※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。東京書籍小学3年国語教科書に採用された『ゆうすげ村の小さな旅館』をはじめ、やさしくかわいらしい幼年童話で人気の茂市久美子の好評シリーズ第4弾!ねぼすけのひろしは、毎朝大あわて。Tシャツを後ろ前に着てしまったり、朝ごはんをろくに食べられないので授業中におなかが鳴ってしまったりして、うしろの席のしんごくんにからかわれてしまいます。学校なんて、行きたくないな……と、とぼとぼ歩いていたひろしは、「おひさまや」という小さなお店を見つけました。中からうさぎが顔を出して、言いました。「ここにあるのは、お日さまみたいに人を元気にする、すてきなものばかりですよ。」そして、ひろしに、「どんなに寝坊な人も早起きになる、まほうのめざましどけい」を渡しました。寝る前に、起こしてほしい時間をお願いすると、たんぽぽだいらにすんでいる子うさぎたちの楽しい歌声がきこえてきて、その時間にちゃんと起きられるのだそうですが……。