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【日本文学】タグのライトノベル・小説

2004年。莫大な資金を背景にNY本社から「大空電機」の買収を命じられる鷲津。一方、企業再生家となった芝野は、社長の塚本から同社の再建を依頼される。かつての名門大空電機も今や赤字にまみれ、創業者である現会長の大木昇三郎は癌を患い瀕死の状態。筆頭株主となった鷲津は、赤字部門の切り離しを芝野らに迫る。だが、それは大空電機の下請け工場である由香の実家の工場の閉鎖も意味していた。かつて、自らの貸し渋りで死に追いやった由香の父親のことが忘れられない鷲津は、深い苦悩を抱えたまま株主総会に挑む。あくまで合理性を訴える鷲津に対し、病床の大木からのメッセージが届き、会社への切なる思いが伝えられる。情に訴えた形で戦いは芝野らが僅差で勝利。すぐにTOBの準備に取り掛かろうとする鷲津の前に、IT企業「ハイパークリエーション」の社長となった西野治が現れる。
公開日: 2016/05/14
ライトノベル
 
昔話→英訳→日本語訳で生まれる新しい昔話。日本昔話をパソコンの翻訳ソフトで英訳、それをもう一度日本語に訳したら、どんな新しい昔話が生まれるのか? そんな挑戦をしてみました。「昔々、丹後の国でのお話です」で始まる「浦島太郎」は、英訳、日本語訳を経ると「ワンス・アポン・ア・タイム、それはタンゴの国家物語」に。もはや昔話なのか未来話なのか…。他にも「鶴の恩返し(=感謝するクレーン)」、「花咲かじいさん(=お花見パパ)」を収録。この本はロングセラーになった「匂いをかがれるかぐや姫」の第二弾。気に入っていただけたら、前作も合わせて読んでくださいね。
公開日: 2016/05/14
ライトノベル
 
水城澄音(みずきすみね)と韻子(かずこ)姉妹は、母に厳しいレッスンを強いられつつも、ピアノとヴァイオリンの天才少女と呼ばれていた。だが二人の性格は真逆! 自由奔放に恋をする澄音に対し、韻子は奥手で姉には驚かされてばかり。ある日、母の勧めで韻子は音楽界で有名な上尾浩三郎に師事する。それは不幸の始まりだった。上尾の愛人だと言われ、学校では友人に避けられる。そんな時に不思議な青年が現れ──。
公開日: 2016/05/13
ライトノベル
 
「ぼく」はここ何年も中国大陸の内陸部へ通っていた。それは、「あの時代の台湾はもう台湾にはない」と知人に言われ、幼少期に住んでいた台湾の、模範郷と呼ばれた故郷の面影を中国内陸部に見つけるためだった。そんなとき、「ぼく」は、台湾の大学で教鞭を執る日本人研究者から、「あなたが子どものころに住んでいた家を探してみないか」という手紙を受け取り、ついに約半世紀ぶりに故郷を訪ねることを決意した。濃密な文体と混淆する記憶が紡ぐ、<時>の旅人の物語。故郷である台湾への思い、両親の記憶、ライフワークである中国への旅、そして作家自身の出自など、リービ英雄が一貫して追求してきたテーマが、濃密な文章で一冊に凝縮された最新作。【目次】模範郷/宣教師学校五十年史/ゴーイング・ネイティブ/未舗装のまま
公開日: 2016/05/13
ライトノベル
 
【渡辺淳一文学賞創設記念電子化!】総合病院の女外科医・二番町眉子は、「右大腿巨細胞腫」の疑いで入院してきた評判のプリマバレリーナ深町麗子に対し、肢の切断手術を主張した。看護婦村形万里子は眉子女医の主張にある疑惑を抱いた。白衣の裏に秘められた背徳の匂い。華麗さの裏の残酷。相反する特異性格とその行動を日記体で綴った異色話題作。
公開日: 2016/05/13
ライトノベル
 
【渡辺淳一文学賞創設記念電子化!】東京下町の個人病院に勤務することになった円乗寺優先生。堅苦しい大学病院から逃れてやって来た。専門は外科だが、内科、婦人科、何でも診ることとなる。酒好きな先生は、ある晩近くの寿司屋に入ったが、店の青年が自分の患者であることに気づく。彼は他人には言えない病気の持ち主だった――人情味あふれる仁術先生の診察と活躍を描く異色のメディカル・ユーモア小説。
公開日: 2016/05/13
ライトノベル
 
東日本大震災により失われた日常と、得るべき希望。東北に生まれ、東北に暮らす直木賞作家の、「あの日」を描かない、連作短編集。三年前の秋、早坂希は勤めていた会社を辞めて仙河海市に戻ってきた。病弱の母親の代わりに、スナック「リオ」の切り盛りをしている。過去に陸上選手として活躍していた希は、走ることで日々の鬱憤や悩みを解消していたが、ある日大きな震災が起きて、いつも見る街並みが180度変わってしまう――。(「リアスのランナー」「希望のランナー」)。高校生の翔平は、津波により両親と家を奪われ、妹の瑞希とともに仮設住宅で暮らしていた。震災の影響で環境が大きく変わり、次第に心が荒んでいく翔平だったが――。(「ラッツォクの灯」)。東北の港町に生きる人々の姿を通して紡がれる、3・11からの再生の物語、全9編。【目次】リアスのランナー/冷蔵家族/壊れる羅針盤/パブリックな憂鬱/永久(とわ)なる湊/リベンジ/卒業前夜/ラッツォクの灯/希望のランナー
公開日: 2016/05/13
ライトノベル
 
シーナの息子一家が日本に帰ってきた。しっかりものの風太君、おしゃまな妹の海ちゃん、生まれたばかりの琉太君。三人のマゴたちに囲まれヨロコビに打ち震えるシーナ。仕事の合い間にきっぱり育児参加、週末の家族全員での寿司パーティが楽しみでのう、とマゴバカ街道まっしぐら。東日本大震災の混乱を乗り越え、気がつくと三匹はそれぞれの成長をみせていく。シーナ家三世代の物語、感動の最終章。
公開日: 2016/05/13
ライトノベル
 
博多で映画評論家をしている松田杜夫、独身。見た目は悪くないくせに、彼女なし。一体なにが災いしているのか? そんな彼がシングルマザーの岩佐まち子に恋をした! 甥の裕樹をダシに使い、積極的にアプローチ。そんな中、映画の試写作品盗難事件が発覚する。その取引現場を見たかもしれない彼は、真相を探ることに――。美人でキョーレツなおばたちに振り回されながら疾走する青春恋愛小説!
公開日: 2016/05/13
ライトノベル
 
メガバンクの支店長・芳賀は、ある日突然上層部に裏切られて、刑務所に入れられてしまう。会社をかばって沈黙を守り、精神的に追い詰められた芳賀は、自分も知らないうちに笑っていた。その「笑み」が、卑怯で狡猾な「勝ち組」をおののかせる――刑務所小説と企業人小説と家族小説を、革新的に融合した力作!!
公開日: 2016/05/13
ライトノベル
 
作家としての苦悩のはじまりに’しょぼんとたたずむ’忘れ難い作品、「ゆうべの神様」。シングルマザーになる覚悟で離島の実家に帰った私を待っていたのは、恐ろしいほど変わらない風景と’壊れた’母親だった。――川端康成賞受賞作、「ロック母」など、15年にわたる作家活動をあまさずとらえた傑作作品集。
公開日: 2016/05/13
ライトノベル
 
交通事故で自分だけ生き残った当主は、若いセラピストと再婚した。封印された墓所を地下に持つ石造りの館で新しい生活を始める二人。だが都会での生活を捨ててやってきた女には、ある計略があった。村では次々と少年たちが姿を消し、殺戮と埋葬の歴史が繰り返されるなか、冥府から慟哭の真相が浮かび上がる!
公開日: 2016/05/13
ライトノベル
 
ひとり暮らしの私を突然男連れで訪ね、男を置いて帰ってしまった妹リカコ。外見はそっくりで性格は正反対、甘い声で喋り、男に囲まれ、私を慕いながら、一方で恋人まで奪おうとする妹。痛くて切ない姉妹関係をリアルに描く表題作をはじめ、人とのつながり、自分の居場所を誠実に問う作品集。
公開日: 2016/05/13
ライトノベル
 
化粧品メーカーの研究部に勤める秋山箱理、27歳。箱理の祖母は常に真白な化粧をしており、素顔は誰も見たことがないため、「妖怪シロシロクビハダ」と言われている。ある日、弟が婚約者を連れてくるが、祖母だけは猛反対! それをめぐり、祖母の’白塗り顔’の秘密がついに解き明かされる! 登場人物のドラマを温かく、切なく描きながら、女心と化粧の切ってもきれない関係を鮮やかに描く成長物語。*『シロシロクビハダ』改題
公開日: 2016/05/13
ライトノベル
 
年に1度、春の川辺にやってくる緑の髪の女の人。真夜中にだけ開館する秘密の図書館。鬼子母神伝説がささやかれる、ザクロの木のある保育園。父さんが聞かせてくれた昔話はどれも不思議であったかく、そして秘密の匂いがした。小さな奇跡でつながっている家族たち。産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。
公開日: 2016/05/13
ライトノベル
 
幼い頃に松葉の孤独を慰めてくれたのは、隣の家から流れるピアノの音色だった。中学3年になった松葉は、そのピアノの行方を追い、新しい持ち主紗英と出会う。同い年でも、性格も家庭環境もまるで違うふたり。松葉は華やかで才能のある紗英に憧れ、心の拠り所を求めていくが……。
公開日: 2016/05/13
ライトノベル
 
夫婦って、家族ってなんだろう? 愛でも嫉妬でもない、なにかもっと厄介なものをど真ん中に抱えて、私たちはどこへ向かうのだろう? 3LDK35年ローン、郊外のマンションに暮らす30代夫婦の生活を揺らす、さざ波のような出来事を通して、現代の家族のあてどない姿をリアルに描いた傑作長篇小説。
公開日: 2016/05/13
ライトノベル
 
夏期講習を抜け出した14歳の真名子は、広い庭のある古びた家が気になって、入り込んでしまう。そこでは青年がひとり静かな時間を過ごしていた。彼と話していくうちに、真名子の悩みが少しずつ明らかになる。友情、家族、進路、誰もが共感する、思春期の苦悩を瑞々しい筆致で描いた講談社児童文学新人賞受賞作。
公開日: 2016/05/13
ライトノベル
 
フットサルの試合からの帰宅途中、19歳で事故死した圭。兄の陸は圭のノートを読んで、弟がまだ童貞だったことを知る。その無念さを思ううちに圭の気配を感じるようになり、その声によれば陸が生前の弟を知る3人の女性とセックスできれば、お彼岸の3日間だけ生き返ることができるらしい。果たして奇跡は起きるのか?
公開日: 2016/05/13
ライトノベル
 
柔一(じゅういち)、愛称ジャック。強くなりたくて入った剣道部だけど、県下屈指の強豪校だから稽古の厳しさはハンパないし、補欠だ。ある日、ミチオとショーケンがやってきて言った。「ドラムを叩かないか?」え? なんでおれ? それから、学園祭を目指し、ビートルズまみれの日々が始まった。ぐっとくる青春音楽小説。
公開日: 2016/05/13
ライトノベル
 
40歳を目前にして、人生のイベントベストテンを自虐的に並べてみれば、我が身には25年間、なにも起きてはいないのだ。年相応の達成感も充実感もない日々に愕然としながら、私は岸田有作に会いに行く。13歳の夏に恋をした相手に――どこにでもある出会いが生み出す、おかしくいとしいドラマ、全6篇。
公開日: 2016/05/13
ライトノベル
 
微妙に心地よい脳をくすぐる32編 傑作ショートショート集!郁子が頼まれたアルバイトの内容は、別人になりすまして横浜元町へ行きワンピースを一着買い求め、さらに店で小物入れを忘れて帰ることだった……(「奇妙なアルバイト」より)。せわしないけどありきたりの日常を、いつしか得体のしれない影が蝕んでいく。
公開日: 2016/05/13
ライトノベル
 
生きたままの人間を解剖する――戦争末期、九州大学附属病院で実際に起こった米軍捕虜に対する残虐行為に参加したのは、医学部助手の小心な青年だった。彼に人間としての良心はなかったのか? 神を持たない日本人にとっての<罪の意識><倫理>とはなにかを根源的に問いかける不朽の長編。
公開日: 2016/05/13
ライトノベル
 
丘を走る少年と白い犬、金色の月の光と錬金術、酒場の赤い酒が運んで来たもの、安アパートの玄関に置かれた青いハイヒール、年上の少女と飛ばした桃色の紙飛行機――十二の色彩鮮やかな物語を紡ぎ出す<妖しいクレヨン箱>。ここではない世界への境界線を軽々と越えていく全35編の傑作ショートショート集。
公開日: 2016/05/13
ライトノベル
 
「銀行が嫌いだから、金融庁に入った」。まじめで、公正。最も信頼される金融庁検査官、松嶋哲夫。ある日、大合併による綻びが噂される大東五輪銀行の怪文書が届く。哲夫に下った、そのメガバンクへの査察命令。しかもそこは弟が勤める銀行で――。巨大化した組織の闇。金融庁vs.銀行。企業統治(コーポレートガバナンス)の心はどちらに。
公開日: 2016/05/13
ライトノベル
 
僕は、「佐藤さん」が怖い。ナイフを持っているわけではないし、不良でもない。ごく普通のクラスメイトの女の子を僕が怖がる理由は、彼女に憑いているアレのせい――。気弱な高校生の僕と、佐藤さんの不思議な関係は幽霊から始まった。青春時代のみずみずしさがあふれる第44回講談社児童文学新人賞入選作。
公開日: 2016/05/13
ライトノベル
 
時代遅れと言われても。俺は俺のやり方で株主総会を仕切ってやるーー。帝都食品への強要罪で逮捕されてから2年。戻った木下勇次を待っていたのは娘の死だった。彼女はなぜ死んだのか。真相を探る勇次の前に投資ファンド経営者、北野が現れる。帝都食品にTOBを仕掛ける彼の目的は?
公開日: 2016/05/13
ライトノベル
 
列をなすのは謎に包まれた人ばかり。どの福袋を狙っているのかさえ互いに明かさない。一癖ある面々と夜を明かし、その人生を垣間見るにつれ、「行列は苦行」そう思い込んでいた喜朗の心は解(ほぐ)れていく。行列の先に待つのは喜びか悲しみか。売り出しまで48時間。偶然の連鎖が思わぬ運命を招く。
公開日: 2016/05/13
ライトノベル
 
「康平、銀行には勝てんよ。金を返すまではね」。丹波から身一つで出てきた森沢康平は愛知で染色業を営む矢井田と出会い、かつて「ガチャ万」と言われた繊維業界で働くことになる。昭和から平成、日本経済が大きく動いたとき、同郷の幼なじみ、大手銀行に勤める治夫と再会し――。走り続けた男たちの物語。
公開日: 2016/05/13
ライトノベル
 
仕事の代わりはいくらでもいるが、家族の代わりは誰にもできない。地元の大手ゼネコンで働く僕は、ある日突然死んでしまった。過労死を訴える家族に、会社は冷たい態度を崩さない。妻は僕の仕事の痕跡を確認したいだけなのに。死んだ僕はその戦いを、ただ見守ることしかできないのか。働く全ての人の必読書。
公開日: 2016/05/13
ライトノベル
 
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