はるばる宇宙から地球を目指して飛来する巨大な彗星。それは父の遺したレンズが世代を越えて真哉に解決を託した、最大最後の難問だった。ワケあって社長業をしながら、真哉は居候生活と世界を救う大役を一度に担うことになるのだが……「できないことなんて何もないよ。ここには、家族がいるのだから」趣味も性格も才能もバラバラだけど真哉を慕う気持ちで結ばれた最高の仲間と共に、星に挑む時が来た!って社長! こんな時なのにどうして受験勉強もしてるんですかっ!?これは、孤独だった少年社長が築いた、小さく、温かいとある家族の物語。やっぱり無敵で痛快なシリーズ第16弾、感動とその先の未来へ!!【出版社からのコメント】累計40万部超、あしかけ6年にわたって続いてきたGA文庫大賞≪優秀賞≫のご長寿人気シリーズ!ファンのみなさんに愛されて16巻まで巻数を重ねました。トンデモ中学生社長の真哉をはじめ、飯山三姉妹の桃香、莉子、優希、そして社長秘書ルファたちなど魅力的なキャラクターがたくさん生まれた本作も、この第16巻で第1作目からずっとむきあってきた「本当の目的」にひとつの答えを出します。七条剛先生が実は応募原稿当時から温め続けていたというアイデアで、いかにも真哉ならではの解決策が示されます。シリーズをずっと応援してくださったファンのみなさんにきっとご満足いただける、うちの居候の掌握ぶりをお楽しみください!