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【歴史・時代劇・戦記】タグのライトノベル・小説

幼君・家継の乗った駕籠が賊の槍でメッタ刺しに!銀次郎の必殺剣が唸り、轟いた!衝撃の「門田泰明大河時代劇場」堂々の第三期突入!!品川宿にたどり着き意識を失った黒書院直属監察官・桜伊銀次郎。毒矢を射られて生死の境をさまようが、ついに意識が戻った。黒鍬衆の隠宅で、女黒鍬の頭領・加河黒兵の手厚い看護をうけ、順調に回復していたなか、幼君・徳川家継が見舞いに駆け付けたのだ。将軍剣術指南役・柳生俊方ら柳生衆も同道していたが、帰途、白装束に白覆面の賊に襲われたのだ!しかも幼君が乗った駕籠が賊の槍でメッタ刺しに!阿修羅と化した銀次郎剣が炸裂する大河シリーズ、(第1期 侠客・全5巻。第2期 汝 想いて斬・全3巻)第3期遂にスタート!
公開日: 2022/09/08
ライトノベル
 
江戸幕府が倒れ明治に変わって混乱極める世。土肥庄次郎は元旗本。彰義隊に参加するも生き残り、旧幕臣を見殺しにしたあげく静岡に蟄居することになった最後の将軍・徳川慶喜を誅さんと付け狙う日々。同時期に静岡に滞在した、清水次郎長、坂本竜馬を斬った男といわれる今井信郎、唐人お吉、探検家・松浦武四郎らとの交流を交え、絶望の果て幇間として名を馳せた破天荒な男を描いた、書下ろし長篇時代小説。評論家・縄田一男氏の解説と推薦帯が付きます。
公開日: 2022/09/08
ライトノベル
 
お江戸のニートが事件を解決!?天明二年。五十六歳で同心の仕事を辞めた安兵衛。悪人を追いかける生活は終わり、のんびりと毎日を過ごしていた。しかし、そんな日々を揺るがす事件が起こる。江戸の町で火薬樽が大爆発したのだ。誰かが火をつけたらしいが、手掛かりは落ちていたビードロの破片のみだった──。そんな時、ごく潰しニートの息子・新次郎が江戸に帰って来る。大坂で天文学を学んでいた新次郎は、ビードロの破片に事件解決のヒントを見つけるが、逆に犯人として疑われてしまい……。自然科学を武器に、親子バディが大爆発の謎に挑む!
公開日: 2022/09/08
ライトノベル
 
「わしらは聖徳太子から四天王寺と五重塔を守護するようにいわれた一族や」美しい宝塔を建てるため、百済から海を渡ってきた宮大工たち。彼らが伝えた技術は、飛鳥、平安、戦国と時代を超えて受け継がれた。火災や戦乱で何度も焼失したが、それぞれの時代の宮大工たちが五重塔を甦らせる。そして、その塔は決して、地震では倒れなかった。なぜなのか? 現代の高層建築、丸の内ビルディングや東京スカイツリーにも生きている「心柱(しんばしら)構造」の誕生と継承の物語!
公開日: 2022/09/08
ライトノベル
 
作者イチ押しの痛快シリーズ、最新刊!くじけるな。やり直しができるのが、ひとの生涯。長屋の桶職人の最期の願いを叶えるため、時季外れのクリを手に入れろ!深川一の疾風駕籠の二人が希望を信じて、江戸の町を奔る、奔る!鉄蔵という男は、まこと桜だった。あんたや番頭のような口先だけで世渡りする手合いが、近頃は大路の真ん中を大きな顔で跋扈している。鉄蔵も新太郎も尚平も、大口とは縁がない男だ。口数は少ないが、引き受けたことは命がけでこなして生きている。大きな男は深川の誇りだが、それは身体を張ってひとのために尽くせる男のことだ。見てくれだけの男はこの土地には無用だ……。(本文より抜粋)
公開日: 2022/09/08
ライトノベル
 
1796年、26歳のナポレオンは、イタリア遠征で数々の歴史的勝利を収めた。パリに凱旋し、次に向かったのはエジプト。灼熱の砂漠を行軍し、華々しい勝利と手痛い敗北を繰り返す中、ナポレオンはイギリスやロシアをはじめとする諸外国が対フランス大同盟を結成し、フランス本国が危機に瀕していることを知る。――フランスを救えるのは、俺しかいない。急遽帰国したナポレオンはクー・デタを起こし1804年、34歳でついに初代フランス皇帝の地位に就き、ヨーロッパ諸国との全面戦争へ突入してゆくのだった。第24回司馬遼太郎賞受賞作。激動の第2巻!
公開日: 2022/09/08
ライトノベル
 
明暦の大火の傷が癒えかけた江戸を襲ったのは原因不明の疫病だった。糸の稼業である縁切り屋も開店休業状態のため、奈々とともに小石川養生所のお救い所でお手伝いをすることに。だが、それは隣人のイネが捨てた息子で医師の銀太と顔を合わせることを意味する。イネに気がねを感じながら、彼の誠実な人柄に惹かれる糸。自分に想いを寄せてくれる熊蔵との間で、初めての恋に揺れるのだった。「私はこれから先、この人を想い、この人を幸せにすることを願って生きよう。」ふたりの男性の間で揺れる糸が下した決断とは……。いつの時代も恋せよ、乙女!!
公開日: 2022/09/08
ライトノベル
 
天下御免のニセ占い師、お江戸の悪を斬る! 本郷菊坂台にある占い処「瑠璃堂」。女主人・千鶴の占いは当たると評判で、少々高い見料だが、客は引きも切らない。ある日、正右衛門という男がやってきた。千鶴はその身なりや癖を子細に観察し、仕事や悩みを言い当てる。実は千鶴に占いの才はない。鋭い観察眼と卓抜した推理力、あとは口八丁で依頼人を丸め込んでいるのだ。相談は、家作を貸している男の行方が分からない、居所を占ってほしいというもの。怪しい借主に金儲けの気配を感じた千鶴は、瑠璃堂の調査役・権次郎と、執事役・梅治とともに調べに乗り出す。 数日後、蔵前の札差・佐倉屋喜兵衛がやってきた。蔵に何者かが侵入した様子だが、盗られたものはない、人ならぬものの仕業では、と悩んでいた。その頃、江戸に贋金が出回っているという噂が流れだす。千鶴が瑠璃堂の売上金を調べると、一枚、贋小判が見つかった。佐倉屋が支払ったものだ。本格的に調べようと動き出した矢先、佐倉屋の一番番頭が何者かに刺されて死亡、間を置かず喜兵衛までもが石段を転げ落ちて死んだ。 札差の事件と、江戸を揺るがす贋金造りの組織の繋がりとは? 一連の真相に迫る千鶴たちに、黒幕からの刺客が忍び寄る!
公開日: 2022/09/06
ライトノベル
 
格別の思いがこもる、作家今村翔吾の原点! 明和七年、太平の世となって久しい江戸・日本橋で寺子屋の師匠をつとめる坂入十蔵は、かつては凄腕と怖れられた公儀の隠密だった。 学問は苦手ながら剣術に秀でた才を持つ下級武士の息子・鉄之助、浪費癖のある呉服問屋の息子・吉太郎、極度のあがり症ながら手先の器用な大工の息子・源也など、さまざまな個性の筆子たちに寄りそう日々を送っていたが、藩の派閥争いに巻き込まれた筆子の一人、加賀藩士の娘・千織を助ける際、元忍びという自身の素性を明かすことになる。 年が明け、筆子たちのお伊勢参りに同道する十蔵の元に、将軍暗殺を企図する忍びの一団「宵闇」が公儀隠密をも狙っているという報せが届く。十蔵は、離縁していた妻・睦月の身にも危険が及ぶことを知って妻の里へ向かった。 哀しみに満ちた妻との出会いと別れ、筆子たちとの絆の美しさ、そして手に汗握る結末――「本書は無冠だが、無冠の傑作として永く文学史に残るであろう」そう文芸評論家・縄田一男氏が絶賛し、作家自身が「最も自分自身を剥き出しにして書いたかもしれない」と語った、今村翔吾の原点ともいえる青春時代小説の傑作!※この作品は単行本版『てらこや青義堂 師匠、走る』として配信されていた作品の文庫本版です。
公開日: 2022/09/06
ライトノベル
 
弥佑死す!?そんなことがあってたまるか!血相を変えて飛び込んできた北町奉行所同心・服部左門の一言が、一郎太と藍蔵を絶句させた。犯行現場の路地に横たわる弥佑は、正面から袈裟懸けに一刀両断されたらしい。野次馬をかき分けるようにして弥佑の父・照元斎と検死医・源篤が現われた。正面から挑んで、弥佑ほどの遣い手を倒す者が江戸にいるとは思えない。案の定、首筋に針の穴のような跡が見つかる。紫に変色した唇や指先は、弥佑が呼吸困難に陥った兆候だ。トリカブトを塗った吹矢を使用したに違いない、と照元斎が断言する。下手人は椎葉虎南、初老ながら並外れた業前の持ち主だという。弥佑はこれまで陰になり日向になり、一郎太の身辺を警護してきた。さっそく、弥佑の住処を探し当てた一郎太は、文机に残された、誰が新田与五右衛門に漏らしたのか、と記された覚書を見つけて呆然とする。新田は御広敷膳所台所頭の地位を利用して悪事を働き、一郎太に成敗されたばかりだ。弥佑が新田を調べていた!? では、新田が一郎太の命を狙っていると踏んで、秘かに警護しようとしていたのか。一郎太と藍蔵の必死の探索が始まる。大好評書き下ろし痛快時代小説第8弾!
公開日: 2022/09/06
ライトノベル
 
北欧発、超弩級歴史ミステリー三部作第二弾! 1794年、ストックホルム。カリブ海に浮かぶ植民地サン・バルテルミー島での過酷な日々を終えて故国に帰還した若者エリックは、幾多の困難を乗り越え将来を誓い合った娘リネーアと、ついに夫婦となろうとしていた。しかし幸福の絶頂である婚礼の日の夜、エリックは刹那にして地獄へと突き落とされる。戦場帰りの風紀取締官カルデルとその相棒の弟エーミルは共に深い傷を抱えながらも、人の成りをした悪魔の正体を暴くため、暴力と奸計渦巻く北の都を奔走するーー。 スウェーデン発の大ベストセラーにして、日本のミステリーファンに大きな衝撃を与え絶賛された『1793』。その続編がついに日本に初上陸!混沌の時代に正義を貫かんとする者たちを描く、超弩級の歴史ミステリー第二弾。 さらに、三部作完結編『1795』は、2022年10月に連続刊行。
公開日: 2022/09/06
ライトノベル
 
「勧進帳は不敬である!」昭和十年、東京。満州国皇帝溥儀が来日し、亀鶴興行は奉迎式典で歌舞伎の名作「勧進帳」を上演。無事成功するが、台詞が不敬にあたると国粋主義者が糾弾。脅迫状が殺到した直後、亀鶴興行関係者が舞台装置に首を吊った姿で発見――。江戸歌舞伎狂言作者の末裔、桜木治郎が大いなる謎に挑む、驚嘆の’劇場×時代ミステリー’!あの戦争へ、日本が最後の舵を切った時代を彫刻する渾身作。『壺中の回廊』、渡辺淳一文学賞受賞『芙蓉の干城』に続く、昭和三部作完結!
公開日: 2022/09/05
ライトノベル
 
2017年から3年間、大使としてアテネで勤務していた著者が、魅力あふれるギリシャの人、生活、経済、文化、地域などを多面的に紹介した本。日本・ギリシャ関係の考察もユニーク。ギリシャ全土の都市や遺跡、世界遺産を250カ所以上実際に訪問し、神話や歴史も含めて解説。450枚以上の豊富な写真や図表がわかりやすい。エーゲ海の島々や地方の古代遺跡や教会など、ギリシャを旅したい人やギリシャで暮らしてみたい人にとって、最良の案内書。
公開日: 2022/09/02
ライトノベル
 
次期将軍と目される吉宗の警護を請け負い、伊皿子坂の死闘で次期将軍候補を無事守った神谷平蔵。だが、天下の権力争いに足を踏み入れた平蔵を、尾張藩は黙許しなかった。平蔵を倒すべく、尾張が国元から呼び寄せたのは、刺客集団鴉組と異端の剣客柘植杏平。柘植は「石割ノ剣」なる異形の剣を遣う剣士だという。だが、鴉組との戦いの中、平蔵が柘植杏平と偶然出会ったことから事態は動き始める。敵味方と知らずに邂逅した二人の剣客が、それぞれの宿命に導かれて進む道とは?果たして「石割ノ剣」と「風花ノ剣」の対決はなるのか?時代エンターテインメントの名手が描く、超人気シリーズの〈決定版〉隔月続々刊行中!
公開日: 2022/09/02
ライトノベル
 
半年前、初音と彦次郎は次期藩主の座をめぐって激しく争ったが、彦次郎が改心したことで、彼が藩主に納まり、騒動は一件落着した。彦次郎が善政を敷いているのを見とどけ、初音は他藩への嫁入りを決意。ところがその矢先、彦次郎の女好きが復活し、藩政も疲弊しているとの報が入る。初音は民のことを考え、ふたたび彦次郎と藩主の座を争うため、嫁入りは婿取りへと切り替えられた。一方、喜三郎と美緒は半年前、祝言をあげるところに初音の横槍が入り、そのまま夫婦にはなれないでいた。喜三郎は情を交わした初音のことが忘れられず、美緒は熟れた肉体を持てあます日々で……。好評シリーズ第三弾。痛快時代エンタテインメント!
公開日: 2022/09/02
ライトノベル
 
藩下屋敷を盛り場に!将軍家も幕閣も大注目。だが物事には裏がある。若年寄本堂美作守は深川の十町四方の下屋敷を改修し全国天領名産を集め…。この新しい試みに、老中の関川飛騨守は猛反発し……。公儀の台所を潤すには?昨年まで出羽国鶴岡藩の江戸家老を務めていた来栖左膳は、一膳飯屋に幼い娘を人質に立てこもった男から「稲田堀の会所から頭取の船岡与三郎を呼んで来い!」といわれて……。稲田堀とは、下仁田藩五万石、若年寄の本堂美作守が深川の十町四方の下屋敷を改修して造った 「盛り場 」である。全国の天領から名産を集めたこともあり幕府も注目の「新しい試み」であるという。新シリーズ第2弾!
公開日: 2022/09/01
ライトノベル
 
大目付に仰天の隠し子!?実の息子を名乗る男に、覚えのある三郎兵衛。真偽を追うとそこに!?謹厳な岡山藩池田家だが、姫君の不行跡が囁かれる。調べを進める大目付の前に不審な行者が現れるのだが…。姫君を陥れるのは誰か?「殿ぉーッ!」、何事にも一大事と言い募る用人だが、「殿のお子だと名乗る者が」にはさすが、大目付松波三郎兵衛も声を呑んだ。岡山藩の仇討ち女子に心当たりがあるものの、子が本物かどうか探り始めると、胡散臭い僧衣の男に出くわす。一方、岡山藩池田家の姫君の行状に不審があるという。謹厳実直な池田家の姫が? 想い人の過去を追う三郎兵衛は、大名池田家を救えるか。
公開日: 2022/09/01
ライトノベル
 
「功績」と「あら探し」、両面からの調査指示に、きな臭さを思う目付衆。市ヶ谷で「殿様」といえば、評判の旗本・本多家だった。大雨で周辺は水浸しになり、行き場のない者を救うため、武家たちは体面を捨てて…。目付筆頭・妹尾十左衛門は老中方より、役高五千石の大番頭に家禄四千石の旗本・本多幡三郎を就けるか否か諮問される。屋敷のある市ヶ谷で、殿様といえば本多といわれるほど評判も高く、推挙に問題はないと思われるが、「功罪の籤」、つまり「功績」と「あら探し」の両面から調べよとの指示で…。折しも大雨が続き市ヶ谷は水浸しになってしまう。行き場のない町人を救うのは?
公開日: 2022/09/01
ライトノベル
 
「尼子は負けぬ。出雲はわれらのものじゃ」神の化身八咫烏に導かれ、滅亡した尼子(あまご)氏残党が姫のもとに結集。〈出雲国奪還〉の戦いが始まった! 室町後期。応仁の乱に際し出雲国の大半を手中におさめ、山陰山陽に強大な勢力を築いた戦国大名・尼子氏。永禄9年(1566)、毛利軍の猛攻を受けた尼子軍は本拠地の月山富田城を開城して降参、ここに尼子は滅亡する。物語はその2年後の永禄11年、秋たけなわの京の都からはじまる――。歌舞伎、講談などで日本人に親しまれてきた物語に新たな生命を吹きこんだ、著者初の壮大な歴史ファンタジー!!
公開日: 2022/09/01
ライトノベル
 
開国か戦争か。いち早く「黒船来航」を予見、未曽有の国難に立ち向かった伊豆韮山代官・江川太郎左衛門英龍。誰よりも早く、誰よりも遠くまで時代を見据え、近代日本の礎となった希有の名代官の一代記。明治維新から180年。新たな幕末小説の誕生。『武揚伝』『くろふね』に続く、幕臣三部作、堂々完結!
公開日: 2022/09/01
ライトノベル
 
45歳、人生後半戦にしていまだ浪人暮らしの光秀、24歳、信長にこき使われても全然出世できない秀吉、19歳、若くしてすでに苦労人の家康(松平元康)、27歳、なんとしても今川義元の首をとりたい信長、これはまだ、のちに名武将となる四人の男がくすぶっていた頃の話。それぞれがそれぞれの思惑を胸に秘め、人生の一発逆転を狙い、大大名今川義元に挑む!
公開日: 2022/09/01
ライトノベル
 
満蒙開拓団、学生運動、隠れキリシタン。犯人らが語るこれら歴史的事実と殺人との不可思議な因果の連鎖。ある殺人事件の捜査担当検事が最後に行きついた人間の真実とは。時代に翻弄される人々の生き様を描く意欲作。元検事長の回想小説。
公開日: 2022/09/01
ライトノベル
 
独眼龍の野望。東北魂を見ろ! 陸奥・出羽(東北)連合軍を仕立て、日本全国を切り取ってやる! 一度目 〈天正十八年(一五九〇)〉の夏は時間が足りなかった。二度目 〈天正十八年(一五九〇)〉の冬に行った謀は失敗した。三度目 〈慶長五年(一六〇〇)〉の正直。四度目 〈慶長二十年(一六一五)〉の再挑戦は……。秀吉死後、関ヶ原前夜、政宗は家康に呼応し、山形の最上義光とともに会津の上杉謙信を攻め、上杉領の白石城を攻め落とした。しかし中央での東軍と西軍の争いは長期化するとみて、上杉と講和し、南の相馬、北の南部を攻める機会をうかがっていた。しかし、政宗の予想ははずれ、関ヶ原の戦いは一日で決してしまう。石田・徳川の思惑、上杉・最上との複雑な外交戦。秀吉、家康、時の政権を翻弄しながら、戦国の世をしたたかに生き抜いた伊達政宗の新たな人物像を巧緻な筆致で描く。書き下ろし歴史小説。
公開日: 2022/09/01
ライトノベル
 
偉人たちの本音は歌にあり! 現代の短歌界を代表する歌人が編む、日本史の英傑百人一首物語。独眼竜政宗は歌の天才!? 高杉晋作は隠れ西行ファン!? 夏目漱石がこの世にたった8首残した歌とは? 歴史学者も国文学者も知らない、超有名偉人たちの秘められた歌の数々を世界で活躍する気鋭の歌人が発掘。須佐之男命から昭和天皇まで、歴史上の偉人たちの素顔を、詠んだ歌を通して明らかにする。日本史の裏側がまるわかりの、新感覚短歌論。
公開日: 2022/09/01
ライトノベル
 
父の国の大空襲から母を守り、炎の夜を生き延びろ! デビュー作『池袋ウエストゲートパーク』以来、少年少女のリアルを見つめてきた著者による新境地――。 〈アンダイング=不死身〉とあだ名をつけられた日系2世の少年、時田武14歳。母・君代と家族を率いて、炎そのものとなった街を駆ける。いま読まれるべき、3.10東京大空襲の物語。
公開日: 2022/09/01
ライトノベル
 
暗闇の中、柳原通りを歩く生薬屋の主人・宗兵衛と手代・元造は、四人組に急に斬りつけられ、命と金を奪われる。調べに乗り出した倉田佐之助ら「鬼彦組」は、下手人たちが呉服屋襲撃をも計画していることを知る。思い通りにはさせまいぞ……同心たちの粘り強い張り込みが始まった。剣戟場面の連続に頁を繰る手が止まらない!
公開日: 2022/09/01
ライトノベル
 
江戸で火事が多発する折から、廻船問屋・徳州屋が開いた「おとな花火の宴」で怪事が発生。池の上の闇に二間(約三・六メートル)にも及ぶ真っ赤な顔面が現れ、やがて顔は燃え上がり、火花を散らして破裂した!京都の怪かし・宗源火かと思われたが、根岸らの調べでからくりが暴かれる。一筋縄ではいかない火事騒動の顛末は?
公開日: 2022/09/01
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〈家臣も商人も(神様も?)必死の金策。奇跡の大逆転、なるか!?〉美しい故郷とお家を守りたい――。天下一の塩引鮭が名産の御領国・越後丹生山へ初入りした若殿・小四郎。そのなりふり構わぬ姿に、国家老が、商人と民が、そして金が動き始める。人の世を眺めている七福神まで巻き込んで、奇跡の「経営再建」は成るか?笑いと涙がてんこ盛りの超豪華エンターテインメント。巻末対談 浅田次郎×磯田道史「改革をなし得る人とは」2023年、映画化決定!※この電子書籍は2019年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
公開日: 2022/09/01
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武者修行の終わりが近づく空也に、最強のライバルが迫る。空也は自らを狙う佐伯彦次郎の存在を知る。無用な戦いを避け、武者修行最後の地と定めた姥捨の郷を目指す空也に新たな刺客が――。
公開日: 2022/09/01
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小泉八雲とセツ。2人の奇跡の出会いが、異文化を乗り越え、『怪談』を生みだした。ギリシア生まれのジャーナリスト、ラフカディオ・ハーンと上士の血を引くセツ。2人の宿縁の出会いと文学作品に結実するまでをドラマチックに描く。日本に憧れ東京に上陸したハーンは、英語教師として松江に赴任、誤解からヘルン先生と呼ばれるようになる。版籍奉還により生家は財産を失い、働く場も失ったセツは旅館に滞在中の異国人の女中として奉公する。はじめは会話にも不自由するが、ハーンの日本男性にはない優しさ、セツの武士の娘である毅然とした佇まいに互いに惹かれあうようになる。あるときセツの語る説話にハーンが高い関心を示した…。こうして奇跡的に出会った二人が愛を育み障害を乗り越え、『怪談』を世界に発表する。
公開日: 2022/08/31
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