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【歴史・時代劇・戦記】タグのライトノベル・小説

「鬼佐竹」「坂東太郎」と諸国に怖れられた父・義重を超えて、一族悲願の‘常陸の旗頭’となった佐竹義宣――。その所領は、常陸一国54万石余、旗下を入れれば80万石余にもおよび、兵に換算すれば2万人以上を出陣させられる強大な勢力である。豊臣政権下では、関東に移封された徳川家康の‘目付役’を担うなど、絶頂期を迎えた。佐竹一族の繁栄を助けた石田三成に恩義を感じる義宣は、秀吉亡きあと、天下取りの野望に向かって横暴をきわめる家康に不信感を抱く。さらには福島正則など武断派による襲撃から、三成の窮地を救った義宣は、日に日に憤りの念を強めていった。そして三成の挙兵を聞き、小山から引き返そうとする家康に、義宣は佐竹氏得意の‘追い討ち’をかけようと計るのだが……。時代の流れに抗い、敵将である家康をして「今の世に義宣ほど律儀なものは見たことがない」とも言わしめた、北関東の若き義将の生涯を描く!
公開日: 2018/03/02
ライトノベル
 
「『本能寺の変』で歴史は変わった」とはよく言われることだが、信長のみならず、信忠が死んだことも見据えて、そう言っている人は少ないだろう。本能寺の変が起こった時、信忠は26歳。武田攻め、雑賀討伐などで戦功を重ね、後継者としての力量と判断がようやく信長に認められ始めた矢先の出来事だった。戦場では決して死を恐れない勇将ながら、素顔はなんとかして父に認められようと悩みもがき、そして背伸びをしていた普通の青年。しかし著者は「あとがき」でこう記している。「信長が死んでも信忠が死なずに安土に戻り、軍勢を立て直して惟任光秀に向かったならば秀吉も豊臣姓を名乗らず、家康も神君などと崇められなかったのではないでしょうか。織田幕府は充分に開ける人材だったと思います」。本書は、天才・信長との葛藤、そして弟たちとの後継者争いに悩みながらも、たくましく成長していく信忠の生涯を描いた長編歴史小説である。
公開日: 2018/03/02
ライトノベル
 
「退け! 逃げよ。彼奴は人でなし。鬼じゃ!」――大将自ら、真っ先に敵陣の中へと踊り込み、瞬時に7人を斬り捨てる。漆黒の甲冑が一転して朱に染まるが、それにも飽き足らず、太刀が届く相手を次々と血祭りに上げていく。「鬼佐竹」「坂東太郎」と諸国から怖れられ、伊達・北条と互角に渡り合った常陸の戦国大名、佐竹義重。その鬼神のような戦場での働きは、下妻の追撃戦で北条軍2万を潰走させ、人取橋の戦いでは奥州の伊達政宗さえも討ち取る寸前にまで追い込んだ。最盛期には義重が戦場に姿を現すだけで、敵軍は戦わずして退いていくこともしばしばであったという。清和源氏の流れを組む関東屈指の名家でありながら、常陸の半分にしか勢力が及ばない「半国守護」として、長年屈辱を味わってきた佐竹氏。だが、義重の登場によって悲願の常陸統一を果たし、絶頂期を迎える! 守護職の誇りをかけて、乱世を戦い抜いた男の生涯を描く。
公開日: 2018/03/02
ライトノベル
 
お江戸の町に、かわいい大型犬を連れたニューヒロイン誕生! 日本橋本石町の米問屋「千石屋」の一人娘お奈津は17歳。武州一帯の米を扱う大店で、将来は婿をもらい跡取りになる身だ。しかし好奇心と行動力にあふれ、かどわかし事件を探って危険な目にあったりと周囲をハラハラさせる。そんなお奈津の頼もしい相棒が、愛犬の綺羅々(きらら)。大陸から来た大型犬と狼の混血という変わった血統の綺羅々だが、お奈津とは以心伝心。かしこくて力持ちの綺羅々は、ときに悪漢をこらしめ、あるときはお奈津の心をなぐさめたりと大活躍だ。よき理解者である唐物屋の藤五郎、旗本の子息・有馬龍之助など、脇役のキャラクターも印象的。長く脚本家としてアニメ『タッチ』などの番組を手がけ、映像の世界で磨かれた著者の描写力、ストーリー展開の巧みさは、時代小説初挑戦とは思えない。連作4篇で構成されたニュースタイルの「青春」時代小説。装画:杉井ギサブロー。
公開日: 2018/03/02
ライトノベル
 
城も町も、海も人も、江戸はいま揺れている。やがて大きな「乱」が!あじさい亭の娘お菜は思う。大男で剣豪で優しい鉄太郎おじさんがなぜ、あんなに危険な清河八郎と付き合い京にまで行くのだろう……。江戸の片隅で煮売屋あじさい亭を手伝う十四歳のお菜にも、この江戸がいま揺らいでいるのが分かる。あじさい亭によく呑みにくる山岡鉄太郎おじさんは六尺二寸の大男で幕府講武所の剣術世話役。おじさんに会いにくる清河八郎という人は、なぜか血の匂いのする危険な感じで、こんど京へ一緒に行くらしい。二人とも無事に帰ってきてほしいのだが……。天衣無縫の怪人・山岡鉄太郎(鉄舟)登場第2弾!
公開日: 2018/03/01
ライトノベル
 
チンギス・ハンと義経、モンゴルと日本のあいだに渡された七彩の虹。縄文の魂を受け継いだ二人の英傑が目指す永劫楽土への道。異母系双生児としての絆で結ばれた二人……全く新しい、チンギス・ハン/義経像がここに誕生した。北海道を代表する詩人、原子修が美しく豊かな言霊で綴る、史実に基づいた壮大な歴史小説。
公開日: 2018/03/01
ライトノベル
 
幕末維新期には、日本人同士が殺し合い、多くの血が流されました。おのおのが大義を掲げ、あるいは武士としての矜持から、刃を向けたということなのでしょう。とりわけ、要人の暗殺事件は、歴史を大きく動かすことになりました。現代において、暗殺は決して肯定されるものではありませんが、歴史小説のテーマとしてはとても魅力的です。作家集団「操觚の会」に集う7人が、7つの暗殺事件を題材に、大胆な想像力と推理を駆使して作品を書き下ろしました。いずれの事件も謎に満ち、真犯人についても諸説ある、作家としての創作意欲をかき立てるものばかりです。はたして、どのような展開と結末が待っているのか!? 幕末史の暗部に真っ向勝負を挑んだ、粒揃いの作品をご堪能ください。谷津矢車 竹とんぼの群青 ◆桜田門外の変早見 俊 刺客 伊藤博文 ◆塙忠宝暗殺新美 健 欺きの士道 ◆清河八郎暗殺鈴木英治 血腥き風 ◆佐久間象山暗殺誉田龍一 天が遣わせし男 ◆坂本龍馬暗殺秋山香乃 裏切り者 ◆油小路の変神家正成 明治の石 ◆孝明天皇毒殺
公開日: 2018/02/28
ライトノベル
 
最上家の義姫に婚礼の話が持ち上がる。相手は近年勢力拡大がめざましい伊達輝宗。後年、義姫は両家の間で引き裂かれる。後世の史家や大河ドラマにより「鬼母」とされた義姫だが、その真の姿は息子・政宗との不仲に苦しむひとりの孤独な母親であった――。山形在住の歴史作家がおくる、最上家と伊達家が織りなす家族愛と葛藤の物語。
公開日: 2018/02/28
ライトノベル
 
北畠国司家再興の闘いに破れた芥味弥一郎が百代姫に邂逅したのは、信長治下の和泉・吉野村だった。姫から仇討を懇請されつつ、野州で別れたお初を思い心迷う弥一郎。そのお初は無々道人と安土へ向かっていた。信長に奉公すれば、弥一郎の行方も知れるという道人の言葉に一縷の望みを賭けたのだ。織田・上杉二大勢力の争覇と戦国諸将の野望を背景に、若き剣士の活躍を描く。長篇時代ロマン完結篇。
公開日: 2018/02/28
ライトノベル
 
国際的な見識をもっていたはずの海軍が、不見識も甚だしい太平洋戦争に突入し、しかも、戦前には予想もしなかったほどの大敗を喫したその原因はなにか。対英米不戦を主張する条約派と戦争も辞さない艦隊派、この二派の確執を軸に、従来、海軍出身者らがタブーとして口を閉ざしてきた東郷平八郎、伏見宮博恭両元帥の犯した過誤を究明して、日本海軍終焉のダイナミクスを描破した戦記ノンフィクション意欲作。
公開日: 2018/02/28
ライトノベル
 
昭和17年12月1日、広島県江田島の海軍兵学校74期1,020人が入校した。太平洋戦争のはじまった翌年の入校だが、志願の動機は、短剣を下げた兵学校の格好よさ、待遇が圧倒的であった。入校式は、白亜の大講堂で、当時の海軍兵学校長井上成美中将により、「兵学校生徒を命ず」の歯切れよい命課告達がなされた。これより昭和20年3月30日の卒業式まで2年4ヶ月にわたる74期海軍兵学校生徒の日々が始った。
公開日: 2018/02/28
ライトノベル
 
昭和十六年二月、第一航空戦隊参謀源田実は、連合艦隊司令長官山本五十六の真珠湾攻撃構想を知らされた。奇想天外と花々しさを好み、「航空主兵・戦艦無用論」を唱える山本に共鳴する源田は作戦を立案。同年十二月、日本海軍の奇襲により、太平洋戦争の火蓋が切られた――。国運を賭す幾多の大作戦に際し、勝敗を左右する中核の航空参謀として、奇才を揮った源田実の実像を描く。(『花形参謀 源田実』改題)
公開日: 2018/02/28
ライトノベル
 
戦国末期、常陸国江戸崎の郷士・諸岡一羽は、天真正伝の流儀を伝える名人と謳われていた。が、不運にも病に冒され門弟は四散。印可を授けた秘蔵の弟子根岸菟角、岩間小熊、土子泥之助の三人を残すのみとなった。三人のうち一身の出世のみを計る菟角は師を捨て逐電。恩師の流儀名を微塵流と変え隆盛を極めた。師没し、忘恩の徒菟角に天誅を加えるべく岩間小熊は江戸へ発つ(『諸岡一羽の三人の弟子』)。歴史短篇集。
公開日: 2018/02/28
ライトノベル
 
足利政権の末期、京に一人の若者が現われた。若者の名は、塚原新右衛門高幹(たかもと)。常陸の国鹿島に伝わる剣技をたずさえて、兵法修行の旅に出た、後の剣聖・塚原卜伝の若き日の姿であった。十有余年後、鹿島に戻った新右衛門は、一朝、鹿島神宮の神木の前で、ついに秘伝‘一の太刀’を完成する。新当流の一流をたてた彼は、やがて新たな修行の旅へ出た。剣に命を賭けた男を描く傑作時代長篇。
公開日: 2018/02/28
ライトノベル
 
「武士の世を創る」生涯の願いを叶えるため手を携えて進む、源頼朝と政子。平家討伐、奥州を制圧、朝廷との駆け引き。肉親の情を断ち切り、すべてを犠牲にして夫婦が作り上げた武家政権・鎌倉府は、しかしやがて時代の波にさらわれ滅びに向かう。魔都・鎌倉の空気、海辺の風を背景に権力者の孤独と夫婦の姿がドラマティックに描き出される。頼朝晩年に隠された大いなる謎とは?『吾妻鏡』空白の四年間を解き明かす圧巻のラストは必読!新聞連載時から大きな反響を呼んだ感動の長編エンタテインメント。
公開日: 2018/02/28
ライトノベル
 
決戦!シリーズに150枚を加筆した比類無き連作短編集! 武田信玄、織田信長、真田昌幸――日ノ本一の兵(つわもの)は誰なのか? 桶狭間、川中島、本能寺、賤ヶ岳、関ヶ原、大坂の陣。すべての合戦を渡り歩いた道鬼斎が最後に辿り着いた、兵(つわもの)の条件とは。
公開日: 2018/02/28
ライトノベル
 
激動の幕末。南朝の皇子との噂がある美貌の剣鬼・椿は、新撰組や西郷吉之助から、倒幕の駒として狙われていた。そんな中、椿の元に遊女志望の女、早咲がやってくる。彼女は色気もなく芸事もできないが、抜群の剣の腕を持っていた。一方、‘人斬り’の河上彦斎は、長州兵を攻め込ませるため二条城を燃やそうとしていた。椿と早咲はそれを阻止するため、現地へ向かう――。峰隆一郎の遺伝子を継ぐ幕末剣鬼伝、シリーズ第2弾!
公開日: 2018/02/24
ライトノベル
 
元亀元年(1570年)、朝倉家家臣の小林吉隆は、織田家との合戦中、富田長繁に命を救われる。世の道理を重視する吉隆だが、忠に薄く戦好きな長繁とは、不思議と馬が合った。しかし、崩壊へと向かう朝倉家に見切りをつけた長繁は、織田方へと寝返ってしまい……。朝倉家滅亡後の越前に、大戦乱を起こした猛将・富田長繁。七百vs.十万という圧倒的劣勢の中、戦国最凶の男が魅せる蛮勇とは? 息をもつかせぬ圧倒的合戦譚!
公開日: 2018/02/23
ライトノベル
 
皆が浮かれ、賑やかに踊るやすらい祭り。商家で歓待を受けた蕪村が、鮒の塩漬けを土産にもらい機嫌よく帰途につくと……。薄暗い草むらから若い公達が現れた。「我はこの世の者ではない」と言う。見目麗しい公達が、叶わなかった恋を語りだす。その公達の正体とは!?(表題作) 画家で俳人の与謝蕪村が見聞きした妖たちの、もの悲しくもこころに響く物語九編。
公開日: 2018/02/23
ライトノベル
 
生まれ故郷の村に帰った小萩は、姉の婚礼の祝い菓子を作る。江戸でもっともっと菓子作りを学びたい。あらためてその思いを強くする小萩だった。ようやく戻った牡丹堂に、ある日颯爽と現れた一人の男。かつて店にいた腕利きの職人だという。その男が、思わぬ騒動を引き起こしてゆく――。美味しいお菓子と人々の情に心がほっこりする、好評シリーズ第二弾!
公開日: 2018/02/23
ライトノベル
 
平成の家康伝、最高傑作!惜しまれつつ急逝した著者最後の文庫本。信長の着想力も、秀吉の魅力もない家康が何故天下人になりえたのか、その謎に挑んだ意欲作。本能寺の変、伊賀越え、小牧・長久手の戦い、小田原攻め、関東移封、朝鮮出兵、関ヶ原、大坂の陣。遂に戦無き世を実現させた家康だが、天下を落ち着かせるにはまだ果たさねばならないことがある。戦国乱世を終わらせた武将にして現代日本に礎を築いた男の一生を渾身の筆で世に問うた遺作、遂に文庫化。解説・島内景二
公開日: 2018/02/23
ライトノベル
 
浅草花川戸町の両替商[湊屋]が襲われ、四千両の金と二人の娘が攫われた。賊は西国を荒らしまわってきた希代の盗賊・漣権兵衛一味。攫われたのは主人の娘・千代と女中のおみさだった。しかも、おみさは平蔵の患者。北町同心・斧田晋吾から事件を聞いた平蔵はおみさの安否を憂うが、自分は一介の町医者の身。いかんともしがたい事態に歯噛みするばかりだった。だが、そこに現れたのは徒目付組頭の味村武兵衛。味村は盗賊捕縛の助太刀を平蔵に依頼する。そして、それは将軍吉宗直々の命だった。品川沖に停泊する千石船に娘たちが囚われていることを察知した平蔵たち。伝八郎、女忍のおもん、黒鍬組・火盗改総出の決戦の行方は?大人気痛快時代シリーズ、待望の最新刊。
公開日: 2018/02/23
ライトノベル
 
北町奉行曲淵景漸の密命を受け、再興なった内藤新宿の宿場に潜入した隠密同心・神代京之介。いまや彼の身分は、奉行所を罷免され、妻をも離縁した孤独な浪人だった。だが、その真の使命は宿場の利権抗争にまつわる殺害事件の解明と、抗争を裏で操る黒幕を暴くこと。「隠密」からさらに闇に潜む「影」となって探索に乗り出す京之介だったが、錯綜する事件の裏には、五年前に起こった庄屋一家皆殺しと、ある大物の幕閣と譜代大名家の確執が潜んでいた……。
公開日: 2018/02/23
ライトノベル
 
草間大作は一千石の直参旗本の嫡男。正義感から大失態を演じて、勘当された大作だが、家に戻るためにひとつの条件が提示された。それは三千両という大金を世のため人のために使い切るというもの。江戸一番の暴れ者と評判の大作の元には、事件や厄介ごとの解決依頼が次々と舞い込み、三千両は千三百十両まで減ったところだ。父親の仇討ちに挑む少年の助太刀を頼まれた大作。だが、その果たし合いの裏に大きな嘘が……。真の仇を少年に討たせるべく、大作はみずから剣をとって真実に肉薄していく!剣は凄腕!正義を重んじる快男児の活躍を描く爽快時代長編、好評の第三弾。
公開日: 2018/02/23
ライトノベル
 
長屋住まいの天馬蔵之介は、三十路すぎにして用心棒で生計をたてる貧乏侍。うだつのあがらぬ平凡な中年男に見えるものの、その正体は、大身旗本五千石・篠田家の当主であった。この風変わりな殿さまが、わざわざ市井にくだったのには、もちろんそれなりのわけがある。同じく江戸の町に消えた、亡き妻の弟・長峰誠史郎の行方をつきとめるためであった。日々の仕事をこなしながらも、凄腕の用心棒・お凜の力も借り、着実に義弟の足取りをたどる蔵之介。だが、義弟失踪の裏には、悪党の強欲と、せつない遊女の恋模様が隠されていた。読めばわかる絶対のおもしろさ! 大好評シリーズの第三弾。
公開日: 2018/02/23
ライトノベル
 
浅草駒形堂近くに見世を構える「銭屋」は小間物類をはじめとして、さまざまな品を三十八文均一であきなうよろずやだ。だが、「銭屋」は見世先の雑多な品以外に、客の目には見えない品を裏であきなっていた。平生はあきなわれない「見えずの品」……それは、殺しだった。盗賊に一家を皆殺しにされた薬種問屋の次男が敵討ちを誓い「銭屋」につなぎを求めてきた。北町奉行所隠密廻り同心の沼上大蔵は「銭屋」のあるじ銀次らとともに、薬種問屋の復讐に手を貸すことにするが、その依頼には思いもよらぬからくりが隠されていた……。元盗賊の銀次を使い「銭屋」の面々とともに、北町隠密同心が江戸に跋扈するさまざまな悪を裁く、痛快時代活劇。
公開日: 2018/02/23
ライトノベル
 
本所回向院の裏手、相生町の路地にともる三つの紅い灯り。すし、てんぷら、そば、と印された軒提灯は、松吉、竹吉、梅吉の三兄弟が江戸料理の三種の神器というべきものをひとところで味わえるようにと構えた、三軒の見世のものだった。この路地を訪れる人びとはさまざまだ。元本所方同心の隠居とその息子、居合の道場主、船大工に火消し、噺家師弟に戯作者。身分を超えて互いを助け合う人びとは、老い先短い噺家の最期の願いを叶え、悪の道に迷う若者の危難を救い、ふと綻びた人情の機微を繕う……。うまい料理のぬくもりで人の心を癒す、松竹梅三兄弟となじみたちの姿を描く、江戸料理小説の新シリーズ。
公開日: 2018/02/23
ライトノベル
 
柿沢琢馬は御家人の次男、いわゆる厄介者である。家賃代わりに大家・郁代とまぐわう日々から逃れるため、賭場の用心棒を請け負った。その賭場で大損し恥をかかされた豪商・越前屋は、腹いせに女壺振り・お蘭を襲う。その時、お蘭とまぐわっていた琢馬は不覚にも一味に縛られ絶体絶命。箱屋・甚八の活躍で、その場はなんとか難を逃れたものの、復讐に燃える越前屋、今度は八重・志穂という美人姉妹が営む診療所を襲撃し、二人を連れ去ってしまう。琢馬は越前屋に駆けつけるが、事態は思わぬ方向に。さらに老中から事件絡みの密命を受け、琢馬は女剣客・澪と共に川向こうの無法地帯へと潜入するが……。疾風怒濤の時代官能エンターテインメント!好評シリーズ第五弾。
公開日: 2018/02/23
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与力、同心の屋敷が並ぶ八丁堀に、ひとり風変わりな男がいた。別儀同心、弓座右京──。実は彼は、上総国美山藩七万五千石の藩主で、歴とした殿さまであった。だが、幼馴染みの両親が殺された事件に遭遇。寺に逃げ込んだ下手人を、支配違いだ、許しを得てからなどと町方が騒いでいるうちに取り逃がしたのを見て、正義漢の強い右京は、北町奉行・遠山景元の計らいで同心となり、その不条理を正そうとしていた。そんな右京を震撼させる噂が飛び込んだ。上様の命が狙われている、というのだ。急ぎ寺社奉行と城内の将軍の元へ。‘殿さま同心’ならではの特権を活かす右京、果たして命より大事なお方を守り通せるのか!立ち入り自由自在、届け出後回しの別儀同心、今回の活躍やいかに!!
公開日: 2018/02/23
ライトノベル
 
浅草で大道芸人をする傍ら、裏では表沙汰にできない揉め事解決の「お助け屋」を営む、ご存じ「だるまの旦那」こと、樽間大吾郎。神変樽間流の豪剣で悪を斬る凄腕であり、自慢の‘巨砲’でいかなる美女も虜にししながら、若い二人の男装娘をも妻にする絶倫の浪人であった。その一人、郷田真紗実が突如、何者かに掠われる。その目的とは何か。ところが下手人は、さる大名家の奥方を犯して欲しい、との奇妙な要求を突きつけてきた。果たして、艶福家・大吾郎の決断やいかに──!?「プレイコミック」で漫画化され、さらに「コミック乱ツインズ」「コミック乱ツインズセレクション」でも掲載が続く〈美女斬りシリーズ〉。名篇二話に、その連作となる新作書下ろしを加えた好評の文庫版、第四弾!
公開日: 2018/02/23
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