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【日本文学】タグのライトノベル・小説

クラス替えは、新しい人間関係の始まり。絵の好きな中学3年生のヒロシは、背が高くいつも一人でいる矢澤、ソフトボール部の野末と大土居の女子2人組、決して顔を上げないが抜群に絵のうまい増田らと、少しずつ仲良くなっていく。母親に反発し、学校と塾を往復する毎日にうんざりしながら、将来の夢もおぼろげなままに迫りくる受験。そして、ある時ついに事件が…。大阪を舞台に、人生の入り口に立った少年少女のたゆたい、揺れる心を、繊細な筆致で描いた青春群像小説。
公開日: 2017/05/19
ライトノベル
 
中学入学と同時にふとしたことからクラス仲間から壮絶ないじめに遭うようになった私。なぜ、私が――。耐えきれなくなって不登校になり、リストカットやODを繰り返す日々。地獄の日々の中でようやく少しずつ立ち上がれるようになった私――。著者自身の苦悩を生々しく再現する自己葛藤小説。少しでも多くの人にこの小説を読んでいただきたい!
公開日: 2017/05/19
ライトノベル
 
「白痴」敗戦間近い日本。映画演出家の伊沢は理想と現実のギャップに悩んでいた。隣家には見かけは良家の娘の美人だが、白痴の女が住んでいた。ある日ふとしたことから伊沢の家に白痴の女を成り行きで一晩泊めてやったことから同居が始まった。そして東京は大空襲を迎えることに。他に「居酒屋の聖人」「遺恨」を収録。
公開日: 2017/05/19
ライトノベル
 
「はじめまして! 若草ミドリです!!」いつでも元気いっぱい! でも、ちょっぴりおっちょこちょいなミドリさん。ススム、ミツヨ、ツトム、イクコ、モリオ、トシちゃん、猫のギン……明るくマイペースな若草一家に加え、自称「こだわり派」の青木くん、中学からの友人サキ、彼氏のワタナベくんなど、ミドリさんのまわりは今日もにぎやか!! イマドキなのに、ちょっぴり懐かしい、今日マチ子の描く家族物語。三井住友銀行HPの好評連載されたものを電子書籍化!
公開日: 2017/05/19
ライトノベル
 
あらすじ桃山時代の大阪。豊臣秀吉は大阪城を築城した。淀川に浮かぶ大阪城、その郭の一角に男子禁制の姫櫓があった。第一幕大阪城下、森之宮神社近くにある西蔵の居酒屋の内部。人夫たちが淀川から上がる奇怪な水死体の噂をしているなか、大阪に出てきたばかりの若武者立原日之介が親友の住吉時之介に宛てた手紙を書いている。人夫たちが時之介を孤児呼ばわりしたことに腹をたてた日之介が、彼らと一戦交えているところに偶然来た大野治長が助太刀して両者を引き分ける。第二幕関白殿下の入城にあたり、城下でその準備が行われている最中、またもや二人の土左衛門が打ち上げられた。淀君は城下にいた陰陽師を呼んで占いをさせると、太政大臣の丸川安之丞の三日後の死を予言する。時之介には日之介がその土左衛門の一人だと言う。さらに、淀君には日之介を殺させた犯人だと暴露する。日之介が血で真犯人の名を書いた書付は時之介に渡した。それを脅しのタネに、治長は太政大臣になって淀君と二人で天下を治める野心を実現したいのだ。第三幕 第一景大阪城は開門の時刻を迎えてもまだ閉じたままである。そこに侍を従えた治長が登場して丸川安之丞の身柄を拘束する命令書を読み上げる。潔く縄につく丸山の高潔さに打たれる治長が今度は捕縛される番であった。 第二景治長が牢屋に縛られている。勝利を味わうために淀君が見にくる。治長は淀君に最後に昔話を聞くことを所望する。秘密の話をした治長は牢屋を出て関白の次の位にまで上り詰めることに成功する。第四幕時之介に固執する淀君に対して、治長は最後の賭けに出る。姫櫓で関白の目を盗んで逢い引きをしてくれれば、手紙を返して淀君の不安のタネを取り除こうと約束する。淀君は手下に命じて忍び込んでくる男を殺せと命じる。一方、治長は淀君の失脚を望んで前川に命じて姫櫓にいるすべてのものの逮捕を命じる。第五幕姫櫓で淀君は逢引に来る者の殺害を命じていると、その治長が入り口ではなく窓から侵入してきた。治長が淀君に時之介が自分たちの子どもであることを告げると淀君は狂乱する。
公開日: 2017/05/19
ライトノベル
 
学級委員長を押し付けられ、家では両親が離婚の危機。さらには幼なじみへの恋心も封印中。自分を出せない性格に悩みが募る高校2年生・由宇にとって「私と誰も仲良くしないでください」とクラスを凍りつかせた転校生・緋紗子さんとの出会いは衝撃だった。物怖じせず凛とした彼女に憧れを抱く由宇。だが偶然、緋紗子さんの体の重大な秘密を知ってしまい、ふたりの関係は思わぬ方向へ――。
公開日: 2017/05/18
ライトノベル
 
日本が世界の戦乱に巻き込まれつつある、大正二十九年。芸術志向の女性たちが集い、活況を見せる逢坂女子美術専門学校に、四人のひときわ個性的な女学生がいた。画家としての才能あふれる池田千種。武道に没頭する男勝りな星野逸子。身体は不自由ながら想像力豊かな犬飼華羊。素直で女性らしい優しさに満ちた緒方陽子。戦争の足音が近づく不自由な時代にありながら、彼女たちは短い青春を精一杯謳歌していた。しかし彼女たちの明るい日々に、不穏な影が忍び寄り……。奇才・牧野修、渾身の青春時代小説が登場!
公開日: 2017/05/18
ライトノベル
 
天正十三年、晩夏。上杉家の人質として春日山で槍の稽古に励む真田幸村の許に届いたのは、徳川家による上田攻めの一報。上野沼田の地を巡り、徳川・北条両家による真田家討伐がついに始まった。まだ初陣前の幸村も上杉景勝の許しを得て上田城に急行し、真田家存続をかけた一戦に参加することに……。だがそこで目の当たりにするのは、絶対的な戦力差と、父・昌幸が描く老獪な作戦だった。北条征伐のきっかけとなる攻防戦。その裏に渦巻く秀吉・家康の陰謀の中、まだ若かりし幸村が戦場を駆け抜ける──。出海まことが贈る、まだ若かりし幸村の青春大河小説開幕!
公開日: 2017/05/18
ライトノベル
 
零細工場の息子・山崎瑛(あきら)と大手海運会社東海郵船の御曹司・階堂彬(かいどうあきら)。生まれも育ちも違うふたりは、互いに宿命を背負い、自らの運命に抗って生きてきた。やがてふたりが出会い、それぞれの人生が交差したとき、かつてない過酷な試練が降りかかる。逆境に立ち向かうふたりのアキラの、人生を賭した戦いが始まった――。ベストセラー作家・池井戸潤による幻の青春巨篇がいきなり文庫で登場!!◆2017年7月、WOWOWにて最速ドラマ化決定!WOWOWプライム「連続ドラマW アキラとあきら」出演 : 向井理 斎藤工 小泉孝太郎 田中麗奈 賀来賢人 木下ほうか 堀部圭亮 / 松重豊 / 瀧本美織 永島敏行 尾美としのり 石丸幹二2017年7月9日(日)毎週日曜よる10時より放送 ※全9話 (第一話無料放送)
公開日: 2017/05/17
ライトノベル
 
メキシコを代表する建築家の邸までやってきたのは、かつてのビジネスパートナーの「目」になるためだった──建築事務所を営むキャリア女性の生き方を描いた『皿の上の孤独』を含む、六つの小さな幸せのストーリー。
公開日: 2017/05/17
ライトノベル
 
悲しいお別れを、やさしく見守ってくれるチーム葬儀屋。お葬式のご用命は、真心と信頼の旅立ち・セレモニー黒真珠まで――小さな町の葬儀屋「セレモニー黒真珠」を舞台に、シッカリしすぎなアラサー女子・笹島、喪服が異常に似合う銀縁メガネ男子・木崎、どこかワケあり気な新人ハケン女子・妹尾の3人が織り成す、ドラマティック+ハートウォーミングストーリー。連作短編全6作品を収録。
公開日: 2017/05/16
ライトノベル
 
子供の入学式以来のママ友、霧子が深刻な病に冒された。目の前で少しずつ、少しずつ敗北していく霧子…。霧子は私に問い続ける。「なぜ私なの、どうして助けてくれないの」と。臆病者の私。偽善者の私。私は逃げていく…。私でなければいいのだ。私が死ななければいいのだ…。どうしようもない、どうしようもない…。友人関係の心の奥底・感情のうねりを描いた小説。
公開日: 2017/05/16
ライトノベル
 
無精な俺が、毎朝慣れない料理を頑張るのには理由がある。それはミチルと約束したから。兄さんの遺したおしゃまな一人娘ミチルと、バイト暮らしの売れない小説家の俺。半人前な二人が、朝ごはんでつながる家族物語。
公開日: 2017/05/15
ライトノベル
 
期待の女流作家による青春群像劇。五人の男女の過去と現在が絡み合う青春群像劇。叶わない恋、追い続けた夢、崩れ去る覚悟……。「お願い、いつか、わたしの絵を描いて」姉の自殺の真相を訊くために、美術教師で義兄のアトリエに通う栞。学費を捻出するために、JK産業に手を出してしまった愛。小学生の頃にいじめていた幼馴染みと思わぬ所で再会した恵。愛する人の近くにいられる場所をひたすら探し求める誓。大切なものをすべてなくし、生きる意味を見いだせなくなった了。小説推理新人賞作家が瑞々しい文章で紡ぐ、儚くて切なくて残酷だけど胸に響く、五人の男女の「青春の余韻」――。
公開日: 2017/05/12
ライトノベル
 
珠玉の‘ロマネスクな短編’14作を収録!帰りの遅い父を待ちながら優しく甘い夢を紡ぐ孤独な少年の内面を、ロマネスクな文体で描いた表題作「夢見る少年の昼と夜」。不可思議な死を遂げた兄の秘密が自分の運命にも繋がっている事実を知った女性の生を見つめる「秋の嘆き」ほか、「死神の叡者」、「鏡の中の少女」、「夜の寂しい顔」「未来都市」、「鬼」など、意識の深い底に横たわる揺らぎを凝視した福永ワールドの短編14作。初版単行本『心の中を流れる河』、『世界の終り』より編纂した一冊。
公開日: 2017/05/12
ライトノベル
 
「過去に戻れる聴診器」を使ってみたら…。 33歳の医師・早坂ルミ子は末期のがん患者を診ているが、「患者の気持ちがわからない女医」というレッテルを貼られ、悩んでいる。ある日、ルミ子は病院の中庭で不思議な聴診器を拾う。その聴診器を胸に当てると、患者の心の‘後悔’が聞こえてくるのだ。「過去に戻って、もう一度、人生をやり直したい」 聴診器の力を借りて、‘もうひとつの人生’の扉を開けた患者たちが見たものは――!?●dream――千木良小都子(33歳)母は大女優。「芸能界デビュー」の夢を諦めきれなくて…●family――日向慶一(37歳)俺はもうすぐ死ぬというのに、なぜ妻は金の話ばかりするのか。●marriage――雪村千登勢(76歳)娘の幸せを奪ったのは私だ。結婚に反対したから、46歳の今も独り身で…●friend――八重樫光司(45歳)中三の時の、爽子をめぐるあの‘事件’。俺が罪をかぶるべきだった。この世の中の誰もが、「長生き」することを前提に生きている。もしも、この歳で死ぬことを知っていたら…家族、結婚、夢、友情。女性から圧倒的な支持を受ける著者が描くヒューマン・ドラマ!!
公開日: 2017/05/12
ライトノベル
 
明治四四年、夏目漱石の推挙で「東京朝日新聞」に連載し、自身の結婚生活や師・尾崎紅葉との関係等を徹底した現実主義で描き、自然主義文学を確立、同時に第一級の私小説としても傑作と謳われる「黴」。翌々年発表の「爛」では、元遊女の愛と運命を純粋客観の目で辿り、文名を確立する。川端康成に「日本の小説は源氏にはじまって西鶴に飛び、西鶴から秋声に飛ぶ」と言わしめた秋声の、真骨頂二篇。
公開日: 2017/05/12
ライトノベル
 
できれば僧衣をまとい、頭をすがすがしくした自分の、ちんまりした晩年の姿をそこに思い描いてみたりもする……。女は北嵯峨に住みつこうとしている。’「京まんだら」が瀬戸内さんの「源氏」だといっても誤りではなく、そして、これもまた男には書けない小説’(戸板康二氏)といわれる本篇は、祇園「竹乃家」30周年の秋に華麗に幕が下ろされる。
公開日: 2017/05/12
ライトノベル
 
失礼ですが御主人は? 収入は? 本籍地は? 保証人は? バブル後期の東京で’単身女性の安全な住まい’を求めて漂流する長編「居場所もなかった」に加え、後の’家族’キャト、ドーラ、ギドウ、モイラ、ルウルウをめぐる住居転々の短編。さらに不意の別れを描く「モイラの事」、その悲しみを越える単行本未収録の「この街に、妻がいる」、作者と猫の書き下ろし近況エッセイ二編も収録。
公開日: 2017/05/12
ライトノベル
 
人生の達人・鴻上尚史が贈る、最新小説! 世界一有名なカップル「ロミジュリ」が現代を舞台に甦る。劇的なことすべてに見放されたあなたは現代を生きるロミオとジュリエット。ロミオになるはずだった男たちと、ジュリエットになれなかった女たちが繰り広げる、欲望と嫉妬、裏切りと絶望のドラマ。
公開日: 2017/05/12
ライトノベル
 
いつか必ず死にゆく人間の儚さと確かさを描く小説集。祖母が遺した宝石を身に着けると、孫娘は、祖母の過去の体験を夢に見る――「宝石」。資源が枯渇して紙の本がなくなった未来とは?――「燃える本の話」。原子力の歴史と、ひとりの女性の個人史が交わる「日出ずる」。時空を越えて娘の体験と母の記憶が重なりあう「シー」。類まれな想像力と遙かな時間軸で描かれる全4編。
公開日: 2017/05/12
ライトノベル
 
【第二十四回伊藤整文学賞受賞作】妻の失踪を皮切りに、緒方の人生は転落の一途を辿った。失職、路上生活、強盗致死。そして二〇〇八年六月八日午前九時、緒方は五年の刑期を終え滋賀刑務所を出所する。自らの人生の意味を問い直すかのように大阪の街を彷徨い、やがて和歌山のとある村へと流れついた緒方。流浪の旅の末、彼が目にしたのは地獄か、それとも極楽か。
公開日: 2017/05/12
ライトノベル
 
保健室登校をしているナツとサエ。二人の平和な楽園は、サエが‘自分のクラスに戻る’と言い出したことで、不意に終焉を迎える――(「ねぇ、卵の殻が付いている」)。学校生活に息苦しさを感じている女子中学生の憂鬱と、かすかな希望を描き出す6つの物語。現役の中高生たちへ、必ずしも輝かしい青春を送って来なかった大人たちへ。あなたは一人きりじゃない、そう心に寄り添う連作短編集。
公開日: 2017/05/12
ライトノベル
 
23歳の夏帆は、弱小ブランドで働くファッションデザイナー。幼い頃から夢見てきた仕事だったが、どこか中途半端でもどかしい。気になる若手芸人との関係も思うようには進まない。そんな時、先輩に誘われ、新しい会社に移る。そこでパリコレの刺激を受け、一流のものを知ることで、いつしか自分の中の野心に気付く。仕事の成功も本物の愛も、自分で掴みとる! 共感を呼んだ話題の長編小説。
公開日: 2017/05/12
ライトノベル
 
シャリーと呼ばれるその娘は、少女売春のかすりを取るような顔役だった 一人二人でなく、数人の女の声がする。ほとんど同時に、どっと乱闘がおこったような音が聞えてきた。ちょうど根来が歩いている右側の路地からの騒ぎである。それで根来は、反射的に駈けだし、その路地の中をのぞいた。瞬間、目の前に、若い女が立ちはだかった。はっと根来が立ちどまると、まだ十六、七の黒っぽいツナギのような服のスケバンらしいのが、「見世物じゃないよ、いきなっ」と白い顎をしゃくった。(本文より) 日本の警察小説史上に輝く最大の金字塔、「新宿警察」シリーズが全集として電子で復刊! 本書は長篇「あたしにも殺させて」を収録。巻末に書評家・杉江松恋による解説を収録。*あたしにも殺させて●藤原審爾(ふじわら・しんじ)1921年、東京都生まれ。「小説の名人」と讃えられ、純文学から中間小説、推理小説、犯罪・スパイ小説、歴史・時代小説、恋愛小説など多種多様なジャンルにまたがって作品を発表。初期の代表作『秋津温泉』や、『泥だらけの純情』『新宿警察』など、映画・ドラマ化された作品も数多い。1952年「罪な女」等で第27回直木賞を受賞。監修:杉江松恋(すぎえ・まつこい)1968年、東京都生まれ。ミステリーなどの書評を中心に活動中。著書に海外古典ミステリーの新しい読み方を記した書評エッセイ『路地裏の迷宮踏査』(東京創元社)、『読み出したら止まらない 海外ミステリーマストリード100』(日経文芸文庫)など。2016年には落語協会真打にインタビューした『桃月庵白酒と落語十三夜』(KADOKAWA)を上梓。近刊にエッセイ『ある日うっかりPTA』(KADOKAWA)がある。
公開日: 2017/05/12
ライトノベル
 
プロローグ。二〇一六年。日本の家電量販業界は戦国時代さながら、各社は少しでも勢力を拡大しようと熾烈な争いを繰り広げていた。
公開日: 2017/05/12
ライトノベル
 
シティホテルの高層階の部屋の窓から夜景を眺める28歳の石野浩子。木村裕一には妻がいることを納得ずくで始まった関係も1年半になる。木村は罪悪感につきまとわれ関係を解消したいと考えていた。しかし今夜、浩子を後から抱きしめ「縛ってみたいんだ」と囁くと、彼女の全身が一瞬にして熱くなるのが伝わった。ふたりは単なる不倫の関係から別の関係になれるのか……(「色女」)。表題作をはじめ、最後の一線をめぐる最高の女友達との夜、マンションの管理組合で知り合った四十歳と三十七歳の既婚者同士など8組のスリリングな恋模様を描いた、切なく苦い、だけど最高に甘美な作品集。本書は、徳間書店より刊行された「横好き」を改題したものです。
公開日: 2017/05/12
ライトノベル
 
『窓の女』7編からなる短編集。990年代に書かれたもの。女性の心の中にありがちか感情を余るところなく描き出す。バラエティに富んだ作品集だ。 表題作の「窓の女」は、隣のアパートの窓から覗く水商売の女が子供心にきれいに映る。突然、数日間姿を消し、そして戻ってきたときには背中に刺青のある男と戻ってくる。少女の垣間見る大人の淫靡な世界。「手伝い求ム」はある家庭にお手伝いとして入り込んだ女の企み。「私だけの音」深夜路上に止められたポルシェの排気音に官能的な疼きを感じる人妻。「盗みかえし」高校時代の恋人が主人公の同級生の女と結婚することを聞き、二人の婚約を破局させようとする。うまくいったかのように見えたが……。「日傘のトン子」ジーパンとTシャツ姿でいつも日傘を差しているトン子は映画の小道具係だ、映画の助監督の恋人がいるが、その助監督に女優がちょっかいを出したことから、穏やかならぬ心境になる。「水の中の小さな太陽」はプールサイドで再開した幼馴染。彼女はサラリーマンと妻としてアメリカ生活を終えて帰国、二人の子供がいる。もう一人は独身で銀座のホステス。家庭生活の不満を聞きながら、結婚は女にとって強い砦だと実感する。「黒い電卓」計算高いホステス。新しい男ができると電卓を取り出し、何やら計算を始めるという。
公開日: 2017/05/12
ライトノベル
 
すずは広島の江波で生まれた絵が得意な少女。昭和19年、18歳で呉に嫁いだすずは、戦争が世の中の空気を変えていく中、ひとりの主婦として前を向いて生きていく。だが、戦争は進み、呉はたびたび空襲に見舞われる。そして昭和20年の夏がやってきた――。数々の漫画賞を受賞した原作コミック、待望の劇場アニメ化。戦時下の広島・呉を生きるすずの日常と軌跡を描く珠玉の物語。ノベライズ・ジュニア文庫版。(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
公開日: 2017/05/11
ライトノベル
 
今なお読まれ続ける、太宰治の代表作「人間失格」。破滅的な人間を描きながらも読者を魅了してやまない本作から、子供でも読みやすい幼少期時代の場面を抄録。さらに、友情の美しさを描いた代表作「走れメロス」ほか、短編の名手であった太宰治の魅力が存分に味わえる作品を多数収録。東京大学文芸サークルの現役学生による解説つきで、読書感想文もバッチリ!表題二作以外には、「猿ヶ島」「富嶽百景」「葉桜と魔笛」「畜犬談」「十二月八日」「雪の夜の話」「眉山」を収録。【小学校 上級から】
公開日: 2017/05/11
ライトノベル
 
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