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【歴史・時代劇・戦記】タグのライトノベル・小説

時は大正時代。帝都の花街の『桔梗屋』で、下働きとして琴音は働いていた。琴音に両親はなく、生まれたばかりの頃『桔梗屋』の店の裏にカゴに入って置かれていたという。貧しいながらも不自由なく暮らしていた琴音のもとに、ある日、琴音を「綾小路伯爵家」の跡継ぎだという人物が現れる。その人物に連れられて祖父の住む屋敷へと移り住んだ琴音がそこで出会ったのは、一人の男。彼の名前は荘介といい、新進気鋭の青年実業家だった。後に、祖父が抱える莫大な借金を返済するために琴音は彼のもとへと嫁ぐことになるが。いざ初夜を迎えようというとき、荘介が自分を引き取った理由が綾小路伯爵への復讐のためと知らされ……。【著者紹介】海原 龍(ウミハラ リュウ)ゲームシナリオや漫画原作などで活動中。オリジナルWEB小説を書き始めて4年ほど経つ。ワン子をこよなく愛し、飼い犬のために仕事をしている。代表作:『イジワル双子の専属メイド』『野獣王に強制種付けされて?気高き姫の公開凌辱?』
公開日: 2017/12/01
ライトノベル
 
門前仲町の十手持ち紋三は、巷(ちまた)を騒がせている盗賊の件で、品川宿の半次親分に会いに行った。その帰り道、高輪で激しい驟雨(しゅうう)に降られ、居酒屋の軒先で雨宿りしていると、店の女将に誘われ、食事をしていくことに。出された鮨(すし)の味付けから、十五年前に紋三の地元にあった鮨屋と、ある事件を思い起こさせた。十八人の子分たちとともに、江戸の治安に目を光らせる紋三の活躍を描いた四篇! 大江戸痛快捕物帳。
公開日: 2017/12/01
ライトノベル
 
十一歳のおけいは泣きながら走っていた。日本橋通旅籠(はたご)町の太物問屋・巴屋の長女だが、母は美しい次女のみを溺愛。おけいには理不尽に辛くあたって、打擲したのだ。そのとき隣家の小間物問屋の放蕩息子・仙太郎が通りかかり、おけいを慰め、螺鈿(らでん)細工の櫛(くし)をくれた。その日から仙太郎のため巴屋を江戸一番の店にすると決意。度胸と才覚のみを武器に大店に育てた女の一代記。(解説・麻木久仁子)
公開日: 2017/12/01
ライトノベル
 
「その赤子を殺せ」生まれ落ちたその瞬間から実母・久子に呪詛されて育った信長。癇癪もちで傾いた姿で闊歩する‘大うつけ者’は、元服直後の初陣で勝利する。十九のとき父・信秀が病に倒れ、死去。織田の家督を譲られた信長だったが、久子と弟・信行から壮絶な跡目争いを仕掛けられる――。親子の情を知らずに育ち、強くなりたいと切望し続けた、傑出の戦国武将の生き様を描いた歴史長編!
公開日: 2017/12/01
ライトノベル
 
髪結いとして生計を立てようと奮闘中の卯野。武家出身でなんの伝手もない彼女のために、友人で商家の娘の花絵は「卯野に髪を結ってもらうと恋が叶う」という噂を流すと言いだす。その甲斐もあってか、様々な客が卯野に仕事を依頼し始め……。髪を結いながら、年齢も境遇もそれぞれ違う女たちの人生と恋に触れ、卯野が成長してゆく姿を描く時代小説。表題作の他、二編を収録。
公開日: 2017/12/01
ライトノベル
 
化土(けとう)――それは積み上げた先から崩れ落ちる土のこと。崖下にたまる化土は、淀んだ政治とそこにどっぷり浸かった役人たちの象徴だ。そんな化土にからめとられ、殺された男がいた。老中・水野忠邦配下で天保の改革推進派の幕臣・栗橋伊織である。故あって廃嫡されていた伊織の兄は、かつての想い女だった弟の妻・花重とともに、敵を追いかけ、印旛沼に向かうが……。時代小説の名手が紡ぎ出す感動の人間ドラマ。構想20年、2013年に亡くなった著者が遺した傑作長編小説。
公開日: 2017/12/01
ライトノベル
 
南国薩摩のお家騒動に想を借りて、激動する幕末維新期の様相を、経済、因習、新旧勢力の対立と抗争など、重層的ダイナミズムの中に捉える意欲大作。
公開日: 2017/11/25
ライトノベル
 
日本橋の両替商に押し入った賊は、全身黒ずくめで奇妙な頭巾を被っていた。みみずく党と呼ばれる賊は、町方をも襲う凶暴な連中。依頼のために命を売る剣客の銭神刀三郎は、変幻自在の剣で悪に立ち向かう。
公開日: 2017/11/25
ライトノベル
 
凄絶な過去を背負った剣鬼――その名は、無名。彼の前に立ちはだかる新たな敵とは? エンターテインメント小説界の奇才が描く、まったく新しい時代小説!
公開日: 2017/11/25
ライトノベル
 
明治維新最大の功労者でありながら、わずか10年で逆賊とされ、鹿児島にある城山の露と消えた西郷隆盛。大久保一蔵(利通)との貧しい少年時代から、薩摩藩主島津斉彬に引き立てられ、歴史の表舞台へ躍り出、ついには官軍の大将として江戸へ進軍――激動の時代をまっしぐらに突き進んだ男の生き様を、同郷の著者が憧憬と郷愁を抱き、迫真の筆致で綴り上げた傑作!
公開日: 2017/11/24
ライトノベル
 
「消息を絶った密偵を捜してほしい」――縁切寺慶光寺の御用宿「橘屋」の用心棒・塙十四郎は、元老中の楽翁こと松平定信から密命を受けた。早速、越後入りした十四郎の前に現れたのは、二分された藩の実態と貧困に喘ぐ民百姓の姿だった。藩政を正すために十四郎がとった「秘策」とは――。弱き者への慈しみが溢れた著者の代表シリーズ、四年ぶりの書下ろし第十七弾。
公開日: 2017/11/24
ライトノベル
 
「猫の蚤とりになって無様に暮らせ!」主君の逆鱗に触れた長岡藩士・小林寛之進は、猫の蚤とり――実は‘淫売夫’に身を落とす。下賤な生業と考えていた寛之進だが、次第に世に有用な、むしろ崇高な仕事だと確信する。ところが政権が変わり、蚤とり稼業が禁止に。禁令の撤廃を願い出る寛之進だが……。(表題作)江戸の浮き世を懸命に生きた愛すべき人々の物語、全六編。
公開日: 2017/11/24
ライトノベル
 
八歳で四書五経をそらんじ、十四歳で十三経に達した俊英でありながら、普段は傍若無人で傲岸不遜な近藤重蔵。五度にわたる蝦夷地巡見を終えた後は大坂弓奉行となって大塩平八郎の知己を得るなどするが、息子・富蔵ともどもの悪口乱行がたたり、ついに役なしの小普請入りとなる。学識豊かな学者であり、あくなき探検家でもあった重蔵の、あまりにも意外なその後の道行きは。そして生涯の宿敵となった女賊りよとの最後の対決は──。
公開日: 2017/11/24
ライトノベル
 
沢田屋の隠居・六兵衛は50歳半ば。芸者相手に放蕩を繰り返し、狒狒爺と揶揄されるほどだった。しかし、そうなったのには理由がある。六兵衛は百姓の家の三男坊で、11歳の時に沢田屋で奉公することになった。周りの丁稚が色気づく中で、六兵衛は仕事に邁進。その商才を主人に見込まれ、一人娘・お長の婿になる。商売一筋で女性経験もなかった六兵衛に対し、お長は遊び慣れた女で、全てを手ほどきしてくれた。2人の相性はよくて、浮気することなく、子宝にも恵まれ、沢田屋も繁盛した。お長に先立たれた六兵衛は50歳にして隠居。そんな時、ひょんなことから500両もの大金を手に入れ、「これから女を相手に、心の奥底でずっと思っていたことを実現していくぞ」と決意する。「女の口にへのこを突っ込み、精を放ってみたい」「女の肛門を犯し、精を放ちたい」そんな秘めた欲望を実現させようと、六兵衛はまず吉原で女郎を買ってみるが……。
公開日: 2017/11/24
ライトノベル
 
「桶狭間の合戦」で今川家が敗れ、織田信奈という新たな英雄が誕生するなか、謙信と信玄は、未だ川中島という呪縛に囚われていた。誰よりも互いを憎み、誰よりも互いを愛した2人の逢瀬の行く末は――!?
公開日: 2017/11/20
ライトノベル
 
大好評の松本清張・文庫オリジナルの「ジャンル別作品集」シリーズはいよいよ最終巻! 第6弾は著者の代名詞とも言える「社会派ミステリ」。清張作品がおもしろいのは、時代の書き込みに加え、その社会に暮らす私たちの姿をきっちり描いたから。いつ読んでも共感を呼ばずにいられない傑作群を、どうぞお楽しみください。
公開日: 2017/11/18
ライトノベル
 
読み終わったとき、もっとも危険な世界史が見えてくる。イスラームの側からしか見えない歴史を解き明かし未来を予見する。19世紀は西欧列強による世界の植民地化の時代、20世紀は2度にわたる世界大戦による西欧の破産とその破産管財人である米ソによる残務処理の時代であった。21世紀は、西欧の覇権の下にあった中国文明、ロシア文明、インド文明、イスラーム文明の再興による文明の再編の時代となる。シルクロード経済圏の覇者を目指す中国の一路一帯構想、ロシアのウクライナ内戦、クリミア危機への介入は、「大陸国家」中国とロシアが文明の再編の主役であることを示しているが、実のところ影の主役はイスラーム世界(ダール・イスラーム)である。イスラームは、西欧の世界支配の枠組「領域国民国家システム」自体を揺るがす可能性を秘めているのである。(「あとがき」より)最新の中東情勢分析に加え、長年のイスラーム研究と著者の思想を凝縮した他の誰にも書けない生きた世界史! !
公開日: 2017/11/17
ライトノベル
 
元研ぎ職人の栄七は六十歳を超え、静かに暮らしていた。だがある日、捨て子を助けようとして、拐かしを疑われ捕縛される。栄七は二十七年前、弟弟子を誤って殺し遠島となったが、大赦で帰還していたのだ。御用聞きの横暴に、戻り舟の二ツ森伝次郎は激昂する。人を過去で判断するなと解き放つが、栄七を狙う不審な影が――。老同心の粋な裁き、人情沁み入る熱血捕物帖。
公開日: 2017/11/17
ライトノベル
 
お前、私と相対死しておくれでないか――女の一言が男を出口なしの恋の地獄へと落とした。大店の若内儀・お艶との心中の仕損じから落ちぶれた伝次の、無惨きわまる恋を描く表題作をはじめ、市井に咲いた毒の花・悪女を凄艶に描いて鮮やかな時代小説デビューをかざった傑作短篇集。
公開日: 2017/11/17
ライトノベル
 
逆さ十字、鉄の柩、ガミガミ女のくつわ、水責め椅子……どんな人物が考案したのかと疑問すら生まれる異常な拷問具、多種多様な処刑方法。そしてサディスティックな権力者と、拷問・処刑の生贄になった有名人たち。人間とは思えない殺人鬼のかずかず。本書があぶりだすのは、「人間そのもののおそろしさ」なのかもしれない。ヨーロッパ史の闇の部分をあばいて「人間の残酷さ」に挑んだ力作。●桐生操(きりゅう・みさお)パリ大学(ソルボンヌ大学)、リヨン大学に留学。主にフランス文学、歴史を専攻。帰国後、西洋史人物の評伝を初め、歴史の裏面に隠された興味深いエピソードを次々と発表して、好評を博す。ミリオンセラーになった『本当は恐ろしいグリム童話』をはじめ、『世界ボーイズラブ大全』『世界エロス大全』『美しくもしたたかな女たちの源氏物語』『やんごとなき姫君たちの秘め事』『魔性のダンサー ローラ・モンテス』など、著書多数。
公開日: 2017/11/17
ライトノベル
 
戦国時代、最強の協約と言われた「織田徳川同盟」。信長と家康は手を組んで天下統一へ邁進した。が、実はその百六十年後、江戸の町中でも同じ同盟が存在した。織田信弥と徳川吉宗──信長、家康の子孫であるふたりは紀州で知り合い、先祖に倣って師弟関係を結ぶ。信弥は浪人、吉宗は将軍となったが、江戸で再会した後もその間柄は変わらず、信弥の用心棒稼業に吉宗が手を貸しては、悪人退治に勤しんでいた。そんなある日、信弥にとって許し難き沙汰が起こる。同じ長屋に住み、日頃から昵懇にしている母子が拐かされたのだ。敵の狙いは分かっていた。己の命……。吉宗を伴う信弥は悲壮の決意を固める。天下無双、最強の剣が戦国の世からの因縁を断ち斬る、好評シリーズ第三弾!
公開日: 2017/11/17
ライトノベル
 
一般庶民から江戸の通人、金持ち商人のあいだで広く愛される居酒屋『みつば』。その魅力は、酒と肴のうまさだけでなく、主人・勘兵衛の人柄にあった。まじめで平凡な中年男の勘兵衛であるが、豊富な酒の知識とともに、ときおり見せる腕っぷしの強さもなかなかのもの。しかも、どれだけ飲んでも酔わないという、まこと不思議な人物であった。そんな勘兵衛のもとには、いつの日からか、さまざまな厄介事や事件が持ち込まれる。それもそのはず、かつての勘兵衛は『鬼』と呼ばれた猛者で、将軍家慶の小姓を務める歴とした侍だったのだ。うまい酒とともに、快男児の活躍を味わうシリーズ第二弾!
公開日: 2017/11/17
ライトノベル
 
母方の伯父である北町奉行・遠山景元に直に命を下され、隠密廻りを務める轟三四郎。想い人と添うために旗本五千石の家督を弟に譲った三四郎は、二十三歳で隠居して薬草作りに勤しむ変わり種だ。仙台堀今川町の大店米問屋が盗賊に押し込まれ、千八百両余が奪われた。だが、奉公人や捕り方に追われ、大川へ逃走を図った賊の小舟は追っ手の見守る中で転覆。三人の賊と二つの千両箱は水底に沈んでしまう。必死の川浚いが行われたものの、賊と小判の行方は杳として知れなかった。犯人の手掛かりを探るうち、七年前にも同じ深川でそっくりな事件が起きていたことを知った三四郎。関係者を次々に洗い出してゆくなか、辿り着いた真相とは…。好評書下ろし第二弾。
公開日: 2017/11/17
ライトノベル
 
源義経の子孫を自称する美那渡藩主・小菅頼永の野望を、みごと打ち砕いた葵鯉之介。江戸に戻り、平穏な日々を過ごせるかにみえたが、そこに持ち上がったのは、嵐に遭い、房総に漂着したアメリカ国の難破船の問題であった。鎖国政策なれど、外国のすぐれた造船技術は見逃せない──幕府や薩摩藩の思惑が入り乱れるなか、アメリカ船員と心をかよわせた鯉之介に、ある願望と夢がわき起こった……。とはいえ、鯉之介の身分は、水戸藩主・徳川斉昭の弟にして現将軍・家斉の実子。みずからの夢と、奈々江との恋に悩みぬいた鯉之介は、ある策を胸に秘めて剛剣を振るう。大人気作、ついに完結!
公開日: 2017/11/17
ライトノベル
 
江戸は神田三河町の小児医・天野三哲は、「面倒臭ぇ」が口癖。朝寝坊はする、患者は待たせる、面倒になると逃げ出す、ついたあだ名が「藪のふらここ堂」だ。ところがこの先生、見えないところで凄腕を発揮するらしい。三哲に振り回されながらも診療を手伝う娘のおゆん、弟子たち、ふらここ堂の面々の日常と騒動を描く!
公開日: 2017/11/15
ライトノベル
 
井伊谷城を徳川方へ明け渡し、井伊家断絶という苦渋の決断を下した直虎。平穏な生活が訪れると思いきや、武田軍の侵攻により井伊領は焼き払われてしまう。焼失した地の復興が進められる中、直親の十三回忌を機に帰還した虎松(のちの直政)は、井伊家再興の野望を胸に徳川家康への出仕を決断する──。
公開日: 2017/11/15
ライトノベル
 
内乱が続く美濃。父・おどろ丸こと長井新左衛門尉を「美濃の王」にしようとした新九郎の目論見は、夫を盲愛するおどろ丸の妻・関の方の独断専行により破綻した。大乱続く世で将となるには、父と戦い、情を捨て、「梟雄」となるしかないのだろうか。新九郎の懊悩を断ち切ったのは、なんとおどろ丸その人だった。魔剣・櫂(かい)扇を手にした新九郎は、ついに父と対峙する!「ふたり道三」の意味がついに明らかになる涙と感動の最終巻!
公開日: 2017/11/10
ライトノベル
 
すべての人間が信長を恐れ,同様に信長を討つ機会をうかがっていた。いままで想像し得なかった「本能寺の変」を克明に描く問題作。天下統一を間近に織田信長は、平定後の未来図を描いていた。それは絶対的な専制君主となることで、そのためには、功臣たちを誅するのではと恐れられていた。疑心暗鬼になる明智光秀、豊臣秀吉ら武将たちや信長に虐殺され復讐の念を抱く伊賀者の残党。誰もが信長を亡き者にせんとする動機があった。
公開日: 2017/11/10
ライトノベル
 
御庭番・川村颯二郎は、十代将軍・徳川家治と二人だけの秘密を持っている。それは、庶民が意見を投函する目安箱の中身を抜き取る者が現れ、颯二郎が、下手人を見つけ出す役目を命じられていることであった。 ある日、颯二郎は家治から、火急の出来事との呼び出しを受ける。将軍の手には、続きの文面だけが記された脅迫状が……。つまり目安箱を勝手に開け、一通目の書状を奪った者が現れたのだ。噂によると、西の丸では若君・徳川家基の姿がしばらく見えないという。家基は誘拐されたのか!? 前代未聞の次期将軍失踪事件──。颯二郎は、一途に目安箱の投函者を追う。だが、捜索の末に浮かび上がってきたのは思いも寄らぬ大物の影であった!! 御庭番の厚い忠誠心を描く、好評第三弾!
公開日: 2017/11/10
ライトノベル
 
過ちを一度も犯さない人間はいない―― 与力、同心、岡っ引き、その家族…、奉行所を取り巻く人間模様。為吉は幼いころ呉服屋の跡取り息子だったが、両親を押し込み強盗に殺されていた。その後、北町奉行所付きの中間となっていたが、両親を殺した盗賊集団の首領が捕まったとの知らせが届く。その首領の発したひと言は為吉の心に大きな波紋を広げて……。名手が遺した感動長編。2015年に急逝した著者が遺した渾身作。執筆の経緯を綴った単行本未収録のエッセイを収録。
公開日: 2017/11/10
ライトノベル
 
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