【ノンフィクション・ドキュメンタリー】タグのライトノベル・小説
看護婦の平賀暁子は知的な感じのする美人だった。入院患者の暴力団員を通じて覚醒剤を手に入れると、肉体関係を持った妻子持ちの男とのセックスに使ってみたくなり……シリーズ「黒い報告書」。
地銀勤めの江藤伸行は幹部候補として東京支店に異動となった。満員電車で2度痴漢をはたらき懲戒解雇。再犯したら離婚するという妻に、決して過ちは犯さないと誓ったが……シリーズ「黒い報告書」。
新聞記者の蕗多鮎子は、行きつけのスナックでアルバイトを始めた。彼女目当てに通ってくる電気工事会社の経営者から、手がけたマンションの耐震偽装の話を聞かされると……シリーズ「黒い報告書」。
高校卒業後2年、定職のない大屋梨奈はゲームセンターをブラつく日々。売春斡旋をする男と知り合い、小遣い欲しさから客を取った。ピンハネの一部をちょろまかしたら……シリーズ「黒い報告書」。
キャバクラで同僚の綾香は、麻実のライバルだ。同時にわがままを言える唯一の友だちでもある。綾香に何でも打ち明けてきたが、彼氏の気持ちを確かめて欲しいと頼んだら……シリーズ「黒い報告書」。
大学を留年続きで親に見離された和田公雄。行きずりで会社を辞めたばかりの池井秀美と知り合い、すぐに同棲を始めた。セックスの相性はよかったが、金銭的に行き詰まり……シリーズ「黒い報告書」。
漫画家を夢見る大石晴彦は、実の妹とアパートで同居するうち男女の仲になってしまう。兄との関係にうんざりした妹は、龍の入れ墨を背負った男の部屋に転がり込んだが……シリーズ「黒い報告書」。
色白で睫毛の長い相良省吾は、苦労知らずに育ったボンボンだった。会社を辞めてパチンコ屋で知り合った人妻と深い関係に陥る。彼女の亭主にバレて、別れ話を切り出したが……シリーズ「黒い報告書」。
芸能プロダクション社長を称する赤城淳介。その実状は、テレビの仕出し程度の仕事があったりなかったり。街角で少女に声をかえては、言葉巧みに芸能界入りを持ちかけ……シリーズ「黒い報告書」。
鈴木徹は少女との援助交際が趣味である。ヤル気のない寝転がっただけの少女まいも、徹は愛撫で蕩かした。3万円を渡して別れたが、後日、まいから会いたいとのメールが届く……シリーズ「黒い報告書」。
船津憲一は中学校の国語教諭。船津の家には、女子高生となった教え子が訪ねてきていた。早熟な彼女らのアプローチに、最後の一線は踏み越えまいと自制していた船津だったが……シリーズ「黒い報告書」。
私立高校の美術の臨時講師として雇われた大崎晴美。昼は教壇に立ち、夜は男子生徒に性の手ほどきをする。ほんの遊びだったが、晴美は、美少年の雄吾には本気になってしまう……シリーズ「黒い報告書」。
安西晴彦は就職した企業を辞め、自室での引きこもり生活に入った。ネットの出会い系掲示板で知り合った女子高生を監禁し、大型犬用の首輪を嵌めて己の欲望に奉仕させたが……シリーズ「黒い報告書」。
立花瑛子が経営する小さなスナックは青息吐息。かつて付き合いのあった稲取岩夫が舞い戻ってきた。瑛子はヨリを戻したが、岩夫が他人のカネを着服していた過去を知ると……シリーズ「黒い報告書」。
吉田崇夫は杜の都・仙台でプロのカメラマンになることを夢想していた。同郷の女性と知り合って彼女の部屋に転がり込んだが、勤め先のDPE店をクビになってしまい……シリーズ「黒い報告書」。
天沼定夫、さとみ夫妻は子に恵まれなかった。さとみは待ち望んでいた妊娠を告げられ、高揚感からバイト先の店長を誘惑。一度きりの肉体関係だったが、気付いた定夫は……シリーズ「黒い報告書」。
内山恵は平凡な主婦。だが、夫のリストラで将来に夢も希望も抱けなくなっていた。12歳年下の塗装工と交際を始めると、次第に若い愛人抜きの生活は考えられなくなり……シリーズ「黒い報告書」。
化粧品の訪販会社を経営する秋山信夫は、一つ屋根の下に三人の妻と暮らしていた。誰が夜の相手をするかは曜日で決まっていたが、韓国旅行中にそのルールが崩れると……シリーズ「黒い報告書」。
某省地方局に勤務する坪山絃治は、一見まじめな働き者。だが裏の顔は、変態性欲者向けビデオのコレクター。サイトで知り合った17歳の少女を人気のない場所に誘い出し……シリーズ「黒い報告書」。
立花香澄は、勤務先の後輩OLに恋人を奪われようとしていた。ネット社交場の掲示板に書き込みをしていると、謎の男から、恋敵を消してあげます、という奇妙なメールが……。ケータイ小説の女王によるシリーズ「黒い報告書」書下ろし。
吉岡徹夫はアルバイトをしながらプロの脚本家を目指していた。賞を取るまであと一歩に迫ったが、歳若い恋人が口にしたのは最も聞きたくない台詞だった……シリーズ「黒い報告書」。
蛇頭の手引きで日本に不法入国した張王輝。パチンコの不正操作で一攫千金を狙った張は、裏ロムの元手として、地下銀行の女経営者・李小蘭から100万円を借りたが……シリーズ「黒い報告書」。
都会で、仕事にも結婚にも失敗した竜岡謙也は郷里の弟の許に身を寄せた。単身赴任の弟が留守の隙に、義妹を誘惑して幾度か肉体関係を持ったが……シリーズ「黒い報告書」。
元商社マンの津田周吉は、転籍先の建設会社をみずから退職した。同い年の妻は嫌味や愚痴を言い募り、悠々自適からは遠い日々。永井荷風の英訳本を読む白人女性と懇意になり……シリーズ「黒い報告書」。
実直で温厚な宮下篤志は、危険な現場にも躊躇わず飛びこむ勇敢な消防士だった。友人に連れて行かれたスナックのママと深い仲になると、詐欺の片棒を担ぐよう哀願されて……シリーズ「黒い報告書」。
柴田隆三は、旧知の暴力団幹部の勧めで覚醒剤の売人になった。ヘルスやキャバクラの女に、ダイエットしないか、と言葉巧みに持ちかけ、白い結晶のとりこにしていたが……シリーズ「黒い報告書」。
色白で福耳を持つ松木登代子は、勤め先のスナックではしみったれホステスと蔑まれていた。ママの内縁の夫と関係が出来てしまい、人目を忍んで逢瀬を重ねていたが……シリーズ「黒い報告書」。
斉藤俊次は大卒後に勤めた会社を3年で辞めた。屈辱的なフリーター暮らしを経て、違法ビジネスに手を染める。女子高生とのセックスを撮影したDVDの評判はよかったが……シリーズ「黒い報告書」。
夫を早くに亡くした藤家芳子は、フルーツ・パーラーに勤める妻帯者と交際していた。年配の教育関係者から後添いにと請われた芳子は、不倫相手との腐れ縁を断ち切ろうとしたが……シリーズ「黒い報告書」。
消防士の岩崎晃児は妻帯者。防火訓練中に知り合った折井益美と、遊びのつもりで肉体関係を持った。岩崎は吸い付いては離れない、益美の‘道具’に夢中になってしまい……シリーズ「黒い報告書」。