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【日本文学】タグのライトノベル・小説

「私のピアノはちょっと不思議なの。どれだけ遠くに離れていても、必要としている人の耳に届く。でも、必要としていない人には届かない」郊外の林の中にある洋館は、音楽教室になっていた。そこには、ちょっとワケありな生徒たちばかりが通っている。ある日、そこに音の善し悪しが解らなくなってしまった学生が、ピアノの音に惹かれて、迷い込んだ。そして、不思議な美女に出会う。古今東西の名曲が、人の心に刻まれた記憶を呼び覚まし、新たな物語が生まれる。「僕僕先生」シリーズなどのファンタジーから、歴史小説や警察小説など、様々なジャンルで活躍する著者が挑む意欲作!物語は、人の記憶に刻み込まれた古今東西の名曲とともに──。第一話 主よ、人の望みの喜びよ [作曲]ヨハン・セバスティアン・バッハ第二話 どんなときも。 [作詞・作曲]槇原敬之第三話 ホーダウン [作曲]アーロン=コープランド第四話 六つの小品 [作曲]セルゲイ・ラフマニノフ第五話 コンドルは飛んでいく [作曲]ダニエル・アロミア=ロブレス第六話 死の舞踏 [作曲]フランツ・リスト最終話 ラ・カンパネッラ [作曲]フランツ・リスト
公開日: 2018/03/09
ライトノベル
 
大正時代に極貧の生活を赤裸々に描いた長篇小説『根津權現裏』が賞賛されながら、無頼ゆえに非業の死を遂げた藤澤清造。その生き方に相通じるものを感じ、歿後弟子を名乗って全集刊行を心に誓いつつ、一緒に暮らす女に暴力を振るう男の、捨て身とひらき直りの日々。平成の世に突如現れた純粋無垢の私小説。
公開日: 2018/03/09
ライトノベル
 
瀬戸内寂聴、吉村昭、河野多惠子、津村節子、新田次郎ら錚々たる作家を輩出した同人誌『文学者』を主宰し、文壇の大御所として絶大な人気を博していた昭和二十年代後半、『文學界』に連載され、異例の反響を得た名著。人物の描き方から時間の処理法、題の付け方、あとがきの意義、執筆時に適した飲料まで。自身の作品を例に、懇切丁寧、裏の裏まで教え諭した究極の小説指南書。
公開日: 2018/03/09
ライトノベル
 
何故その私小説家のみ尊しであるのかと云う質問を、誰かから気まぐれに投げつけられたとしても、彼には、「知るか」と答えるより他はない。(中略)当事者が本気で行ない、身銭を切り、人生を棒に振るつもりでやっているのならば、たとえそんな理由なぞ皆目分からなくとも、自身では一向にかまわぬことである。――<本文より>
公開日: 2018/03/09
ライトノベル
 
「ね? 私が夢中になれるようなお話をしてよ」 結婚詐欺師の玲緒奈は、男たちを殺す直前に語らせる話の内容で、その男の命の長さを決めていく。次々の男たちを殺していく玲緒奈。しかし、標的にした男が語る<おはなし>は、玲緒奈を虜にしていく。物語のなかの登場人物がまた別の話を語り始め、時空を超えた世界にリアルが紛れ込み……複雑に交錯する物語は、やがて一点へと収束していくが……。
公開日: 2018/03/09
ライトノベル
 
いじめ、うわさ、夏休みのお泊まり旅行…お決まりの日常から逃れるために、それぞれの少女たちが試みた、ささやかな反乱。生きることになれていない不器用なまでの切実さを直木賞作家が描く傑作青春小説集
公開日: 2018/03/09
ライトノベル
 
千変万化の献立に職人の誇りを込めて――。名古屋和食料理界を取り仕切る名親方の船橋に可愛がられ、各店で腕を振るう一軌。船橋への恩義、共に歩み続けた女性たち、弟子たち、技と心の板場の世界でそれぞれが向かう人生の答えは。ちぐはぐで不器用な男女の心あたたまる物語。
公開日: 2018/03/09
ライトノベル
 
敵か味方か? 怖くて温かくて切ない人気女性作家短編小説集人気女性作家が競作した豪華短編集。衝撃のラスト、細やかな心理描写……名手が繰り出す短編小説の醍醐味をぜひご堪能ください。目次COPY 村山由佳ト・モ・ダ・チ 坂井希久子卵の殻 千早茜水底の星 大崎梢こっちを向いて 額賀澪ブータンの歌 阿川佐和子ラインのふたり 嶋津輝獣の夜 森絵都
公開日: 2018/03/09
ライトノベル
 
この国の人間関係は二つしかない。密告しないか、するか──。第18回大藪春彦賞受賞作! 革命と音楽が紡ぎだす歴史エンターテイメントバブル期の日本を離れ、ピアノに打ち込むために東ドイツのドレスデンに留学した眞山柊史。留学先の音楽大学には、個性豊かな才能たちが溢れていた。中でも学内の誰もが認める二人の天才が──正確な解釈でどんな難曲でもやすやすと手なづける、イェンツ・シュトライヒ。奔放な演奏で、圧倒的な個性を見せつけるヴェンツェル・ラカトシュ。ヴェンツェルに見込まれ、学内の演奏会で彼の伴奏をすることになった眞山は、気まぐれで激しい気性をもつ彼に引きずり回されながらも、彼の音に魅せられていく。その一方で、自分の音を求めてあがく眞山は、ある日、教会で啓示のようなバッハに出会う。演奏者は、美貌のオルガン奏者・クリスタ。彼女は、国家保安省(シュタージ)の監視対象者だった……。冷戦下の東ドイツで、眞山は音楽に真摯に向き合いながらも、クリスタの存在を通じて、革命に巻き込まれていく。ベルリンの壁崩壊直前の冷戦下の東ドイツを舞台に一人の音楽家の成長を描いた歴史エンターテイメント。圧巻の音楽描写も大きな魅力!本作を彩る音楽は……ラフマニノフ 絵画的練習曲『音の絵』バッハ『平均律クラヴィーア曲集』第1巻 『マタイ受難曲』リスト『前奏曲(レ・プレリュード)』ラインベルガー オルガンソナタ11番第2楽章カンティレーナ ショパン スケルツォ3番 ブロッホ『バール・シェム』より第2番「ニーグン」 フォーレ『エレジー』 ……etc.解説・朝井リョウ
公開日: 2018/03/09
ライトノベル
 
映画「ある町の高い煙突」2018年春撮影開始。2019年春公開予定。明治38(1905)年、買収によって茨城の地に開業した日立鉱山。やがて鉱山の宿命ともいえる煙害が発生。亜硫酸ガスが山を枯らし、農民たちの命である農作物までも奪っていく。そこで、立ち上がったのが地元の若者・関根三郎(モデルとなった実際の人物は関右馬允)である。郷士であった名家に生まれ、旧制一高に合格、外交官という夢に向かって進んでいた。しかし、祖父・兵馬が煙害による心労で倒れ、人生が変わる。こうして、地元住民たちと日立鉱山との苦闘のドラマが幕を開ける。試行錯誤の末、1914年、当時としては世界一の高さを誇る155.7mの大煙突を建設し、危機を乗り切るのであった。足尾や別子の悲劇がなぜこの日立鉱山では繰り返されなかったのか。青年たちの情熱と今日のCSR(企業の社会的責任)の原点といえる実話を基にした力作長篇。
公開日: 2018/03/09
ライトノベル
 
認知症を患い、正常な記憶が失われていく父。日々発生する不測の事態のなかでも、ときには笑いが、ときにはあたたかな感動が訪れる。「十年か。長いね。長いお別れ(ロング・グッドバイ)だね」「なに?」「ロング・グッドバイと呼ぶんだよ、その病気をね。少しずつ記憶を失くして、ゆっくりゆっくり遠ざかって行くから」東家の大黒柱、父・昇平はかつて区立中学校長や公立図書館の館長をつとめ、十年ほど前から認知症を患っている。長年連れ添った妻・曜子とふたり暮らし。娘が三人、長女の茉莉は夫の転勤で米国西海岸暮らし。次女の奈菜は菓子メーカー勤務の夫と小さな子供を抱える主婦、三女の芙美は独身でフードコーディネーター。ある言葉が予想もつかない別の言葉と入れ替わってしまう。迷子になって遊園地へまぎれこむ。入れ歯の頻繁な紛失と出現。記憶の混濁により日々起こる不測の事態――しかし、そこには日常のユーモアが見出され、昇平自身の記憶がうしなわれても、自分たちに向けられる信頼と愛情を発見する家族がいつもそばにいる。認知症の実父を介護した経験を踏まえて書かれた短編連作。暗くなりがちなテーマをユーモラスに、あたたかなまなざしで描いた作品は、単行本発表時から大きな話題になり、中央公論文芸賞や日本医療小説大賞にも選ばれた。映画化決定!解説・川本三郎
公開日: 2018/03/09
ライトノベル
 
「セックスを教えて下さい」いいかな、と思って若菜は付き合った。裕介はまわりの女の子たちからも人気のある男のコだった。きっと好きになる、そう思っていた。そしていよいよ、若菜と裕介がひとつになる夜をホテルで迎えることとなる。だが濃厚なキスや秘部をいじられるたびに、若菜の背中が冷たくなる。そして腰に押し付けられた勃起したペニスに、恐怖と吐き気さえ覚えてしまう――。その時、若菜は気付いてしまった。この「好き」は恋人としての「好き」ではなかったことに……。それは裕介にとっては「愛していない」の宣告に等しいものだった。激高した裕介は若菜のワンピースを引き破って後ろ手を縛り、ボタンが取れはだけて見えるブラジャーの中に手を入れ、胸を強く揉みしだくのだった――。ボロボロの恰好でホテルの外に出ると雨が降っていた。足もとが悪く水たまりに転んでしまい、ボタンの取れたワンピースは泥まみれ、口の中にも泥水が入り、情けない気分を際立たせる。立ち上がろうとすると、目の前に男物の傘が差しだされた。見上げると裕介ではない男の顔がそこにはあった――。女子高生たちが本当に好きな人と巡りあうため、恋愛に対して一歩前進するために経験する、時には甘く、そして時には傷つく、初恋とセックスのストーリーの数々。女の子にとって、10代の時に経験する恋の味を思い出させてくれる珠玉の短編集のシリーズラストを飾るのがこの本巻!【目次】1 好きとしか思えない2 なんとも思わない3 手が届く人、届かない人4 教えてください5 アメリカから来たメール電子版あとがき【著者プロフィール】わかつきひかる2001年にフランス書院ナポレオン大賞受賞して、頭角を現し、主にライトノベルの分野で執筆活動を続ける。07年に幻冬舎アウトロー大賞特別賞受賞、11年に宝島日本官能文庫大賞、岩井志麻子賞を受賞する。14年、「ニートな彼とキュートな彼女」が「世にも奇妙な物語2014年春の特別編」に採用される。近著に「おいらん同心捕物控」「クリスティナ戦記 奉仕の姫騎士と国境の商人」「あきんど姫様」など多数。
公開日: 2018/03/08
ライトノベル
 
初恋、結婚、再会、老い…… 超高齢社会の大人の恋の行方を描く! どっちが僕の初恋だろう。「恋人ってのは、一人しかないんだよ。つまり初恋の人ひとり。そして初恋は消えるのさ」こう言ってしまうと、僕は淋しくなった。恋人だった結花は夫を失った。再婚して人生の後半を楽しく過ごしているはずだと思いたい。遠くからその様子をそっと確かめたい。紆余曲折を経て老いを迎えた時、第二の人生の恋はどう花開くのか。
公開日: 2018/03/08
ライトノベル
 
大人は、片想いなんてしないと思ってた。彼氏がいなくても充実していた日々が、恋をして大きく動き出す! ときめく心を取り戻す長編小説。
公開日: 2018/03/08
ライトノベル
 
鞍馬民雄(くらまたみお)は東京大空襲で母親、弟と生き別れた。父親も戦争で行方知れずとなっており、奇跡的に残った自宅の防空壕でひとり、家族を待ち続けることを決意。しかし、民雄のもとには、家を奪おうとする孤児、人さらい、狡(ずる)い大人などがいつしか集うようになり……。まだ幼い民雄は、戦争の爪痕が残る東京で生き残ることはできるのか。GHQが日本を占領する過酷な時代を描く戦争孤児文学。
公開日: 2018/03/07
ライトノベル
 
23歳の新鋭が問う、法では裁けない哀しき犯罪テレビ朝日でドラマ化決定!人生で初めて出来た親友が、自ら命を絶った。親友の父を殺して逃避行を続ける僕は、やがて惨殺されることになる。 残酷な世界で生きる決意をした少年がたった一人の大切な存在と巡り会い、手に入れたものは何だったのか?テレビ朝日でドラマ化決定!ピクシブ史上、最多応募作品数の小説コンテスト「ピクシブ文芸大賞」で大賞を受賞!
公開日: 2018/03/07
ライトノベル
 
彼らは走り続ける。機械は動き続ける。電子化の波が押し寄せ、斜陽産業と言われようとも、この世に本がある限り。印刷会社の営業・浦本は就職説明会で言う。「印刷会社はメーカーです」営業、工場作業員、DTPオペレーター、デザイナー、電子書籍製作チーム。構想三年、印刷会社全面協力のもと、奥付に載らない本造りの裏方たちを描く、安藤祐介会心のお仕事小説。
公開日: 2018/03/07
ライトノベル
 
わたしは「恋愛小説家」と肩書きにあるのを見て、今のような小説を書くのをやめようと思った。恋愛というものにそんなに興味がなかったことに気づいたのだ。そして、怪談を書くことにした。郷里の街のかわうそ堀に引っ越したが、わたしは幽霊は見えないし、怪奇現象に遭遇したこともない。取材が必要だ、と思い立ち、中学時代の同級生たまみに連絡をとった。たまみに再会してから、わたしの日常が少しずつ、歪みはじめる。行方不明になった読みかけの本、暗闇から見つめる蜘蛛、留守番電話に残された声……。そして、わたしはある記憶を徐々に思い出し……。芥川賞作家・柴崎友香が「誰かが不在の場所」を見つめつつ、怖いものを詰め込んだ怪談集。※本書は、2017年2月25日に配信を開始した単行本「かわうそ堀怪談見習い」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
公開日: 2018/03/05
ライトノベル
 
中山望は、桜やバラやひまわりなど四季折々の花が咲く庭のある家で、母と姉と妹と暮らしている。大学を卒業して2年以上が経つけれど、就職する気にならないまま、マンガ喫茶でアルバイトをする日々だ。ある日、上の姉が娘を連れて帰ってきて、女5人との生活が始まる。家族や幼なじみ、バイト仲間と過ごす時間は、‘何も望まない’望を変えていく――。海の底のようなバー、神出鬼没の烏天狗、工事がつづく駅。抜け出せなくなる町で暮らす人々の、色鮮やかで愛すべき日常。※本書は、2017年2月24日に配信を開始した単行本「家と庭」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
公開日: 2018/03/05
ライトノベル
 
老いてなお「女」でいつづける母・登勢の奔放な性を嫌悪し、実家を飛び出した不器用な姉、千歳。穏やかなだけが取り柄の凡庸な夫の伸幸とマイホームを構え、子どもにこそ恵まれなかったが、望んでいた人生を手にいれたと信じて疑わなかった。父違いの美しい妹・ユキがある日、転がり込んでくるまでは――高度経済成長期、重工業都市として発展していく福山の芦田川河口を舞台に、母と娘の葛藤、男と女の溝、生きることのどうしようもなさを、濃密に描ききった、著者の最初で最後の現代小説!※本書は、2017年3月25日に配信を開始した単行本「芦田川」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
公開日: 2018/03/05
ライトノベル
 
【第30回小説すばる新人賞受賞作】全1331編の応募作品のなかからトップに選ばれ、新人離れした筆力で注目を集める長編小説。「日常で起きるささいな出来事を描いているのに、すごく面白い! 読み終えて、思わず登場人物の幸せを願うような物語です」(小説すばる新人賞選考委員・宮部みゆきさんからのコメント)人材派遣会社に勤める田町譲・27歳。ブラックな職場での長時間勤務に疲れ果て、プライベートでは彼女との仲がうまくいかない。なんとなく惰性で流れていく日常。そんな平凡な男の日々を勇気づけるのは、幼い頃に憧れていた野球選手と、長らく会っていない元同級生が書く穏やかな日常のブログだった――。
公開日: 2018/03/05
ライトノベル
 
盲目で、耳が聞こえず、口も利けない少女が弘前の旧家にいるという。明治二十年、教育係として招かれた去場安は、その少女、介良れんに出会った。大きな苦難を背負った少女と、人間の可能性を信じて彼女の教育に献身する女教師、ふたりの長い闘いがはじまった――。『楽園のカンヴァス』『暗幕のゲルニカ』の著者、渾身の感動傑作!
公開日: 2018/03/03
ライトノベル
 
「じっちゃん、そりゃ本当きゃ? そんなに水着のねーちゃんがいるのきゃ?」「ああ、本当だとも。俺が嘘言うわきゃねぇ、きゃっははは。ぐびっ」祭りのあと、酒を飲みながら聞いたじいちゃん達の話にすっかりその気になったにわとりさん。ラクート配達の絢奈ちゃんの車に乗り込み、海に連れて行ってらうことに。ところが、海で出会った亀に聞くと、「竜宮城は改装中」。諦めきれないにわとりさん、亀がうっかり落としたカギを拾い、こっそり持ち帰ってしまった…。
公開日: 2018/03/03
ライトノベル
 
高級住宅街、奥麻布階段下三丁目の大きな屋敷跡に、工事が入ることになった。そうすると、空き地に生い茂ったセイタカハヤダチソウは、すっかり刈り取られてしまう。「これまでセイタカハヤダチソウでヨルジョヲンを抑えていましたが、刈られてしまっては仕方ありません。私たちの手で抑えなければ」。そう語るのは、髪の一筋を薄茶色に染めた細身の美女、緋芽流祇(ヒメルギ)。そこで、厚生労働省衛生調査室の衛生調査員である小野鹿乃子が、緋芽流祇と一緒に妖怪ヨルジョヲンを退治することになった。二人は、好物のたい焼きを手に、巨大な敵との戦いに挑む。
公開日: 2018/03/03
ライトノベル
 
たくさんの〈親〉たちにリレーされて育った優子。数奇な運命をたどったけど全然不幸じゃなかった少女の物語。 私には父親が三人、母親が二人いる。家族の形態は、十七年間で七回も変わった。これだけ状況が変化していれば、しんどい思いをしたこともある。新しい父親や母親に緊張したり、その家のルールに順応するのに混乱したり、せっかくなじんだ人と別れるのに切なくなったり。(本文より) 幼くして実の母親を亡くし、様々な事情で血の繋がらない〈親〉たちの間をリレーされ、四回も苗字が変わった優子だが、決して不幸だったわけではない!〈親〉たちの愛を一身にうけて、〈親〉たちのことも愛して、いま十七歳の優子は幸せなのだ。身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作!
公開日: 2018/03/03
ライトノベル
 
恋人の家に転がり込んできたのは、とっくの昔に離婚したはずの彼の元妻だった。ひとつの場所にとどまることのできない女の存在が二人の関係を変える(「夜を想う人」)。一度は別れを選び、それぞれが新しい伴侶を見つけ、子供も授かった元夫婦の約束とは(「二人のプール」)。裏切りに満ちたこの世界で、信じられるのは私だけ? 平穏で幸福な愛の‘嘘’に気づいてしまった男女を繊細な筆致で描く六篇。
公開日: 2018/03/02
ライトノベル
 
貴方が眠りにつくまでに「彼女」が語り聞かせてくれるのは、5分間で味わえる「すこしふしぎ」な驚き、恐怖、感動のストーリー。古橋秀之が紡ぐ珠玉の物語を、矢吹健太朗の美麗イラストが彩る、奇蹟のショートショート集。
公開日: 2018/03/02
ライトノベル
 
「映画化決定ね!」。高2男子・ナオトはこっそり描いていたマンガのネームを、映研で監督を務めているハルに見られてしまう。学生向けの賞を受賞している天才女子からのオファーに乗り切れないナオトの心の傷、ハルがひた隠す病……切ない映研の青春を描く。
公開日: 2018/03/02
ライトノベル
 
祖父の寛太に誘われた、壊れた自転車でゆく旅。その過程で寛太から聞く、限られた時の中で精いっぱい自分たちの命を生きた恋人たちの物語。あの戦争で心に深い傷を負った寛太と、彼が本気で愛した美しい少女・真利子。旅の果てにあるものは?
公開日: 2018/03/02
ライトノベル
 
司書として図書館で働く諒子は、一度だけ無自覚に娘に手を出してしまい離婚、その後悔を引きずったまま孤独な毎日を過ごしていた。図書館へ頻繁に通ってくる中学生の女の子に自分の娘を重ね合わせていたが、少女は突然失踪してしまう。一方、専業主婦の美咲は、3歳の娘の育児に苦労し、夫ともうまく行かず疲弊していた。ある日、娘が何者かに連れ去られてしまい……。接点のないふたりの女性が交錯するとき、胸に秘めていたそれぞれの本音があふれ出していく――。
公開日: 2018/03/02
ライトノベル
 
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