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【日本文学】タグのライトノベル・小説

禁断の海へ、被災者の遺品を捜して潜る男。なぜ潜る? 聖域かもしれないのに、禁を侵せば、罰せられるかもしれないのに――。地形に救われ津波の被害から奇跡的に残された漁港へ近づいてゆく一台の軽トラック。そこには福島の禁じられた海に潜り、短い限定された時間で遺物を確保して戻ってくる一人のダイバーが乗っていた。ダイバーの名は瀬奈舟作。彼もあの日、故郷の町を声がかすれるまで叫びながら、突然目の前から消えた大切な人を探しつづけた、そういう者のひとりだ。舟作は原発を照らす強烈な光のエリアをこえ、月の光だけを頼りにこの海に潜る。福島の遺族がつくる小さな「会」に依頼され、入ることのできない場所に残された家族の遺品を探すのだ。海にはゲートもなく、警備員もいない。だが、もし海上保安庁に取り調べをうけることになっても独断でしたこととする――公にはできない仕事だった。東日本大震災から5年、いまだ生々しい傷を抱えた人々の心にある絶望と希望の葛藤を描いた著者の新たな代表作!
公開日: 2017/09/08
ライトノベル
 
嘘をつけない男と嘘しか口にしない女が出会った時、物語は動き出す。『魚神』『男ともだち』の著者が贈る、リアルと幻想が溶けあうような12のショートストーリー。 ◎収録作品 【「スヴニール」】声が出なくなってしまった私は、見知らぬ相手からの招待状に誘われ、レストランを訪れる。給仕人にうながされ料理を口にすると、さまざまな情景が浮かんできて――。 【「リューズ」】荒廃した世界。空爆から身を潜め、不思議な「声」に導かれて目を開けると、自動機械人形(オート・ドール)が現れた。豪奢で美しい、暗殺用の人形に連れられて向かった先には――。 【「モンデンキント」】児童文学作家となった私が物語を書き始めた本当の理由。それは中学生のときに出会った、ピアノの上手な男の子との約束にあった。
公開日: 2017/09/08
ライトノベル
 
ドラマが社会現象にもなった池井戸潤の「半沢直樹」シリーズ4作が一冊の合本に。給料は下がり、ポストも減り、逆境にさらされるバブル入行組の男たちの意地と挑戦を鮮やかに描く痛快エンターテインメント!「オレたちバブル入行組」大手銀行にバブル期に入行して、今は大阪西支店融資課長の半沢直樹。支店長命令で無理に融資の承認を取り付けた会社が倒産した。すべての責任を押しつけようと暗躍する支店長。四面楚歌の半沢には5億円の債権の回収しかない。「やられたら、倍返し。」半沢直樹の登場!「オレたち花のバブル組」巨額損失を出した一族経営の老舗ホテルの再建を押し付けられた半沢。会社内の見えざる敵の暗躍、金融庁の「最強のボスキャラ」との対決、出向先での執拗ないじめ。四面楚歌の状況で、絶対に負けられない半沢と仲間たちは反撃を狙う!「ロスジェネの逆襲」子会社・東京セントラル証券に出向した半沢に、IT企業買収の案件が転がり込んだ。巨額の収益が見込まれたが、親会社・東京中央銀行が卑劣な手段で横取り。社内での立場を失った半沢は、バブル世代に反発する若い部下・森山とともに「倍返し」を狙う。一発逆転の策はあるか?「銀翼のイカロス」出向先から銀行に復帰した半沢は、破綻寸前の巨大航空会社を担当することに。ところが政府主導の再建機関がつきつけてきたのは、何と500億円もの借金の棒引き!? とても飲めない無茶な話だが、なぜか銀行上層部も敵に回る。銀行内部の大きな闇に直面した半沢の運命やいかに?*「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」は、文春文庫を底本にしています*文春文庫に掲載されている解説は、この電子版合本には収録されていません
公開日: 2017/09/07
ライトノベル
 
日本舞踊の師匠で38歳独身の緋奈恵と十年前から躰の関係を持ち続ける書家・青潤。還暦を過ぎ、妻がいるにもかかわらず彼女の奥ゆかしい姿を淫らに染めあげ、そのひと時に欲情し、快感を得ていた。さらには、芸者の孫娘で生意気な20歳の娘を身体検査したり、旦那の部屋でSM雑誌を見つけて動揺する清楚で人妻の弟子を巧みな手管で籠絡させゆく「柔肌染めて」。離婚を機に鎌倉に転居し、趣味を兼ねて観光案内で生計をたてる男は夜の悦楽ガイドも……。女たちの欲望を満たし、悶え喘がせる女遍歴を描く「召し上がれ」。ふたつの極上エロス中編官能!
公開日: 2017/09/07
ライトノベル
 
心療内科医として勤務する私の病院に、病院待望の血管外科医として新たに勤務することになったあなた。一目見た時からこの人だと思った。結婚とか恋愛とかそんな次元を超えて、私はこの人に会いたかったのだ。ずっとこの人を待っていたのだとなぜか思った。そして不思議な懐かしさに胸が熱く震えた。私とあなたとの不思議な関係。そして二人はどのような結末を迎えるのか。
公開日: 2017/09/06
ライトノベル
 
「エベレスト? 女なんかに登れるもんか」そんな男の言葉に負けん気を発揮、女性だけの隊で頂きを目指し、8848メートルに立った淳子。山頂から彼女が見たものは――。直木賞作家が田部井淳子さんをモデルに書き上げた、渾身の長篇小説。ただ、山が好きで、会社勤めをしながら暇さえあれば山に登っていた淳子。山が好きだということをのぞけば、ごく平凡な女性の淳子が、女性だけの登山隊でヒマラヤを目指すことになる。最初の目標はアンナプルナ。「女なんかに登れるはずがない」という言葉に反発して挑戦したが、初めての海外遠征は資金繰り、寝る暇もない膨大な準備、女性隊員同士の嫉妬、軋轢、分裂と大変なことだらけ。登頂は成功したが、苦い物が残った。複雑な思いでいる淳子に「ねえ、エベレストに行かない?」と声をかけたのは、ともにアンナプルナで苦労した隊長の明子だった。成功すれば、女性として世界初だ。山男である夫の正之に「行くべきだよ」と励まされ、淳子は決意を固める。アンナプルナ以上の困難を乗り越え、8848メートルの頂きに立った淳子の胸に去来したのは……。好きなこと、やりたいことを見つけて、どんなに苦しくても一歩一歩、足を運べば、必ず夢は叶う。山を愛し、家族を愛し、人生を愛した淳子の生き方が、すべての女性の背中を優しく押してくれる。直木賞作家・唯川恵が、女性として世界で初めてエベレスト登頂に成功した田部井淳子さんをモデルに書き上げた、感動の長篇小説。
公開日: 2017/09/06
ライトノベル
 
監督が消えた!?伝説の天才アニメ監督・王子千晴が、9年ぶりに挑む『運命戦線リデルライト』。プロデューサーの有科香屋子が渾身の願いを込めて口説いた作品だ。同じクールには、期待の新人監督・斎藤瞳と次々にヒットを飛ばすプロデューサー・行城理が組む『サウンドバック 奏の石』もオンエアされる。ハケンをとるのは、はたしてどっち? そこに絡むのはネットで話題のアニメーター・並澤和奈、聖地巡礼で観光の活性化を期待する公務員・宗森周平……。ふたつの番組を巡り、誰かの熱意が、各人の思惑が、次から次へと謎を呼び新たな事件を起こす! 熱血お仕事小説。
公開日: 2017/09/06
ライトノベル
 
毎日を鬱々と過ごすOLの奈緒が会社を休んだ日、表参道で出会った真っ白な建物。「メンタルジム・ヒカリは人生を激変させたいあなたのための場所です」――書いてあったメッセージに、奈緒は思わず足を踏み入れた。奈緒を迎えたカウンセラーは、なんと人気モデルの中条ヒカリ。早速、容赦ない質問攻めをしてくるヒカリにひるむ奈緒だが、問いに答えていくうちに、漠然とした不安の正体が見えてくる。「決意は目に見える形に」「事実を変えられなくても、意味付けを変える」「時間がほしければ、通勤時間を長くする」――すぐに実行できるヒカリのアドバイスで、奈緒の生活は少しずつ彩りを取り戻していき……。※本書は、2016年4月28日に配信を開始した単行本「とにかくウツなOLの、人生を変える1か月」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
公開日: 2017/09/05
ライトノベル
 
法に護られた高齢者と、死にものぐるいで働く若年層に分断された社会。若者は圧倒的な劣勢で。(「占領」)「働かないヤツは人間の屑!」と主張する愛国心の会が躍進した社会で、病人は。(「人間の屑」)ほか七編。※本書は、2016年8月31日に配信を開始した単行本「反社会品」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
公開日: 2017/09/05
ライトノベル
 
同じ名前の男の子を育てる3人の母親たち。愛する我が子に手をあげたのは誰か――。静岡在住・専業主婦の石橋あすみ36歳、夫・太一は東京に勤務するサラリーマン、息子・優8歳。神奈川在住・フリーライターの石橋留美子43歳、夫・豊はフリーカメラマン、息子・悠宇8歳。大阪在住・シングルマザーの石橋加奈30歳、離婚してアルバイトを掛け持ちする毎日、息子・勇8歳。それぞれが息子のユウを育てながら忙しい日々を送っていた。辛いことも多いけど、幸せな家庭のはずだった。しかし、些細なことがきっかけで徐々にその生活が崩れていく。無意識に子どもに向いてしまう苛立ちと怒り。果たして3つの石橋家の行き着く果ては……。どこにでもある家庭の光と闇を描いた、衝撃の物語。※本書は、2016年8月1日に配信を開始した単行本「明日の食卓」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
公開日: 2017/09/05
ライトノベル
 
佐藤愛子九十歳・奇跡の話題作、待望の文庫化!老作家・藤田杉のもとにある日届いた訃報――それは青春の日々を共に過ごし、十五年間は夫であった畑中辰彦のものだった。「究極の悲劇は喜劇だよ」辰彦はそういった。それにしても、どうして普通じゃ滅多にないことばかり起るのか。当時の文学仲間たちはもう誰もいない。共に文学を志し、夫婦となり、離婚の後は背負わずともよい辰彦の借金を抱え、必死に働き生きた杉は、思う……。あの歳月はいったい何だったのか?私は辰彦にとってどういう存在だったのか?杉は戦前・戦中・そして戦後のさまざまな出来事を回想しながら、辰彦は何者であったのかと繰り返し問い、「わからない」その人間像をあらためて模索する。枯淡の境地で、杉が得た答えとは。『戦いすんで日が暮れて』『血脈』の系譜に連なる、かつて夫であった男と過ぎし日々を透徹した筆で描く、佐藤愛子畢生の傑作長編小説。
公開日: 2017/09/05
ライトノベル
 
佐藤愛子九十歳・奇跡の話題作、待望の文庫化!老作家・藤田杉のもとにある日届いた訃報――それは青春の日々を共に過ごし、十五年間は夫であった畑中辰彦のものだった。「究極の悲劇は喜劇だよ」辰彦はそういった。それにしても、どうして普通じゃ滅多にないことばかり起るのか。当時の文学仲間たちはもう誰もいない。共に文学を志し、夫婦となり、離婚の後は背負わずともよい辰彦の借金を抱え、必死に働き生きた杉は、思う……。あの歳月はいったい何だったのか?私は辰彦にとってどういう存在だったのか?杉は戦前・戦中・そして戦後のさまざまな出来事を回想しながら、辰彦は何者であったのかと繰り返し問い、「わからない」その人間像をあらためて模索する。枯淡の境地で、杉が得た答えとは。『戦いすんで日が暮れて』『血脈』の系譜に連なる、かつて夫であった男と過ぎし日々を透徹した筆で描く、佐藤愛子畢生の傑作長編小説。
公開日: 2017/09/05
ライトノベル
 
十年以上も前に終わったはずの男と女の不思議な関係。かつては売れっ子のライターだった男は鎌倉に住み、有閑の夫人や女医との付き合いに明け暮れる。酒に溺れ睡眠薬を多用するおとこを、かつての恋人だった「私」は優しく見守る(表題作「アダージョの恋」)。高校時代の女友達との久しぶりの邂逅で、遠い昔のことを思い出しながらも現状の生活を探り合ったり(「迷子が笑った」)、雄の飼い猫は飼い主の私に欲情する、訪れる男たちにも嫉妬し、彼らの服などにおしっこをする(「猫のヒゲ」)、若手俳優のベテラン役者への嫉妬に付き合う女優の気持ちの揺れ(「砂の花」)、甘味評論家の取材を通してその夫婦の生活のただなかに入ってしまうフリーライター怒りと困惑(「ようかん」)、など、様々な場面の男と女の嫉妬と愛情を描く5編を収録。
公開日: 2017/09/04
ライトノベル
 
設計事務所のOLネゴロ、絵が得意な小5のヒロシ、土壌解析会社の若手サラリーマンのフカボリ──3人の人生が雑居ビルの物置場で交差する。人が誰かとつながり、影響を与えあっていくことのかけがえなさを、圧倒的なディテールで明るく描いた傑作長編小説。
公開日: 2017/09/01
ライトノベル
 
1964──昭和39年。東京五輪開催を控え日本中が沸く頃、青森のある町にて。田舎では戦争の影がかすかに残る。でも七人家族の前田家は今日も元気。小学生の民子の日常はきらきらしている。待望のカラーテレビに興奮し、学校では「ひょっこりひょうたん島」の話に夢中。まだすべての人が豊かでなく、悲しいこともたくさんある。でも皆が東京五輪を待ち望んでいたあの日、心には希望があった。
公開日: 2017/09/01
ライトノベル
 
警察官の俺に、人が殺せるのか!?東京のやくざ組織・東鞘会に所属する兼高昭吾は、弟分の室岡と沖縄に飛び、ターゲットの喜納修三を殺害した。その夜、一人になった兼高は激しく嘔吐する。実は兼高は警視庁組対部に所属する潜入捜査官だったのだ。後継者問題をめぐり、東鞘会では血で血を洗う抗争が続いており、喜納殺害はその一環だった。兼高の最終任務は東鞘会会長である十朱の殺害。十朱は警視庁を揺るがす、ある‘秘密’を握っていた。ボディガード役に抜擢された兼高は、身分が明かされた瞬間に死が迫る中、十朱への接近を図るが……。『果てしなき渇き』『アウトバーン』の著者が挑む、ノンストップ・エンターテインメント!電子書籍版限定、書き下ろし短編を収録!
公開日: 2017/09/01
ライトノベル
 
S字、クランク、ロックンロール!豊士の教習車には今日もさまざまな人が乗り込む。カレシに飲酒運転をさせまいと教習所に通う佳世。就職先で免許が必要な大学四年の七八。孫娘の幼稚園送迎のため69歳で免許取得を目指すしの。彼ら教習生に対し紳士的に接することを心掛ける豊士。だが、それどころではなかった。17歳の娘が妊娠したというのだ。若い男女の教習生は、ついつい娘とその相手に見えてしまう。加えて現カノジョ・万由とは徐々に疎遠に。元妻・美鈴との再会がそれを加速させる!? どうなる、ロック中年・豊士!!
公開日: 2017/09/01
ライトノベル
 
東京・多摩地区在住のフリーター・甲田には認知症の母がいる。母の介護を口実に仕事を辞めたのに団地の自治会役員を押し付けられてしまう。住民の自分勝手なクレームに翻弄される毎日。遂に近くに住み着いたホームレスの男性を追い出せと言われ……(「団地の孤児」)。マンモス団地に住み暮らす人々の日常と街の様相を描いた7つの連作短編集。この一冊には理屈を超えて、感情を揺さぶるパワーがある。
公開日: 2017/09/01
ライトノベル
 
かの光源氏のように、秋葉は若い霧子を理想の女性として育てることに没頭していた。二人でスペイン、フランスと旅をして愛を育むが、次第にすれ違い始める。霧子にアンティークの店を出してあげたのがきっかけだった。彼女は、愛という移ろいやすいものよりも、自立した女のあり方を求めるようになっていた。永遠につづくかと思われた二人の愛はどうなってしまうのか。渡辺文学の頂点をなす物語。
公開日: 2017/09/01
ライトノベル
 
作家としての強烈な方法意識を学んだジェイムズ・ジョイスを中心に、グレアム・グリーン、夏目漱石、谷崎潤一郎、伊藤整、大岡昇平ら、作家と作品に迫る丸谷才一の文学的エッセイ集!
公開日: 2017/09/01
ライトノベル
 
電灯を消した仄暗い部屋の中で、私は今、竹彦と一緒にキノコを食べている。ヌメリイグチという名の、黄色い湿ったキノコだ。(「倒錯の庭」) 恋という病に憑かれた男と、溺れゆく女の、頽廃と官能に満ちた恐怖世界を描く表題作の他、人の心に巣くう危うく妖しい欲望に取材した3つの中編を収録。精密な筆致で描きだす人間心理の襞。サイコ・サスペンス集。
公開日: 2017/09/01
ライトノベル
 
大手広告代理店の上席常務執行役員まで務めた大谷威一郎。関連会社の社長ポストを蹴って定年退職した。バラ色の第二の人生を思い描いていたが、待ち受けていたのは夫婦関係と親子関係の危機。そして大きな孤独だった。犬のコタロウが側にいるだけのさみしい日々がつづく。人生最大の転機を迎え、威一郎の孤軍奮闘が始まる。定年退職後、いかに生きるかという一大社会問題に肉迫した異色の傑作長編。
公開日: 2017/09/01
ライトノベル
 
1980年代、東京。女子大生の沙耶は、アルバイト先の投資顧問会社で中年男「ぼぎちん」と出会い、恋に落ちる。倍近く年のはなれた男と女の、痛々しいほど激しく、ピュアな恋。だが、大金を手にしては使い果たす日々に、ふたりの感覚は麻痺し、やがて愛も疲弊してゆく。バブルという時代に翻弄された恋の行方をリアルに描いた名作。文化庁主催、現代日本文学翻訳作品に選出。
公開日: 2017/09/01
ライトノベル
 
健康至上主義の妻と美食家の夫の晩餐は、殺意が隠し味の特別料理。(『危険な食卓』) がさつな嫁に耐える姑の、穏やかな顔の下にある、もうひとつの顔。(『天使の棲む家』) 21年ぶりに電話をかけてきた同級生の魂胆。(「同窓の女」) 妻と夫、姑と嫁など、普通の人々のありふれた日常に芽生える小さな悪意、殺意の兆し。人間の心理を、恐怖というスパイスをきかせて鮮やかに料理した極上のメニュー8編。
公開日: 2017/09/01
ライトノベル
 
【第10回日本SF新人賞受賞作】22世紀。ロシアの占領下にある近未来の日本では競走馬のサイボーグ化が決定。ロシア高官イリッチは、生身の馬体で行われる最後のダービーを勝つために零細牧場主・笹田の最高傑作‘ポグロム’を購入。立ちはだかるのは最大手牧場が禁断の交配により生み出した‘エピメテウス’。勝つのは「悪魔的な強さ」か、「病的な速さ」か。時代が埋もれることを許さなかった問題作。
公開日: 2017/09/01
ライトノベル
 
45歳、職なし、バツイチ、彼氏なし。ミチルにあるのは元夫から譲られたマンションと貯金の三百万円。若くて可愛くてチヤホヤされたバブルの頃が忘れられず、そうかといって将来に不安がないわけでもない。恋愛、子供、親、仕事。あたし、これからどうするんだろう――。それでもミチルはめげずに前を向く。時代の波に翻弄されながらも懸命に今を生きる女性に贈るハートフルストーリー。
公開日: 2017/09/01
ライトノベル
 
会社のエリートで組合のリーダーだが、一方で妻子ある身で不毛な愛を続ける信藤。運動が緊迫するなか、女が妊娠し……五十年前の高度経済成長と政治の時代のなか、志の可能性を問う高橋文学の金字塔!
公開日: 2017/09/01
ライトノベル
 
「全部ウソだったらいいのに。ファナが死んだんじゃなくて、迷子かなんかで、ボロボロになって、どっかからひょっこり帰ってくればいいのに」あまりにもつらくて、私はもう生きていたくなかった。耐えられない。この悲しさは、痛すぎた。怖いくらい、悲しいのだ。(本文より) 長年ずっと一緒に暮らしてきた愛猫を病気で失ったため、周りに当たり散らし、仕事のせいにして、自分を責め続ける…。そして、ペットロス症候群に陥った著者が取った行動とは。●横森理香(よこもり・りか)作家、エッセイスト。現代女性をリアルに描いた小説と、女性を応援するエッセイに定評があり、『40代大人女子のための‘お年頃’読本』がベストセラーとなる。代表作『ぼぎちん バブル純愛物語』はアメリカ、イギリス、ドイツ、アラブで翻訳出版されている。東京渋谷でコミュニティサロン「シークレットロータス」を持ち、「ベリーダンス健康法」の講師としても活躍。
公開日: 2017/09/01
ライトノベル
 
「タブロウからの連絡を待て」指示はそれだけだった。タブロウからの連絡を待つ……それが、わたしに課せられた使命だった。しかし何か、もっとも重要なことを、わたしは思い出せずにいるか、教えられていないに違いなかった。そして恐らくは、それを見つけるために……わたしは、こうして旅を続けねばならないのだった。 上海、イスタンブール、レニングラード、パリ、東京など、古い歴史を持つ都市を舞台に、夢幻の物語が展開する。●川又千秋(かわまた・ちあき)1948年、北海道小樽市生まれ。作家、評論家。慶應義塾大学文学部卒。学生時代よりファン活動を始め、SF専門誌で評論を発表。『火星人先史』で第12回星雲賞を、『幻詩狩り』で第5回日本SF大賞を受賞。他に『ラバウル烈風空戦録』シリーズ(中央公論社)、『火星の白蛇伝説』(中央公論新社)、『翼に日の丸』(角川書店)など著書多数。
公開日: 2017/09/01
ライトノベル
 
綺麗になることは、快楽なのだ。小学校時代から十年以上も容姿コンプレックスに悩む典子は、美しい自分を夢見て、人知れずあらゆるエステ、ダイエットを試みる。だがその都度、失敗を繰り返すばかり。それは、男性に愛されるための闘いなのだ。わかっていながら、深みにはまっていくエステの魔力と、せつない女心を描く体験的長編小説。●横森理香(よこもり・りか)作家、エッセイスト。現代女性をリアルに描いた小説と、女性を応援するエッセイに定評があり、『40代大人女子のための‘お年頃’読本』がベストセラーとなる。代表作『ぼぎちん バブル純愛物語』はアメリカ、イギリス、ドイツ、アラブで翻訳出版されている。東京渋谷でコミュニティサロン「シークレットロータス」を持ち、「ベリーダンス健康法」の講師としても活躍。
公開日: 2017/09/01
ライトノベル
 
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