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【日本文学】タグのライトノベル・小説

―この街に、この店に、優しい人がいる。 『マイナビeBooks大賞』&『お仕事小説コン』特別賞W受賞!文具メーカーで事務をしている朝希は真面目に日々働いていたが、新しい課長に目の敵にされてしまう。見兼ねた先輩社員に助けられるも退職を余儀なくされた。以来、半ば引きこもりのような生活を送るが、これではマズイと兄の営む家具屋で店番を始める。接客は辛いが兄の想いの詰まった家具に囲まれる穏やかな日々が過ぎていく。ある仕事帰りの夕方、裏路地の『黒手毬珈琲館』を通りかかったとき、中に家具屋のスツールがあるのを見つける。と、ドアが開き、全身黒ずくめの店員が出てくるが、それは昼間来た客で……。多彩なアレンジ珈琲の裏には誰かの温かな想いがある――。心が疲れたときに効く、優しい一杯をあなたへ。
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
堕ちてこそ、人生!ゲス街道まっしぐら男の、究極の苦悩を一瞬にしてギャグに転換したのは、欲望の掃き溜めで働く、美しい風俗嬢のひと言だった――黄昏迫る大都会・東京。大女優の妖しげな唇から発せられた驚くべき真実。蘇るニューヨーク、パリ、アリゾナの記憶。裏切りと救済、憎悪と恩義。マイルス・デイビスの奏でるアランフェス協奏曲の旋律が、ろくでなし男の胸を掻き乱す。愛なき男の魂の彷徨を描く、ある夏の日の数時間の狂乱の物語。男は果たして恩人の祭壇に辿りつけるのか?! 迸るイメージの奔流。荒々しく、大胆な文体。予測不能の展開。第121回文学界新人賞3次予選で散った、限りなくエンタメに近い哀しくも「笑える」純文学小説が、オリジナル電子書籍でゾンビのごとく復活
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
動物園は今日も雨!? 恋に破れた晴れ女の飼育員×嵐を呼ぶ雨男×可愛すぎる子グマにキュンッ♪御前園晴子は坂上動物園でホッキョクグマを担当している飼育員。三十路を前に、実家の跡取りの弟や同級生の駆け込み結婚にも動じなかった彼女だが、入園以来面倒を見てきたクマがつがいになった時、急に焦りを感じ、見合いをする。 順調に婚約するも挙式当日、迷いが生じて会場から逃げ出してしまい、そこで究極の雨男に出会い…?恋に破れた晴子と、恋を見失った一と、双子のシロクマとの、ほのぼの動物園ライフ♪
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
■あらすじ平凡に見えた主婦が、小さな悪戯心から少女を殺し、それによって真の自分に気付き、後悔や反省、自責というマイナスな心情を一切感じず、家族や生活場所から未練なく離れ、自分の思うままに生きることを決める。■著者コメント「罪の意識が無い人間には罰も無い」というテーマを頭に置いて書いた作品です。少女殺しという、世間一般では重大な犯罪を犯し、家族と生活場所から逃げながら、一切後悔や反省の念を持たず、前向きに生きようと決める中年女性が主人公です。
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
夏休みに祖父の家に遊びに来ていた紅(コウ)はアオという少年と出会い、毎日のように遊んでいた。しかし、ある日アオが死んでしまい、紅の日常は一変する。自分の所為で死んでしまったと、その日を境に生きる気力を失くした紅はただ過ぎる毎日を過ごしていた。そんな時、転校生として「宮野蒼」というアオと同じ名前の人物がやってくる。別人だと分かっていても、ざわざわと心が揺れるのを止められなかった。しかし、一度話してみれば蒼は本当に’いい奴’で、転校してすぐクラスの皆とも打ち解け、紅自身も穏やかな気持ちで過ごすことが出来た。完璧な人物像、隙が無い蒼だからこそ日に日に増していく違和感。果たして蒼とアオの関係は、紅は後悔の日々から抜け出すことは出来るのか。■著者コメント■何気ない日常に潜む少し不思議な友情物語。コウとアオの友情は、紅と蒼を通してどういう結末を迎えるのか。
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
同窓会の帰り道、祠で見つけた少女は心臓の鼓動がしていなかった。心臓が動いていないのに生きている少女を見つけた須藤眞人は、迷うことなく彼女を家族に迎え入れた。しかし、世間に心臓が動いていない人間などいない。この秘密は、なにがなんでも知られてはならない――。■著者コメント心臓の鼓動がしない人間、という非日常的なことを中心にしました。SFやファンタジーではなく、ごく普通の世界で、心臓の鼓動がしないなんていう信じられない人間がいたら面白いと思いました。■著者プロフィール一九九四年三月生まれ。大阪生まれの鳥取育ち。関西学院大学教育学部所属の三回生。転勤族であったため、関西に十年以上住んでいるにもかかわらず標準語が抜けない。高校、大学と放送関係の部活に所属し、朗読や脚本づくりに精を出す。個人制作で企業の商品CMやオープンキャンパスの映像も手掛けることもあり、現在は小学校の教員採用試験を受けるべく勉学に励んでいる。
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
ふわふわの揚げ豆腐に、とろとろのあんと生姜。口に含めば優しく甘い……日替わり定食はしあわせの味。出来立て、ほかほかの美味しい揚げ出し豆腐をどうぞ。レトロな丘の山商店街にある神崎食堂の人気NO.1メニューは揚げ出し豆腐。三軒隣の豆腐屋から仕入れたふわふわの豆腐に、とろとろのあん。口に含めば優しい甘さがしあわせを運ぶ絶品だ。看板娘の神崎花は、今日も店に立つが、ある日、会計中に見知らぬ男に突然プロポーズされる。彼は大企業の社長で、揚げ出し豆腐が好きだと言うが…?以来、毎日店にやってくる彼はいったい何者―!?豆腐屋×定食屋の美味しい料理に舌鼓!ネットで話題のグルメ小説。
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
■あらすじ西新宿にある高層マンションから、一人の女性が飛び降りた。それは9月の終わり、涼しく空きらしい風が吹く頃だった。女性は後頭部から落下したため、即死ではあったが顔は原型を止めていた。それだけに、お通夜で集まった、女性の友人たちは皆、化粧をしてあげることにしたのだ。「綺麗な顔のままで、良かったね」薄く頬紅を塗った女性は、まるで生きているようにも見えた。安らかに眠る彼女と、棺に添えられた白いバラの花。享年26歳。友人たちは、泣き崩れた。女性が飛び降りる15分ほど前。彼女はマンションの管理人と会っていた。ひどく酔っているように見えた女性に「大丈夫ですか?」と声をかけた管理人が、生前最後にあった人物となった。それから遡ること2時間前。彼女は、自分のノートにこう記している。「未来がない。未来が感じられない。自分を完全に否定され、すっかり自信を失くしてしまった。ひたすら苦しい。息をするのも苦しい。消えてしまいたい。眠っていない。泣いてばかりいる。出口が見えない。未来がない。未来なんていらない。」■著者コメント会社の内部告発をして逮捕された主人公と、自殺願望のある少女との恋愛を描いたものです。最近、ストーカーだとか、女性を傷つけ逮捕される事件が多く、その後の人生はどうなるのか、更生はあるのか、そんなことを問いかけたいと思っております。■著者プロフィール東京都生まれ。歌手・中島みゆきの世界に引き込まれ、高校時代に家出して、自転車で日本を一周。北海道の牧場で野生の馬に乗り、将来はジョッキーになる予定だった。東京の雑誌社などでライターをする傍らで、東京ディズニーランドでカメラマンを務める。JTBなどで観光創出事業にも従事。外国人旅行客を日本に誘致するインバウンド事業にも興味があり、添乗員をしていたことも。小説を書くために仕事を失い、家庭を失い、あらゆるものを失い、世捨て人となり、海外を放浪。放送局のディレクターなども務める一方、旅行サイトの「京都の観光なら『ガイドブックス』や「たびねす」で、観光ライターとしても活躍中。舟橋聖一顕彰青年文学賞などを受賞し、文芸雑誌の「小説新潮」やスポーツ新聞などにも小説を掲載された経験もあり。
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
登校拒否気味で引きこもりのクラスメイトと関わることになった、14歳、あめり。彼は夢に腕がたくさんある観音様が出てきたとある日、呟いていた。その頃、地球は、約20年前に突然世界各地に飛来したピリオド星人と、人類との共生の道が模索されていた。銀色のオーラを放っている以外、殆ど人間と変わらない、アトランティスやムー大陸等の地球の古代文明さえ知るピリオド星人達。一方、ピリオド星人が何者なのか科学的に証明され、人類は驚愕する。それを契機に彼らの暗黙の支配のようなものがはじまりつつあった。友好・平和と競い・争うことの狭間でもがく人類。学園の文化祭実行委員となったあめりは、ピリオド星人達にささやかながら一矢報いる出し物を企画する。その中で、何故クラスメイトが登校拒否をしていたのか、町の先人、おじいちゃん、おばあちゃん達が何を継承してくれていたのか気づき、子供達は立ち上がる。人類は本当に無力なのか。子供は本当に無力なのか。本当にそうなのか……? 静かに問いかける書……。■著者コメント■活気を失いかけている現在の日本社会。元気を失いかけている大人たち。未来の象徴である子供の性格や行動、子供達の世界にも、深く影響を与えています。しかし、学校生活、特に文化祭の企画を通じての子供達の何気ない気づきと、クラスメイトへの思いやりと行動等によって、まず身近な親が、そして町の大人たちの意識が次第に変化してゆきます。一個人、一教室での変化の兆しと流れが、故郷を、日本を、世界を変えてゆくパワーがある、そんな大きな影響力があるんだ、という希望や再生の可能性をSFテイストの本作品にこめました。
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
主人公の高瀬俊は、歌がうまいこと以外何のとりえもない男子高校生。世の中は顔だと思い、自分は何の努力もせずイケメン男子にひがんでばかりいた。しかし、ある日、ひょんなことから自分がイケメンに見える世界での生活が始まる。学校に行くと、下駄箱いっぱいのラブレターが入っていたり、歩いただけで黄色い歓声が響き、お昼にはお弁当やお菓子の差し入れがくるという人気ぶり。最後に俊が選ぶ自分が生きたい世界は、イケメンに見える世界なのか?それとも……?■著者コメント■さえない男子高校生高瀬俊が、ひょんなことから自分がイケメンに見える世界へ行き、生活することになる。イケメンになれば、バラ色の人生が送れるのか?モテない男子諸君に是非読んで欲しい1冊。
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
疾風のキャンパスに舞うのは謎か嘘か―。 人見知り少女×黒犬ペッパーらの、切なくも温かい青春ミステリー! 4月、大学1年の湯川は少し無愛想な同級生・遠野と彼のペットの黒犬・ペッパーと親しくなった。ある日、遠野の通院に付き合い、彼を待っていたとき見知らぬ少女が遠野のトートバッグから何かを持ち去るのを目撃する。 だが、戻ってきた遠野はなくなった物はないと言う。それをきっかけに奇妙な美青年に付きまとわれ、バッグに接触した少女も不可解な行動を起こし始めて―。ふたりが探し求めたものは…? 切なくも温かい青春ミステリー!
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
「西の方角に引っ越すと、生命か、名誉か、財産を失う」と占い師に言われたにも拘わらず一家は父の故郷・鹿児島に疎開する。すると、終戦三日前に町は爆撃に遭って全焼、その一ヵ月後、焼け跡の片付けのとき負った怪我が原因で父が急死、続けて翌年、東京に引揚げる日を数日後に控え今度は祖母も体調を壊し他界――。中学、高校生の頃、そんな体験をした私は、その後、「占星術」や「八卦」、「夢占い」などに興味を持つようになった。以来、学校を出て求職や転職の問題などが生じると、知人から聞いた「算盤占い」の老師をそのたび訪ねるようになった。すると不思議にも予言が的中、仕事が望む方向に進んだり、夢にまでみた外国人秘書への道が開けたり、かと思うと公私ともに幸せをもたらせてくれる人物に出会ったりした……。戦後に青春を送った一女性の自伝的小説。■CONTENTS【序章】私と「占い」/(1) 占い師が予言した父の死/(2)「算盤占い」が的中した姪の半生/(3)「星占い」が当たったヨーロッパ旅行【一章】鹿児島へ疎開/(1) 枕崎台風と、父の死/(2) 屋根の上の初恋/(3) 祖母の骨壷を抱えて帰京【二章】卒業、就職/(1) 一軒の家に四所帯が同居/(2) 戦後の筍生活/(3) 高校卒業、そして就職/(4) 夜間の英語学校 /(5) 郵便物の検閲――‘秘密の翻訳工場’/(6) ‘秘密の翻訳工場’で働く学生たち【三章】「算盤占い」/(1) 秘書への道 /(2) ‘筆頭秘書’を目指し職場を転々/(3) 予言が的中したK氏との出会い/(4) 文学のこと、同人雑誌のこと/(5) ローマ行きの話が具体化/(6) K氏の計画が挫折/(7) ‘生涯秘書’の資格を習得【おわりに】「占い」その後
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
15歳の主人公・指宿柊は、一人で住んでいたアパートが火事になり、住むところを失ってしまう。行く当てもなく、公園のベンチに腰掛ける柊。そこで見つけた一匹の猫に導かれるように、カフェ「猫の住処」にたどり着く。長い黒髪に黒縁眼鏡をかけた女教師のような店長代理と、ピンク色のセーラ服を着たアタリと呼ばれる少女がいるこのカフェで、柊はバイトとして働くようになる……。第1回お仕事小説コン入選作。
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
■あらすじどこにでもいる一家を支える父。思い描いた父親像とは違うけれど、それも家族の幸せのためと懸命に仕事に打ち込んでいた。しかし、そんな忙しい毎日の中で息子の様子がおかしいことを妻から告げられる。毎夜うなされる息子の状態は一向に改善の兆しを見せない。父は、言い知れぬ不安を胸に、ある場所に赴く。にわかには信じ難い話に疑いを抱きながらも息子のために行動する父。それは、やがて紛れもない現実だと知ることになる。何かに苦しむ息子を父は決死の覚悟で救出に向かう。彼は、シュールな出来事の中で何を見付けることができたのか。
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
セーラー服姿の幽霊が出ると噂のある高校に赴任した岡村は、宿直の夜、校舎内に響く不審な足音を聞く。彼は噂の幽霊かと思い、その正体を確かめようとする。しかし、その足音の正体は、浜口と言う名の男子生徒が繰り返し校舎の階段を駆け上がる音だった。深夜の学校での奇妙な行動の理由を問い詰める岡村に、浜口は目標のタイムを出すためだと言うだけで納得できる答えは口にしなかった。だが、浜口の言動になぜか惹かれるものを感じた岡村は、階段を駆け上がる浜口に付き合うようになる。まるで部活の顧問でもするかのように。やがて岡村に心を開いた浜口は、なぜ階段を駆け上がるようになったのか、ようやくその理由を口にする……。 第4回「マイナビeBooks作品コンテスト」学園部門・優秀賞受賞!■著者コメント■読みやすい短編小説です。タイトルにカイダンがつき、作中に幽霊も登場しますが、怖い話ではなく、さわやかな読後感です。
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
「事件らしいけど、俺は早く帰りたい」 究極にやる気のない探偵現る! 高校生の霧島智鶴はどんな無理難題も解決できる天才だが、最大の欠点は、究極に無気力なこと。 そろそろ進路も考えねばならず、労力を使わず頭脳を働かせるだけで稼げる仕事はないか?と考える日々。そんな彼のもとに失敗で現場捜査を外された落ちこぼれ刑事・熱海や、同級生でちょっとオタクな揚羽、女の子によく間違えられる柚季らが次々と事件を持ち込む。ダイイングメッセージの謎、豪邸にある壺のすりかえ事件、誘拐、さらには脱出ゲームでの事故…などの謎を解くため、彼は仕方なく事件に挑むが―? 動きたがらない彼をなんとか現場に連れ出す刑事や友達の苦労も見どころ! やがて、明かされる切ない過去とは――。
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
戦前の東京・麻布十番にある、怜と透という混血の姉弟が営む喫茶店「夜想曲」。ここを訪れた人たちの様々な人間模様を紡ぐ短編小説集。晩秋の夕暮れ、怜は膝に怪我をして泣いていた少年・陽平と出会う。そして陽平は、小指と薬指が欠けていた。火事で両親を亡くし、親戚に引き取られ暮らしていたが、指のために学校でいじめに遭い、親戚の家では厄介者として扱われる陽平。そんな辛い日々を送っていた陽平は、ある日、木地師の老人・庄吉と出会うのだった……。
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
風の強い日、深夜0時。光男の住む狭いアパートの窓をコツコツと叩く音がする。そちらを見ると、クマがいた。カーテンを閉め忘れた窓から親しげに手をふっている子グマが。光男と子グマ‘ウィンディア’の不思議な出会いは…。「第12回アンデルセンのメルヘン大賞」大賞受賞の表題作『夜風のウィンディア』ほか、『DEATH』『雨の日のネコ畑』『包みます、包みます、包みます』の4作を収録。■著者プロフィール1970年10月10日生まれ。1994年『トゲなしサボテン』で「アンデルセンのメルヘン大賞」入賞。1995年『夜風のウィンディア』で同賞大賞を受賞。以降、童話作家として活動。2000年に作品集『トゲなしサボテン』を愛育社より出版。Webサイト「ストーリーゲート」にて多数執筆。2014年12月に『トゲなしサボテン?九十九耕一短編集1?』を、2015年1月には『ラーメン食べたい?九十九耕一短編集2?』(いずれもマイナビ刊)を電子書籍にて発売した。「つくも堂まめ本舗」として、豆本の制作やワークショップも行っている。
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
ホームレスの正次は二億円を手に入れた。人生は後悔のないように、と金を渡された正次だったが、彼はその金を一体何に使うのだろうか……?■著者コメント■失われた時間や後悔は金で取り戻せるのか……。時に諦め、時に懸命に生きる。一人の男の、小さな人生の物語です。
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
「小説家になろう」『お仕事小説コン』優秀賞受賞!手助けしてやるよ、あんたのためじゃなくメガネのために―。OL・志乃は仕事のストレス解消にと出かける途中、路地裏でおしゃれな店『Granz』を発見する。看板には「わがままな眼鏡店」とあり、首を傾げつつ店に入ると無愛想すぎる店員・天王寺がいた。第一印象は最悪だったが、メガネを見て悩みを言い当てたり解決する不思議な彼は、どんなことよりもメガネを愛する究極のメガネ男子で…? 客に冷たくメガネに優しいお店へようこそ―。
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
「恥の多い生涯を送ってきました」 日本が生んだ天才作家、太宰治。 死後64年が経ち、いまだに私たちの胸を突き刺し続ける、そして他の追随を許さないユーモアの持ち主。 本書「死ぬまでに読んでおきたい 太宰治」では、豪華に太宰治の名作7篇を収めました。 ・没落貴族の哀歓を描いた「斜陽」 ・太宰の文学の総決算「人間失格」 ・美しい友情の物語「走れメロス」 ・紀行文であり、著者最高傑作とも言われる感動の一冊「津軽」 など、全7作品。 太宰治をまとめて読みたい方へ! ●目次 ヴィヨンの妻 斜陽 人間失格 走れメロス 津軽 道化の華 富嶽百景 ■太宰治 (1909-1948)青森県金木村(現・五所川原市金木町)生れ。本名は津島修治。東大仏文科中退。 在学中、非合法運動に関係するが、脱落。 酒場の女性と鎌倉の小動崎で心中をはかり、ひとり助かる。 1935(昭和10)年、「逆行」が、第1回芥川賞の次席となり、翌年、第一創作集『晩年』を刊行。この頃、パビナール中毒に悩む。 1939年、井伏鱒二の世話で石原美知子と結婚、平静をえて「富嶽百景」など多くの佳作を書く。 戦後、『斜陽』などで流行作家となるが、『人間失格』を残し山崎富栄と玉川上水で入水自殺。
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
幼い時に父を亡くし、豆腐屋を営む叔父を手伝って暮らす主人公の青木千三。千三と首席を競い合い、浦和中学へ進んだ柳光一との友情を軸にお話は進みます。貧困、いじめにくじけそうになりながらも、たくましく乗り越えていく。志を高く持つ少年たちにすがすがしさを感じる。昭和初期の作品ながら、時代をこえて訴えかけてくる少年文学の傑作。
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
上海で遠藤は行方不明になっている領事の娘、妙子を探していた。妙子はインド人の老婆に捕らわれていることを探る。しかし老婆は妖術使いでアグニの神がついていた。遠藤と妙子は策略をめぐらす。
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
貧しいながらも、奔放で勝手気ままな詩人の夫を支える健気な妻の物語。映画化もされた太宰治の名作を、原文のまま読みやすく改編しました。
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
4月1日に現れたのは、うそを操る魔人「アザム」だった。なんと渚がうそつき大賞に選ばれ、景品として過去に起こった出来事を無かったことにできることに。アザムが引き起こす騒動の中、やがて家族の気持ちが1つになる。「私が生まれたのと引き換えに、お母さんが死んでしまった」そんな気持ちを持ったままお父さんは再婚をすることになった。だけど再婚相手はとてもいい人。このままでは本当のお母さんのことを忘れてしまうのでは…15歳の少女の心を繊細に綴った感動の物語です。自分が愛されていたことがわかった時、きっとあなたも涙する。
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
現代語訳で読みやすい!夭折した天才作家、樋口一葉。これまで読みにくかった作品を現代語に翻訳しました。美しい名家の一人娘雪子。彼女に許婚者がいるにも関わらず愛してしまった植村録郎。周囲の人々により仲を引き裂かれ、自殺した録郎を想うあまり精神を壊してしまう雪子。食事も摂らなくなり、やせ衰えながらも許しを請う姿は痛ましくも美しい。
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
みなしごの巳之助少年は、いつかは身を立てたいと思っていた。当時は珍しいランプを売る商売を始めたのですが……。人間の大切さを思い出せる珠玉の名作です。
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
太宰治の短編小説。5歳の女の子のために絵本を読んで聞かせるという言葉で始まる物語。「瘤取り」「浦島さん」「カチカチ山」「舌切雀」といったお馴染みのおとぎ話が太宰流にアレンジされている。太宰治の解釈によるお話は、平成の時代を生きる我々が読んでも面白い。読みやすくするため、現代の言葉に近づけました。
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
北海道の厳しい大自然の中で、もがく農民たち。野生児、広岡仁右衛門。彼は真面目に働けば誰よりも大金を儲けることができるのだが、不幸が重なり何もかもうまくいかなくなる。生きていく厳しさ、そして凄まじい描写で最後まで目が離せない。アダムとイブの息子、カインのようにどこまでも彷徨の人生を歩むのが、広岡仁右衛門であり、我々なのか。
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
グスコーブドリはイーハトーブの森の木こりの息子。冷害で両親を失い、妹と生き別れ苦難の末、火山局の技師になる。しかし再びイーハトーブに冷害の危機が訪れる……宮沢賢治の童話の代表作の一つ。
公開日: 2016/11/22
ライトノベル
 
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