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【ホラー・都市伝説】タグのライトノベル・小説

時が過ぎ、処が変わっても、今もここに居る怨念!宮城の拝み屋に持ち込まれた戦慄の実話集!東北でリアルに拝み屋を生業としている郷内心瞳が、自らの体験も含めた怪異の数々をしたためた一冊。誰がどのように届けたのかわからない、黒く煤けたダンボール箱の恐怖「宅配便」、魔除けの札を求めてきた女性の部屋にあったのは奇妙な人形。それに込められたおぞましい邪気とは「エコケ人形」、療養のために著者が訪れた山間の温泉旅館での奇妙な出来事「双子宿」など55話を収録。怪異は誰の身にも起こり得る。そして決して他人事ではないのだ――。出版社からのコメント宮城県出身・在住。郷里の先達に師事し、2002年に拝み屋を開業。憑き物落としや魔祓いを主軸に、各種加持祈祷、悩み相談などを手掛けている。2014年『拝み屋郷内 怪談始末』で単著デビュー。他『拝み屋怪談 逆さ稲荷』『拝み屋怪談 来たるべき災禍』『拝み屋異聞 うつろい百物語』など。
公開日: 2018/03/02
ライトノベル
 
日本には古来、国家に所属しない民がいた。‘モグラ’と呼ばれる彼らは、現代文明を拒否し、自ら掘った地下洞窟で独自の発展を遂げていた。北関東の小仲代郡獅伝町にある彼らの棲家‘トンネル’には、約一万人の粗暴なモグラがいる。行ったら必ず殺される。その危険な秘境に美人妻が消えてしまった。博人は妻を捜しに身命を賭してトンネルへ向かうが……。闇が織りなす迷宮世界に誘う怪奇幻想長編。
公開日: 2018/03/02
ライトノベル
 
金髪女子中学生の誘拐、双子の兄弟の葛藤、猫の魔力、美容整形の闇など、不穏な現実をスリリングに描く著者自選のホラー・ミステリ短篇集。世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞受賞。
公開日: 2018/03/02
ライトノベル
 
ダムは死を呼び、トンネルには女の叫び声、公園には古代兵士の亡霊が現れる!怪異が巣食いし博多の地!【内容紹介】・ひとりかくれんぼネット上で話題になっている降霊術を試した著者は最後の最後に恐怖する!・酔っ払い屈強なラグビー部員が毎晩悩まされる声の正体とは!?・頼むね生前は面倒見がよかった祖母。彼女は死後もなお、家族を見守る……地元在住の怪談収集家が語る怪異譚!
公開日: 2018/03/01
ライトノベル
 
元デザイナーで小説家の「僕」は、知人友人からよく相談を受ける。「ナッちゃんはそういうの駄目な口やろ」と笑いながら、デザイン学校時代の年上の同輩、御木さんは奇妙な話を始めた。13歳のとき山崩れで死んだ妹が、年老い、中学の制服を着て、仕事先と自宅に現れたというのだ。だが彼の話には、僕の記憶と食い違いがあり――。(「クラス」)この現実と価値観を揺るがす、全9篇の連作集。
公開日: 2018/02/28
ライトノベル
 
神戸の大学に通う友哉は、東京で中学の同窓会に出ることに。お通夜のような雰囲気に違和感を覚えるも、次の瞬間、級友の一人が目の前で怪死を遂げる。調査を始めた友哉たちだが、仲間たちの死が続き……。
公開日: 2018/02/24
ライトノベル
 
警視庁内に極秘裏に置かれることになったチーム「陰陽寮」。「鬼」という素性を隠しながら活動する刑事・鬼丸と、海外帰りのエリートについて凄腕の陰陽師ベニーの異界捜査が始まった!
公開日: 2018/02/24
ライトノベル
 
1999年、世界は数々の奇怪な現象に見舞われていた。東京直下大地震を生き延びた少年ヒカルは、ヴェネツィアに流れ着く。瀕死の彼を救ったのは、アラブ系らしい彫りの深い顔立ちの執事と、菫色の眸を持つ美少年だった。だが、生まれつき不思議な力を持つヒカルは、謎めいた主のある秘密に気づいてしまう。折しも、過去の魔手がヒカルに迫ろうとしていた――。頽廃した水の都を舞台に、光と闇の熾烈な闘いを描く、壮大で美麗な物語。*電子書籍オリジナル特典:カバーイラストを手がけた華憐氏による、カバーイラスト線画/キャラクターラフ
公開日: 2018/02/24
ライトノベル
 
呪いのカウントダウン。百物語でヤバいの8話目ってほんと?「お母さん、ぼくきょうだいがほしいな! 」弟ができた。妹もできた。「お父さん、今度はお兄ちゃんがほしい! 」「……お姉ちゃんでもいいかい?」え、それって――……恐怖の答えは第44話に! 〈サカサノロイ=逆さ呪い〉。それは百物語を逆から紡ぐことで完成する呪法。母が葬式の夢を見ると知っている人が死ぬ。ただし、それが誰かは分からない…不吉な予知能力を持つ母と暮らす娘の恐怖「葬式の夢」、文通相手の家を内緒で訪ねてみると、そこは1年前の火事で更地になっていた。だが、家に帰ると新しい手紙が…「文通友達」、死産を受け入れられず幻の子供を育てるようになってしまった妻。やがて夫は真実に気づく…「妻」ほか、最恐の百話を第百話からカウントダウン! 読むほどに怖くなる呪式、あなたはどこまで読破できますか?
公開日: 2018/02/21
ライトノベル
 
内容紹介生と死は怪異で繋がっている!「怪談バー スリラーナイト六本木」人気怪談師の恐怖実話!ライブやイベントで自身の体験や聞き集めた不可思議な話を口演する怪談師・城谷歩は、母に連れられて行った法事の夜、宿泊した部屋でカラスの鳴き声が聞こえたが…「闇夜のカラス」、怪談の口演中に起きた悍ましい出来事「裂け目」、新居の寝室で何かに怯える妻と娘、ある夜それを追い払ったものの…「まだ寝ないの」など29編を収録。闇に蠢くモノの代弁者の元には、様々な怪異が集まってくる。じんわりと絡めとられて気づけば逃れられない。著者について北海道生まれ。15歳で演劇を志し、俳優、脚本、演出、劇団主宰を経て、現在は怪談師として、ライブやイベント、テレビ出演などで、自身の体験や蒐集した話を元に口演するなど活動の場を広げている。独特な語り節と世界観に定評がある。
公開日: 2018/02/14
ライトノベル
 
内容紹介事故・事件の現場では残恨が呪う! 驚愕のドキュメント実話怪談!聞き及んだ怪談の現場に足を運び、怪異の舞台に遺された忌まわしい記憶を綴った渾身の一冊。講堂の奥に隠された扉を見つけた生徒に送られてくる不可解なメールの行方は…「なにしてるの」、先輩が死んだホテルの廃墟に肝試しに行ったことから不気味な因果が巡る「多摩湖の廃墟」、伐採はおろか、葉一枚触れてもいけないと言われるご神木。今なお被害が絶えないというご神木の祟りとは…「ホオノキ」など36編は収録。著者について怪談サークル「とうもろこしの会」会長。怪談の収集、語りとオカルト全般を研究。著書に『恐怖実話 怪の足跡』『禁足地帯の歩き方』『一行怪談』『怪談現場 東海道中』など。月刊ムーで連載中。オカルトスポット探訪雑誌『怪処』発行。ライター業を中心にTV映画出演、イベント、ポッドキャストなどで活動。
公開日: 2018/02/14
ライトノベル
 
内容紹介その「実(はなし)」は毒。喰らう覚悟はあるか? 情念の指に、雑巾のごとく胸を絞られる快苦。骨まで揺さぶる実話怪談!生者と死者の情念が絡み合う生々しい怪奇事件、その恐怖の一部始終。祖母の代から伝わる文箱は、恨む相手を念じつつ蓋を開けると憎しみが取り除かれるというが…「覗き箱」、再婚相手の息子に寄り添う前妻の霊、真の母子になりたいと願う後妻は…「それぞれの愛」、壁中に鳥居を打ち付けられた廃屋に足を踏み入れた男たち、やがて恐ろしい一夜が始まる…「鳥居」、住人が次々と体を壊し出て行く新築マンション、その理由は…「虚ろの城」ほか、現実からもぎ取った恐怖の実話45篇を収録。柔く握られ、徐々にきつく…胸を絞られるような読後感がたまらない!著者について福井県出身。第2回プチぶんPetio賞受賞。実話怪談大会「超‐1/2007年度大会」で才能を見いだされデビュー。内臓を素手で掻き回す如き厭な怪談を書かせたら右に出る者はいない。主な著書に『恐怖箱 絶望怪談』『恐怖箱 厭魂』『恐怖箱 厭鬼』、その他主な共著に『怪談五色』シリーズ、『恐怖箱』トリニティシリーズ、『アドレナリンの夜』三部作など。
公開日: 2018/02/14
ライトノベル
 
喰らいつくせ。骨までしゃぶれ。これが実話の、恐怖の味だ! 現実から削り取った唯一無二の実話怪談、人気の干支シリーズ最新作! 山の〈護り木〉に自分と友人の名を彫った少女。その後少女は自殺し、遺された友人は…二部作「隠」「行」、開店まもない料理店に届いた謎のダンボール、異臭を放つその中身から不幸が始まる…「ガラ」、犬を轢き殺してしまった男に付き纏う飼い主らしき男の影、だがその男は既に死んでいて…「器物損壊」、不動産業を営むプロが直感でわかる違和感、それは…「職業的勘」他、不気味な後味を残す全28話を収録。怪――こと霊に纏わる怪は、死から生まれたと言っても過言ではない。死から生まれる業の息吹。実話怪談とは、屍から拾い上げ、なお手の中で息づく恐怖そのものなのだ。著者について【著者】○編著者加藤一(かとう はじめ)1967年静岡県生まれ。O型。獅子座。人気実話怪談シリーズ『「超」怖い話』四代目編著者として、冬版を担当。また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超-1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル『恐怖箱』シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中。主な著作に『「忌」怖い話』、『「超」怖い話』、『「極」怖い話』シリーズ(以上、竹書房文庫刊)、『怪異伝説ダレカラキイタ』シリーズ(あかね書房)など。○共著者久田樹生 (ひさだ たつき)1972年九州生まれ。2007年より冬の「超」怖い話に参加。主な著作に『「超」怖い話 死人』『「超」怖い話 ひとり』など。渡部正和 (わたなべ まさかず)山形県出身、O型。2010年より冬の「超」怖い話に参加。主な著作に『「超」怖い話 鬼門』『「超」怖い話 鬼市』など。深澤夜(ふかさわ よる)1979年栃木県生まれ。2014年より冬の「超」怖い話に参加。2017年より夏も兼任。主な著者に『「超」怖い話 鬼胎』など。
公開日: 2018/02/02
ライトノベル
 
内容紹介遂に目撃されたあの噂! あなた方もやがて遭遇する怪異!都市伝説は事実だった…闇の実話集!こんな噂をあなたは知っているだろうか―その村では奇妙な村内放送が行われる時がある「防災放送」、線路に入った人間が消失する!?「電車事件簿」、攫われた赤ん坊の使い方「動かない赤ん坊」、火事でも焼け残る不吉な絵とは「本当に怖い絵」、一日に二回遭遇すると襲われる!「ハンマーさん」、人間の足ばかりが漂着する海辺の謎「セイリッシュ事件」など50篇を収録。口承や噂話、いわゆる都市伝説、世界には奇妙奇天烈な逸話が溢れている。好奇心に任せてその暗部を覗き見たものはやがて――。著者について【監修者】黒木あるじ(くろき あるじ)『怪談実話 震』で単著デビュー。「無惨百物語」シリーズ、『怪談売買録 拝み猫』『怪談実話傑作選 弔』『怪談実話 終』など。共著には「FKB饗宴」「怪談五色」「ふたり怪談」「瞬殺怪談」等のシリーズがある。小田イ輔やムラシタショウイチなど新たな書き手の発掘にも精力的。【著者】鈴木呂亜(すずき ろあ)自称「奇妙な噂の愛好者」。某都市でサラリーマンとして働くかたわら、国内外の都市伝説や奇妙な事件を集め、自らもひそかに取材に勤しんでいる。今回、黒木あるじ氏の推薦により書き手に抜擢、本書がデビュー作となる。ちなみに鈴木呂亜という名前は、日本で一番ありきたりな苗字の「鈴木」と都市伝説を意味する「ロア」を組み合わせたペンネームで、本名や生年月日、年齢などプロフィールは一切が非公表になっている。
公開日: 2018/02/02
ライトノベル
 
元刑事の加瀬将造は、孤独死した父親宛てに何者かから毎月30万円の現金が届いていることを知る。さらにアパートを片付けると天井裏から古いVHSのビデオテープが。中身を確かめると、そこに映っていたのは……。江戸川乱歩賞・日本ホラー小説大賞受賞作家、渾身作!
公開日: 2018/02/02
ライトノベル
 
都市に潜む病魔。未知なるミステリーファイル。「複視」「発熱」「頭痛」「動悸」「腹痛」「発疹」……6つの病気にまつわるキーワードから生まれた、その美しくも恐ろしい殺人トリックとストーリー。現役の医師でもある著者が放つ、異色のホラー・サスペンス短編集。*複視*発熱*頭痛*動悸*腹痛*発疹●米山公啓(よねやま・きみひろ)1952年山梨県生まれ。作家、医学博士、神経内科医。聖マリアンナ大学医学部卒業、聖マリアンナ医科大学第2内科助教授を1998年2月に退職。本格的な著作活動を開始。現在もあきる野市の米山医院で診療を続けながら、医学ミステリー、小説、エッセイ、医療実用書など、280冊以上を上梓。テレビ・ラジオ番組の監修・出演をこなし、講演会も全国で行なっている。
公開日: 2018/02/02
ライトノベル
 
内容紹介その話を口に出せば、あの世の爪が突き刺さる!悪寒がする恐怖実話集、待望の新シリーズ死導!いじめを苦にして自殺未遂した妹、その入院中に事故に遭ったいじめの首謀者。妹が不思議なことを言う――「こういうこと」、怪異が起こり住む人がすぐに出て行く事故物件。不動産担当者が本気でお祓いをしたのだが…「お祓い」、海外で殺されたであろう夫のことを夢に見続ける妻は…「夢の続き」など48話収録。奇妙な話の名手が新たな怪異と不可思議を追求した新シリーズ!死者が遺した想いはけむりのように儚く――怖い。著者について『実話怪談覚書 忌之刻』で単著デビュー。「奇々耳草紙」シリーズなど著書多数。共著に「FKB饗宴」「てのひら怪談」「ふたり怪談」「瞬殺怪談」等シリーズ、『怪談五色 破戒』など。歌人でもある。
公開日: 2018/01/29
ライトノベル
 
あの世の入り口から戻った危篤の母、納骨堂から憑いてきたモノ、遺品整理をする孫を襲う黒い塊、午前2時の神社で会った女、弔電をチェック、自殺した彼は……。占い師が聞いた体験した心霊体験。みえない世界からのメッセージをあなたにお届けします。
公開日: 2018/01/19
ライトノベル
 
貧乏学生のコスモはある日、骨董屋で古い鏡を買う。すると夜になると鏡の中に美女が現われるようになる。その美しく高貴な女性に彼は恋をしてしまう。コスモは魔術で彼女を鏡から解放したいと考えるようになるのだが……。「鏡中の美女」他「妖物」「幽霊」を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
公開日: 2018/01/19
ライトノベル
 
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。江戸版本のなかから、現代人の心の琴線に触れる奇怪譚・滑稽譚・迷宮譚を精選して話題となった『大江戸奇怪草子』(三五館)の復刊本。第一部では「狐狸」、第二部では「不思議話」、第三部では「縁起由来」に焦点を当て、江戸時代の庶民生活の裏側を覗く伝承に迫る。復刊本では筆者のコレクションなどから関連図版を大幅に増補。98タイトル百数十話を収載。一読すると、まるで古老の話を聞いているような余韻が心の中に広がる。「貨幣」「不定時法」「度量衡」など、巻末の資料編も充実。もくじ河童/物を言う猫/魔魅/天狗になった男/蛇が蛸になる話/蝦蟇の怪/幽霊の置き土産/大陰因果咄/牛鬼/魍魎/癪のかたまり/山神/生まれ変わり奇談/お菊虫/妖しい少女/地中の亡霊/疱瘡鬼/石像が生まれた/犬嫌いの疫病神/南蛮人の秘術 ほか
公開日: 2018/01/19
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特捜部Qに閉鎖の危機が訪れる! 検挙率の上がらないQには周囲から厳しい目が注がれていた。そんな中、王立公園で老女が殺害される事件が発生。さらには若い女性ばかりを襲うひき逃げ事件が――。次々と起こる事件に関連は? 一方、ローセは苦悩の淵に……。
公開日: 2018/01/15
ライトノベル
 
「この結末(=なかみ)知りたい?」容赦なさすぎがシビれる、極悪ラストな恐怖集!最後の最後に笑顔で崖ドンされたような衝撃。「厭すぎて、逆に気持ちイイ」「ぞわムズな後味がハマる」という人、続出!小説投稿サイト〈エブリスタ〉で開催された「怪異小説コンテスト」より、結末最凶の恐怖譚13話を収録!おい、この終わり鬼すぎだろっ!ただでさえ怖いのに、ラストでもう1回地獄の底まで突き落とされるようなオチが待ち受ける恐怖譚=厭結び。容赦なさすぎてむしろ快感、この後味がハマるという人、続出! 親友が安産のお守りに買ってきてくれたこけしのお土産。だが、そのこけしには別の意図が…「こけし」、ある日突然耳が青くなり、他人の心の声が聞こえてしまう奇病にかかった少女。治す方法はただ一つ、同じ青耳を喰らうこと…「青耳」、違反車を追いかけていた白バイ警官はある家に迷い込み、そこに住む家族からスープをご馳走になる。だがそこは空き家のはずで…「虚食の家」ほか、あなたを待ち受ける戦慄の闇オチ怪談13話を収録!
公開日: 2018/01/13
ライトノベル
 
2年前に結婚し、夫と死別した柚子は昼間はコールセンターでシフト制で働くフリーターだ。義理の母は柚子に息子を殺されたと罵倒する。柚子が味わった地獄は、別の形となって続いていた。それは何の前触れもなく突然やってくる異界のものたちとの闇の取引だ。いつ蹂躙されるともしれない危険と隣り合わせだが、窓の外の哀れな貧しい物の怪たちの来訪を待ちわびる柚子なのであった……。(「やみ窓」)月蝕の夜、「かみさん……」と声が聞こえてきた。土の匂いのする風が吹き、野分の後のように割れた叢に一人の娘が立っていた。訛りがきつく何をしゃべっているか聞き取れないが、柚子を祈り、崇めていることが分かった。ある夜、娘は手織りの素朴な反物を持ってきた。その反物はネットオークションで高額な値が付き……。そんなとき団地で出会った老婦人の千代は、ネットオークションで売り出した布と同じ柄の着物を持っていたのだ。その織物にはある呪われた伝説があった……。(「やみ織」)ほか、亡き夫の死因が徐々に明らかにされ、夢と現の境界があいまいになっていく眩暈を描いた「やみ児」、そして連作中、唯一異界の者の視点で描いた「祠の灯り」でついに物語は大団円に。新人とは思えない筆致で細部まで幻想と現実のあわいを描き、地獄という恐怖と快楽に迫った傑作。※本作は、第10回『幽』文学賞 短篇部門 大賞受賞作「やみ窓」を加筆・修正し、単行本化したものが底本です。※本書は、2016年12月24日に配信を開始した単行本「やみ窓」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
公開日: 2018/01/05
ライトノベル
 
リバーサイドに建つ瀟洒なマンション。209号室には、少年「あおい」が住んでいる……。やりがいのある仕事を辞め、専業主婦となった菜穂。夫は家のことは何一つせず、気が向けば子供の遊び相手になる程度。「これじゃまるで大きな子供ね」といらだちが募っていたある日、209号室に住む「葵」という名の美少年が現れる。葵は息子の遊び相手を務め、ありがたく思う菜穂だったが、次第に夫までもが子供のような奇妙な振る舞いを始め……。自分の力でマイホームを購入し、理想的な年下夫も手に入れた亜沙子。妻と死別した、憧れの上司と結婚した千晶。妹に彼氏を寝取られ、慰謝料をもらって新たな人生を踏み出した和葉……。一見「ちゃんとして」見える女たちは、しずかに歪み、壊れていく。……209号室の少年、葵によって。そして、209号室のオーナー、羽美の周りでも奇怪な出来事が起き始め……。これは呪いか、人災か。女の業が交差する、ホラーミステリ決定版。※本書は、2016年12月16日に配信を開始した単行本「209号室には知らない子供がいる」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
公開日: 2018/01/05
ライトノベル
 
鎌倉の友人宅で‘女を殺した’ことがあるという刀を見せられた私は、その刀に強く魅かれてしまう。夜中、刀の先に私が見たものは、崩れた日本髪の美しい女と血の滴りであった……。(「女切り」より) 妖かしと異形の世界を通じ、名もないものたちの、愛と孤独と哀しみを描く、恐ろしくも甘美で魅惑的な物語。ホラー八篇を収録。*女切り*石の碑文―「Kwaidan」拾遺―*弟*喜三郎の憂鬱*かみやしろのもり*すみだ川*小さな祠*虫すだく●加門七海(かもん・ななみ)東京都生まれ。オカルト・風水・民俗学などに造詣が深く、怪談、エッセイ、フィールドワーク作品などを著す。最新刊は『お咒い日和 その解説と実際』(KADOKAWA)。小説に『目嚢』『祝山』『鳥辺野にて』など、エッセイ『猫怪々』『霊能動物館』『墨東地霊散歩』など多数。
公開日: 2017/12/29
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恋敵への呪咀の念が、過去の‘蠱毒(こどく)’を甦らせ、女子大生の胎内に蟷螂(かまきり)が宿る…。短篇処女作の「蠱」をはじめ、カメラマン志願青年の眼球すりかえ奇譚「浄眼」や、弥勒信仰をテーマにした、戦慄の生体ミイラ村物語「桃源郷」など、学園を舞台にした五篇を収録。乾いた怖さが心地よい、「現代の怪談」の傑作。*蠱*浄眼*桃源郷*実話*分身●加門七海(かもん・ななみ)東京都生まれ。オカルト・風水・民俗学などに造詣が深く、怪談、エッセイ、フィールドワーク作品などを著す。最新刊は『お咒い日和 その解説と実際』(KADOKAWA)。小説に『目嚢』『祝山』『鳥辺野にて』など、エッセイ『猫怪々』『霊能動物館』『墨東地霊散歩』など多数。
公開日: 2017/12/29
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早く離れた方がいい。その家の、背後に広がる‘じゃじゃ森’では、訳も分からず子どもが消える。作家だった実の父と死別し、母親の再婚とともに引っ越しを経験した小学6年生の優真。ある日、なじめずにいた義父の海外赴任が決まり、移住先が決まるまでのいっときを大好きな叔父と暮らすことになる。しかし、叔父に連れられて訪れたその家は、‘神隠し’の伝承がある森に建っていた。その家で過ごす最初の晩、何かが家の中を徘徊している気配を感じると、不気味な出来事が次々と優真に降りかかり――。
公開日: 2017/12/21
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山の中腹に建つ家に引っ越してきた、小学四年生の日々乃翔太。周りの家がどれも未完成でうち棄てられていることに厭な感覚を抱くと、暮らし始めて数日後、幼い妹が妙なことを口にする。この山に棲んでいるモノが、部屋に来たというのだ。それ以降、翔太は家の中で真っ黒な影を目撃するようになる。怪異から逃れるため、過去になにが起きたかを調べ始めた翔太は、前の住人の残した忌まわしい日記を見つけ――。‘最凶’の家ホラー。
公開日: 2017/12/16
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繰り返される悪夢。変異する世界。増殖する悪意――高校一年生の黒木アリスは毎日同じ夢を見るという特異体質があった。終わらない悪夢に悩まされるアリス。しかしある日彼女の日常は崩壊した。夢だったはずの黒い世界が現実に出現し、黒い怪物たちが襲いかかる。アリスは逃げるが、そこへ白衣を着た美青年、ホワイトが現れた。メモリーと呼ぶ怪物を倒すホワイト。いったいなぜ自分が襲われるのか。黒い世界と怪物はなんなのか? アリスはこの事態を解決するべく忘れた記憶をホワイトと一緒に探し出す。しかし、そこには思い出してはならない暗い過去が待っていた。『不思議の国のアリス』と『クトゥルフ神話』が融合したホラー小説!恐怖をくぐり抜けた先、真実の扉に隠された過去とはいったい?
公開日: 2017/12/15
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。★怖くて、奇妙なショートショートシリーズ『世にも奇妙なストーリー』の第2弾が登場!★★小学校4年生?中学生向けで、読みごたえたっぷり&すべての話にどんでん返しがある本格小説です。【ストーリー】鏡凪町――かがなぎちょう海沿いにある町。竜宮伝説と大きな水族館があることで知られる明るい街。けれども、この街にある変化がおこっていた。町のさまざまな場所で起こる奇妙な出来事。ある日、家の表札が逆さまになっている、お地蔵様の頭が上下逆になっている、右利きの友だちが左利きになっている。そして今日もなにかが、昨日とちがっている。ぼくらの町は少しずつ、ぼくらの町ではなくなっているんだ。【目次】もどしの鏡 鏡凪町とミル鏡凪中学校 逆さ鏡の教室鏡凪中学校 集合写真渚小学校 逃げろ!なぎさ海水浴場 ゴミ拾いなぎさ花鳥園 深淵にたたずむ鳥笠円線・鏡凪駅 竜の目鏡凪町渚二丁目 声がきこえる笠円線・高架下 トンネルの噂水鏡洞 竜歯岩が出る夜には菅谷城址公園 公園に潜むハグモ鏡凪町菅谷四丁目 ドアの向こう側からかがなぎ水族館 地下の水族館ホテル「ホライゾン」地下遊技場 ボーリング場鏡凪総合病院 変わり果てた娘なぎさ海水浴場 彼女が死んだ理由鏡凪漁港 帰ってきたおじいちゃん鏡凪町菅谷三丁目 蟹鏡凪ふれあい商店街 アクセサリーを愛でる女興鏡寺 今日はお墓参り鏡凪中学校・軽音学部 アンプからもれる声菅谷小学校 サカツラモドキ鏡凪ふれあい商店街 死者からの土産もの鏡凪港海産物市場 海辺の少女山津身神社 サカサのサカサ小姫山街道 ドライブ休息<電子書籍について>※本電子書籍は同じ書名の出版物を紙版とし電子書籍化したものです。※本電子書籍は固定型レイアウトタイプの電子書籍です。※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたものです。※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。株式会社西東社/seitosha
公開日: 2017/12/13
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