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【日本文学】タグのライトノベル・小説

粋なやつ、不器用なやつ、土地っ子、よそ者……、色とりどりの人間模様が見られる東京浅草。その奥深さに、作家自らも吸い寄せられてゆくかのように書かれた連作小説全12話。SFから時代小説まで幅広い作品を残した半村良。彼が愛した昭和末年の浅草を舞台に、なさけ、酒、色恋を実際の風物を織り交ぜながら描いた人情小説の最高傑作。
公開日: 2017/07/21
ライトノベル
 
念願かなって百万(ももよろず)書房に編集として入社した平摘栞。あこがれの作家の担当を任され喜んだのも束の間、その人は大ヒットのデビュー作以降筆を止めてしまっていた!? さらにベテラン作家の新作を担当するも「売れる本とは?」という難題にぶつかって…。戦う新米編集・平摘栞、100万部目指して今日も編集業に奔走中! 読めば元気になる、文芸業界お仕事小説。
公開日: 2017/07/21
ライトノベル
 
FIGARO japonの読者だけど、パリに行ったことないの……。 『フィガロジャポン』連載の人気連作短編小説に、最終章(第13話)を加筆して書籍化!地方や郊外に住む「普通の女の子」たちによる、パリへの憧れが紡がれる小説。大学院まで出たのに思うような職に就けていないあゆこは、2008年のFIGARO japonの映画特集でどうしても見たい映画を見つけた。その映画を見るために、自分の人生を変えるために、パリへの第一歩が「普通の女の子」たちを変える。
公開日: 2017/07/21
ライトノベル
 
タカラジェンヌの母をもつ一瀬蘭花(いちのせらんか)は自身の美貌に無自覚で、恋もまだ知らなかった。だが、大学のオーケストラに指揮者として迎えられた茂実星近(しげみほしちか)が、彼女の人生を一変させる。茂実との恋愛に溺れる蘭花だったが、やがて彼の裏切りを知る。五年間の激しい恋の衝撃的な終焉。蘭花の友人・留利絵(るりえ)の目からその歳月を見つめたとき、また別の真実が――。男女の、そして女友達の妄執を描き切る長編。
公開日: 2017/07/21
ライトノベル
 
「塔の上のプリンセス」全3巻をまとめた完全版!塔の上の部屋に閉じ込められて育ってきたリーゼロッテ姫は、政変により塔から出され、新しい指導者の妻にされるのだった…。小さな花を育てるような二人の生活は、王族を恨む女ララアによって歪められ、プリンセスは暴虐の嵐のただ中へと放り込まれるのだが……!?著者渾身のダーク・ファンジーなジュブナイルポルノ作品の、全巻そろった完全版がついに登場!【目次】塔の上のプリンセス(1)塔の上のプリンセス(2)塔の上のプリンセス(3)【著者プロフィール】わかつきひかる2001年にフランス書院ナポレオン大賞受賞して、頭角を現し、主にライトノベルの分野で執筆活動を続ける。07年に幻冬舎アウトロー大賞特別賞受賞、11年に宝島日本官能文庫大賞、岩井志麻子賞を受賞する。14年、「ニートな彼とキュートな彼女」が「世にも奇妙な物語2014年春の特別編」に採用される。近著に「おいらん同心捕物控」「クリスティナ戦記 奉仕の姫騎士と国境の商人」「あきんど姫様」など多数。
公開日: 2017/07/20
ライトノベル
 
「美女たちと魔獣」全3巻をまとめた完全版!デュラン王から数限りない陵辱を受け続けるミリエル王女。愛するものの前で攻められ続け、命の燈火が消えようとしているそのときに現れたのは……。ジュブナイルポルノの第一人者であるわかつきひかるが、別名義で書いたファンタジーポルノが全巻そろった完全版ついに登場!【目次】美女たちと魔獣(1)美女たちと魔獣(2)美女たちと魔獣(3)【著者プロフィール】わかつきひかる2001年にフランス書院ナポレオン大賞受賞して、頭角を現し、主にライトノベルの分野で執筆活動を続ける。07年に幻冬舎アウトロー大賞特別賞受賞、11年に宝島日本官能文庫大賞、岩井志麻子賞を受賞する。14年、「ニートな彼とキュートな彼女」が「世にも奇妙な物語2014年春の特別編」に採用される。近著に「おいらん同心捕物控」「クリスティナ戦記 奉仕の姫騎士と国境の商人」「あきんど姫様」など多数。
公開日: 2017/07/20
ライトノベル
 
「美女たちの誘惑」全4巻をまとめた完全版!貧乏くじを引いてばかりの会社員、西岡伸太は、エレベーターから落ちそうになった老人を助けようとして、自分が落ちてしまいます。老人から運気の流れを修正してやると言われ、ツボを押された伸太は、美女たちに誘惑されます。わかつきひかるが別著名で男性向け週刊誌に連載した官能小説が、全巻揃った電子書籍完全版として登場!【目次】美女たちの誘惑(1)美女たちの誘惑(2)美女たちの誘惑(3)美女たちの誘惑(4)【著者プロフィール】わかつきひかる2001年にフランス書院ナポレオン大賞受賞して、頭角を現し、主にライトノベルの分野で執筆活動を続ける。07年に幻冬舎アウトロー大賞特別賞受賞、11年に宝島日本官能文庫大賞、岩井志麻子賞を受賞する。14年、「ニートな彼とキュートな彼女」が「世にも奇妙な物語2014年春の特別編」に採用される。近著に「おいらん同心捕物控」「クリスティナ戦記 奉仕の姫騎士と国境の商人」「あきんど姫様」など多数。
公開日: 2017/07/20
ライトノベル
 
私は佐倉すみれ、32歳、独身。大手レコード会社を辞めて自分でレコード会社を立ち上げた。独立してから予想以上に毎日忙いけど充実した日々を送っていていた。大好きな彼・亮より仕事を優先していたら、ある日「バイバイ」とメールがきてしまい……。もう、私は仕事に生きる! と思った矢先。社運がかかったライブ当日追い打ちをかける事件が起きた! 2011年春に映画化も決定した『津軽百年食堂』の著者による爽快ジェットコースター物語!
公開日: 2017/07/14
ライトノベル
 
「俺、店を出すぞ」ある日、自称・ツイてる養鶏農家の村田二郎が、村おこしに立ち上がった。その店とは、世界初の卵かけご飯専門店。しかも、食事代はタダ、立地は限界集落の森の中、とあまりに無謀。もちろん村の仲間は大反対だ。それでも二郎は養鶏場を担保に、人生を賭けた大勝負に出てしまう。はたして、過疎の村に奇跡は起きるのか? 食べる喜び、生きる素晴らしさに溢れたハートフルコメディ。
公開日: 2017/07/14
ライトノベル
 
映画原作 少女が魔法を使えるのは、花が咲いているあいだだけ──!一夜かぎりの魔法を使えるようになったメアリは、ほうきで飛び立つ! その先には、信じられないような冒険が待っていた!劇中でメアリが手にする魔法の本『呪文の神髄』と同じ装丁を採用。映画の挿絵を多数収録した、愛蔵版!
公開日: 2017/07/14
ライトノベル
 
「百獣の王じゃないか。光栄だ」人気バンドのドラマー、崎谷貫太はその風貌から〈笑うライオン〉と呼ばれている。ある日人づてに、母親が倒れたことを知った貫太は、十年ぶりに勘当された実家を訪れることに。母親に嫌われていると思っていた貫太だったが、実家で驚くべき光景を目にする―。(「笑うライオン」)誰もが持つその人だけの歌を、温かく紡いだ傑作小説集。
公開日: 2017/07/14
ライトノベル
 
亡くなった祖母から一本の鍵と‘さくらの丘’を遺すという遺言書を受け取った満ちる。そこには、ともに少女時代を過ごした祖母の友人二人の孫も持ち主となるとあった。なぜ祖母たちはその土地を所有していたのか、どうして孫三人に譲ることにしたのか。その疑問を解くために、満ちるたちは‘さくらの丘’へ。そしてそこで待っていたものは――。次世代に語り継ぎたい感動の物語。
公開日: 2017/07/14
ライトノベル
 
「会ってほしい人がいるの」男手ひとつで育てた娘の実希が結婚相手を紹介したいという。相手は昔住んでいたマンションの隣人、古市家の真だった。彼との結婚を祝福したい父・孝彦だったが、真の母と亡き妻の間には何か確執があったようなのだ。悩む孝彦の前に、学生時代の恋人・綾乃が現れ、力を貸してくれるというが……。父が娘を想う気持ちが心を打つ傑作家族小説。
公開日: 2017/07/14
ライトノベル
 
「かわいい結婚」…「結婚ってなんなんだ?」という疑問から生まれた作品。結婚して仕事をやめ、専業主婦になった29歳のひかり。しかし、家事能力はゼロ。当然、部屋は散らかり放題。もちろん食事も作れない。夫とは仲良しだけど、こんなに家事が延々と続くなんて……。 騙された!わたし騙された!騙されてた! 結婚生活のリアルをコミカル&ブラックに描く。ほか「悪夢じゃなかった?」「お嬢さんたち気をつけて」二篇収録。
公開日: 2017/07/14
ライトノベル
 
邦銀から米系投資銀行に転職した西田。大手医薬品メーカー同士の対等合併という大型案件に挑むが――外資の詐欺的商法に日本経済が蹂躙される実態を明かす。ベストセラー『小説 ザ・外資』を改題した新装版。
公開日: 2017/07/14
ライトノベル
 
詩や短歌では叙情味あふれる作品で天性の才能を発揮し、矛盾に満ちた明治という時代への鋭い考察も相俟って今もなお熱烈な読者を持つ石川啄木が心血を注いだ小説。故郷・渋民村の高等小学教の教員時代に書き出され、青年たちの鬱屈と貧しき者、弱き者の心に共振していく初期短篇三作と、唯一新聞に連載された中篇を収録し、短い生涯を駆け抜けた啄木文学の可能性を提示する。
公開日: 2017/07/14
ライトノベル
 
フリーターの拓真は、女性社長・寺井サチが切り盛りするアプリ開発企業で住み込みで働くことになった。同期は一流企業から転職してきたビジネスマン・小野里。拓真は一流の流儀を説く小野里と、ベンチャーマインド溢れる社員の間で板挟みになり困惑する。あまりに異なる価値観を持つ人々が集ってしまったテノヒラ幕府。彼ら、そして彼女らは、わかり合うことができるのか? 交差する人間模様の果てに待つ衝撃のラストとは。
公開日: 2017/07/14
ライトノベル
 
ミドリは父・広と住み慣れたN市を離れることになった。そして父親の新しいパートナーの家に転がり混む。そのパートナーは女性ではなく、男性だった。’ふつう’の両親に育てられたミドリ。新しい家にも、学校にもなかなかなじめない。でも毎日生きていかなくてはならない。みんなが新しい家族のかたちやあり方を考える日々。
公開日: 2017/07/14
ライトノベル
 
あのとき、ふたりが世界のすべてになった――。ピアノの音に誘われて始まった女どうしの交流を描く表題作「愛の夢とか」。別れた恋人との約束の植物園に向かう「日曜日はどこへ」他、なにげない日常の中でささやかな光を放つ瞬間を美しい言葉で綴る。谷崎潤一郎賞受賞作。収録作:アイスクリーム熱/愛の夢とか/いちご畑が永遠につづいてゆくのだから/日曜日はどこへ/三月の毛糸/お花畑自身/十三月怪談
公開日: 2017/07/14
ライトノベル
 
同級生の殺人容疑で逮捕された14歳の息子。だが弁護士に何も話さない。真相は。親子は少年審判の日を迎える。吉川文学新人賞受賞作
公開日: 2017/07/14
ライトノベル
 
1通の新聞投書からはじまる、悲劇。父が遺してくれた家に、見知らぬ家族が住み着いた。しかも我が物顔で。「居候の女性が出て行ってくれません」。悩める十六歳から大洋新聞の「「よろず相談室」に届いた一通の人生相談。掲載された回答から導かれた予想外の悲劇とは。投書される誰にでも起こりうる身近な事件が、大きな殺意に繋がっていく。ラスト1ページまで目が離せない!
公開日: 2017/07/14
ライトノベル
 
一九七五年、台北。内戦で敗れ、台湾 に渡った不死身の祖父は殺された。誰に、どんな理由で? 無軌道に過ごす十七歳の葉秋生は、自らのルーツをたどる旅に出る。台湾から日本、そしてすべての答えが待つ大陸へ。激動の歴史に刻まれた一家の流浪と決断の軌跡をダイナミックに描く一大青春小説。選考委員満場一致、「二十年に一度の傑作」(選考委員の北方謙三氏)に言わしめた直木賞受賞作。<解説:ロバート・ハリス>
公開日: 2017/07/14
ライトノベル
 
中国語を学ぶ日本人恋人に、自身を揺るがされる在日台湾人女性…第33回すばる文学賞佳作受賞の「好去好来歌」と「来福の家」収録。台湾、中国、そして日本。3つの言語が織りなす初めての快感――。在日台湾人の著者が解き放つ新しい文学!!
公開日: 2017/07/14
ライトノベル
 
九州長崎の漁村の島を舞台に、一族をめぐる四世代の来歴を女性の語りで綴る。ほころびていく意識から湧き出る声を聴き取り、「縫わんばならん」と語り継ぐ……「過去に、記憶に、声に、もっと深く、まっすぐ向き合っていきたい」――語り合うことで持ち寄る記憶の断片を縫い合わせて結実したものがたりは、意識の自在な流れを縦横に編み込んで人生の彩りを織り成す。
公開日: 2017/07/14
ライトノベル
 
生の悲哀、人の優しさが沁みわたる、人情ミステリーの傑作。娘を失った二美男と母親に捨てられた汐子は、貧乏アパートでその日暮らしの生活を送る。このアパートの住人は、訳アリ人間ばかりだ。二美男はある人物から、公園の池に沈む死体を探してほしいと頼まれる。大金に目がくらみ無謀な企てを実行するが、実際、池からとんでもないものが見つかった! その結果、二美男たちは、不可解な事件に巻き込まれていくことになる……。
公開日: 2017/07/14
ライトノベル
 
中学生のなかに紛れ込んだ、人間そっくりの「ロボット」手崎零は人間を幸せにするために、常に最適な行動をとっていた。だが、ある出来事により自身がロボットだと周りに気づかれ、友人たちとの関係が壊れてしまう。高校に進学した零は、ひとりの少女、珊瑚と出会う。彼女と付き合いながら、ふたたび人間との交流を深めていく零。順調な日々を送るも、卓球の試合当日、突然、気を失ってしまう…。―第1回CRUNCH NOVELS新人賞大賞作家デビュー作。※本書は2015年に小社より刊行された著作を改稿し、文庫化したものです。
公開日: 2017/07/13
ライトノベル
 
「あなたが死んだら、誰が笑ってくれますか?」花言霊屋アルバイト(18歳・男性)大好きな祖母と、大嫌いな母を亡くした継実(つぐみ)は、無口すぎてどこでも働けず、生活に困っていた。そんなある日、喋らなくても会話ができる‘自称魔女’の琴花たま子に出会う。彼女が店主の花屋でアルバイトをはじめた継実だが、そこはただの花屋ではなく、「葬式専門」の花屋。しかも、たま子が「花言霊」を込めた特別な花を届ける,花言霊屋だった。第2回本のサナギ賞大賞作家 百舌涼一 待望の最新作!!
公開日: 2017/07/13
ライトノベル
 
横須賀北陽学園高校2年、亜優、俊輔、拓己。幼なじみの3人は、いつでもいっしょ。あの運命の夜までは…。海と坂道の美しい横須賀を舞台に、かけがえのない日々をリアルにつづる青春ラブストーリーの傑作登場!※本書は2013年に小社より刊行された著作を改稿し、文庫化した内容となっています。
公開日: 2017/07/13
ライトノベル
 
日本は自然災害列島です。天候異変の大飢饉に襲われた天明・天保時代はとても悲惨でした。信濃のあづみ野は荒れ果てた山野でした。資金も土木技術もない農民たちが手を取り、巨大な農水路「拾ヶ堰」などを開削し、日本随一の緑豊かな田園地帯に変えました。そのうえ、米不足で苦しむ飛騨国へ、あづみ野から常念山脈、上高地を経由し、飛騨山脈の2座を越えた「米の道」をつくりました。幕藩体制の枠組みが敵になり味方になり、数十年の歳月を要しました。若い男女、夫婦愛、郷土愛、山岳信仰など人間愛に満ちた、こころに響く作品です。 上高地はウエストンの時代に拓かれたものと思われている方が多いなか、天保時代に「米の道」の飛州新道の中継地、槍ヶ岳登拝基地として開かれたことも知っていただきつつ、播隆上人による槍ヶ岳開山にかかわるエピソードなども絡め、天明大飢饉から続く歴史的事実を、ぜひ小説で味わっていただきたい。時代の流れに翻弄される安曇野の農民たち、徳川幕府の思惑、そして上高地の開拓の歴史を描いた長編歴史小説。 <あらすじ>天明3(1783)年、浅間山の噴火が引き金となって天明大飢饉が起きた。 常念山脈の山麓・安曇平の農民たちは水不足で飢餓状態に陥るが、大庄屋、等々力孫一郎は奈良井川から15キロに及ぶ巨大な「拾ケ堰」の開削を計画、多々の悪条件を乗り越えて農水路を完成させる。新田開発が進み豊かな安曇平になったが、一方では過剰生産による米価の暴落が起きる。そこで米の販路を飛騨国へもとめるために、常念山脈(大滝山・蝶ヶ岳)、上高地、飛騨山脈(焼岳)を越える「米の道」の開削が進められる。安曇平の庄屋・岩岡伴次郎は私財を投げ打ち、上高地までの「伴次郎新道」を開削。上高地の湯屋(宿屋)の経営に乗り出し、娘の志由(13歳)に宿をまかせる。このころ播隆上人による槍ヶ岳の開山が行なわれ、上高地は飛州新道の中継地、槍ヶ岳登拝基地として期待されるようになるが、天保の大飢饉が発生。松本平から飛騨国へ米を運びたくても幕府直轄領の飛騨国は街道の開通を認めようとせず、湯屋は経営の危機に陥る。 飛州新道が開通し、上高地が栄える日は果たして来るのか…。※長野県中信地方(松本市、塩尻市、大町市など)の地方紙「市民タイムス」に連載中の人気小説「燃える山脈」を単行本化。
公開日: 2017/07/12
ライトノベル
 
日本第2位の高峰、北岳を舞台に山岳救助隊と山岳救助犬が駆ける!『山と溪谷』にて好評連載された、南アルプス山岳救助隊と救助犬の活躍を描く本格山岳小説短篇集。南アルプス北岳の白根御池小屋に山岳救助隊が常駐し、日本唯一の山岳救助犬が存在したら――。妻と別れた男が滑落して骨折。携帯電話が通じず救助要請もできないまま寒い夜を迎え――「遺書」。北岳登頂56回をめざす77歳の老人。しかし悲願達成当日に遭難者を見つけてしまう――「山の嫌われ者」。『約束の地』の環境省ワイルドライフ・パトロール(WLP)シリーズとのコラボレーション――「北岳ライチョウ異聞」。老犬カムイはK-9チームリーダー進藤のかけがえのないパートナー――「相棒(バディ)」。山岳救助、犬との交流、ライチョウ問題のほか、「南アルプス山岳救助隊K-9」シリーズの転換点となる「相棒(バディ)」、単行本未収録作品「夏のおわりに」を含むバラエティあふれた全12編を収録。
公開日: 2017/07/12
ライトノベル
 
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