【ミステリー・サスペンス】タグのライトノベル・小説
買い物中の「僕」がいるコンビニで暴走車両の追突事故が発生。けれど巻きこまれて死亡した買い物客は、ナイフを持った強盗だった!?
理不尽な家庭から逃げ出し、那覇の水上店舗通りに辿り着いた岡本駿。そこは、ガーブ川を不法占拠してできたワンダーゾーンだった。駿は、鶴子オバアや高齢フリーターの健さんと水難事件の謎を追う。26歳の鬼才が、沖縄の戦後史をテーマに描くグランド・ミステリ! 第8回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作
兄が営む『鍵屋甘味処改』のお隣、『つつじ和菓子本舗』で和菓子職人修業中の多喜次。看板娘・祐雨子への片想いは相変わらずのままだ。おまけに、新しく入ったバイトの柴倉はイケメンで客受けがよい上、多喜次よりずっと技術がある。のみならず祐雨子とも打ち解けている様子で、多喜次は気が気じゃない。そんなある日、おやっさんが自殺志願者の小林を拾ってきて…?
【小説版登場!】愛国者たちの、秘されし憩いのひととき―― 酒場でとある男がモランのイカサマを見破ったことに興味を持ったウィリアム。‘戯れ’と称してその男に勝負を挑むのだが、相手の要求は大金を賭けた一発勝負のポーカーだった―― 4つの題目に沿った、モリアーティたちの日々を綴る研究記録が小説版で初公開!! ※デジタル版にはプレゼント応募券は付属しません
「くちびるに歌を」以来7年ぶりの長編小説。 11歳の下野蓮司はある日、病院で目覚めると大人の姿になっていた。20年の歳月が流れていた。そこに恋人と名乗る西園小春が姿を現す。子ども時代と大人時代の一日が交換されたのだ、と彼女は話した。 一方、20年後の蓮司は11歳の自分の体に送り込まれていた。ある目的を達成するために、彼は急いでいた。残された時間は半日に満たないものだった--。 ミリ単位でひかれた、切なさの設計図。著者だからこそできた、完全犯罪のような青春ミステリーの誕生。
父が隠していた、嘘より哀しい死の真相とは。 なぜ父は幼い自分を捨てて失踪し、死んでしまったのか――。母の四十九日を終えた岩崎俊也は、父の死の真相を求めて、両親が青春時代を過ごした北海道の運河町へと旅立つ。二十年前、父が溺死する直前まで飲んでいた酒場の店主によれば、同じ法科大学漕艇部員だった女性の密葬に参加するために滞在していたらしい。さらに、昭和44年に漕艇部で起きたある事件を機に、陽気だった父の人柄が激変したことを知る。 この街には、僕の知らない父がいた。 父が隠し続けた、ぬぐいきれない恥辱と罪悪感。 知られたくない、でも忘れられない過去がある。 果たして、父は事件に関係していたのか? 家族にさえ隠し続けていた苦悩と死の真相とは? 会心の野心作にして、まったく新しい「家族ミステリー」が誕生!!※この作品は過去に単行本版として配信されていた同名タイトル の文庫版となります。
‘霊が見える’心霊現象絶対否定派理系男子と‘霊がいるとくしゃみが出る’(ただし本人は無自覚)オカルトマニアの天然文系男子正反対のふたりが、不可思議な超自然現象の解決に挑む、超常現象解決ミステリー!Anti Ghost Research Institute(否心霊調査研究所)とは、霊などのオカルトを否定するために調査を行う機関であり、これは、二人が霊の仕業ではないかと持ち込まれる相談を科学的に解き明かしていく、四話からなる物語である。
乱歩の変態度がもっとも炸裂する貴重作「盲獣」、耽美にして本格推理長篇、代表作とも言える「陰獣」。一冊で大乱歩の究極の世界に耽溺。
大手電機企業が発表した巨額の「不適切会計」。捜査二課の小堀秀明は、背後に一人の金融コンサルタントの存在を掴む。男の名は、古賀遼。貧しい炭鉱街の暮らしから妹を救うため、体力頼みの場立ち要員として証券会社に就職。狂乱のバブルを己の才覚のみでのし上がった古賀は、ある事件をきっかけに復讐を始めるのだった――。欲望に踊らされた男たちの終わらない闘いを描く経済サスペンス。(解説・磯山友幸)
飛行中の米海兵隊所属のオスプレイ機内で、事件は発生した。ベルトを締め全員着座中にもかかわらず、同乗していた自衛隊員が胸を刺され殺されたのだ。米海軍内の犯罪を調査するヌーナンは捜査を開始。鉄壁の空中密室で、犯行はいかに行われたのか。なぜ自衛隊員が標的になったのか。消えた凶器の謎、直前に流れた奇妙な歌声とは。そして第二の事件が……。瞠目のミステリ。『黒翼鳥』改題。(解説・村上貴史)
謎解きは言葉を話す鳥におまかせ! 小学生・サトミが持ち込む謎を、アオゲラとコゲラがあっと驚く推理で解決! 転校生のサトミが森で出会ったのは、言葉を話すアオゲラとコゲラ。 サトミのまわりで起こった謎を、あっと驚く推理で解決する鳥たち。くすっと笑えて癒される、ユーモア本格ミステリー! 短編四編を収録。
朋輩タクシー運転手、林の車を追いかけた箭内と田所は、林の車の無線が切られていることに不安を抱き、乗務管理センターに居場所の確認を要請する。有馬温泉に向った林の車は、有馬街道の途中で発見され、そこには――。事件の展開は風雲急を告げ、箭内は核心に向かって突き進んでいく。
「君とずっと、こうしてたい。温かくてすごくよくて――」 念願の公安部に異動になった、仕事熱心過ぎで長身がコンプレックスのリサ・シュレイバー。 初の任務で「悪魔警視」と噂される男、ミハエルと二人きりの潜入捜査をすることになってしまう。 その方法は孤島で婚約者同士のフリ!? 演じるってどこまで?? ドSな暴君×生真面目女子の官能サスペンス! ※こちらの作品にはイラストが収録されています。 尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
大スクープを掴んだけど、殺人事件の謎を解かないと水の泡!? 新聞作り命の女子高生コンビと銀髪碧眼の男子高生探偵が謎に挑む
復帰したばかりのシーハン刑事を待っていたのは首吊り死体。残されていた顔料の痕跡から殺人と見抜いた彼女は、被害者の夫の行方を追う。だが別件の死体からも同じ痕跡が発見された。連続殺人なのか? 狡猾きわまる姿なき連続殺人者との対決を描く警察小説
ワルスタット城に囚われたリギアは? ヤガを支配する《新しきミロク》の動きは? そして、シルヴィアが行きつく先に待つ者は?
無残に殺害された姉レイチェル。死の真相を追う妹の心理を静かに、そして鬼気迫る筆致で描くエドガー賞新人賞受賞作。解説収録/大矢博子
広島市内の大学に通う観音崎栞は、実家のある宮島に戻っていた。台風のような烈風や地震など自然災害がつづくなか、神社で相次いで栞の知人が殺害される。「神の島」で起きている異変を知った辻曲彩音らは、怨霊を目覚めさせようと企む者たちの仕業だと感じ、宮島に急行する。突風吹き荒び、大鳥居が揺らぐ嚴島神社に封印された巨大な怨霊は解き放たれるのか?
編集者須賀は作家と渋谷で打ち合わせ中、スクランブル交差点で女の子を襲うゾンビを目撃。各地で変質暴動者=ゾンビの出現が相次ぐ中、火葬されたはずの文豪たちまで甦り始め…。デビュー10年目の極貧作家K、久しぶりに小説を発表した美人作家桃咲カヲル、家族で北へ逃げる小説家志望の南雲晶、区の福祉事務所でゾンビ対策に追われるケースワーカー新垣、ゾンビに噛まれてしまった女子高生青崎希。この世界で生き残るのは誰か?
その行為に「救い」が? 心を揺さぶる六篇の極上ドラマ。『教場』の著者が紡ぐミステリ集! 不始末を犯したかつての弟分の落とし前をつけるため、兄貴分がとった行動は?(「最期の晩餐」)元警察官が殺害現場で綿密な証拠隠滅を図る。親子の刑事は真相を見破れるのか。(「ガラスの向こう側」)放火犯として刑事に疑われた知的障害のある少年。夏休みの予定を時間割として書くことに容疑と関わりが?「夏の終わりの時間割)
捜査を続けるジャネットは、殺人犯の精神病理学のことでセラピストのソフィアに助けをもとめた。二人の女性は事件の真相に迫るにつれ、想像を絶する悪の構図に行きあたる。
昭和ノスタルジー満開。酔いどれ探偵、時代の闇を追う! 調査額過去最高の上客が持ち込んだ依頼は女子高時代の奇妙な記憶。昭和44年の東大安田講堂、新宿西口フォークソング集会、「男はつらいよ」封切り、そしてアポロ11号月面着陸……時代の大きな転換点と理不尽なうさぎ跳び特訓には何か関係があったのか? 怪しいゴールデン街のママ、昭和文学小説好きの娘、雀荘仲間たちにも助けられ、昭和探偵・熱木地塩は今日もゆく!
ネイト・ロマノウスキはこぶしにハヤブサを止まらせ、きびしい表情で北側からヤナギの茂みに向かっていた。このあと生きものが死ぬ運命にある――ジョーピケットシリーズ最新作
一夜にして6年間の記憶を失った刑事が‘昨日まで追いかけていたはずの事件’の真相に迫る。『13・67』で華文ミステリーの時代を切り拓いた陳浩基の、島田荘司推理小説賞を受賞した長篇デビュー作!車の中で目覚めた刑事。つい先日起きた夫婦惨殺事件を捜査していた……はずが、警察署に向かえば建物も仲間の顔ぶれも全く変わっている。そこに現れた女性記者から、事件は6年前に起きたもので犯人は逃走中に事故死、事件はすでに解決していると知らされる。「自分は6年間の記憶を失っている?」しかし、刑事にはなぜか確信があった。「死んだ男は、真犯人ではない!」事件の真相を求め、女性記者とともに香港島、九龍、新界と、かつての事件関係者を訪ね歩く。次々に出くわす意外な事実、そして不可思議な違和感、そして自分は何者なのか?最先端と前近代の町並みが混在したエネルギッシュな過密都市を、「記憶を失った男」が、事件の真相を追って疾走する。第2回島田荘司推理小説賞受賞作。解説・恩田陸
暴走車を駆って大量殺人を犯した男、ブレイディは、母親とともに暮らす孤独な男。いま彼は新たな計画を練っていた――。一方、退職刑事ホッジズも犯行に使われた自動車を手がかりに、真相に近づきつつあった。開始される惨劇の秒読み。それを阻止すべく、ホッジズと仲間達は奔走する!巨匠渾身のミステリー大作。(解説・千街晶之)
御園マユ。僕のクラスメイトで、聡明で、とても美人さんで、すごく大切なひと。彼女は今、僕の隣にちょこんと座り、無邪気に笑っている。リビングで、マユと一緒に見ているテレビでは、平穏な我が街で起こった誘拐事件の概要が流れていた。誘拐は、ある意味殺人より性悪な犯罪だ。殺人は本人が死んで終了だけど、誘拐は、解放されてから続いてしまう。ズレた人生を、続けなければいけない。修正不可能なのに。理解出来なくなった、人の普通ってやつに隷属しながら。──あ、そういえば。時間があれば、今度質問してみよう。まーちゃん、キミは何で、あの子達を誘拐したんですか。って。※本電子書籍は、『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』シリーズ全12巻を1冊にまとめた合本版です。
両親を亡くし、就職するはずの会社は倒産。妹を養うため、割のいい仕事を求めていた鈴原朱巳は、とある神社のアルバイトの面接を受けることに。得意な家事と神社の手伝いをするだけならと朱巳が向かうと、そこには宮司の息子・清文がいたのだが……。失せもの探しができる「みかがみ様」と呼ばれる彼は、座敷牢に鎮座し、朱巳に失せもの探しを手伝うようにと言いだして!? 猫が集まる神社で失せもの探しが引き寄せる、奇妙な縁の物語。
千葉の小江戸・佐原のあやめ祭りに訪れた大学生の静。自分探しの小旅行のはずが、彼が迷い込んだのは‘来ちゃいけない場所’――現代では消えてしまった神様や化け物たちが共存するおかしな過去の世界だった。静は元の世界に帰るまで、酒好きで気風のいい美女のあやめさん、イケメンで毒舌家なのになぜか憎めない八さん(元ドッグフード)、もんじゃ屋のいかつい蓮五郎さんたちと一緒に、どこか懐かしく不思議な佐原で過ごすことになるのだけれど……。小江戸・佐原で繰り広げられる、あやかしと酒の不思議な物語。
幼い頃から病弱で内気だったまきは、ネット上で意気投合した『kento』に会うため、一大決心をして彼の住む京都に向かう。家族に内緒で向かったはじめての京都。顔も知らない相手の手がかりは、彼の趣味がカフェ巡りであることのみ。最初に訪ねたカフェで知り合った青年・幸生が、事情を聞きまきと一緒にカフェ巡りをしてくれることになって……。春を迎える京都を舞台に、内気な少女と無骨な青年が織りなす、おいしくてほっこりするカフェ巡り物語。
「キミは、もう滅び時だね」 他者の心を操る<心壊者>を取り締まる異能犯罪捜査<零局>。その機関の最年少リーダー――オオカミ・フードがトレードマークの世々結嘉は、犯罪者を滅ぼすのを生きがいとする変わった少女だ。 同じく<心壊者>の彼女には悪を滅ぼす力があり、鑑識科学や法医学など専門技能を有した仲間と共に、異能犯罪者たちを狩る。 俺は誰なのかって? しがないこいつの相棒兼助手さ。 神に愛された推理力を誇る世々結嘉と相棒の蒼井諒助。2人の異能捜査官が挑むクライム・サイコサスペンス。