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【日本文学】タグのライトノベル・小説

詭弁とは‘ごまかしの話術’。でもその良さをわかっていれば……? クールで知的な会話をあやつりたい方へ贈ります。大人の会話で必ず役に立つ、洒落た話術の見本帳!!
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
美しい全盲のひとり娘烈。巡礼の途中で病死する母賀穂。相つぐ不幸を打ち消すがごとく若い嫁をもらう父意造。烈を育て上げ一途に意造を慕う叔母佐穂。蔵元田乃内家をおそう数々の悲運にもめげず、気丈に成長した烈はやがて恋を知り、女ながら蔵元を継ごうと決意する――。家族のそれぞれの愛の成就をうたい上げた感動の終章。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
中国の一名画にまつわる伝説に取材、夢幻的芸術美の世界を描いた「秋山図」、文豪トルストイの強烈な個性をツルゲネフとの交遊の中に浮き彫りした「山鴫」、『今昔物語』に依拠して真理の絶対性への懐疑を卓抜な技巧的構成で提示した「藪の中」、神格化された一将軍の虚飾を剥ぐ「将軍」等、テーマ、スタイルに多彩を示す大正10年作品を収録。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
静湖姫は、独り身のままもうすぐ三十二歳。そんな折、ある藩の江戸屋敷で藩士百人近くの死体が見付かる。調査に乗り出した静湖が辿り着いた意外な真相とは? そして静湖の運命の人とは!? 衝撃の完結巻!
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
道ばたで偶然年上の美しいエマと知り合った十八歳の私。贅沢で気難しく奔放で孤高、その上匂い立つばかりのエロティシズム。エマの魔力にとりつかれた私がそのボーイフレンドを次々寝取ったことは、むしろ自然な成り行きであった――無名の詩人・晋平が出現するまでは。人が人を好きになる罪悪と悦び。愛し合えば合うほど陥る孤独という裂け目。誰も描き得なかった愛と哀しみに踏みこみ、小池ロマンの分岐点となった恋愛小説の金字塔。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
南青山の紅茶専門店「青(ブルー)」は、店主和子を慕う常連のお客が多い。 自力で手にした「男と贅沢」を同僚に横取りされてしまったハウスマヌカンの奈々子。待望の新車で大事故を起こすモデルのみちる。憧れのニュースキャスターになって不安に揺れる留美。 輝やかしいはずの若さを前に立ちふさがる冷やかな「現実」をどうクリアすればよいのか――。女主人和子との語らいを糧に、恋に仕事に鍛えられていく、6人の女たちの物語。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
東京の女子大学を卒業してR新聞社資料調査部に働く順子は、ある日外国要人の写真を係に取り違えて渡し、その日の夕刊の写真誤用は社内に大きな波紋を呼んだ。部長末広と次長の左遷。――責任を感じた順子は編集局長川北に辞表を提出するが、川北は意外にも彼女を銀座のクラブに誘う。二人の接触は、川北に恨みを抱く末広により、スキャンダルとして暴露された。社内に激化する醜い派閥争い。職場への夢を失った順子は、一夜川北から財界の怪物海野を紹介されるが…。人生の確かな手ごたえを求めてさまよう、一女性の心と行動を鮮やかに捉えた巨匠の長編現代ロマン。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
「ツギハ…アナタ」――次々起こる謎の連続殺人事件。人間の仕業とは思えない殺害状況。そして現場に残る禍々しい女の気配。明るさが取り柄のおバカな霊感少年(?)翡翠と謎だらけクセ者天青の高校生コンビは事件に巻き込まれる。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
小さな芸能事務所・宇都木プロダクションのマネージャー本田茜は25歳。元アイドルの早坂拓美に憧れてこの世界に飛び込んだ。拓美のマネージャーとなり、恋人ともなるが、芸能界の空虚さに少しずつ疲れ、仕事への情熱をすりへらしていく。拓美の裏切りにあった日、茜は街で美しい眼差の青年、黒崎戒とすれちがった。強烈な出会いは茜に新しい人生をもたらすが、戒の過去は謎に包まれていた――。虚飾にまみれた、時に残酷な芸能界で、仕事と恋に全力で向き合う女性の姿を描く、涙の感動物語!
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
終戦直後の混乱期。若槻礼次郎以来の天才と称された東大生・山崎晃嗣は、ヤミ金融会社「光クラブ」を設立し時代の寵児となるが、わずか27歳で服毒自殺する。後に三島由紀夫、高木彬光らが小説のモデルとし、アプレゲールの典型といわれた山崎は、なぜ死ななければならなかったのか。昭和史研究の第一人者が徹底取材し、その死後60年にして明らかにした山崎の真実の姿とは。戦後金融犯罪の謎に迫る。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
早瀬主税は、独文学者酒井に拾われ成長。芸者のお蔦を娶ったことが恩師の逆鱗に触れ、別れを余儀なくされる――。明治の人気作家が描く、一人の青年と彼を取り巻く女たちの愛憎劇をダイジェストで読む!※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
星が降るような夜空の下、織江と初めて出逢ったのは、もう2年近くも前のことだった。長崎へと進む船の上で、彦馬は出逢いの時のこと、そして離れ離れの月日のことを想っていた。諸外国を巡るよう静山から任ぜられた彦馬は、一緒に日本を脱出するため、織江を待ち続ける。だが、織江を狙う黒い影もまた、長崎の地へ向かっていた。さまざまな想いが行き交う彼の地で、最後の戦いが始まる──。「妻は、くノ一」、ついに完結!
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
私は体調の悪いときに美しいものを見るという贅沢をしたくなる。香りや色に刺激され、丸善の書棚に檸檬一つを置き--。現実に傷つき病魔と闘いながら、繊細な感受性を表した代表作ほか、12編を収録。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
妖怪課職員としての勤務も残りわずかとなった秀也は、自分の将来、ゆいとの関係に悩んでいた。そんな中、凶悪妖怪たちが次々と現れる異常事態が!? 秀也、朧月の運命は――!?
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
昭和8年、巣鴨の水道屋の次男坊・曠吉は、家業を手伝いながら、第1回直木賞作家・川口松太郎のような小説家になることを夢見ていた。しかし頭の中に浮かぶのは、美しい女との××のことばかり。曠吉は、様々な女と出会い、彼女たちに魅かれ、人生の愉しさ、儚さを知る。歳月を重ねながら、少年は一歩ずつ大人への階段を上っていく。都々逸や小唄を小気味よく挿みながら、男と女の「情」を描いた、胸にしみいる人情小説の白眉。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
見上げる空にまたたく星、昴。戦争を止め、恋を成就させるため、少年たちは星を道しるべに冒険に出る。人間たちが歴史のなかに刻んできた、音とリズムの中に真理を探し求めて、人の「魂」を見つけるために。海辺から砂漠へ、草原へ、そして神社へ。そうだ、人は生きているのではなくて生かされているのだ――。あの名曲が、こころ揺さぶる小説に結実した! 音楽家が紡ぐ、時空を超えた音と旅、冒険を巡る7つの物語!!
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
終戦によって、ようやく人間らしい感情を取り戻していた私は、何年かぶりで中秋名月を愛でる気になった。五分あまり歩いて大きな池のあたりにさしかかった時、突如として、うら若い女性の美しい唄声が聞こえてきた。声に誘われ竹藪の中へ歩を進めた私は、はたとその場に立ち止まった。行く手の小高い段の上に、月光で銀色に輝くワンピースに竹の葉影を斑々とさせて、神秘なまでに美しい女性が佇んでいた……。ロマンチシズムの極致。数奇な運命を辿り、今蘇った横溝文学異色の名作。カバーイラスト/杉本一文
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
海は未知への扉であり、山々には精霊が宿っていた太古・弥生時代。突如海より現れた黒魔蜂に連れ去られた若菜は…(「緑の女の還る地は」)。室町時代、山城国の有力領主に嫁いだ誇り高き女・茶佐と、京の遊里で名をなした女・瑠璃王の儚き運命の交差とは…(「乱の徒花」)。性に翻弄され、果てしなき悦楽に呑まれてゆく女たち。弥生、鎌倉、室町、江戸、昭和、平成。異なる時代で描かれる、深遠なるエロティシズムの世界。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
中国大陸の奥深くにあるという伝説の地‘崑崙’。そこは花々が咲き乱れ、竜や不死の一族が存在し、太古の剣歯虎(サーベル・タイガー)が守護しているという。また、この地に行き着いた者は、中国を治める事ができると信じられていた。――大陸浪人、藤村脇はゴビ砂漠で剣歯虎と遭遇したことから‘崑崙’を目指すことになった。戦雲吹きすさぶ中国大陸を舞台に、秘密結社の殺し屋、謀報機関員、謎の美少年らが、さまざまな野望を抱いてくりひろげる大冒険旅行。SF長編。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
散乱したトランプの上に置かれた女の生首――。隅田川沿いの古びたアパート「聚楽荘」で起きた猟奇事件の真相を探る表題作「トランプ台上の首」――。白昼の隅田川にポツンと漂う一艘の貸しボート。中には、首を途中まで挽き切られ、血まみれになって横たわる男女の惨死体が……。名作「貸しボート十三号」ほか、幻の探偵エッセイ「探偵小説講座」を収録。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
亡き娘、小菊の訪れた足跡を辿る秋葉文七。文七は、紀州路に入って、小菊の事故死の真相に近づきつつあった。しかし、事故の背景には異験力をもつ紊鬼一族と、国家機関との果てしない闘いの歴史があった。娘の仇を討とうとする文七を襲う何者かの影! 文七は怒りを感じつつ、恬淡として迎え撃つのであった……。叙情あふれる名作「垰」シリーズ、いよいよ波乱の終局へ。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
昭和3年、町はずれに住んでいた60歳過ぎの女性・片岡直が殺された。行きずりの強盗が犯人だろうと思われたが、事件の真相は直の恐ろしい過去に隠されていた――。そのほか当時の交友関係をベースにした「艶書御要心」「素敵なステッキの話」、外国を舞台とした「夜読むべからず」「喘ぎ泣く死美人」、また新たに単行本未収録作品「燈台岩の死体」「甲蟲の指輪」を加えた全18作品を掲載。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
名犬の流れを汲む土佐闘犬・羽黒、関東地区の横綱犬であった。飼い主は東京の鉄工所社長。闘犬の一生は短い。社長は羽黒が全盛の峠を越したと判断、興行会社社長に売り飛ばす。ここから羽黒の流転が始まった。次々に変わる飼い主。あげくは「咬ませ犬」にさせられた。若い闘犬に自信を持たせるための咬まれ役。羽黒の意地がそれを許さない。若犬には負けない。飼い主たちの暴力と劣悪な環境。元闘犬のたどる過酷な道、心温まるハッピーエンドが待っている。「高安犬物語」で第32回直木賞を受賞、動物文学という新領域を開拓した著者の傑作。ほかに「忠犬像紳士録」「仔犬」「山犬塚」「猪犬物語」。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
逃亡中の犯罪人・徳蔵は、山中で死にかけた仔犬をひろい、ゴロと名付けた。しかし、ゴロは骨肉しか喰わず、長ずるにつれて不敵な面持ちを備え始めた。四肢は異様に太く、眼窩は裂け、切れ長の目には底知れぬ青い光をたたえていた……。そして村の犬はゴロを避け、山からは鹿や猪が姿を消した。そんなある冬の夜、徳蔵は、悲壮感のこもったすさまじい咆哮をきいた。それ以来、徳蔵はゴロの姿を見なくなった。――徳蔵は新聞記事で、‘猟師に追われた最後の日本狼’の話を知ったのは、それからしばらく後のことであった……。動物と人間との葛藤と交流を描く、西村寿行の感動の動物小説! 全6篇収録。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
海外研修の留守中に妻を殺された警視庁警部の舞坂正路は、職を辞し姿見えぬ犯人への復讐を誓う。木枯らし吹きすさぶころだった。事件前に北海道の実家に帰省していた妻は十月十日の夜ひとりで船を出していた。また同夜、近くをドライブ中に道警の三勢警視正が転落死していたことも判明した。この暗合を追う舞坂は、恐るべき謀略をもくろむ巨大な組織とその陰にひそむ不吉な血筋の存在を知った。舞坂は、ついに、夥しい死を運んだ呪われた血脈の遡及を始めるのだが――。本格ハード・サスペンス巨編!
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
社会を批判したせいで土に植えられ樹木化してしまった妻との別れ。誰も関心を持たなくなったオリンピックで黙々と走る男。現代人の心の奥底に沈んでいた郷愁、感傷、抒情を解き放つ心地よい短篇集。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
「この鰐(ワニ)を持っていると、女にやたら惚れられるんです」。質屋で出会った貧相な男は声を低くして言った。モテない私は、なけなしの金でその剥製の鰐を買った。それを持って行きつけのバーに入ると、その魔力は早速効き出したようにみえたが……。表題作ほか「ああ断餌鬼」「二日酔いのヒットラー」「ニヒリストを撃て」「恐婦の報酬」「天才に体を張れ」「芸は売っても」を収録。軽妙な文章と巧まざるユーモアで、生への怯えと不安を描き人生の哀歓をただよわせた傑作作品集。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
凡庸な忠義者の助蔵が、剣客として知られる主人を斬り殺した科で入牢してきた。不審に思った大賀弥四郎は、持ち前の人の好さで調査に乗り出す。一筋縄ではいかぬ想いに目をこらす心優しき牢屋同心の事件簿。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
浅草署の刑事・田島は、帰宅途中の夜明け方、隅田川に浮かぶ舟に子供の死体がぶら下がっているのを発見した。引き揚げられた死体は、十歳ぐらいの少女のもので、細い首に扼殺の跡があった。そして何より田島の注意を引いたのは、あどけない少女の顔に不似合いな真っ赤な口紅だった。少女の身に何が起きたのか……?(歪んだ朝)「オール讀物」推理小説新人賞受賞の表題作ほか、黒の記憶/蘇える過去/夜の密戯/優しい脅迫者を収録したオリジナル傑作短編集。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
県警捜査一課から所轄への異動が決まった澤村。その赴任署にストーカー被害を訴えていた竹山理彩が、出身地の新潟で無惨な焼死体で発見される。同時に理彩につきまとっていた男も姿をくらましていた。事件を未然に防げなかった警察の失態と、それを嘲笑うかのような大胆な凶行。突き動かされるように新潟へ向かう澤村だったが、今度は理彩の同級生が犠牲になってしまう。冷酷な犯人を追い、澤村の執念の追跡がはじまる――。※本書は平成二十五年二月に小社より刊行された単行本『執着』を改題の上、加筆修正し文庫化したものが底本です。
公開日: 2016/05/20
ライトノベル
 
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