COMIC
GAME
G動画
G写真
ラノベ
通販
いいね
Rank

【ミステリー・サスペンス】タグのライトノベル・小説

東京近郊の新興住宅地で、コンビニ帰りの主婦が心臓をひとつきという鮮やかな手口で刺し殺された。現場で目撃されたのは、五月だというのに黒いオーバーコートを翻して走り去った男だった。目撃証言を手掛かりに捜査を進める所轄の刑事たち。だが、血痕の付着したコートを発見した後、またもやコートを着た男に近所の主婦が殺害される。焦りを深める捜査陣の前に、事件を嗅ぎ回る奇妙な男が現れた。あまり仕事熱心とはいえない若手の刑事・久保崎は、ルポライターと称するこの男が気になり、接近してみると……。長篇サスペンス・ミステリ。●斎藤澪(さいとう・みお)1944年、東京生まれ。国学院大学文学部国文科卒業。雑誌編集部、広告代理店勤務を経て作家活動に入る。1981年『この子の七つのお祝いに』で第1回横溝正史賞を受賞して小説家デビュー。『赤いランドセル』『冬かもめ心中』『花のもとにて』など著書多数。
公開日: 2022/10/07
ライトノベル
 
宮古崎康介は大型ビルの企画開発部長。安定した家庭に満足し、人妻との浮気を楽しんでいる。いつものように人妻を見送った夜、横浜のホテルのバーで二十歳前後の可愛い女に声をかけられた。唐突に「タクシー代を貸してほしい」というのだが……。その一週間後、康介は刑事の訪問を受けた。あの夜、近くの港で死んだ男の遺留品に、康介の名刺があったという。だが、人妻との情事を、家庭や会社に知られるわけにはいかない。焦った康介は、事件の詳細を知ろうと新聞記者との接触を試みるのだが……。 ひとりの男の転落と崩壊を描いた長篇サスペンス・ミステリ。●斎藤澪(さいとう・みお)1944年、東京生まれ。国学院大学文学部国文科卒業。雑誌編集部、広告代理店勤務を経て作家活動に入る。1981年『この子の七つのお祝いに』で第1回横溝正史賞を受賞して小説家デビュー。『赤いランドセル』『冬かもめ心中』『花のもとにて』など著書多数。
公開日: 2022/10/07
ライトノベル
 
宮嶋美由紀は愛する夫と2人の息子をもつ平凡な主婦。友人の新居パーティーの席上、思いがけず大学時代の不倫が暴露された。いたたまれず飛び出した美由樹は、その新居がかつて愛した男の家のそばであることに気づく。だが、懐かしさで訪ねたそこは廃屋となり、一体の地蔵が残されているだけだった。バス道路に向いて立つ、謎の地蔵。その足元に落ちていた五円玉を何気なく拾ったが、その後、彼女の身に次々と災難が降りかかって……。 家庭の幸せに安穏とする主婦が陥っていく蟻地獄の恐怖を、戦慄のタッチで描く。長篇サスペンス・ミステリ。●斎藤澪(さいとう・みお)1944年、東京生まれ。国学院大学文学部国文科卒業。雑誌編集部、広告代理店勤務を経て作家活動に入る。1981年『この子の七つのお祝いに』で第1回横溝正史賞を受賞して小説家デビュー。『赤いランドセル』『冬かもめ心中』『花のもとにて』など著書多数。
公開日: 2022/10/07
ライトノベル
 
治美の海老のように丸まった背中や手足はすでに硬直がはじまっていて、納棺には手間どった。それより何より辛かったのが、治美のからだを浄めた時だ。髪にぬるい湯をかけ、櫛で梳いた時、白い物がからまった。久藤は静かに梳き寄せ、それをつまもうと目をこらした。すると、白い物はむくりと動いた。(「折れた櫛」より) 人間心理の深奥を鋭く探り、日常生活のうちに突然生ずる殺意の瞬間を鮮やかに捉える、濃密なサスペンス7編。*折れた櫛*待っていた女*夏のこはぜ*鈴の音*火傷*呪いの木*しびと花●斎藤澪(さいとう・みお)1944年、東京生まれ。国学院大学文学部国文科卒業。雑誌編集部、広告代理店勤務を経て作家活動に入る。1981年『この子の七つのお祝いに』で第1回横溝正史賞を受賞して小説家デビュー。『赤いランドセル』『冬かもめ心中』『花のもとにて』など著書多数。
公開日: 2022/10/07
ライトノベル
 
フリーカメラマン・郷原八斗は、婦人雑誌の取材のため、編集者・辻井と連れだち、丹波篠山を訪れる。新緑まぶしい6月の半ばであった。郷原は藪の中で、木洩れ日に妖しく煌く朱色の光を見た。それは、雨曝しのまま佇む石仏の掌上に燃えたつ、ひとつの鬼灯(ほおづき)の精巧なやきもの。郷原は息を呑み、心を奪われた。そして辻井が消息を絶ったのは、その直後だった。辻井失踪の鍵を握るのは、12年前に起きた不可解な殺人事件で嫌疑を問われた陶芸家・市田、それに郷原の心の中に揺らめきたつ、あの紅く燃える鬼灯であった……。 人間の業の轍のうえに錯踪する男と女の愛憎と哀しみを詩情豊かに謳う、珠玉の本格長編ミステリ。●斎藤澪(さいとう・みお)1944年、東京生まれ。国学院大学文学部国文科卒業。雑誌編集部、広告代理店勤務を経て作家活動に入る。1981年『この子の七つのお祝いに』で第1回横溝正史賞を受賞して小説家デビュー。『赤いランドセル』『冬かもめ心中』『花のもとにて』など著書多数。
公開日: 2022/10/07
ライトノベル
 
若き能楽師・梅津はテレビ画面を食い入るように見つめた。「佐渡の伝統芸能」なる番組の中に、一瞬、律子の姿が映ったのだ。彼女はかつて梅津の恋人であり、十九歳の時、塩屋という男の暴行をうけ妊娠し、思いあまって相手を刺殺して逃亡。全国指名手配されたものの結局、行方不明になっていたのだ。当時を知る友人・河辺からの電話でますます確信を強めた梅津は、十年前のあの忌わしい事件を終わらせるため、佐渡へと飛ぶ。一方、河辺も二人の安否を気遣いながら、フェリーへと乗り込んだ……。 人間の心の奥底に潜む愛と憎しみを描く長篇サスペンス・ミステリ。●斎藤澪(さいとう・みお)1944年、東京生まれ。国学院大学文学部国文科卒業。雑誌編集部、広告代理店勤務を経て作家活動に入る。1981年『この子の七つのお祝いに』で第1回横溝正史賞を受賞して小説家デビュー。『赤いランドセル』『冬かもめ心中』『花のもとにて』など著書多数。
公開日: 2022/10/07
ライトノベル
 
下着を盗もうと忍び込んだ部屋で、住人女性の他殺死体を発見した亮太。彼は警察に通報できない。アカネと名乗る少女を自室に監禁しているからだ。犯人扱いされないかと危ぶむ亮太に、手錠で拘束されたアカネが助言をし、事件の背景についてキレ味鋭い推理を展開し始めるが……。解説の大山誠一郎氏も絶賛。多彩な作風を誇る著者が挑む、キャラミスと本格推理のハイブリッド!
公開日: 2022/10/07
ライトノベル
 
六本木、新宿が無差別テロに! 外国人大量拉致事件の真相は!?9カ月連続刊行第5弾!無差別に外国人を襲う卑劣な蛮行の黒幕は!?黒人の大男に襲われていた美貌の間宮留理江を救った裏社会の始末屋・多門剛。彼女の友人でアメリカ人のスーザンをはじめ、多数の白人男女が六本木で拉致され姿を消しているという。外国人犯罪組織同士の抗争か、ヤクザの所業か。多門は夜の東京を捜索するが、やがて新宿で日本人も巻き添えになる無差別襲撃が――。(『毒蜜 私刑―白人狩り』改題)
公開日: 2022/10/07
ライトノベル
 
軽井沢、上田、小諸、別所温泉、浅間山……一週間で真犯人を捜せ!十津川警部、刑事の誇りを賭けた緊急捜査!傑作トラベル・ミステリー初文庫化!警視総監が狙われた列車爆破事件の真相は!?後藤警視総監が誘拐された。犯人の山中悦夫は、二年前に起きた列車爆破事件の真犯人を、一週間以内に捜し出せと要求する。当時の警視総監をはじめ二十二人が死亡したこの事件では、山中の父親が逮捕され、容疑を否認したにもかかわらず死刑判決を受け、獄中で病死していた。再捜査を指示された十津川警部は再びしなの鉄道に乗りこむが……!?
公開日: 2022/10/07
ライトノベル
 
著者史上最高傑作!!美人スパイに騙されるな!!!極道と刑事、ふたつの顔をもつ男たちが闘いに挑む!恐るべしロシア諜報員!!極道刑事の逆襲が始まる!キャバクラ嬢の亜由美は、店の太客である大手商社の男から、動画メモリーを運ぶよう依頼される。津軽海峡から新宿まで運搬するも、彼女は拉致される。動画メモリーには、ロシアが隠蔽する特殊核爆破資材が映っていた……。日本を破滅に導くロシア工作員と、それを食い止める極道刑事。彼らは日本を護れるのか? 注目の超警察小説、待望の第5弾!<目次>プロローグ 第一章 消えたキャバ嬢第二章 魔の手第三章 赤いヒグマ第四章 露歌バラード第五章 特別軍事作戦第六章 ロシアンルーレット
公開日: 2022/10/07
ライトノベル
 
貫井徳郎史上最も切なく悲しい誘拐事件スリルと感動のどんでん返しミステリ!警視庁を震撼させた世紀の誘拐事件の真実とは?元警察官の辰司が、隅田川で死んだ。当初は事故と思われたが、殴られた痕がみつかった。真面目で正義感溢れる男が、なぜ殺されたのか。息子の亮輔と幼馴染みの賢剛は、死の謎を追い、賢剛の父・智士の自殺とのつながりを疑うが……。隅田川で死んだふたり。そして、史上空前の未解決誘拐事件の真相とは? 男たちの絆と葛藤を描く、慟哭の長編ミステリ!解説/西上心太【目次】第一部 亮輔と賢剛 第二部 辰司と智士 第三部 亮輔と賢剛 第四部 辰司と智士 第五部 亮輔と賢剛 第六部 辰司と智士 第七部 亮輔と賢剛 解説 西上心太
公開日: 2022/10/07
ライトノベル
 
山間の病院に入院した友人を見舞うために病院を訪れた編集長を待っていた奇怪な出来事とは…。編集長を襲うさまざまな怪異が病棟に隠された真実を暴き出す。この恐怖体験は編集長だけのものではない…。
公開日: 2022/10/07
ライトノベル
 
その転校生は、クラス全員を圧倒し、敗北させた――。夏休み明け、北海道立白麗高校2年8組に、東京からひとりの転校生がやって来た。汐谷美令――容姿端麗にして頭脳明晰。完璧な彼女は学校中から注目を集めるが、些細な事からクラスで浮いた存在になってしまう……。学校祭準備で美令と友人となった、クラスで孤高を演じる松島和奈。そして美令が孤立する原因を作ってしまった、クラスのカースト上位である城之内更紗もまた、美令、和奈と深く関わってゆく。それぞれ秘密を抱える三人が向かう先に待つものは、そして美令の「私、神様の見張り番をしているの」という言葉の意味とは……。今、彼女たちの人生で、もっとも濃密な一年が始まった――。誰もがあの時を思い出す、青春群像劇の傑作! 最高に美しいラストシーンを、ぜひご堪能ください!!「 今、私がひとりではないことが、奇跡なのだ――」
公開日: 2022/10/07
ライトノベル
 
12話からなる短篇集。短編二話ごとに間奏としてさらに短い短編を挟みという凝ったり構成である。本書は著者が苦労してデビューして6年ほど経ったころに書かれたもので、いわば、自信を得て脂がのってきた頃の著作といっていい。意欲的な短編ばかりで、読み応え十分だ。
公開日: 2022/10/07
ライトノベル
 
贋金造りの黒幕に迫る! シリーズ第二弾!本郷菊坂台にある「瑠璃堂」の女主人・千鶴の占いはよく当たると、少々高い見料ながら大評判だ。しかし実は千鶴に占いの才はない。その美貌で目くらましをしつつ、鋭い観察眼と推理力、さらには人の悪意を感じ取る第六感を駆使し、口八丁で丸め込んでいる。ある日、千鶴が引越しに好い日を占った両替商から、贋の一分金や一朱金が流れているとの噂が立つ。引越しは凶だったのではないか、と因縁をつけられた千鶴は調査役の権次郎や執事の梅治と事態の調査に乗り出すことに。その頃、瑠璃堂にお蓮と名乗る婀娜っぽく美しい女がやってきた。開いている賭場について占って欲しいという。しかし彼女を見た権次郎の様子がおかしい。聞けば、お蓮はかつての権次郎の情婦で、十手召し上げの契機となった女だという。後日、再び瑠璃堂の近くに姿を見せたお蓮だったが、その翌日、斬り殺されているのが見つかった。逆上した権次郎は、敵を討つと言って出て行ってしまう。千鶴たちは、江戸を飛び出し贋金造りの工房を突き止めるのだが……。暗躍する一味と、お蓮との関連は? 出会いと別れ、そして再会。人間ドラマと謎解き&アクション、最高潮のシリーズ第二弾!
公開日: 2022/10/06
ライトノベル
 
北欧歴史ミステリー至高の三部作、完結篇! フランス革命の影響は未だ色濃く残り、暴力と奸計が常態化していた1795年のストックホルム。 事件を捜索することで立ち直りつつあった戦場帰りの引っ立て屋カルデルと心を病んでいた学生エーミル。彼らの善意が招いた悲劇によって、前年に多くの命が失われた。彼らと、幸せを願いながら愛する子どもたちを手放したアンナ・スティーナは一瞬にして打ちのめされ、絶望の大きさに動くことすらできなくなっていた。一方その悲劇によって追い詰められた怪物は、自らの起死回生を賭けたおぞましい計画を立て、さらなる惨劇が起きようとしていた。 戦争、暗殺、人権蹂躙。腐敗しきった18世紀末の北の都と、その中で己の正義に従い生きる者たちを力強く描き、北欧ミステリーの歴史を塗り替えた至高の三部作、堂々の完結篇!
公開日: 2022/10/06
ライトノベル
 
山奥で女装した男の首吊り死体が見つかった。趣味で映画製作と女優業に励み一課で浮き気味の刈谷杏奈は、田舎署で燻る内藤と捜査を命じられる。上層部が自殺に拘泥する中、はぶられコンビは、問題発言で炎上中の女性議員と男の繋がりを入手。男は何者なのか?真実を求めて、杏奈は議員を罠に嵌める大芝居を始める。愚直な女刑事の推理劇、開幕!
公開日: 2022/10/06
ライトノベル
 
泣く子も黙る「オーシティ」。巨大なギャンブルシティと化した、かつての大阪。落ちぶれた探偵の羽田誠は、街の死神と呼ばれる刑事・愛染から脅迫される。誰より早く’耳’を探せ。失敗したら地獄行き――。耳を追うのは、殺し屋、逃がし屋、娼婦、盲目の少女。ただの耳に、全員が命がけ!? 謎多すぎ、最後まで結末が読めない、超高速サスペンス!
公開日: 2022/10/06
ライトノベル
 
医者の妻の神野由香里は夫の浮気と不妊に悩んでいたが、ある日突然失踪。海で遺体となり発見される。死因は自殺か、それとも――。一方、交際相手が既婚者と知った結婚願望の強い日村繭美は偶然その妻と出くわし、ある決意をする。ワケあり女が一人二人......もう一人?女の数だけ二転三転、どんでん返しミステリ。いつの時代も女の人生は険しい。
公開日: 2022/10/06
ライトノベル
 
「これから殺戮ゲームを開始します。これは挑戦状です。捜査一課三係の黒井マヤさん」次々と配信されていく謎の殺人動画。かつてない劇場型犯罪に捜査は難航、追い詰められたマヤは’師匠’の協力を仰ぐために、東京拘置所を訪れる。そこで待ち受けていたのは、収監中のイケメンシリアルキラー・杏野雲だった。大人気ユーモアミステリー最新作!
公開日: 2022/10/06
ライトノベル
 
一八三五年、奇怪な生物が暮らす悪魔の島・ガラパゴス諸島に、英国船ビーグル号の乗員十一名が上陸した。天才学者ダーウィンらは、調査のため滞在を決定。だが島には殺人鬼が潜伏しているという。直後に発見された白骨死体。さらに翌朝には宣教師が絞殺体で見つかった!犯人は島の殺人鬼なのか?「進化論」の提唱者が、惨劇の謎に挑むミステリ。
公開日: 2022/10/06
ライトノベル
 
皇居周辺で二人の男が射殺された。世間が〈大手町のテロリスト〉と騒ぐ中、警視庁一の検挙率を誇る毒島は殺人犯を嘲笑。犯罪者を毒舌で追い詰めることが生きがいの彼は「チンケな犯人」と挑発し、頭脳戦を仕掛ける――。出版社の連続爆破、女性を狙った硫酸攻撃。事件の裏に潜む〈教授〉とは何者なのか?人間の罪と業を暴く、痛快ミステリ!
公開日: 2022/10/06
ライトノベル
 
亮子は、大手印刷会社に勤務する夫と二人暮らし。ある日、夫が見知らぬマンションで遺体となって発見。さらに、殺人罪で被疑者死亡のまま書類送検されてしまう。夫が借金を抱えていたことも、左遷されていたことも、知らなかった。なぜ、夫は死んだのか、本当に人を殺めたのか。夫が残した手がかりを元に、妻が事件の真相に迫る長編ミステリー。
公開日: 2022/10/06
ライトノベル
 
上司から突然捜査の中止を言い渡され自由の身となったアリシアは、〈センペーレと息子書店〉で和やかなひと時を過ごす。一方、相棒バルガスは大臣の車に残されたメモの数字から歴史の闇に葬られた真実に辿りつき……。謎の数字、一冊の稀覯本、そしてある女性が遺したノート。すべてのピースが揃い迷宮の扉が開く時、闇の都バルセロナに《鎮魂歌》が響き渡る――「本書の執筆にサフォンは文字どおり命を捧げた」(訳者あとがき)。世界的大ベストセラー『風の影』の〈忘れられた本の墓場〉シリーズ、遂に完結!
公開日: 2022/10/06
ライトノベル
 
クリスマスの夜。猛スピードで暴走する車を二台のパトカーが猛追していた。時は二時間ほど前に遡る。その男は、偶然、火事の現場に遭遇する。家の外で助けを求める母親。二階の窓からは泣き叫ぶ娘の姿が。すると男は燃え盛る家の中へと飛び込んだ。それから五分足らず。男は胸に十歳の少女をしっかりと抱きかかえて出てきた。だが、その男は少女を母親に手渡さず、車に乗せてそのまま逃走した。なぜ男は英雄から一転、誘拐犯になったのか。そこにはある男女の双子を巡る二十余年の物語があった。事件の真相に秘められた温もりと寂しさに、あなたはきっと焦がれ、涙する。心に触れる傑作青春ミステリ。
公開日: 2022/10/06
ライトノベル
 
ある晩、内科医の輝彦は、妻・慶子の絶叫で跳ね起きた。元医者の父・久が慶子の入浴を覗いていたというのだ。久の部屋へ行くと、妻に似た裸婦と男女の性交が描かれたカンバスで埋め尽くされていた。認知症を確信した輝彦は、久が残した事前指示書「認知症になったら専門の病院に入院させる。延命治療の類も一切拒否する」に従い、父の旧友が経営する病院に入院させ、弁護士の弟・真也にも、事前指示書の存在を伝えた。長い介護生活を覚悟した輝彦だったが、ほどなくして久は突然死する。そこには医師同士によるある密約が隠されていた。――医師の兄と、弁護士の弟は、真相にたどり着けるのか? 命の尊厳と向き合う傑作長編。
公開日: 2022/10/06
ライトノベル
 
生まれつき鬼霊を視る才を持つ甜花は、百華国後宮で妖艶な夫人・陽湖妃の付き人をしながら、いつか図書宮で働くことを夢見ている。図書宮に何かを捜す女の鬼霊が出たり、みなで行った舟遊びで龍神の巫女だという侍女が行方不明になったり……と事件が頻発するが、ついには甜花が誘拐されて――。皇帝暗殺の命を受けた陽湖妃の運命は!? 本好きな甜花が皇帝とともに謎を解く、あやかし×中華風後宮ファンタジー!
公開日: 2022/10/06
ライトノベル
 
シリーズ累計100万部突破!『このミステリーがすごい』大賞受賞作&連ドラ化『元彼の遺言状』続編彼女が転職するたび、企業は必ず倒産する!?「まさに新しい書き手の登場と言えるだろう」――篠田節子(作家)※本書は、2021年刊行の単行本を文庫化したものです。(あらすじ)倒産の危機に瀕する老舗のアパレル会社・ゴーラム商会を救うため、弁護士の美馬玉子は先輩の剣持麗子とともに「会社を倒産に導く女」と噂される経理課の女性の身辺調査を行うことになった。ブランド品に身を包み、身の丈に合わない生活をしている彼女は、会社の金を横領しているのではないか。ところが調査を進 めるさなか、ゴーラム商会の「首切り部屋」と呼ばれる小部屋で本物の死体が発見され……。【著者について】新川帆立1991年生まれ。アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身、宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業後、弁護士として勤務。第19回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2021年に『元彼の遺言状』でデビュー。他の著書に『剣持麗子のワ ンナイト推理』(以上宝島社)、『競争の番人』(講談社)、『先祖探偵』(角川春樹事務所)などがある。
公開日: 2022/10/06
ライトノベル
 
コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」を営むお草は、朝の散歩の途中、〈たすけて〉と書かれた一枚のメモを拾う。折しもその日の夕方、紅雲中の女子生徒が行方不明に。その後、家出と判明するが、では助けを求めているのは、いったい誰なのか? 日常に潜む社会のひずみを炙り出しつつ、読む人の背中を押してくれる人気シリーズ第9弾。※この電子書籍は2021年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
公開日: 2022/10/05
ライトノベル
 
魔法使いとドM刑事の関係はどうなる!?正体を暴かれ、八王子から消えたマリィ。小山田刑事は彼女が残した婚姻届に迂闊にも署名してしまい……。正真正銘、シリーズ最終巻!※この電子書籍は2019年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
公開日: 2022/10/05
ライトノベル
 
<<
<
4
5
6
7
8
9
10
11
12
>
>>
 
13974 件中   211 240

©LOQUY 2018-2024 AllRight Reserve.