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【日本文学】タグのライトノベル・小説

商社を辞めて婿養子となった堤良彦は、妻の実家「城南石材」で働いている。8年経っても板に付かない作業着に身を包み、現場の所長からの下請けイジメに耐える日々。そして、バブルの崩壊とともに引き継いだ会社の経営は右肩下がりで困窮するばかり。建て直しを図り、現実に抗いながら突き進む堤。はたして会社や従業員を守ることができるのか?建設業界の実態、建設業に命を捧げる男たちをリアルに描き出す社会派小説。
公開日: 2020/01/09
ライトノベル
 
東京で暮らす30歳の武田明は、今年100歳になる父・正が上京することになり、出迎えの準備に追われていた。いわくありげな父と行動を共にする明は、思いがけず、まだ見ぬ兄、和夫に会うため大阪に旅立つことになる。ここから、男たちの「追憶」を辿る旅が始まった。大阪で無事出会った3人はフィリピンのジャングルに潜伏する旧日本兵が発見されたというニュースを耳にする。そのとき父から、思いがけない言葉が飛び出し……。父、兄、そして明。3人の想いが交錯する中、物語の舞台はフィリピンへ。大戦、震災を生き抜いた日本人の心を辿る雄大な物語。
公開日: 2020/01/09
ライトノベル
 
東京・青山にデザイン事務所を構える瓜生甫には、美しい妻がいる。二人は経済的にゆとりのある暮らしを楽しんでいるが、二度の流産を経てセックスレスの関係になっていた。妻ちづるはある日、知人に紹介された年下のネイリスト塩出可奈子に誘われて、性愛の関係を結ぶ。また甫には、旅行会社のプランナー中子鞠子と古い付き合いがあり、鞠子は、逗子の高級住宅街に家を建てるに当たって、甫に建築家を紹介してもらう。鞠子の夫・中子脩は語学学校の経営者だが、女性関係が派手で夫婦の仲は冷えて久しい。中子夫妻は家の完成を祝うパーティーに瓜生夫妻を呼び、そこでちづるは鞠子と意気投合する。後日、ちづるから鞠子を紹介された可奈子は、鞠子も誘って三人でホテルに行かないかと、ちづるに提案する――。平成の東京を舞台に、男女の、そして女たちの秘密のささやきが交わされる。恍惚の営みは破滅の予兆か……
公開日: 2020/01/09
ライトノベル
 
体が星のように零れ落ちていく『星屑落とし』、ハーモニーしか聞こえなくなる『ハルモニア』、愛を語る言葉が泡になる『人魚姫症候群』――この奇妙な病気‘まぼろし病’を扱う天雫透は、イケメンだが偏屈でセンシティブなコミュ障と噂の医師だった。意欲に燃えて異動してきた香月結は、着任早々天雫と対立してしまい…。
公開日: 2020/01/08
ライトノベル
 
アッコさん節、次々とサク裂! 妙に冷めている男性新入社員に、忘年会プロデュースの極意を…(「幹事のアッコちゃん」)。敵意をもつ取材記者に、前向きに仕事に取り組む姿を見せ…(「アンチ・アッコちゃん」)。時間の使い方が下手な‘永遠の部下’澤田三智子を、平日の習い事に強制参加させて…(「ケイコのアッコちゃん」)。そしてアッコ女史にも一大転機が!? 大人気シリーズ第3弾待望の文庫化。
公開日: 2020/01/08
ライトノベル
 
「アラカン男の鼻息とアラサー女のため息」。男(秀一郎)/喫茶店で見かけたいい女(乃絵)に勇気を出して話しかけ、調子にのって自分が社長をやっている某食品メーカーの子会社(食品メーカーの備品を扱う業務)に社員として雇って、愛人を囲ったつもりで得意げになり、社員たちから密かにばかにされている。女(乃絵)/生活苦から喫茶店で声をかけられた秀一郎に誘われるまま、その会社で働き出すも、聞いていたのとは違うショボい会社。男の「自分の女」感がうざい。デザイナーの夢を復活させ、しばらく放棄していた服作りをまた始める。2006年に単行本刊行された‘知られざる傑作’を満を持して文庫化!
公開日: 2020/01/08
ライトノベル
 
この本の中心に位置付けられている「グスコーブドリの伝記 魔の一千枚」。/書き手と読み手、虚構と現実、過去と未来、そして現在、あらゆるボーダーを溶かして、物語は進む。/それは小説家・古川日出男の狂気を通過するような体験だった。呆然とする以外になかった。/しかし、いま、美しく静かな決意に満ちている。――後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
公開日: 2020/01/08
ライトノベル
 
老境に入った開業医ドクターG(じい)は、クリニックを受診した医学生「有里」に、医師として大切な知恵や心を伝え続ける。 真っ直ぐな性格の若い女性が、いろんな症例や出来事を通じて成長する姿を描く医療小説。
公開日: 2020/01/08
ライトノベル
 
老いた妻の発作的な豹変に戸惑う夫の緊張感をユーモアと共に描き、選考委員諸氏に絶賛された第4回林芙美子文学賞受賞作「タイガー理髪店心中」。幼少時に亡くした母親の記憶を繰り返し反芻する老女の感慨を描く表題作。独特な土着性で伸びやかな資質を感じさせる大型新人のデビュー作。
公開日: 2020/01/07
ライトノベル
 
「死にたい。死んでるけど」ユーモラスで優しい世界にたゆたう人々。・給水塔と亀/定年退職し帰郷した男の静謐な日々を描く川端康成文学賞受賞作。・地獄/「物語消費しすぎ地獄」に落ちた女性小説家を待ち受ける試練。・浮遊霊ブラジル/初の海外旅行を前に急逝した私は幽霊となり旅人たちに憑いて念願の地を目指す。(上記ほか4篇収録)本書で第27回紫式部文学賞を受賞。自由で豊かな小説世界を堪能できる珠玉の短篇集。解説・戌井昭人
公開日: 2020/01/07
ライトノベル
 
文藝MAGAZINE文戯9 Winter巻頭企画は「お薬」。文戯杯入賞3作品を含めた9篇の薬。服用すればあなたの心に確かな効果を生み出すはず。
公開日: 2020/01/07
ライトノベル
 
生保業界に新風を巻き起こした実在の人物をモデルに描く経済小説の傑作。「世襲人事」と批判された社長の息子は、現場で働き、みんなから慕われ、ただひたすら働き、そして……。大日生命社長を勤める父の強引な招きで、商社から取締役待遇で転職した広岡厳太郎。「世襲人事」との批判をものともせず、外務の‘生保のおばちゃん’に学び、保険の国際化、法人営業部の創設など、革新的な新機軸を打ち立てるのだが……。英姿颯爽の快男児を描き、働き方や同属経営の問題に切り込む長編経済小説。解説・高成田亭※この電子書籍は『いのちの風』を改題、加筆修正して文藝春秋より2020年1月に刊行した文庫版を底本としています。
公開日: 2020/01/04
ライトノベル
 
芥川賞候補作島清恋愛文学賞受賞作死ぬなら、がんがいいな。がん大国日本で、医者との付き合い方を考える病院小説!ある日、サンドウィッチ屋を営む妻が末期がんと診断された。夫は仕事をしながら、看護のため病院へ通い詰めている。病室を訪れるのは、妻の両親、仕事仲間、医療従事者たち。医者が用意した人生ではなく、妻自身の人生をまっとうしてほしい――がん患者が最期まで社会人でいられるのかを問う、新しい病院小説。解説・豊崎由美※この電子書籍は2016年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
公開日: 2020/01/04
ライトノベル
 
シリコンバレーで起業した30代後半、日系3世の女性レイ。80年代アメリカの小学校時代に周囲から受けた壮絶ないじめの後遺症を今も抱えながら、黒人の同僚とコンビで自社製品のプレゼンに駆り出される日々を送る。精神安定剤を手放せないレイは、大仕事を前に休暇を命じられ、旅に出る。日系1世の祖父母が戦中に入れられたマンザナー強制収容所、レイの母がひとり暮らすリトル・トーキョー。自らのルーツを歩いたレイは、目を背けていた本心・苦しみの源泉を知った。複雑な形で差別の問題が日常にある3世の苦しみ、母親との関係。日本とは、日本人とは、私とは何か――。VRや音楽のミキシングアプリを対比させ、問題を鮮やかに巧みに浮かび上がらせる。「マイノリティとしての私たちのこと」を問いかけた傑作。第30回三島賞受賞。芥川賞候補。「一読者として非常に感銘を受けた」平野啓一郎(選考委員)様々な人種が暮らし、薬物の誘惑も幼児虐待も当たり前に転がるニューヨークで、女子プロレスラーとして働く姉の稼ぎで小学校時代を送った。やがて当たり前のように、一つの悲劇が起こる――日本人青年が、かつての生活を振り返る「半地下」も収録。解説・鴻巣友季子※この電子書籍は2017年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
公開日: 2020/01/04
ライトノベル
 
駆出しの作家だった頃の私が取り組み、完成できなかったノンフィクション。それは、ある忘れられた柔道家の型破りな半生を追ったものだった。だが、彼に寄り添う女、高校時代の恩師など、取材を進める毎にその実像はぼやけていく。一方、本人と私の間には感情のさざ波が立ち始め――相対する二つの魂の闘争と交歓を描く。
公開日: 2020/01/03
ライトノベル
 
東日本大震災の翌年、僕は京都から上京した。君は大学のキャンパスで独り本当の幸せと政治闘争を訴え、浮きまくっていた。啄木の短歌を諳んじるような純朴な僕はアニメ研究会に引きずり込まれ、ヲタの洗礼を受けつつ、君に惹かれ、身を投じていく。「新潮」掲載から改稿四年余、時代閉塞と生きにくさを打破する政治恋愛小説。
公開日: 2020/01/03
ライトノベル
 
美容科・看護科・調理科など職業に関する学科が揃う「働くための高校」で、お母さんを癒すためエステティシャンを目指す二年生の友麻。家が貧乏で肝心の母は行方不明でも楽しい学園生活を満喫中! 世間の価値観に縛られず、自分のやり方で幸せを探す彼女がたどりついた場所とは――。しあわせになれるヒント満載の青春長編。
公開日: 2020/01/03
ライトノベル
 
餌付けをしているわけでもないのに猫が寄りつき、「猫寺」と呼ばれていた都内の木蓮寺。若き住職の真道は高校教師だった藤井に声をかけ、猫を専門に扱う霊園を開設する。愛猫を看取ったばかりの瑞季、そして真道と藤井もまた誰にも明せない悲しみと孤独を抱えていた。猫と共に生き、猫に生かされてきた男女の祈りと再生の物語。
公開日: 2020/01/03
ライトノベル
 
秀吉の配下となった八人の若者。七人は「賤ケ岳の七本槍」とよばれ、別々の道を進む。出世だけを願う者、「愛」だけを欲する者、「裏切り」だけを求められる者――。残る一人は、関ケ原ですべてを失った。この小説を読み終えたとき、その男、石田三成のことを、あなたは好きになるだろう。歴史小説最注目作家、期待の上をいく飛翔作。
公開日: 2020/01/03
ライトノベル
 
文壇から芸能界まで、多数の人々との交遊録風エッセイを、色川名義及び阿佐田名義の4作品に小篇46篇を一挙収録。文壇から芸能界まで多数の人々との交遊録風のエッセイを収録。色川名義の『街は気まぐれヘソまがり』、『ぼうふら漂遊記』から、阿佐田名義の『無芸大食大睡眠』、『阿佐田哲也の怪しい交遊録』まで4作品に小篇46篇を収録。『街はきまぐれヘソまがり』(1986年8月?1987年7月「アサヒ芸能」連載)は、57歳の色川が、昭和末期の街をぶらつきながら綴った一冊で、著名人から市井の人物まで‘街の人々’を生き生きと描いたエッセイ集。『ぼうふら漂遊記』は「通訳兼助手兼自称弟子」の女相棒・アンと世界中の賭場巡りをする様子を描く。『無芸大食大睡眠』の‘大睡眠’は持病ナルコレプシーのこと。「過ぎ去った時代というものが、一木一草にいたるまでなつかしい」との記述から、回想モードに満ちた作品。『阿佐田哲也の怪しい交遊録』は筆者の圧倒的な人脈の幅広さを示している。また、2017年に単行本未収録エッセイから編まれた『戦争育ちの放埒病』の収録作品を中心に、筆者が薫陶を受けた先輩作家・藤原審爾、有馬頼義、川上宗薫ら、多彩な面々との思い出や交遊を綴った小篇46篇も収録。解説は、詩人で文芸評論家の荒川洋治氏。特別寄稿として、同じ年生まれの作家・加賀乙彦氏が、色川武大の思い出を語る。付録として、『ぼうふら漂遊記』、「別れの刻」、「吉行さんの視線」生原稿や、直筆のルーレット「ヨーロピアンタイプのホィール(回転板)とレイアウト」などを収録する。
公開日: 2019/12/27
ライトノベル
 
奈良県南部の秘境の村を通る峠越えの旧道沿いで、細々と営業を続ける「ドライブインまほろば」。ある日、憂と名乗る少年が幼い妹を連れて現れ、「夏休みが終わるまでここに置いてください」と懇願する。一人娘を喪った過去を持つ店主の比奈子は、逡巡の末、二人を受け入れた。だが、その夜更け、憂は衝撃の告白をはじめた……。愛を知らずに育った者が生きる意味を問い続ける、再生の物語。
公開日: 2019/12/27
ライトノベル
 
第二次大戦下、神戸トーアロードの奇妙なホテル。‘東京の何もかも’から脱走した私はここに滞在した。エジプト人、白系ロシヤ人など、外国人たちが居据わり、ドイツ潜水艦の水兵が女性目当てに訪れる。死と隣り合わせながらも祝祭的だった日々。港町神戸にしか存在しなかったコスモポリタニズムが、新興俳句の鬼才の魂と化学反応を起こして生まれた、魔術のような二篇。(解説・森見登美彦)
公開日: 2019/12/27
ライトノベル
 
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。あなたを思う愛のメッセージを一枚の絵に託して描く、こころの詩――。「あなたが与えてくれた羽根の一枚一枚を翼にして どこまでも 飛んで飛んで 飛び続ける」「あなたとの小さな出来事の一つ一つが、私が羽ばたく翼の一部になっていることを どうか忘れないで それは紛れもない事実なのだから」。願いを込めて空を飛ぶ渡り鳥。そして最後にこう語る。「また暖かい季節がやってくる その時は……」「私があなたに会いに行くから 待っていてくださいね」 切ない思いが伝わってくる珠玉の絵本。ぜひご一読ください。
公開日: 2019/12/27
ライトノベル
 
「共犯者にならないか」 警視正銃殺事件の証拠ねつ造の疑いをかけられた検事・諭吉の前に現れた、正体不明の男・山田誉。心理学者と嘯く彼は、事件の鍵となる重要な証拠を握っていた。 事件の真相に気づいた部下が殺され復讐を誓う諭吉は、訝しみながらも誉と協力関係を結ぶ。しかし事件は次々と犠牲者を増やしていき――。そして、『顔の無い男』誉の隠された真意と衝撃の真実に、戦慄するラストを迎える。 手に汗握る緊迫の犯罪心理サスペンス!
公開日: 2019/12/25
ライトノベル
 
料理上手な専業主夫の黄太郎と家計を支えるキャリアウーマンの花恋。 べったりとろ甘な新婚夫婦。だけども、お互いに言えないヒミツの顔があって……。 実はこの二人‘伝説の大怪盗’とそれを追う‘腕利き捜査官’だったのだ! 家をひとたび出れば知らずのうちに敵と敵。 それぞれが思い描くハッピーな未来を守るため、今宵もお互いの正体を知らない夫婦による大捕物が幕を開ける! 二人の幸せな家庭はいったいどうなってしまうのか――!?
公開日: 2019/12/25
ライトノベル
 
古文書に傾倒し、周囲から《解読師》と呼ばれる歴史学専修の院生・綱手。研究室で見つかった古文書の返却を任じられた綱手は、瀬戸内海の小さな島を訪れる。同行者のトラブルメーカー・相馬に振り回されつつ返却を済ませた綱手だが、連続殺人事件に遭遇してしまい……。 島に伝わる『白妙姫伝説』を模した殺人、白妙姫の生まれ変わりと信奉される少女、内容が欠けた謎の手記――。 綱手は古文書を読み解き、歴史の陰に隠された真実に光を当てる。 物憂げな《解読師》が紡ぐ、古文書ミステリ!
公開日: 2019/12/25
ライトノベル
 
『真怪秘録』をまとめる中で、妖怪学の限界を感じたという絶対城。熱意を失った彼は、文学部の非常勤講師として妖怪学を教えてくれないか、という織口からの誘いも断ってしまう。 そんな中、礼音が何者かに狙われていることが発覚。大切な人を守るため、事件の調査に乗り出す絶対城だったが、一方で、その一件の解決をもって妖怪学徒を廃業するとも宣言し――。 猫また、猫ばば、五徳猫。事件の鍵を握るのは『猫』!? 絶対城阿頼耶、最後の事件!
公開日: 2019/12/25
ライトノベル
 
ごく普通の青年・修司が、ヒーローをつくるお手伝いを始めて早数年。クセ者揃いの依頼人のために奮闘する毎日に、ようやく慣れてきた。 しかし今回、修司が任されたのは、ヒーローズ(株)の新入社員候補の教育係兼面接官!? 双子の兄と妹、どちらを入社させるのかを決めるという重大責任に、修司は悩みながらも自分なりの結論を出す。 新入社員にかつての自分を重ねつつ、将来のことを考える修司に舞い込んだのは、戦隊ヒーローになりたいというおじいさんからの依頼で――。
公開日: 2019/12/25
ライトノベル
 
左遷部署に所属し、サエない毎日を送っているアラサーOLの小芋菜々美。現実がパッとしないならせめてインスタ界でちやほやされたい! と思い、インスタグラマーを目指すことに。でも、ドS上司の冬真義宗からは「ダサダサ芋子には無理だろ」と一蹴されてしまう。 通勤服でも壊滅的なセンスを誇る菜々美を辛辣に斬り捨てる冬真だったが、実は彼こそが、菜々美が憧れるフォロワー10万人目前の神インスタグラマー「空透」の中の人で――!?#誰いい #PR
公開日: 2019/12/25
ライトノベル
 
「休学中の秀才・嗄井戸高久(かれいどたかひさ)を大学に連れ戻せ」。留年の危機に瀕するダメ学生・奈緒崎(なおさき)は、教授から救済措置として提示された難題に挑んでいた。しかし、カフェと劇場と居酒屋の聖地・下北沢の自宅にひきこもり、映画鑑賞に没頭する彼の前に為すすべもなく……。そんななか起こった映画館『パラダイス座』をめぐる火事騒動と、完璧なアリバイを持つ容疑者……。ところが、嗄井戸は家から一歩たりとも出ることなく、圧倒的な映画知識でそれを崩してみせ――。※本電子書籍は、『キネマ探偵カレイドミステリー』全3巻を1冊にまとめた合本版です。
公開日: 2019/12/25
ライトノベル
 
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