【ミステリー・サスペンス】タグのライトノベル・小説
「御宿かわせみ」は江戸人情だけじゃない、ミステリも侮れない!これまで発表された全作品の中から、ミステリとしても秀逸な作品を厳選してお届けします。物理トリックに心理トリック、フーダニットにホワイダニット……。「御宿かわせみ」には、びっくりするほど秀逸なミステリ作品が多い。書評家・大矢博子が悩みに悩んで7作品を厳選しました。巻末には著者に創作の裏話を語ってもらったインタビューも掲載した、読み応えたっぷりの一冊です。【収録作品】倉の中(『御宿かわせみ』所収)風鈴が切れた(『水郷から来た女』所収)藤屋の火事(『白萩屋敷の月』所収)矢大臣殺し(『雨月』所収)残月(『かくれんぼ』所収)三日月紋の印籠(『佐助の牡丹』所収)築地居留地の事件(『新・御宿かわせみ』所収)
遂に完結! 一〇〇万部突破の人気シリーズ元・警視庁公安部の著者ならではの迫真のシリーズ最終巻!青山望が最後に挑む強大な国家の敵と、同期カルテット四人の命運は――。東京マラソンと浅草三社祭で覚醒剤混入殺人事件が相次いで発生!警視庁公安部のエース青山の大胆な捜査の末に、暴力団と中・韓・露マフィアの複合犯罪が明らかに。最強かつ「最恐」の組織はどこか?青山と同期カルテットは人事レースを生き残れるのか?公安出身の著者ならではのリアルすぎる書下しシリーズ第12弾、遂に完結!
不眠症に悩む同心が、夜の定廻りに!同心の妻が上野の出会い茶屋で何者かに惨殺された。以来土久呂凶四郎は不眠症に。みかねた奉行の根岸は彼を夜専門の同心に任命。南町奉行所の定町回りの同心土久呂凶四郎は、池の端の出合い茶屋の殺しの現場で、妻の阿久里が無残に惨殺されていたのを目撃してしまった。何故妻がこのような所で、一体誰に?以来凶四郎は不眠症になってしまい、勤めに支障をきたすことに。見かねた奉行の根岸は凶四郎に夜廻りを命じた。不穏な新章、いよいよスタート!
乱歩賞作家、下村敦史が放つ新作ミステリー『悲願花』の電子版オリジナルカバーイラストを募集。あなたの作品が電子版カバーに!「加害者」と「被害者」の思いが交錯した時、衝撃の真実が明らかになる――!!『闇に香る嘘』で乱歩賞を受賞した今最注目の作家、下村敦史が放つ新作ミステリー『悲願花』の電子版オリジナルカバーイラスト‘イラストQ’を募集します!あなたの作品が電子版カバーに!まずはこの小説を読んでみてください。※イラスト応募期間 2018年12月4日(火)?2019年1月8日(火)迄※2019年1月25日(金)、WEBサイト小説丸にて発表、各電子ストア上にて電子カバーが選定されたイラストに差し替わります!※本作品は、2018年12月13日(木)に発売される『悲願花』期間限定お試し増量版です。
京王多摩川の河原で発見された、30代男性の刺殺体。現場で見つかった白い封筒の中には「大義」と書かれた紙が入っていた。十津川警部が捜査を開始すると、続けざまに20代のOL、60代の大学教授が死体で発見され、どちらの現場にも「大義」の文字が残されていた。十津川は被害者の過去を調べるうち、被害者の父親か祖父が戦時中に陸軍の航空機にかかわっていたという共通点に気づく。連続殺人犯の動機を辿り、捜査のために鹿児島・知覧へ向かう十津川。やがて、十津川は真犯人を炙り出すため、前代未聞の奇策を放つ! 長編ミステリー!
2016年ロマンティック・タイムズ誌ベスト・ロマンティック・サスペンス大賞受賞!とても洗練されていて、ホットで、テンポが速い。ダイモンの小説の虜よ!/ローリ・フォスター(ベストセラー作家)行方不明になったいとこを捜しつづけるエメリーは、あるとき、レンという男が関係しているらしいと知る。探りを入れ始めたとたん、知らない男に脅されるが、それがレンその人だった。つねにダークスーツに身を包み高級車を乗り回す長身のハンサムで、表沙汰にできないトラブルを解決する『調停者(フィクサー)』を職業とする謎めいた男。エメリーは欲望の赴くまま逢瀬を重ねるようになるが、実はレンは……。ホットでセクシーな男性とのとろけるような恋を描く新シリーズ第一弾!原題:The Fixer
「都合のいい女?『いい女』だと言え!」「確信できるのは自分の気持ちだけ」「女の不幸は先回りすることから始まる」「不倫はちっとも怖くない」……etc.30代シングルはなぜ激増している? 大人の恋って何? 男運が悪いのは誰のせい? 自らも30代を独身で過ごした著者の本音炸裂エッセイ! 恋愛論のニュースタンダード登場!
#6伝説の勇者、タツキおにいちゃん。連作短編ミステリ。祥子センセたちがかけつけて、岩井クンは助かったのか!? 岩井クンの思いは届く? 10月からの謎がようやくあちこち解けていく。祥子センセが起こしていた事件は──窒素ガス事件どころではなかった。世界が驚くその事件、岩井クンが遺してきたことは意味があるのか。明日あなたに起きるかもしれない、感動の最終話。
さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度)【書籍説明】あなたは通学路の道で不気味なことを感じたことはありませんか?感じたことがある人は気を付けてくださいね、もしかしたらこんな体験をしてしまうかも。これはある男の子に起きた、怪奇現象。怖いという感情が引き起こしてしまった体験。あなたも一人で帰る時は合わないように。じゃないと本当に連れていかれるかもしれません。【目次】夕刻の音近づくもの現実…?不可解去らない恐怖真相【著者紹介】真杏(シンアン)ホラーや推理系を主に書いています。クスッと笑えるようなギャグも書くことがあります。
女子大生・八重がバイトに通う奈良の着物店〈旧暦屋〉では、七夕が近づき、浴衣イベントの傍ら、寺と提携し古裂を使ったお守りを売り出した。だが妻にお守りを贈られた男がこれは離婚の危機の印ではと訪ねてきて……柄に隠された裏の意味、旧家に遺る暗号、呉服屋の裔を狙う詐欺、子供和裁教室に流れた涙の理由など、天才和裁士・琥珀が和と着物の謎を解き明かす。金髪美僧も加わり、古都で恋と謎が交錯する、シリーズ第3弾!
莫大な遺産を相続した女に襲いかかる魔手。窮地に立たされた彼女が選んだ道とは? 『その女アレックス』の名手による傑作登場!
実験的に始めた稀覯本のオンラインショップや、新設したコーヒー・バーなどが順調で、それなりに繁盛しているニューヨークの書店。オーナーのダーラは、書き入れどきの感謝祭を目のまえにして張り切っていた。片や書店のマスコットの黒猫ハムレットは相変わらず気ままに昼寝をしたり、シャーと威嚇したり。大変なのは、友達以上恋人未満の関係だった刑事リースの婚約者につきあわされることくらいという日々を送っていたダーラだが、近所でとんでもない事件が発生して……。黒猫名探偵シリーズ完結編!
優等生だがほかに取り立てて特徴のない高校生・開沢恭平は、日曜日に幼なじみの青柳菜加に呼びつけられ、一方的に相談された。昨日渋谷の雑踏で母親から置き去りにされた幼児を保護し、家まで送り届けたが、荒れ果てた無人の室内に危機感を覚え自宅に連れてきたという。これまでにも猫や犬、果てはアルマジロと様々な生き物を拾っては周囲を奔走させてきた前科を持つ菜加は、事の重大さをまったく認識していなかった。「誘拐罪。おまえがやったのは、れっきとした犯罪だ」――警察を含めた大人たちを頼らず、幼児を然るべき場所に送り届けるため、恭平たちの波瀾の一週間が幕を開ける!/解説=光原百合
田宮宴は中堅出版社の女性編集者。新人ではないものの、編集長や同僚、さらには担当作家の代理でお使いをさせられてばかりの日々だ。こんな仕事ぶりでいいのか、と自問自答するある日、偶然に迷い込んだ袋小路で、人が煙のように消えてしまった?! ――後日、宴は担当する童話作家のミーミ・ニャン吉先生の事務所で、秘書の丸山との打ち合わせの合間に、その不思議な出来事を話すことに。すると、タキシードを着たような黒地に白の賢そうな猫をかたわらに、丸山が意外な解釈を語り始めて……。愛すべきニャン氏の事件簿パート2、出来だニャ。
世界的天才外科医・天城雪彦。手術を受けたいなら全財産の半分を差し出せと言い放ち顰蹙も買うが、その手技は敵対する医師をも魅了する。東城大学医学部で、部下の世良とともにスリジエ・ハートセンターの設立を目指す天城の前に立ちはだかる様々な壁。医療の「革命」を巡る、メディカルエンターテインメントの最高峰!
「神の手」か「新兵器」か。天才と凡人、技術と最新機器。医師たちの戦いを描き、海堂尊「桜宮サーガ」の原点となるシリーズ3作合本版(『ブラックペアン1988』『ブレイズメス1990』『スリジエセンター1991』)。
あるヒミツを持つ中1のゆずは、平穏な生活を望んでいたのに、4人のキラキラな男の子たちと『チームアイズ』を組むことに。夏休み前のサマーパーティが近づくと、毎年元気がなくなるキヨ。そして、キヨの大切なものが盗まれて!? 『チームアイズ』で力を合わせて、キヨの笑顔を取りもどせ! 胸キュンエピソードもいっぱいの謎ときラブコメ♪
突然、友綱刑事の訪問を受けた箭内万作は動揺する。動揺が収まらないまま箭内は事件解決の糸口をつかむために宝田興業のタクシーに乗車し、殺害された四人のことを知るベテラン運転手に、同僚だった時代の四人の動向を尋ねる――。
介護施設「アミカル蒲田」で入居者の転落死亡事故が発生した。高齢者虐待の疑いを持ち、調査を始めたジャーナリストの美和は、介護の実態に問題の根の深さを感じていた。やがて取材をした介護士・小柳恭平の関与を疑った美和は、再び施設を訪れる。恭平は「長生きで苦しんでいる人は早く死なせてあげた方がいい」という過激な思想を持っていた。そんななか、第二、第三の死亡事故が。家族の問題を抱え、虚言癖のある小柳による他殺ではないのか--疑念が膨らむ一方の美和だが、事態は意外な方向に展開してゆく。高齢者医療の実態に迫り、人間の黒い欲望にメスを入れる問題作!
介護、投資詐欺、外国人労働者問題……。「情念よりも論理」の元判事と、「走り出したら止まらない」創業社長の名(迷?)コンビが難事件をズバッと解決!「静おばあちゃん」こと高遠寺静は、日本で20人目の女性裁判官で、八十歳となった今も信望が厚く、孫で大学生の円(まどか)と様々な事件を解決してきた。今回、静おばあちゃんとコンビを組むのは「要介護探偵」こと香月玄太郎。不動産会社「香月地所」を一代で築き上げた玄太郎は、名古屋では「立志伝中の人物」と言われ、口が悪いがみんなから慕われてる(第8回『このミステリーがすごい!』大賞大賞受賞作の『さよならドビュッシー』や、『さよならドビュッシー前奏曲 要介護探偵の事件簿』に登場)。静と玄太郎の老老コンビが5つの事件に挑む。【第1話 二人で探偵を】大学構内でオブジェが爆発、その中から遺体が発見。【第2話 鳩の中の猫】老人たちを騙していた投資アドバイザーを懲らしめるため、静おばあちゃんと玄太郎おじいちゃんが立ち上がる。【第3話 邪悪の家】静おばあちゃんが、認知症の父親が徘徊して悩んでいるという男性の相談に乗ったところ…。【第4話 菅田荘の怪事件】静おばあちゃんの同級生が、一酸化炭素中毒で死亡。事故なのか、他殺なのか。それとも自殺なのか。【第5話 白昼の悪童】超高層ビルから鉄骨が落下事故して、玄太郎おじいちゃんが……。
「最も古い記憶の夢を見たら注意してほしい。この病気はそこから始まる。夢は思い出のアルバムを捲るように続き、大人への成長の過程を追っていく。夢が現在に追いついたとき、その人間は人生を終える。それが夢喰いだ」恩師の堀越教授はそう言い残して死んだ。果たしてこの現象は病気なのか、なんらかの意思があるのか――牧野は何人もが犠牲になった‘夢喰い’の正体を究明しようと調査に乗り出した。第19回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した俊英が放つ戦慄のタイムリミットサスペンス!
公園から忽然と姿を消した三歳の琴美。両親は必死に捜すが、一向に見つからない。――22年後。自堕落な生活を送る幸子のもとに、一通の手紙が届く。差出人は、消息不明の妹を捜し続けている男だった。同じ頃、浜名湖畔で楓は父親の誠司とペンションを営んでいた。ある日を境に、誠司に対して不信感を抱く楓。父は何か秘密を抱えて生きているのではないか。交わるはずのなかった人生が交錯したとき、浮かびあがる真実。切ない想いが胸を満たす長編ミステリー。
兵吾少年は奇妙な枡形の屋敷に住む老婆に助けられた。その夜、少年は窓から忍び入ろうとする鬼に出くわす。次々と起きる奇怪な事件。虎の彫像の口にくわえられた死体や、武者像の弓矢の先にぶら下げられた死体が発見される。真相は五十年の時を経て、「推理嫌いの探偵」の手により明らかとなる! 本格超巨編。
「要求を言います。現金で1億円用意してください」──嫌な仕事が回ってくるとサウナに逃げ込む、さえない中年刑事佐原の娘が誘拐された。世上騒がす連続婦女殺人魔の仕業か!?しかも衆人環視の中で身代金を運べと要求する犯人。刑事を待ち受ける驚天動地の結末とは。鬼才が放つ奇想の超・本格ミステリー!
「私を誘拐してください」美しい人妻は、そう呟いて便利屋の手をにぎった。夫の愛を確かめるための’狂言誘拐’だというのだ。金に目がくらんだ俺は依頼を引き受けた。完璧なシナリオを練り脅迫を実行、身代金までせしめたが、そこには思わぬ落し穴が待っていた。二転三転、息をもつかせぬ超・誘拐ミステリー。
人気絶頂の歌手ROMMYが、絞殺死体となって発見された。ROMMYの音楽に惚れ込み、支え続けた中村がとる奇妙な行動。一瞬目を離した隙に、ROMMYの死体は何者かに切り刻まれ、奇妙な装飾を施されていた―。一体誰が何のために? 天才歌手に隠された驚愕の真相とは。新本格の雄、歌野晶午の真髄がここに。
なぜ死体は動いたのか? 殺人者が犯した、たった一つの過ちとは? 「家シリーズ」の名探偵・信濃譲二が奇想天外な難事件の謎を見事な推理で解決する七つの短編に、幻の未収録作品「マルムシ」を加えた試みと驚きに満ちた傑作ミステリー八編。
名探偵・信濃譲二は、とある小劇団にマネージャーとして参加し、万能ぶりを発揮し始める。だが、特別公演「神様はアーティストがお好き」の初日、惨劇の幕が切って落とされた。次第に疑心暗鬼になっていく団員達。六年前の稽古中の死亡事故と関係が? 信濃が命をかけて謎解きに挑む、傑作本格推理第3弾。
彼女が勤めに出たのは、このままでは姑を殺してしまうと思ったからだった―。夫を亡くした妻が姑という「他人」に憎しみを募らせるさまを描く(表題作)。猫のように性悪な恋人のため、会社の金を使い込んだ青年。彼に降りかかった「呪い」とは(「猫部屋の亡者」)。全七編収録。鬼才初の短編集を、新装版で。
あの殺人ゲームが帰ってきた。ネット上で繰り広げられる奇妙な推理合戦。その凝りに凝った殺人トリックは全て、五人のゲーマーによって実際に行われたものだった。トリック重視の殺人、被害者なんて誰でもいい。名探偵でありながら殺人鬼でもある五人を襲う、驚愕の結末とは。第10回(2010年)本格ミステリ大賞受賞作、2010本格ミステリ★ベストテン第1位。