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【日本文学】タグのライトノベル・小説

青春小説の旗手が挑む、アタラシイ家族小説。 松宮周作(28歳)は、シングルマザーの紫織との結婚を前にしたある日、父親から見たこともない預金通帳を手渡される。父親の様子から、今までまったく知り得なかった人物が自分の為に大金を振り込んでいたことに感づいたが、親戚づきあいもない周作には全く心当たりがない。謎を知る唯一の人物、父親はその後脳梗塞で倒れ、昏睡状態のままだ。その人物が誰なのかを突きとめるうち、初めて、父親のこと、自身のことを全く知らなかった自分に気づき、愕然とする。 大金を自分のために用意した人物を探し始めたことにより、次々とわかっていく父親と自分の過去。そして、自分達親子が、25年前に起こったある傷害致死事件の被害者家族だとわかる。その被害者は、自分の母だった。そして、その加害者は、18歳の少年だった……・。
公開日: 2017/12/29
ライトノベル
 
ようこそ! ロードバイクの世界へ。大学進学のため上京した日夏竜二は、通学に使うママチャリを買おうと立ち寄った深大寺サイクルで、居合わせた客達に囲まれ、ロードバイクを買わされてしまう。そんなおせっかいで情熱的なおじさん達と練習しているうちに、竜二はロードバイクの世界にどっぷりと浸っていく。代役で初出場した草レースでも入賞してしまった竜二は、ロードレースの楽しさにも目覚めてしまった。そして、ライバルとも言える圭と出会い、実業団レースに臨むことを決意する。日本初の自転車山岳レース小説にしてロングセラーを続ける『ヒルクライマー』の著者による、ロードバイクに乗ったことのない人も楽しめる本格ロードレース小説。
公開日: 2017/12/29
ライトノベル
 
本格自転車山岳レース小説、待望の文庫版を電子化!「なぜ坂に登るのか?」 世はまさに空前のロードバイク・ブーム。そして中でもヒルクライムレースは、山国という日本の国土の特異性もあり、多くのファンを惹きつけてやまない。されど……。自転車で山に登る……容赦のない疲労困憊……いったい何が楽しいのか?なぜ重力の法則に逆らい、何の報酬もない苦行に耐えなければならないのか。しかし、死ぬほど苦しくても、彼らはペダルを漕ぐのを止めない。長い坂を登りつめた果てに何があるというのか? ヒルクライムの面白さに取り憑かれた作家が自らの体験を元に、愛すべき‘坂バカ’たちのドラマを鮮烈に描き尽くした、日本初の本格ヒルクライムレース小説。本書はスポーツ冒険娯楽小説であると同時に、坂バカたちそれぞれの人生の疲れと痛みが、歓喜に満ちた癒しに変わっていく過程を描いた、魂と肉体の再生の物語でもある。「なぜ坂に登るのか?」 それはロード乗りが必ず一度は取りつかれる問いだ。読んでから登るか、登ってから読むか? 答えは挑んだもののみに与えられる。
公開日: 2017/12/29
ライトノベル
 
燃え殻さん絶賛! 元カノ青春小説。 永遠だと思った日常は、今の僕には眩しくてもう見えない。 どこか自分の作品と似た匂いを感じました――燃え殻さん お前はひどい奴だよ。でも、歌うしかないんだよ、彼女のことを。 売れないギターデュオ・ネクストマンデイのひとり、野崎周一郎は、相方がこの業界から去り、覚束ない日々を送っていた。そんなある日、偶然居合わせた居酒屋で、人気ミュージシャン・黒沢と飲むことになる。その場で、説教をされ、号泣した野崎だったが、翌日、何事もなかったように黒沢から飲みの誘いを受ける。以降、野崎は、気が付けば頻繁に黒沢と飲むようになった。だが、元カノとの中途半端な交際を指摘されたことをきっかけに、野崎と黒沢は連絡が途絶えてしまう。それから、長い時間が流れた――。
公開日: 2017/12/29
ライトノベル
 
青春小説の旗手デビュー作、待望の文庫化! 深作日都子は小学5年生の時、教師から金魚を殺した濡れ衣を着せられ、熾烈ないじめの対象となった。そのときから日都子は、誰にも心を閉ざし、「みんな」には加わらない「ヒトリコ」として生きていく決心をする。 田舎の小学校の生徒達はそのまま中学校へ持ち上がる。ヒトリコの心の支えは、ピアノとピアノを教えてくれる偏屈なキューばあちゃんだけ。合唱の盛んな中学では生徒の間にカースト制度が生まれ、激しいいじめや陰口が横行する。「みんな」に属している限り生徒間の闘いは続く…。 地元の高校の入学式。小5で転校した冬希の姿がそこにあった。モンスターペアレントの母親との暮らしに疲れ切った冬希は、母親を棄て、父親の地元に戻ってきたのだった。何も変わらぬ故郷、仲間。ただ、一人だけ全く変わってしまった日都子の姿に冬希は驚く。そしてその原因が自分が飼い、置いてきた金魚と知り…。 誰もの心に突き刺さる、青春の残酷さ、閉塞感……。絶望的な孤独の末に見えてくるうっすらとした光。必ず誰もの心の奥の奥に入り込み、内側からあなたの心を揺さぶる、苦くて新しい青春小説です。※この作品は過去に単行本として配信されていた『ヒトリコ』 の文庫版となります。
公開日: 2017/12/29
ライトノベル
 
小説でしか表現できない〈奇妙な味〉が横溢した、短いけど忘れがたい、不思議なお話を読んでみませんか?――子供じみた嫉妬から仕掛けられた「いじわるゲーム」の行方、夜更けの酒場で披露される「怖い話」の意外な結末、バスの車内で静かに熾烈に繰り広げられる「勝負」、あなたの日常を見守るけなげな「洗面台」の独白、「鍵のかからない部屋」から出たくてたまらない‘私’の物語――日常と非日常のあわいに見える18の情景をさまざまな筆致で描きだす、『青空の卵』や『和菓子のアン』の名手が贈る珠玉のショートストーリー集。巻末に「ホリデーが肉だと先生が困る」を特別併載。/解説=東雅夫
公開日: 2017/12/29
ライトノベル
 
老境にさしかかった山口和彦は、道北の小都市で小学五年から中学二年まで暮らした少年時代の同窓会に初めて参加し、札幌で四十数年ぶりに初恋の佐川宏子と再会する。同窓会の翌日から利尻島の利尻山に登り、かつて過ごした町を訪ねて、横浜に戻った和彦は、宏子にその旅の様子を手紙で送る。宏子と文通を続けるうちに、北の町で身近に起こった殺人事件や、小中学校での出来事、近況等を語り合うようになり、和彦は引っ越していった時の様子や、あふれる北海道の自然や風物詩、戦後の時代風景、学校時代の同級生のことなどを鮮明に思い出す。 二人は一年後開催される同窓会での再会を約束する。今は登山を楽しむ和彦は、宏子に南アルプス北岳のキタダケソウの写真を送ろうと白峰三山の縦走に向かうが…。昭和や、道北、登山など数多くのエピソードが織り込まれ、人生の日暮れに向かう心境が語られる忘れがたい物語
公開日: 2017/12/29
ライトノベル
 
明日にも起こりうる危機、国家破綻(デフォルト)。日本国債が市場で吸収されなくなった時、ヘッジファンドが国債を売り浴びせた時、それは現実となる。総理の密命を帯びたチームOZは、歳出半減という不可能で不可欠なミッションに挑む。官僚の抵抗、世論の反発、メディアの攻撃、内部告発――。未曾有の超大型エンターテインメント。
公開日: 2017/12/29
ライトノベル
 
なぜ、さくらは、僕から離れようとするのだろう。どうして、松原さんは、別れてくれないの。婚約までした二人の関係は、はじめから狂っていたのかもしれない――。緊張感に満ちた文体で、加害者と被害者、ふたつの視点から「ストーカー」を描いた価値観を揺さぶる衝撃作。本から顔を上げた時、あなたは「愛」を信じられなくなる。
公開日: 2017/12/29
ライトノベル
 
元超エリートのイケメン、今はドラァグ・クイーンのシャールが夜だけひらくカフェ「マカン・マラン」。今回のお客様は、匿名のクレームを繰り返すアラサーOL、美味しさがわからなくなってしまった若手料理人など。彼らにシャールが用意した《きまぐれ》料理とは――?圧倒的人気のお仕事&お料理小説、リクエストにおこたえして第三弾が登場です!
公開日: 2017/12/29
ライトノベル
 
「謙信めに千曲川を渡らせませぬ。川中島で討ち取りましょうぞ!」慎重な采配と得意の退却戦で「逃げ弾正」の異名を取り、猛将揃いの武田家でも‘随一の用兵’と謳われた高坂弾正――。元は豪農の生まれという異色の出自ながらも、亡き父の遺田をめぐる訴訟に敗れて行き場を失ったところに、晴信(信玄)からその美貌と才能を見出された。若年より「奥近習」として晴信の身近に仕えるが、その寵愛に決して甘えることなく、虎綱(高坂弾正)は着々と戦場で武功を重ねていく。いつしか、ひとりの武士として、そして武田の重鎮として類希な成長を遂げた虎綱は、宿敵である対上杉の最前線・海津城の守将を信玄に任されて打倒謙信を心に誓うこととなる。龍虎相打つ「川中島の決戦」でも、虎綱は別働隊を率いて窮地に陥った信玄本隊を救う活躍を見せた。内政にも優れた手腕を発揮し、武田の躍進に一身を捧げた智将の生涯を克明に描いた力作!
公開日: 2017/12/29
ライトノベル
 
2017年文藝賞受賞作。63歳、史上最年長受賞。渾身のデビュー作!74歳、ひとり暮らしの桃子さん。おらの今は、こわいものなし。新たな「老いの境地」を描いた感動作。
公開日: 2017/12/29
ライトノベル
 
専業主婦の榎本佐和子は、あるとき、フードコーディネータの友人からバイトを頼まれる。小遣い稼ぎになればと迷うことなく応じるが、手伝いを続けるうちに出版社の編集者から声をかけられ、読者代表として料理雑誌に出ることに。これをきっかけに、佐和子は人気料理研究家としてデビュー。実力がないまま担ぎ上げられ有名になるが――。佐和子の家族、友人、隣人たちはいきなり有名人となった彼女の存在に心をざわつかせる。妬み、憐み、あこがれ。女の微妙な気持ちが交差する連作短編集。
公開日: 2017/12/23
ライトノベル
 
元バンドマンで仕事もなくぶらぶらと過ごす《自分》は、同居の女も去りカードの借金もかさみ途方に暮れていた。公園で呑んだくれて絵を描いているうち、そこにたまに来る美少女が気にかかる。そんなある日ビルのオーナーだという老人《シゲさん》に声をかけられる。「管理人をやらないか? 住まいも与える。ただし条件がある」と。《自分》は、住み込み管理人となったが、給料をもらいながら夜な夜なその奥方《ヒサコ夫人》と関係することになった。家主シゲさん、スナックのママ、後輩ワガラシなど、濃いキャラクター満載で、ほんのりせつなく滑稽なゲス私小説。
公開日: 2017/12/22
ライトノベル
 
篠原涼子主演の月9ドラマ。後半は、市長になった佐藤智子の活躍を描く!2017年10月クールのフジテレビ月9ドラマ『民衆の敵』のノベライズが、文庫になって登場。新米市議として奮闘した主人公・佐藤智子が、いきなり市長に大躍進! 政治の暗部に切り込んでいく読みごたえ抜群の後半!
公開日: 2017/12/22
ライトノベル
 
超人気漫画家・神野拓が指導する新人育成プロジェクトに、ワケありの3人が集まった! 再デビューを目指すが伸び悩む滝川あさひ。会社を辞めて漫画家を志す林一樹。絵は下手だが発想力は人一倍の星塚未来。しかし、彼らが共同生活を送る一軒屋には、編集者や家族らが入り乱れ、騒々しいことこの上なし。それでも切磋琢磨の日々を送る3人はデビューできるのか!?
公開日: 2017/12/22
ライトノベル
 
〈物書き〉とは? 〈匂い〉とは? 〈鬱屈〉とは? 〈音楽〉とは? 〈表現〉とは? 奇才・花村萬月が、あなたのすべての〈問〉に答える! 表現することに焦がれる人、ナイフを買ってしまった人、家庭で、仕事場で息苦しい人、そんなあなたは必読です! エッセイと初期の短編を集め、いろんな「萬月」を楽しめる‘闇鍋’のような貴重本!
公開日: 2017/12/22
ライトノベル
 
雑誌で取り上げられた小料理屋〔二ノ橋 柳亭〕の場所は誰も知ることができない。なぜなら、食味評論家が書いた架空の店だからだ。ところが、「柳亭を探し当てた」という読者からの手紙が編集部に届き……。(表題作) 代表作「ブラックバス」など全7篇を収録。繊細と洒脱が織りなす物語の妙に酔う、直木賞作家の粋が詰まった極上の短篇集。(『ブラックバス』改題)
公開日: 2017/12/22
ライトノベル
 
「古いもの」が好きなケンは、古代遺物の『レコード』が奏でる魅惑的な調べに聴き入る毎日を送っていた。そんな彼が恋をしたのはジャケット写真の中で微笑む女性。「彼女に会いたいんだ」大それた願いは思いがけぬ出来事を招き……。(「ボクはニセモノ」) 中古品やおさがり、古いものに宿る思いが巻き起こす物語を、ユーモアとシニカルで包み込んだすこし不思議な短編集。
公開日: 2017/12/22
ライトノベル
 
うまい牡蠣フライが食べたくなって、10年ぶりに訪れた洋食屋「セーヌ軒」。店構えも味も当時のままだが、時の移ろいはたしかにそこにあった。(「洋食セーヌ軒」) 虹鱒のムニエルや車海老の天ぷらなど、極上の料理に滲む淡い人間模様。忘れがたい味わいは、いつかの記憶も妙味に変える……。直木賞作家の洗練された軽妙な筆が、人生の機微を洒脱に描き出す17の掌編集。
公開日: 2017/12/22
ライトノベル
 
2年の冬、腕に大怪我を負った駆。練習から遠ざかり心は沈み、一度は退部を考えながらも、テニスがしたいという想いだけは消えなかった。やっぱりテニスがしたい。あの夏のコートで、もう一度ボールを打ちたい、と。そしてエースである琢磨は、自らのテニスを研ぎ澄ませながら、駆の復帰を信じていた。出逢った頃は犬猿の仲。何度も喧嘩して、ぶつかりあってきた。だけどいつの間にか、欠かせない相棒になっていた。高校三年間を共に駆け抜けてきた駆と琢磨。悲願である都立戦優勝を目指し、二人の最後の夏が始まる!
公開日: 2017/12/22
ライトノベル
 
霧の街・釧路の幣舞橋を少しこえた先に、その宿はある。紺と白、二色の暖簾がゆれる古民家風の《旅籠屋あのこの》。この宿のモットーは「どんな客人も、来るもの拒まず」。そこは死者も生者も訪れる、‘あの世’と‘この世’を結ぶ宿だった――。ひょんなことからここの新米従業員となった丸子のもとに、なにやら‘ワケあり’な客人がやってきて……。料理番の南郷さん、神出鬼没な宿の主・紫鶴。ちょっぴり変わった面々と、不思議なお客が集う宿で、今日も素敵なドラマが始まります。
公開日: 2017/12/22
ライトノベル
 
とある高校茶道部の部室である泡沫亭(うたかたてい)にはたびたびあやかし達が訪れるが、部長の湯季は彼らに対しても普通にお茶を点ててもてなしていた。極端なビビり体質である新入部員・三軒は、そんな茶道部での活動を通じて茶の心を学びつつ、自ずとあやかし達と心の交流も深めていく。厳つい鬼がお茶を学ぼうとした意外な動機のおはなし、ある日突然に部室へ来なくなった部員と狐の少女とのちょっぴり切ないおはなしなど、‘一期一会’をテーマにしたほわりと温かなストーリーをどうぞ。
公開日: 2017/12/22
ライトノベル
 
吾輩は「猫又」である。名前はまだ無い……わけではない。拾ってくれた主人、探偵事務所の所長・佐々木鏡介からもらった大切な名がある。表の顔は飼い猫、裏の顔は物の怪を見張るエリート猫又「観怪(みけ)」。それが吾輩の正体なわけだが、こっそり人の姿に化け「旧鼠(きゅうそ)」ココノと共に主人が引き受けた依頼を解決したくなってしまうのだ……。何故かはさっぱりわからぬが。――これは、猫又「斑(まだら)さん」が探偵業を手伝い、不器用で優しすぎる主人を幸せにする、恩返しのための物語である。
公開日: 2017/12/22
ライトノベル
 
殺し屋・御堂禅の朝は早い。規則正しい日常こそが「殺し」という非日常から戻るための処方箋だから――それなのに。「おい、早く驚けよ」 禅にそう言うのは、宙を漂う男。彼が昨日殺したはずの私立探偵・東馬京だった。生霊として取り憑いた京は、暇にあかせて禅へと舞い込む依頼に次々と口を挟んでいく。実力派俳優の依頼した殺しに秘められた謎、暴力団の裏切りもの粛清に隠れた秘密、顔の見えない依頼者が請う連続殺人犯殺し……。護岸不遜な名探偵の推理が、殺伐とした依頼の裏に隠れた真実と、生真面目すぎる殺し屋の心を解き明かす。
公開日: 2017/12/22
ライトノベル
 
平凡な僕が唯一他の人と違うこと。それは人の死を予告する幻影を見る力があることだ。僕が幻影――【彼ら】について知っていることは3つ。1、【彼ら】はやがて訪れる自らの死の瞬間を、何度も繰り返し続けている。2、【彼ら】の姿が濃くなるほど、死の瞬間は近い。3、【彼ら】は死の運命から絶対に逃れられない。――これは全てを諦めていた『僕』が、死の未来を背負う『君』と出会い、運命に抗うため奔走する物語だ。
公開日: 2017/12/22
ライトノベル
 
湾岸戦争の勃発、国家財政の悪化、米格付会社による投資適格剥奪……ソブリン債はデフォルトの危機に瀕した。米国財務省からの圧力が強まるなか、但馬は「十年に一度の意味あるディール」としてトルコ経済救済のためのシンジケートローン組成に挑む。想像を絶する苦悩の日々が始まった――。女性官僚と邦銀バンカーの奮闘を描く快作、感動の後編。
公開日: 2017/12/22
ライトノベル
 
破綻国家の国債を二束三文で買い叩き、欧米で債務国相手に訴訟を起こし、勝訴判決を受けるやタンカーや人工衛星を差し押さえ、投資額の10倍、20倍のリターンをむしり取る「ハイエナ・ファンド」。狙われた国家は、その強奪的金融手法に対して徹底抗戦しようとするが、権力者たちの既得権益に群がる腐敗体質が手枷足枷となり、なかなか光明を見出せない。そうしたヘッジファンドのやり口と破綻国家の汚職を防止しようと、国際NGOが動き出した。しかし、肝心のNGOの中からも金に窮してヘッジファンドへ転職するメンバーが出現。正義と欲望の狭間で、三者はいつしか三つ巴の熾烈な金融バトルを繰り広げ始める。最後に笑うのは、果たして誰なのか?「本書に書いてあることはすべて現実に起きたことである。国、企業、団体、政治家、著名アーティストなど、実名になっている箇所や社会的出来事の記述は事実に沿っている」(著者)
公開日: 2017/12/22
ライトノベル
 
田口夫妻が勤める百貨店で唯一の定休日である元日。夫の貢が「本気のサッカーがしたい」と宣言し、妻の綾が「絶対ダメ」と反対したことから、二人の波乱の一年が幕を開けた。30歳、結婚3年め、共働き。夫が本気の夢を追い始め、妻は別の男に惹かれ始めた。初めて訪れた危機を、田口夫妻は乗り越えられるのか!?
公開日: 2017/12/22
ライトノベル
 
「幸せな、愛されていたときばかりではないんだ。しかしそれは落ち込むようなことではない。人間は浮き沈みがあってこそ、深く学び、深く輝く。」(「意識のリボン」より)。母親を亡くした二十代の「私」は、「絶対に長生きするからね」と父に誓ったのに、交通事故に遭ってしまう。激痛の嵐の中、目を開けると二メートルほど下に自分の身体を見下ろしていて……。表題作ほか、姉妹、妻、母親――様々な女たちの視線から世界を切り取り、人生を肯定するあたたかさを感じさせる。綿矢りさが愛を込めて描く、全八編の短編集。少女も、妻も、母親も。女たちはみんな、このままならない世界をひたむきに生きている。
公開日: 2017/12/22
ライトノベル
 
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