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【日本文学】タグのライトノベル・小説

紫式部が『源氏物語』を書いた平安時代は、摂関政治(天皇に嫁いだ娘が男児を産むことで外戚として権力を得る)の全盛期にあった。しかし『源氏物語』は天皇親政の時代を舞台とし、「源」という元皇族が活躍するストーリーだ。摂関政治をあえて否定するという、いわばその時代の「反体制文学」として『源氏物語』は大ベストセラーとなり、多くの読者の支持を得た。なぜ紫式部はそのような果敢な挑戦をしたのか。紫式部が時代をどう感じ、またどのようなモチベーションで物語を綴ったのか。独自の視点で鮮やかに描く、新しい『源氏物語』論。 【目次】まえがき――『源氏物語』の謎/第一章 紫式部と『源氏物語』/第二章 源氏一族の悲劇/第三章 摂関家の権威と専横/第四章 紫式部の出自と青春時代/第五章 紫式部の恋と野望/第六章 摂関政治の終焉/あとがき/主な参考文献
公開日: 2018/10/19
ライトノベル
 
かるた、書道、なぎなた、次は……生け花!目指せ、「花の甲子園」!花を愛する女子高生・春乃と大衆演劇の花形・山城貴音のコンビが頂点を狙う!「羽州ぼろ鳶組」で大注目の著者が贈る青春ドラマ!即興で花をいける。その時間はわずか、5分の勝負。「生け花」で相手と競う「花いけバトル」。その全国大会に、男女ペアが挑む! 花にかける純粋な思いが煌めく、極上の青春小説。
公開日: 2018/10/19
ライトノベル
 
親しい友人も愛した男も、皆この世を去った。それでも私は書き続け、この命を生き存(ながら)えている――。吉行淳之介との不思議な縁。幼い自分を容赦なく叱った職人の父との思い出。色恋に疲れた男と老女とのささやかな交情。流麗に達し合うことができる、女性同士の性と愛。円熟の筆が、「私」と艶やかな共犯関係を結ばせるように、読者を物語へと誘い込む。終世作家の粋を極めた、全九編の名品集。(解説・田中慎弥)
公開日: 2018/10/19
ライトノベル
 
『おたんこナース』の原案者、小林光恵氏と、ワイドショーのレポーターとして活躍中の菊田あや子氏が、自らの体験をもとに、現代女性の生き方について、「論語」をもじってユーモラスに綴る一冊。松田洋子氏の「論語」にまつわる、切れ味の鋭いシニカルタッチの漫画も掲載した、抱腹絶倒の痛快エッセーだ。「男、遠方より来ず(朋あり、遠方より来る)」「旧恋を温ねて新恋を知る(故きを温ねて新しきを知る)」「君子(くんし)はキミコにあらず(君子は器ならず)」「巧言令色=マニュアル人(巧言令色、鮮し仁)」「家事をしない男は養い難しと為す(女子と小人は養い難しと為す)」「食して時にこれを作る、またよろこばしからずや(学びて時にこれを習う、またよろこばしからずや)」などなど……。40代の女性(「しじゅう?ず」)ならではの、経験に裏づけされた深?い中身。思わず使いたくなるユーモア論語満載の、話のネタにもピッタリの一冊だ。
公開日: 2018/10/19
ライトノベル
 
スポーツ紙で働く記者・笠間に、販売部への辞令が下った。記者職への断ち切れない思いを抱えながらも、それまでの人脈を活かし、販売部でも存在感を発揮し始める。だが会社の根幹を揺るがす事件を解決した矢先、悲劇が彼を襲うーー。一方、新聞社で忙しく働く父との関係に悩む長男の翔馬と次男の翼。彼らの人生もまた、大きな岐路に立たされる。
公開日: 2018/10/18
ライトノベル
 
酒とケンカに明け暮れる28歳の猫田は、留置場で知り合った男から、滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」のモデルになった里見家の忠臣の名前には、実は犬ではなく猫の文字が入っており、猫田はその末裔だと告げられる。親に捨てられ施設で育った猫田はその話に興味を持ち、里見家菩提寺の住職から資料を見せてもらうと、たしかに猫がつく名字が並んでいた。その深夜、ホテルで目覚めた猫田は窓の外を走る不審な蒸気機関車を目撃するが。
公開日: 2018/10/16
ライトノベル
 
子供もなく職にも就かず、安楽な結婚生活を送る専業主婦の私は、ある日、自分の顔が夫の顔とそっくりになっていることに気付く。「俺は家では何も考えたくない男だ。」と宣言する夫は大量の揚げものづくりに熱中し、いつの間にか夫婦の輪郭が混じりあって…。「夫婦」という形式への違和を軽妙洒脱に描いた表題作が第154回芥川賞受賞! 自由奔放な想像力で日常を異化する傑作短編集。
公開日: 2018/10/16
ライトノベル
 
多彩な野坂ワールド!オリジナル編集短編集。徹底的に現実を拒否し、次々に湧き上がるおぞましき妄想を、世紀の美女・モンローに仮託して謳い上げた作家自身の‘私小説’である表題作「マリリン・モンロー・ノー・リターン」。ほかに老いと介護をテーマとした「死の器」、大学落研の青春を描いた「ああ軟派全落連」、原発建設がもたらす悲劇を描いた「乱離骨灰鬼胎草」、怪奇幻想小説「砂絵呪縛後日怪談」等々、遠国の美女への願望、女たちの執念、反逆的なヒューマニズムや現実逃避をテーマとして、多面性に富んだ作家・野坂昭如ワールドが味わえるP+D BOOKSオリジナル編集版。
公開日: 2018/10/12
ライトノベル
 
元海軍将校が目にした戦後日本の悪しき荒廃。海軍兵学校出身のエリート将校・守屋恭吾は、公金に手をつけ引責辞職後、祖国には戻るまいと賭博の眼力を養いつつ、欧州各地を放浪していた。やがて、ある事情から‘帰郷’することになった守屋は、大きく変貌した戦後の日本に落胆と義憤を感じる。戦争という過去の記憶から逃れようとするあまり日本の伝統や誇りまでも失ってしまった国民たち。――戦前と戦後の日本人は何が変わったのか?大佛次郎が当時の日本人へ自戒のメッセージを込めた記念碑的名作で1948年毎日新聞に連載され後に映画化、欧米でも高く評価された。
公開日: 2018/10/12
ライトノベル
 
『キャバレー』、『黄昏のローレライ』……、天才ジャズプレイヤーとヤクザ者の奇妙な友情の物語。『真夜中の天使』で登場し、『朝日のあたる家』で存在感を増した天才ジャズプレイヤー・矢代俊一を主人公に、ジャズマンの世界を描いた名作『キャバレー』と、その続編『黄昏のローレライ』や、さらにその関連作品『死はやさしく奪う』、「あの夏」を中心に、栗本薫のハード・ボイルド作品を収録。栗本が「私にとっては、最大の分身のひとり」と語るように、矢代俊一のあとを追って、栗本自身もジャズにのめり込み、ジャズ・ピアニストとしてライブを中心に活躍するようになった。多重人格障害を取り上げたサイコ・ホラー『いとしのリリー』のほか、月刊誌「小説怪物」に連載された「実験的創作講座」(単行本未収録)や、ジャズをテーマとしたエッセイ、著者のジャズ・ピアノの師匠であった嶋津健一氏による書き下ろしの特別寄稿などお宝も多数。夫として、担当編集者として、最も近くで栗本を支えた今岡清氏が初めて綴るエッセイ「栗本薫との日々」、実母・山田良子氏の日記から、栗本の誕生?大学入学までを記した「栗本薫の育児日記」(初公開)も、大好評連載中。暁テル子の歌を聴いて「ねえママ、コイって何なの?」。 無邪気な幼稚園児・栗本薫の活躍も是非お読み下さい。※この作品にはカラー写真が含まれます。
公開日: 2018/10/12
ライトノベル
 
私の胸中にはいくつかの川が流れている。幼き日に見た真間川、蕪村の愛した淀川、そして母の実家の前を流れる鏡川だ――。明治維新から大正、昭和初期までを逞しくも慎ましく生きた、自らの祖先。故郷・高知に息づいた人々の暮らしを追憶の筆致で描く。脱藩した母方血族、親族間の確執と恋慕、母が語ったある漢詩人の漂泊……。近代という奔流を、幼き日の情景に重ね合わせた抒情溢れる物語。
公開日: 2018/10/12
ライトノベル
 
哀しい、無器用な劣等生は、社会にうまく適応してゆく人々の、虚偽を見抜く力をもつ……。先天的に、世間に対する劣弱意識に悩まされた著者は、いたずらに自負もせず、卑下もしない、明晰な自己限定力をもって、巧まざるユーモアのにじむ新鮮な文章で、独自の世界をひらいた。表題作ほか、処女作『ガラスの靴』、芥川賞受賞作『陰気な愉しみ』『悪い仲間』など、全10編を収録する。
公開日: 2018/10/12
ライトノベル
 
「人生やりなおしたい!」と思ったことありませんか。人生の転機を迎えた人々の悲喜こもごもを掬いあげる、笑いと涙の「再チャレンジ」短篇集。尾行しても、すぐに気づかれてしまう残念な元相撲取りの探偵。(「探偵には向かない職業」)超人気連載マンガのアシスタントを務めながら、連載の終了におびえるマンガアシスタントの苦悩。(「夜明けはスクリーントーンの彼方」)テレビに出る夢をかなえたい……こどもの頃を夢に突き進む元柔道少女。(「追いしれの国の女王様」)CAからグリーン車のキャビンアテンダントに転職した女性の奮闘。(「アテンションプリーズ・ミー」)小柄ゆえ不人気ゆるキャラ「たけぴよ」の’中の人’に決まった若手公務員の話。(「たけピヨサイドストーリー」)営業のドサ回りをする売れない演歌歌手の本当の夢。(「冬燕ひとり旅」)夫の殺害方法を考えながらミステリー新人賞に応募し続ける妻。(「リリーベル殺人事件」)相方を失っても、コンビニのバイト中にツッコミ練習を続けるお笑い芸人。(「ギブ・ミー・ア・チャンス」)短篇8編に著者書き下ろしの「あと描き」も特別収録!
公開日: 2018/10/12
ライトノベル
 
「不格好な愛」にどう向き合えばいいのか継母との秘められた関係。罪から逃れ出た青年は、新たな人生を求め、ガラス工芸の道に飛び込む。心から信じた者の裏切り、繰り返される過ち。千四百度の炎に煽られながら彼が探し続けたものとは。世の中にあふれている「不格好な愛」への向き合い方を問い直す傑作長編。装画・塩月悠
公開日: 2018/10/12
ライトノベル
 
穂村弘推薦! 1980年代に彗星の如く現れ、突如姿を消した天才ゴス歌人。その謎に満ちた生涯を、彼の作品と関係者の証言で追う、異色の伝記小説。1990年に亡くなった紫宮透(しぐう・とおる)という歌人がいて、友人だったんだけど----。歌人が遺した31首の短歌から紐解かれていく彼の生涯。虚構と現実が入り乱れた作品世界で、「私」が見つけた真実とは。1980年代の日本を舞台に繰り広げられる、当時の若者文化と短歌が混ざり合った「ザ・文化系」の青春グラフティ。『ゴシックハート』『不機嫌な姫とブルックナー団』の著者、待望の書き下ろし長編小説!●穂村弘・推薦文極度に文系な魂のための青春のバイブル、ただし80年代限定版。著者プロフィール高原 英理(たかはら えいり)1959年、三重県生まれ。小説家、文芸評論家。立教大学文学部卒業。東京工業大学大学院博士課程修了(価値システム専攻)。1985年、小説「少女のための鏖殺作法」で幻想文学新人賞受賞(選考委員は澁澤龍彦・中井英夫)。1996年、三島由紀夫と江戸川乱歩を論じた評論「語りの事故現場」で群像新人賞評論部門優秀作を受賞。著書に『怪談生活』『ゴシックハート』(立東舎)、『不機嫌な姫とブルックナー団』(講談社)、『うさと私』(書肆侃侃房)、『ゴシックスピリット』(朝日新聞社)、『抒情的恐怖群』(毎日新聞社)、編著に『リテラリーゴシック・イン・ジャパン----文学的ゴシック作品選』(ちくま文庫) など。
公開日: 2018/10/12
ライトノベル
 
美奈子が気に入っていたお菓子道具を壊してしまった久美は、より強く美奈子のことを意識するように注文されたお菓子はなんでも作る博多の‘和洋’菓子店「お気に召すまま」はサボり癖のある店主・荘介とアルバイト・久美のコンビで今日もほっこり営業中。ふとした拍子に、美奈子が気に入っていたという木型を壊してしまう久美。荘介は「大丈夫ですよ」とは言うけれど、落ち込んでしまう久美。そして、改めて美奈子の存在を意識せざるを得なくなり…。巻末には「特別編 未来の思い出」と題して、店の過去など久美が知らないことも知っている女性が来店して…。大人気シリーズ、ますます美味しい第5弾!■著者溝口智子(みぞくち・さとこ)福岡育ち、福岡在住。好きな博多弁は「なんばしようと?」。お酒と食べることがなによりも好き。2015年、小説投稿サイト「小説家になろう」で開催した『第1回お仕事小説コン』にて本作がグランプリを受賞し、2016年3月にデビュー。『万国菓子舗 お気に召すまま ?お菓子、なんでも承ります?』が大好評を博してシリーズ化。■カバーイラストげみ
公開日: 2018/10/12
ライトノベル
 
紫式部による平安時代の恋愛長編物語。千年の時を超えて世界中で読まれ続ける傑作。類い希な才能と美貌の持ち主の光源氏の恋愛や宮中のことなど貴族社会のことを描いている。六巻は「常夏」「篝火」「野分」「行幸」「藤袴」を収録。
公開日: 2018/10/12
ライトノベル
 
【新連載】ミステリ史に輝く話題作『涙香迷宮』に連なる、鬼才・竹本健治の長篇小説「狐火の辻」/医師を目指しながらも挫折を経て引きこもる少年をさいはての島で迎えたのは――乾 ルカ「明日の僕に吹く風は」【連載小説】赤川次郎/新井素子/深緑野分/夢枕 獏【好評コミック】井上純一「キミのお金はどこに消えるのか season2」【好評エッセイ】今野 敏【イラスト書評】でんすけのかいぬし【今号の執筆陣】赤川次郎/新井素子/井上純一/今野 敏/でんすけのかいぬし/深緑野分/夢枕 獏
公開日: 2018/10/10
ライトノベル
 
交番連続放火事件、発生。が、犯人の目処は立たず。警察庁の諜報機関アサヒに「犯人は警官で、かつ警察内部で暗躍するスパイ組織」との情報が届き、アサヒはスパイ確保に動き出す。と同時に警察庁長官直轄の秘密警察‘図書館’も始動。元警察官僚の著者が放つ、組織の階層の生態と権力闘争を克明に描いた警察小説にして本格ミステリの傑作!
公開日: 2018/10/09
ライトノベル
 
通称・包丁部、いわゆる料理部の活動拠点である調理実習室には今日も、とっくに引退したはずの3年生、翔平と颯太が入り浸る。引退セレモニーでは、翔平のボリュームたっぷりな二段重ね弁当が振る舞われるのだが……。存続危機に直面する弱小部の男子高校生らが腕を振るう蜂蜜たっぷりマドレーヌやふわふわ肉まんに魅せられる垂涎必至のストーリー。
公開日: 2018/10/09
ライトノベル
 
ロシア・ウラジオストク。日本総領事館に勤める優秀な外交官・雪村隼人が失踪した。調査に乗り出した同じく外交官であり妻の沙羅は、ハニートラップの可能性を追求する中で、隼人が残した謎の「足跡」を発見する。その先にあったのは、日本を含む東アジアの安全保障を根底から揺るがす大いなる陰謀だった――。一気読み必至の傑作諜報小説。
公開日: 2018/10/09
ライトノベル
 
在宅医療専門看護師のわたしは日々終末期の患者や家に籠る患者とその家族への対応に追われる。末期がんだが告知を拒む陽気な患者に徐々に忍び寄る最期。院長は彼に病状を告げるのか?(表題作)卵巣がん末期の妻を支える夫は医者不振で次々、怪しい民間療法に縋っていた(「アロエのチカラ」)。リアルだが、どこか救われる6つの傑作連作医療小説。
公開日: 2018/10/09
ライトノベル
 
訳ありの顧客を抱えるVIP専門の警備会社・ブラックホークに、新しい依頼が舞い込んだ。警護対象は、警察のトップである警察庁長官。なぜ、身内である警察に頼らないのか。不審に思う最上らメンバーだったが、その直後、長官の執事が殺害される。捜査方針に疑念を出だした公安の寒川は、独自に調べを進めるうちに、警察内のある組織に辿り着く。
公開日: 2018/10/09
ライトノベル
 
将棋のプロ棋士への最終難関、奨励会の三段リーグ。十二歳の取海は子の最終戦で親友の相場に辛勝し、最年少プロに。相場は棋界を去るが、二十年後、意外な形で再開する。トップ棋士の取海に立ちはだかる将棋ソフトの制作者が、AI研究で注目を浴びる相場だったのだ。因縁の対決、再び! 勝るのは将棋を続けた者の誇りか、捨てたものの維持か?
公開日: 2018/10/09
ライトノベル
 
私は遺跡から運び込まれた発掘物を利用するため、工場で働いている。ある日発掘隊が持ち帰ったのは、棺めいた箱の中で眠る少女。銀糸のような髪に艶のある肌。一目では機械人形とは判断がつかない彼女の造形を目で追う度、巻き起こる発熱とエラー。私のどこかが故障したのか、非の打ち所のない彼女の姿を前に、「きれい」と口にして、生まれて初めて、私はエラーで動けなくなった。
公開日: 2018/10/07
ライトノベル
 
実の両親なのに分り合えない。勝手気ままでまわりのことが考えられない父と、そんな父をかばう母。どちらも大嫌いだ。友だちもいないこんなわたしはある日、職場で『あなた』と出会った。あなたは周囲からはまったくよく思われておらず、むしろ嫌われているが、わたしはあなたのことが気になって仕方がない。わたしならあなたをわかってあげられる。そのあなたの純粋な心を汲み取ってあげられる。きっとあなたもわたしのことわかってくれる。そんな二人の関係は……。
公開日: 2018/10/06
ライトノベル
 
ボクシング雑誌の休刊を機に、念願の文芸部門に異動した那波田空也。久々に鉄槌ジムを訪れると、ジムの花形選手の立花やいじめられっ子の小学4年生・ノンちゃんに出会う。彼らはそれぞれの恐怖を抱きながら、「拳」をふるって戦っていた。不安になって、傷ついて、怖がって、逃げたくなっても、きみたちはなぜ戦うのか。前作『空の拳』に続き、ボクシングを通して本気で生きるとは何かを問う青春エンタテインメント!解説・中村航
公開日: 2018/10/06
ライトノベル
 
旅行代理店を経営する五十代の男が、ある晩仕事帰りに待ち伏せされ、二人組の男に暴行を受けた。物盗りの犯行ではない。怒鳴り散らす癖のある男は自分に恨みがある者の犯行ではと疑うが……。表題作の「怒鳴り癖」をはじめ痴漢冤罪に熟年離婚など、中年を過ぎて老境に入った男たちが、突如危機に遭遇する様を描く短篇集。危機は、日々の暮らしの延長に思いもよらぬ姿で忽然と現れる。直木賞作家が描く、日常に潜む陥穽に落ちた男たちの運命とは──。解説・吉野仁。
公開日: 2018/10/06
ライトノベル
 
秋葉原の寂れた一角に、日本酒の銘店と名高いバーがあった。少し前まで、この店は潰れかけのメイド・カフェだった。この窮地を救ったのが、‘日本酒ソムリエ’と自称する主人公・三輪数馬(みわかずま)。元々彼は、アルバイトで日銭を稼ぎながら日本酒ブログを運営する冴えない男だった。ある日、謎の老人と出会ったことが、彼と潰れかけのカフェにとって大きな転機となった。老人にカフェに連れてこられた数馬は、その料理の味に絶句する。経営者・香織の母親は凄腕料理人と呼ばれていたが、彼女の死後、客足は遠のき、閉店寸前。老人は、自分が店を買い取ることを申し出て、代わりに一つの条件を示す。――その条件とは、数馬と香織が力を合わせ、期限内にこのメイド・カフェを『ミシュラン・ガイド』に載せること。香織に協力を頼まれた数馬は、日本酒に関する知見と、人の心を見抜く観察力を活かし、店のプロデュースに挑む。果たして数馬は、あらゆる困難を乗り越え、日本酒で皆を笑顔にすることができるのか?
公開日: 2018/10/05
ライトノベル
 
昼ドラのような甘やかな不倫なんて存在しないのだ。白いスーツをまとった美貌の開発業者は、中学時代の同級生だった。沙知は、自宅裏の森を伐採するために現れた彼と再会したその日から、不可抗力のように肉体関係をもってしまう。だが、それを機に彼女の日常はくるいはじめ──。
公開日: 2018/10/05
ライトノベル
 
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