を夢見て旅立った勝四郎。七年の時を経て戻った家で見たものとは――(浅茅が宿)ある雨の日に出会った美しい女は蛇の化身であった。蛇と別れた男はその後妻をめとるが――(蛇性の婬) ほか【目次】はじめに『雨月物語』序白峯菊花の約浅茅が宿夢応の鯉魚仏法僧吉備津の釜蛇性の婬青頭巾貧福論
公開日: 2017/12/21
ライトノベル
 
花が大地に 咲きあふれる草原に吹く 夏色の風違う時違う場所で 生まれた二人どうして出会ったの あなたとわたしなぜ なぜ 空は青いの ねぇ あなたなぜ なぜ 海は深いの ねぇ あなた 「緑なるあなた」より詩は人の心。切ない心だったり、嬉しい心だったりなど、いろいろな人の心。だからこそ、それぞれの人の中にある思いと思いがつながって広がっていくのだと思う。
公開日: 2017/12/16
詩歌
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『万葉集』や『おもろさうし』に特徴的でその後は顧みられなくなった語法、子規や啄木など明治期歌人の試み、また塚本邦雄・岡井隆といった現代前衛歌人の新作、そして俵万智『チョコレート革命』に至るまでの短歌(謡)表現を貫くものは何か? 起源以前と死後を等価とし、表現を緻密に追いつづけることで見えてくる豊穣な世界。
公開日: 2017/12/08
詩歌
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◆既刊句集7冊に未発表作品を加えた3307句を収録。みな虚子のふところにあり花の雲「ホトトギス」俳句との出会いは山田弘子にとって幸福な出発となった。現状に甘んずることなく常に清新な作品に挑戦しつづけた山田弘子、それはひとえに「花鳥諷詠」への心からの信頼に拠るものであったのである。◆収録内容第一句集 『螢川』第二句集 『こぶし坂』『こぶし坂』以後第三句集 『懐』第四句集 『春節』第五句集 『草蝉』第六句集 『残心』第七句集 『月の雛』未発表作品 補遺解題 山田佳乃年譜 辻 桂湖季題別索引
公開日: 2017/11/30
詩歌
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小さい頃に読んだ『人魚姫』のお話。それはアンデルセンが書いた昔々のお話。小さい頃には気付かなかったその奥にある人魚姫のつらさ。自分を人魚に見立てて、恋する心情を短歌に詠んでいく恋の歌物語。歌から広がっていく透明な世界観。現代の人魚の恋の行方は……。歌集のようで歌集ではないような物語。
公開日: 2017/11/17
恋愛
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処女詩集『流れゆく雲に想いを描いて』を出版してから、いたずらに時を過ごしているうちに、早くも二年という歳月が過ぎ去りました。その当時にも思いましたが、詩集など編んで出版するほどの思想も、詩想もなく、ただ漫然と心に浮かぶ泡沫(うたかた)の思いを書き綴り、こうして上梓するのは罪つくりではないかという疑念がいまだに消えません。ただ、前回と違うのは、世に対する私の「憤り」の振動幅が増大し、率直にそれを表現しようとしたことで、詩というよりはエッセイ風のものが数点あります。さらに、この詩集は私の「訣れの言葉」集であるので、「死」をイメージした詩がふんだんにあります。また、悩みや痛みの詩なども数多くあるので、それと対照させるために、恋歌や童謡のような調子の詩も散りばめてみました。今回は、ひとつの試みを為しました。おそらく過去の詩人や俳人が誰もしていないだろうとの思いから、詩と俳句をフュージョンしてみたのです。これは、New Haiku: Fusion of Poetryと同じ発想から来たもので、一つのテーマを詩と俳句で表現したことです。New俳句などと銘打って季語などを無視して作ってみても、5・7・5とたったの17語で作らなければならないという約束事があるために、当時かなり悪戦苦闘したことを思い出します。最初、この『詩&俳句集』を作る際に、「65歳以下の者は読むべからず」という注意書きを付けていました。それは、「未成年の者は読むべからず」という青少年を悪書から守るためのようなものではなく、未成熟者からこの『詩&俳句集』を守るための策でした。これを外してしまったからには、内堀も埋められた大阪城の淀君や秀頼、さらには真田幸村の心境ですが、この『詩&俳句集』の内容や試みの成否は、あらゆる年代の読者の判断に委ねる事とし、ここに筆を置くものです。
公開日: 2017/11/16
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。デジタル化遅れた社内は紙ってる/短納期必死に作って取りに来ず/ライバルは昔同期で今はロボ/気まぐれに顔出す社長が危険物/整理しろ言ってた上司が整理され
公開日: 2017/10/13
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朗読家・飯島晶子の北国恋愛短歌と、北京アラーキーと注目の写真家・洪十六の写真。緯度で結ばれた写真短歌集!恋が人生を 深くしてくれる恋歌と写真の コラージュ甘美で刹那くて愛おしい想いが胸にとどまっている。嵐のようにあなたは今 大切な人に「好きだから好き」と 素直に言えますか?微風ありかざしてみたい青空に花黙戀の戀の秘めごと風吹けば 君に逢いたい花咲けば 君に逢いたい嵐吹けば 君に逢いたい星見れば 君に逢いたい雪降れば 君に逢いたい夢見れば 君に逢いたいなのになぜ 今 君は ここにいない?人という字が、二人がより添っている形であるように、人は一人では生きて行けない。そして、もう決して戀なんかしない!と思っているのにほんのり甘くてでも酸っぱい時間を反芻せずにいられない…成就する戀それは とっても素敵だけれど…それが 叶わぬ恋であっても人生を深く優しくしてくれる…と、信じていられたら
公開日: 2017/10/06
詩歌
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◆全句集火を焚くや枯野の沖を誰か過ぐ「真の伝統作家というものは明日への創造をなし得る人であって、明日の方策のないものは真の伝統作家とは呼べない。」とみずからが語ったように、能村登四郎は伝統というものの意味を常に問い続けた作家であった。90歳の生涯を終えるその時まで詩の泉は枯渇することなく「俳句は叙情詩」の信念を貫いた。解題・年譜 能村研三既刊14句集に海外詠を加えた6516句を収録。◆収録内容第一句集 『定本・咀嚼音』第二句集 『定本・合掌部落』第三句集 『定本・枯野の沖』第四句集 『民話』第五句集 『幻山水』第六句集 『有為の山』第七句集 『冬の音楽』第八句集 『天上華』第九句集 『寒九』第十句集 『菊塵』第十一句集 『長嘯』第十二句集 『易水』第十三句集 『芒種』第十四句集 『羽化』海外詠 『欧州紀行』より解題/年譜 能村研三初句索引
公開日: 2017/10/01
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花鳥風月を詠む優雅な趣味の世界――。これが俳句のイメージだろう。だが、日々の小さな発見を折に触れ書き留められるところにこそ、俳句本来の魅力がある。本書では、俳人にして単身赴任中のサラリーマンでもある著者が、「飯を作る」「会社で働く」「妻に会う」「病気で死ぬ」などさまざまな場面を切り取りつつ、俳句とともに暮らす生活を提案。平凡な日常をかけがえのない記憶として残すための俳句入門。
公開日: 2017/09/22
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寒川猫持書き下ろしの第四歌集 俳句集も付録として併載されている内容は多岐にわたる 名コンビ浜野孝典画伯の装幀と挿絵入り往年の名曲を取り入れた一連のうたは新境地
公開日: 2017/09/21
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還暦を目前に宿痾を得て一気呵成に書き下ろした随筆集おばはんや麻酔科の教授くんなどとの関わりが独特の筆致で面白おかしく描かれている装幀は同じく山本夏彦一門の浜野孝典画伯である
公開日: 2017/09/21
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好きでなったのではないバツイチや いろんな意味でどん底にあった当時 なんとかして世に出たいともがき 推敲に推敲を重ねて出した歌俳集 この推敲の過程で猫持的短歌が誕生した 朝日カルチャーセンターから自費出版した私家版 神戸のジュンク堂書店が十五冊並べてくれたら 一ヶ月で完売した 手応えを感じたが世の反応は冷たかった 駄菓子菓子 この本で司馬遼太郎先生や多田道太郎先生などに認められる 短歌は安田純生先生の「白珠」 俳句は後藤比奈夫先生の「諷詠」 に所属していたころの作品 わたしの手元には一冊しかない 初の電子書籍化
公開日: 2017/09/21
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これでダメなら「グッドバイ」という 第三歌集を上木して文学の世界からおさらばしようと 「グッドバイ」の原稿を準備していたら ある日突然山本夏彦のコラムに取り上げられ有頂天になり 「グッドバイ」の原稿を紛失した 損バコイタ 駄菓子菓子 それがために寒川猫持の最高傑作である 「猫とみれんと」(文藝春秋)が世に出ることになった 白状すると本歌集は別れた女房への未練よりも たまたま「アサヒグラフ」で見た某女性歌人へのラブレターなのである われながら豪勢なラブレターであったが見事に沈没した ナミダがちょちょ切れるのである この歌集を編んでいるときは面白いように 天から言葉が降って来た 枕元に鉛筆とメモ用紙を置いて寝たくらいである 世に六百冊しか存在しない歌集である 電子書籍化は今回が初めて なんべんも言うてすまんが 「グッドバイ」が惜しまれるのである
公開日: 2017/09/21
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朝日新聞に連載した人生相談 「猫持のトホホ相談」として二年間の連載を 新潮社が編集して単行本にしたものの初の電子書籍化である 中嶋らも氏の人生相談の跡を継いだものである 相談にそれぞれ短歌が配されているが 週に一度の連載であったので見出し程度とお考えいただきたい 愛猫にゃん吉との別れを「小説新潮」に書いた 声涙共に下る名文「キチや」を収載 絶唱である挽歌は本文をごらんいただきたい 挽歌のほうは文春ウェブにおいて電子書籍として販売されている 「猫とみれんと」のあとがきにも載っていたと記憶する 朝日新聞の手強い女性読者諸賢にけちょんけちょんに言われながら書いた 聞くも涙語るも涙の人生相談集 こっちが相談したいのである
公開日: 2017/09/21
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昭和恋々たる書き下ろしの小説もしくは随筆集である 集英社の「すばる」の巻頭に掲載された 同社から単行本にもなっている 世に出る二十年前から書こうと温めていた題材である 表紙は風船画伯こと浜野孝典画伯にお願いした 昭和三十年代の大阪の場末の町と少年を描く これほどいろんな資料を渉猟して書いたのは初めてである 初の電子書籍化 昭和が懐かしい諸賢にはオススメである 俳句で章立てして読みやすいように工夫してある
公開日: 2017/09/21
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講談社から上木された「苦しい目 楽しい目 人生なんでんかんでん」という 原題を短くして電子化したものである もちろん初の電子書籍化である すでに絶版になっているので稀覯本であると言ってもよい 短歌で世に出たが随筆を書くのが目的であったので またとない申し出ではあったが 本書は朝日新聞と毎日新聞に毎週連載していた当時に 書き下ろしを頼まれたもので思いっきり疲れたことは覚えている
公開日: 2017/09/21
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なんといってもお聖さんこと田辺聖子先生のあとがきが白眉である お聖さんのあとがきはお聖さんの「楽老抄IV」(集英社)にも収載されているので 併せてお読みいただければ幸甚である 「当世のますらおぶり」がそれに当たる じゃおまえの文章はあかんのかとゆーと どっこいこれまた素晴らしいのである でなければNHKの「ラジオ深夜便」で二週間にわたり朗読され 再放送までされたりしないのである 朝日新聞に書いて異例のファンレター殺到となった「私空間」の一連の文章や 俳句も併載されている 俳句を選んだのは当時の新潮社の担当者であった風車の矢七君であるから わたしの責任ではない もっといい俳句ならいくらでもあったのである 初の電子書籍化 必読の一書
公開日: 2017/09/21
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ノラは子猫を探し「奥のほそ道」の旅に出た。《我が家の老猫ノラはある日コツゼンと姿を消しました。ノラは、芭蕉さんの「奥のほそ道」の旅に出たのだと思うのです。消えてしまったノラの念力をいただいてこの話ができました。》東京から松島へ、そして平泉へ、ノラの旅はつづく。登場する猫たち――ボイシー、トーちゃん、ニャー水、ネコ尼、ネコ丸……いずれも個性豊かで、みな俳句を詠む。句会はもちろん、連句(五七五の句のあとに七七の脇をつける)もあるし、句合せ(持ちよった句の勝ち負けを決める)もある。全篇に猫たちが詠んだ句があふれ、人気猫イラストレーター・浅生ハルミンの絵も多数収録された(カラーも5点)傑作猫物語。文庫化に際して全篇にわたり加筆訂正した完全版、待望の刊行。全14章、見出しは全て俳句。猫たちの句の一部をご紹介:片すみに猫がかたまる走梅雨/老猫の小さな足に西日さす/みちのくの涼しさつげよ猫の旅/水を飲む猫の小舌に秋の風/渋柿の花散る里に帰りゆくそして連句――スーパーの煮干しの固き余寒かな ノラ貧しき家にけふもいついて トーちゃん
公開日: 2017/09/15
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