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【歴史・時代劇・戦記】タグのライトノベル・小説

……テーホへ、テホへ。嫁ゴをもらってゆくぞ……。高校3年の春休み、瑞穂は地元の村に伝わる奇祭「天狗の鬼退治」の主役・お多福に抜擢された。相手役の天狗には、別の用事で名古屋から来ていた骨董店主見習いの大学生・辻屋祥一郎が選ばれる。お多福役を引き受けることに激しく抵抗する瑞穂。二年前、祭りの最中に起こった事件を、村のみんなは忘れてしまったというのか!? 奇祭の残る村で起こった「神隠し」の真相とは。 骨董、民俗学の知識がふんだんに盛りこまれた伝奇ミステリ小説。●日向真幸来(ひるが・まさき)作家。3月10日生まれ、うお座のO型。名古屋市在住。『夢売り童子陰陽譚』にて朝日ソノラマ新人賞佳作受賞。著書に『神殺しの丘』『春に来る鬼』など。歴史、民俗学系を好む。競馬はオグリキャップ時代からのファン。
公開日: 2018/08/03
ライトノベル
 
ついにキリスト教を国教としたローマ帝国。その辺境のブリタニア島に一人の青年楽師が流れ着いた。ローマ人の残した妖神を滅ぼし、古の神をよみがえらせることを条件に、青年はケルト人の森にかくまわれた。神事の時は冬至の夜、場所は環状列石の丘。美しい青年はローマ神殿秘宝の琴を奏でる。だがすでに、青年と琴を狙う皇帝の追っ手が、その聖地に迫っていたのだった……。壮麗なる歴史ファンタジー小説。●日向真幸来(ひるが・まさき)作家。3月10日生まれ、うお座のO型。名古屋市在住。『夢売り童子陰陽譚』にて朝日ソノラマ新人賞佳作受賞。著書に『神殺しの丘』『春に来る鬼』など。歴史、民俗学系を好む。競馬はオグリキャップ時代からのファン。
公開日: 2018/08/03
ライトノベル
 
十兵衛、三度死す……徳川家光の治世、兵法師範役・大和柳生家を朝鮮から到来した陰謀が襲う。韓人の呪術に陥れられ、強靭な肉体を失った一代の麒麟児。復讐の鬼と化した十兵衛は、流浪の末にもう一つの新陰流に遭遇する。太閤秀吉、さらには二代将軍の命さえ狙ってきた韓人たちとの間に、柳生一族は如何なる因縁を秘していたか。戦国の世からつづく怨念に、死闘が終止符を打つ! 新陰流をめぐる陰謀と、剣士たちの熾烈な戦いを描いた伝奇時代小説。連作短編集。「電子版あとがき」を追加収録。*十兵衛両断*柳生外道剣*陰陽師・坂崎出羽守*太閤呪殺陣*剣法正宗溯源●荒山徹(あらやま・とおる)1961年富山県生まれ。上智大学卒。新聞社、出版社勤務を経て、朝鮮半島の歴史・文化を学ぶため韓国留学。延世大学校延世語学院韓国語学堂卒業。1999年『高麗秘帖』で小説家デビュー。『魔岩伝説』『十兵衛両断』『柳生薔薇剣』で三度、吉川英治文学賞新人賞候補となり、2008年『柳生大戦争』で第2回舟橋聖一文学賞を、2017年『白村江』で第6回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞。日韓交流史を主題とする時代伝奇小説を発表して注目を集めた。他の作品に『竹島御免状』『長州シックス 夢をかなえた白熊』『シャクチ』『キャプテン・コリア』など多数。
公開日: 2018/08/03
ライトノベル
 
平安末期。荒廃する京の都。鴨川の東に、人々の望み恨みを夢にして売る少年がいた。その夢は、少年の呪術によって正夢となるのだ。だが、元服の年になろうという少年自身の夢は、いまだかなえられていない。祖霊の地を京の貴族に奪われた怒りと、不可解なたぎる情念をかかえた少年を見守るのは、養母と大宰府から帰った若き陰陽師。闇に向かって走りだした童子の前途に現れるものは何か……。平安末期を舞台にした歴史ファンタジー小説。●日向真幸来(ひるが・まさき)作家。3月10日生まれ、うお座のO型。名古屋市在住。『夢売り童子陰陽譚』にて朝日ソノラマ新人賞佳作受賞。著書に『神殺しの丘』『春に来る鬼』など。歴史、民俗学系を好む。競馬はオグリキャップ時代からのファン。
公開日: 2018/08/03
ライトノベル
 
世にも高貴な血筋を引く美貌の剣士・舫鬼九郎の時代活劇シリーズ完結編己を狙う‘敵’と決着をつけるべく、仲間たちと甲州街道、中山道を京へと上る!背中一面を覆う愛染明王の刺青。柳生新陰流を基に長くしなる剣を自在に操る、美貌の剣士・舫鬼九郎。天皇を父に、将軍の妹を母に、そして現天皇は双子の妹という、高貴な出自でありながら、内裏と幕府の政争の具となり実父から命を狙われ続ける運命を背負う。己をつけ狙う‘敵’と決着をつけるべく、江戸から京の都へ甲州街道から中仙道を上る九郎たちに風魔衆が襲いかかる!時は寛永二十(1643)年、三大将軍家光の治世。柳生十兵衛、荒木又右衛門、幡随院長兵衛、天竺徳兵衛、由比正雪、左甚五郎、高尾太夫、大僧正天海、沢庵和尚、そして鄭成功まで、大江戸オールスターズが入り乱れての大激闘が絢爛豪華に開幕!解説・西上心太
公開日: 2018/08/03
ライトノベル
 
時は推古天皇の御世。混乱を極めた大陸に統一国家‘隋’が誕生。朝鮮半島は分裂したままだが、東アジアは大きく変わろうとし始めた。聖徳太子は‘隋’と国交を結ぶことでアジアの安定化を目論み、そのために九州の海の民衆像の一族にその橋渡しを命じる。国内外の妨害工作に悩まされながら、若き巫女が起こした奇跡とは――。
公開日: 2018/08/03
ライトノベル
 
「鬼役」の坂岡真、渾身の新シリーズ発進!火盗改の駆け出し侍が、個性豊かでアクの強い仲間たちと江戸の巨悪に敢然と立ち向かう。九代将軍徳川家重の治世。越後新発田藩の浪人の息子・伊刈運四郎は、直参旗本・坂巻讃岐守に中小姓として召かかえられるが、出仕初日から御先手筒(鉄砲)組二十四番の手伝いを命じられる。筒組二十四番は火付盗賊改の助役代理を命じられていて、運四郎も火盗改の見習いになってしまったのだった。初仕事は、口から鯖の尾鰭が飛び出した血腥い屍骸の検分――。火盗改本役の弓組二番は優秀な人材が集められたエリート集団。かたや、筒組二十四番は出世とは無縁な外れ者ばかり。博打にのめり込んでいる者、金勘定にやたら細かい者、記憶力だけは抜群に良い者、変装に長けた者などなど、個性的でアクの強い連中がいがみ合うが、顔に大きな刀傷がある供頭・杉腰小平太がまとめ上げて、難事件に立ち向かう。
公開日: 2018/08/03
ライトノベル
 
文久三年(1863)、京に上る将軍警護のための浪士隊に加わった土方歳三は、二つの思いを持っていた。一つ、近藤勇を世に出すこと。一つ、斎藤一(山口一)を探し出すこと。ところが、上洛途中で早くも問題が…
公開日: 2018/08/03
ライトノベル
 
戦国の知将・石田三成の若き日々。のちの天下人・豊臣秀吉や親友・大谷吉継との出会い、軍師・竹中半兵衛との関わり、本能寺の変の裏側、忍城水攻めの真相、三成襲撃事件に隠れた友情、吉継との関ヶ原への誓い、そして――。三成の家族や恋人、妻子も登場させ、悩み、傷つき、笑い、親友・吉継と未来を開こうとする等身大の人間・三成の姿を描く。歴史・アニメ・ゲームファンなど待望の戦国青春ノベルで、また歴史学者・笠谷和比古氏(『関ヶ原合戦と大坂の陣』著者・帝塚山大学教授)にも注目されている。
公開日: 2018/08/03
ライトノベル
 
井伊直弼は本当に暴虐な政治家だったのか。史料を丹念にたどることで薩長史観を正し、井伊直弼の人生を浮き彫りにする。また、今まで知られていなかった史料から、彦根藩士・小西貞義が仇敵・徳川斉昭を討つまでを活写した幕末小説。
公開日: 2018/08/03
ライトノベル
 
幕末の動乱の中、新選組隊士たちが結んだ絆とは? 土方歳三、斎藤一、沖田総司、藤堂平助、山南敬助らが自らの心の内を仲間に語りかける人気のツイッター小説、待望の電子書籍化!既刊『新選組 試衛館の青春』に続く感動の幕末青春ノベル。
公開日: 2018/08/03
ライトノベル
 
永禄十年、難攻不落と謳われた美濃の稲葉山城は織田信長によって陥落。地名は岐阜に改められ、信長による新たな国造りが始まった。ある日、長良川の鵜飼見物に出かけた信長は、戦で漁師の父を失くした少年弥吉に命を狙われる。しかし信長は弥吉を斬ることなく、漁師たちを「鵜匠」と名付け、弥吉に岐阜を二度と戦火に巻き込まないと約束するのだが──。魔王信長の真の狙いとは? 第23回中山義秀文学賞最終候補作。
公開日: 2018/08/02
ライトノベル
 
江戸・深川にある十六夜(いざよい)長屋に幼い娘と暮らす泥鰌(どじょう)獲りの甚六は、ある日大川で、傷つき倒れていた大男を助ける。男は記憶を無くし、素性がわからない。とんでもない怪力の持ち主で俊敏。でも臆病。そんな奇妙な男と長屋のみんなが馴染んできた頃、甚六たちは大家から善光寺参りに行かないかと誘われた。そこには正体不明の男をめぐる密かな企みが……。痛快時代小説。(解説:評論家 細谷正充)
公開日: 2018/08/02
ライトノベル
 
宝暦十一年(一七六一)、主君を誑(たぶら)かす不届き者・丸屋を闇討ちせよとの密命が遠山弥吉郎に下る。弥吉郎は正義のため、そして家禄の引き上げのためにこれを受諾。しかし謀略に巻き込まれ、妻子とともに江戸へ逃げることになってしまう。並ならぬ貧苦により、武士とは何か、命とは何であるかを見つめなおす弥吉郎とその家族。そして彼らはひとつの真理に辿りつくが……。魂震える時代小説。
公開日: 2018/08/02
ライトノベル
 
とある密命のもと、巨悪を葬る人斬りを業(なりわい)とする松平蒼二郎。辰次、澄江、丈之介ら、一癖も二癖もある仲間と共に、人知れず悪を斬る。その存在を知る者は極めて少ない。だがその正体が、火付盗賊改方、荒尾但馬守成章に気づかれてしまう。成章としては、好き勝手に見える彼らの闇仕置を断じて容認するわけにはいかぬ。追いつめられた蒼二郎たちは……。剣豪小説、圧巻の第四弾!
公開日: 2018/08/02
ライトノベル
 
姉である後桜町帝の密命を受け、朝廷と幕府の共存の道を探ってきた京ノ介だったが、その思惑とは裏腹に朝幕の対立はますます深まっていた。さらに南朝勢力も不穏な動きを深め三つ巴の様相に。各勢力が新帝擁立を画策する中、京ノ介は南朝方に囚(とら)われている母麻衣(まい)の救出に向かう。先帝の落胤である京ノ介を新帝にとの機運が高まり、京ノ介はついに決断を迫られるが──。シリーズ完結篇!
公開日: 2018/08/02
ライトノベル
 
稲妻の異名で幕閣からも恐れられる前(さき)の老中首座で近江国湖東藩十二万石の藩主・大津河安芸守。幼君・家継を亡き者にして大坂に新幕府を創ろうと画策する一派の首領だ。側用人・間部詮房や新井白石と対立しながらも大奥の派閥争いを利用してのし上がってきた。旗本・御家人、そして全国の松平報徳会の面々が次々と大坂に集結する中、遂に銀次郎も江戸を出立した! 新読者急増シリーズ第四弾。
公開日: 2018/08/02
ライトノベル
 
下屋敷最寄りの人形町通りで前代未聞の事件。大殿と若侍が謎を解く。江戸じゅうが楽しみに待つ、べったら市と、人形市――。年に一度の「誉れ」の催しを途絶えさせてはならない。悪意の元凶をぶった斬れ!肥後熊本藩五十四万石の元藩主・細川斉茲は、江戸での隠居所とした下屋敷の場所から「浜町様」と呼ばれ親しまれていた。国許から江戸に呼ばれた若侍・窪田和馬は大殿の側に仕えている。江戸での難事件を解決すべく、大殿は謎解き、和馬は探索という二人三脚が始まった。人形町通りを騒がす大事件の発端は、市松人形に起きた『異変』であった…。
公開日: 2018/08/01
ライトノベル
 
田沼意次に隠し戝宝?戦国の世の薬込役を今、刺客として操るのは…。閉門蟄居の前老中屋敷が謎の刺客に襲われた。長門守も襲われ、さらに、田沼と親しい幕閣もまた…。自らを囮に闇の真相を暴く。老中田沼意次が失脚し、松平定信が筆頭老中に就任。そんな中、閉門蟄居の前老中を刺客が襲ったという。勘定奉行柘植長門守正寔もまた刺客に襲われ、田沼家を襲った者と同じだという。さらに、意次と親しかった奏者番の稲葉大和と田安家付け家老の秋月図書が不慮の死を遂げる。田沼の隠し戝宝が囁かれる中、更なる刺客に襲われる長門守が、自らを囮に闇の真相を暴く!
公開日: 2018/08/01
ライトノベル
 
薩摩の野太刀示現流に俊平の剛剣が折れた! 危うし、将軍の影目付。西国(諸藩の密貿易により銀貨が大量流出し物価高騰。名奉行大岡忠相と俊平は、将軍吉宗の命で探索を開始。薩摩藩主・島津継豊は……。「俊平、銀の高値は銀不足から来ておる。清国が我が国の銀を大量に買い漁っておる。清国への流出に制限をかけているが、抜け荷があって、流出はおさまらぬ」将軍家剣術指南役で、将軍の影目付である、柳生家一万石の第六代藩主・俊平は、将軍吉宗から、薩摩をはじめ西国大名の密貿易の実態を、前南町奉行で現寺社奉行の大岡忠相と探索せよと命じられた。
公開日: 2018/08/01
ライトノベル
 
旗本の屋敷を訪ねたお咲。待ち受けていたのは、ある女に言い渡された「市中引廻し」を身代わりで受けるという恐ろしい話だった。(「咲乱れ引廻しの花道」)夫の殺害を企てるも不首尾に終わり、牢に囚われた女。高貴な血筋の女。「わたくしの香りをお聞きください」身の上話を、ぽつりぽつりと――。(「香華灯明、地獄の道連れ」)。書き下ろし新作『別式女、追腹始末』も収録。『天地明察』『光圀伝』の冲方丁、初の時代官能!
公開日: 2018/08/01
ライトノベル
 
日蓮が唱えた「立正安国論」の中にある「他国侵逼」とは、大陸の蒙古による九州侵攻を意味する。その予言を確かめ蒙古の様子を探るために、日蓮の身の回りの世話をしていた見助が対馬まで遣わされた。対馬に到着した見助は、島民に温かく迎えられ、蒙古の情報を次々に入手する。その間、日蓮は弾圧や法難に遭うが、対馬と東国の間で二人の手紙のやりとりは続いた。そして見助が対馬に入って十余年、ついに蒙古が動いたとの情報が。
公開日: 2018/08/01
ライトノベル
 
忠誠心――この人に従うことが快感だと、体は告げていた――。就職のため実家に戻った真郷は、父の命令で世が世ならお殿様の紘一郎を訪ねる。そこに待っていたのは派手な着物を着て女たちと遊ぶ、バカ殿に成り果てた男の姿。そんな紘一郎になぜか迫られ、乱され、喘がされる真郷は、いつしか忠義が愛に変わり…? 実はバカ殿姿は、世間をあざむく仮の姿!? なにやら裏がありそうで…。現代版・痛快時代劇ラブコメディ!(※本作品はイラスト入りです。電子書籍化して配信するにあたり一部単行本と異なる仕様がございます)
公開日: 2018/07/31
ライトノベル
 
インド洋を横切り、アフリカ大陸を回りこんで大西洋を北上する3万キロの隠密行!第二次大戦中、五回に渡って行われた遣独潜水艦作戦の全貌を描いた著者最後の戦史小説太平洋戦争勃発後、連合国側に陸路・海路を封鎖され、日本と同盟国ドイツとの連絡は途絶した。この苦境を打破するため、海軍は潜水艦を単独でドイツに派遣する‘遣独潜水艦作戦’を敢行した。マラッカ海峡を抜けてインド洋を横断し、アフリカ大陸を南下、喜望峰を回りドイツ占領下フランスの大西洋岸の港まで、はるか3万キロを連合国側の厳重な対潜哨戒網をかいくぐって往復するという、過酷極まりない作戦。伊30、伊8、伊34、伊29、伊52。五次に渡る作戦の中で、無事に日本に帰還したのは第二次の伊8一隻に過ぎなかった。「文藝春秋」連載中から大きな反響を呼び文藝春秋読者賞を受賞。そして本作が著者最後の戦史小説となった。解説・半藤一利
公開日: 2018/07/27
ライトノベル
 
14歳の少年兵が体験した沖縄戦の真実!徹底的なリアリズムで戦争の実相を照らし出す、吉村戦記文学の銘品太平洋戦争末期、昭和20年3月の沖縄。旧制中学3年、14歳の比嘉真一は、米軍の沖縄上陸作戦開始と同時に二等兵として陸軍に編入された。だぶだぶの軍服の袖口を折り、ズボンの裾にゲートルを巻き付けて、絶望的な祖国の防衛戦に身を投じた真一。米軍に追われ、ただ洞窟から洞窟へ転々としながら南へ逃れる苦境の中でも、その純粋無垢な忠誠心にはいささかの揺るぎもなかった……。ついに米軍に捕らえられるまでの少年兵の戦いを、あらゆるイデオロギーを排し、徹底的なリアリズムで描き切った戦記小説。解説・福田宏年
公開日: 2018/07/27
ライトノベル
 
太平洋戦争時、日本領土内で起こった劇的な出来事を発掘!当事者に綿密な取材を行って書き上げられた衝撃の戦史小説北海道の海辺の寒村に次々と流れ着く死体の群れ。沖合で潜水艦に撃沈された輸送船では、上陸用舟艇に載れたのは将校ばかりだった(「海の棺」)ソ連軍の侵攻にさらされた樺太の炭鉱町で、看護婦たちが集団自決を図った。記者の取材に生き残った元看護婦たちは固く口を閉ざすが……(「手首の記憶」)。昭和20年8月22日。戦争は終わったはずの北の海で、ソ連籍と思しき潜水艦の攻撃で沈没した「小笠原丸」の悲劇(「烏の浜」)。沖縄戦で軍司令部の散発要員として軍に帯同した理髪師が見た、軍司令官自決の真実(「剃刀」)。 訓練中に不幸な事故で沈没した潜水艦・伊三十三。9年の歳月を経て引き上げられた艦内の一室からは、生けるが如き13名の遺体が発見された(「総員起シ」)。全5篇を収録。
公開日: 2018/07/27
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戦史に燦然と輝く潜水艦・伊168の戦いを完全小説化!〈潜水艦ものに外れなし〉を実証する、傑作戦争サスペンス昭和17年6月、ミッドウェイ海戦。日本の機動部隊が空母4隻を失う大敗を喫するなか、空母・飛龍の航空部隊の奮戦により米空母・ヨークタウンを大破させた。索敵の任に当たっていた潜水艦・伊168は、新たに「ヨークタウンを撃沈せよ」との指令を受ける。伊168は巨大な獲物を目指して追跡を始めるが、大破したヨークタウンは7隻もの駆逐艦に守られていた。田辺彌八艦長以下伊168の乗組員たちは、不可能な作戦を可能とすべく、一丸となって息詰まる神経戦に立ち向かう!史実をベースに、太平洋戦史に燦然と輝く「たった一隻の戦い」を描ききった、戦争サスペンスの傑作。解説・戸高一成
公開日: 2018/07/27
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アメリカ重巡洋艦インディアナポリスvs.日本の潜水艦イ五八!玉木宏主演映画『真夏のオリオン』の原作、実話を基にした手に汗握る戦争サスペンス大作昭和20年7月16日、110余名の乗員と人間魚雷回天を乗せた伊58潜水艦が呉軍港を出港した。やがて、倉本艦長はフィリピン東方を通過する敵艦船をグアム―レイテ線上で撃沈せよとの特命を受ける。その敵艦船とは、原子爆弾をテニアン島へ届けた後でレイテ島へと向かう、重巡洋艦インディアナポリスだった。乗艦を撃沈され伊58に救助された永井少将は、開戦前、インディアナポリス艦長マックベイ大佐と机上演習で戦い、勝利を収めた。因縁の宿敵同士に、ついに決着をつける時がやってきた――。太平洋戦争における最後の艦艇同士の最後の戦いを元にして生まれた、全く新しい戦争サスペンス!解説・香山二三郎
公開日: 2018/07/27
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小樽に上陸した巡洋艦の機関兵は、なぜ戻ってこなかったのか?年月の間で忘れ去られた戦争の傷跡が、綿密な取材でここに甦る。昭和19年、キスカ撤収作戦で活躍した巡洋艦・阿武隈の機関兵・成瀬時夫は、艦が寄港した小樽で失踪、一年後に山中で死体となって発見された。戦時中に霞ヶ浦航空隊の整備兵で、米軍のスパイに唆されて脱走した経験を持つ橋爪は、当時の自分と重ね合わせ、成瀬の逃亡の理由を調べ始める――。傑作長篇戦記小説『逃亡』の副産物でもある表題作「帰艦セズ」ほか、訓練中に沈没した潜水艦の乗組員だった男が、定年退職後に死んだ乗員の遺骨を探しにいく「銀杏のある寺」、上海号事件の当事者の妻を描いた「飛行機雲」の戦記小説3篇と、戦時中に中学生だった男を主人公にした「果物籠」、過去の犯罪や人間の死を扱った現代小説3篇「鋏」「白足袋」「霰ふる」を収録。吉村文学の真髄に触れる短篇集。解説・曾根博義
公開日: 2018/07/27
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汐崎藩御刀番頭の左京之介は、左家にまつわる名刀「小夜左文字」が盗まれたことを知らされる。一方、汐崎藩主堀田家憲には縁談が舞い込む。藩主から縁談相手の松代藩真田家を探るように命じられ、京之介が調べ始めると、そこに小夜左文字の存在が浮かび上がる。小夜左文字を盗んだ者の思惑とは――。迫力の戦闘シーンと胸に迫る若殿の恋。充実のシリーズ第十弾。
公開日: 2018/07/27
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