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【歴史・時代劇・戦記】タグのライトノベル・小説

慶長18年5月。伊達政宗の軍事力をバックに、豊臣方に反旗を翻した下総佐倉城主・松平忠輝(家康六男)は、猪鼻城後詰めに一万二千の軍を送った。手薄になった佐倉城は、宮本軍に属する猿飛佐助、霧隠才蔵の働きで落城。武蔵は西上をはじめた政宗を討ちとるが、それは影武者だった。泰然自若と猪鼻城に拠る忠輝。後手に回った宮本武蔵・真田幸村連合軍は、猪鼻城の強固な出城、堅牢な砦を攻めきれず苦戦を強いられる。さらに江戸湾には伊達水軍が……。 孤高の剣豪ではなく、軍団を率いて大名まで成り上がる宮本武蔵の活躍を描く。歴史スペクタクル第3弾、完結篇。●志茂田景樹(しもだ・かげき)静岡県生まれ。おひつじ座のA型。中央大学法学部卒。塾講師、新聞記者などを経て、1976年秋に『やっとこ探偵』で第27回小説現代新人賞を、1980年には『黄色い牙』で第83回直木賞を受賞。
公開日: 2022/07/01
ライトノベル
 
文政年間、江戸では常識外の怪奇事件、猟奇事件、原因不明の超常現象などによる殺人事件が頻々と起こるようになった。地蔵が深夜涙を流し、竜巻が女体を天に舞い上がらせ、獄門台の首は宙に浮き上がる……。従来の町奉行や火盗改めでは手に負えないそれら事件を担当するのが、新役所「風俗改め」である。市井に融け込むため身分を隠し、あらゆるところに潜入して謎を追う四人の活躍を描く。長篇時代伝奇小説。●志茂田景樹(しもだ・かげき)静岡県生まれ。おひつじ座のA型。中央大学法学部卒。塾講師、新聞記者などを経て、1976年秋に『やっとこ探偵』で第27回小説現代新人賞を、1980年には『黄色い牙』で第83回直木賞を受賞。
公開日: 2022/07/01
ライトノベル
 
1916年に死んだとされる夏目漱石は実は1945年8月15日まで生きていた──。姿を変えた漱石は、敗戦へと向かう日本の歴史の流れを何とか押しとどめようとする。破滅を避けるため、漱石はどんな手を打ったか? 漱石の暗躍により、歴史はどう塗り替えられるか? 昭和20年まで生きた漱石が、昭和史の裏で暗躍する姿を描く歴史改編小説。第2回歴史文芸賞最優秀賞受賞作品。
公開日: 2022/07/01
ライトノベル
 
聖女と魔女による斬首作戦によって英雄である《汚泥の魔女アトゥ》を奪われた上、心臓を貫かれ、燃え盛る業火に飲み込まれた拓斗。一敗地に塗れたかのように思われたマイノグーラであったが……しかし拓斗は滅んではいなかった。復活した拓斗は単身、レネア神光国――聖女と魔女によって統治される新興国家へと向かう。アトゥを取り戻すために、そして――?〈古き聖女の神託書〉に記されし世界の脅威’破滅の王’イラ=タクトの力が今、試される。転生したら、邪神(かみ)でした。探索(eXplore)、拡張(eXpand)、開発(eXploit)、殲滅(eXterminate)を網羅した、 4X系戦略級ファンタジー!
公開日: 2022/06/30
ライトノベル
 
民のため、国の未来のため、巨大な御仏を造りたい――聖武天皇の理解者は、皇族以外から初の皇后となった光明子ただ一人。奈良の東大寺大仏に秘められた夫婦愛と葛藤の物語。
公開日: 2022/06/30
ライトノベル
 
【小学上級から】○国語の教科書で取り上げられた「稲むらの火」。その史実を描いた「安政南海地震津波の図」をカラー口絵で紹介!○浜口儀兵衛が生きた時代、日本では何が起きていたのか。彼の生涯を物語で楽しみながら、巻末の年表で幕末から明治の初めの歴史も学べます。小学5年生の国語の教科書(光村図書出版)の『百年後のふるさとを守る』で紹介された、稲むらの火のエピソードをごぞんじですか? 安政元年(1854年)に起きた大地震、それによる津波から村人たちを救うために稲むらに火を放ち、大勢の命を高台へと誘導したのが浜口儀兵衛(後に浜口梧陵と名乗る)という人物です。授業で教わるような幕末の偉人でありながら、稲むらの火のエピソード以外、浜口儀兵衛について学習する機会はほとんどありません。この本では、現在も続いているヤマサ醤油の跡とりとして生まれながら、丁稚奉公からスタートし、経営者となってからも勝海舟や佐久間象山といった幕末の知識人たちからとの交流を深め、世界の中で日本がどのような位置づけにあるのかを学んで、村人たちに教育の場をつくろうとした姿をいきいきと描きました。そうした意欲にあふれた人物だったからこそ、稲むらの火のときのことを教訓に、百年後のふるさとを守ろうと、当時としてはとてつもない規模の防波堤を築くことができたのでしょう。これは知られざる幕末の偉人、浜口儀兵衛について物語のかたちで、すいすい読める読み物です。稲むらの火の舞台となった安政南海地震津波が描かれた図をカラー口絵で紹介するとともに、浜口儀兵衛が生きた時代に何が起きたのか、巻末に年表をつけました。幕末から明治の初めにかけての歴史も学べてしまう一冊です。
公開日: 2022/06/29
ライトノベル
 
奥州岩月藩の金庫番、出入司元締の要職にある富沢兵伍郎は、藩上層部の権力闘争を尻目に、新田開発を推進、さらに良質の木材の「輸出」をもくろむなど、疲弊しきった財政の建て直しに日々奮闘する。しかしその途上、藩は幕府から蝦夷地出兵を命ぜられる――!
公開日: 2022/06/29
ライトノベル
 
京橋の油問屋で八人が惨殺される事件が起きた! 金目当ての凶行のようだが、恨みを持つ者の仕業とも思える。定町廻り筆頭同心・篠原恵之介らが調べを進めると、三年前に亡くなったこの家の長男の嫁が姿を消していた……。(表題作) くらがり同心・角野忠兵衛、北内勝馬はもちろんのこと、忠兵衛馴染みの小料理屋『蒼月』の父娘も活躍する書下ろし第三弾!!
公開日: 2022/06/24
ライトノベル
 
万延元年初秋、ひとりの男が箱館に上陸した。公儀弾込方・橘丈太郎……ロシア人の父と日本人の母との間に生まれた混血で、白系ロシア人に酷似した面立ちの美丈夫だ。剣は正木一刀流、十手術は心見異形流、拳銃も名手と三拍子そろった凄腕で、五カ国語に精通し、いわば異人相手の世直し屋として箱館奉行所に配属されたのだった。さっそく箱館奉行・村垣淡路守より、箱館一の鋳掛職人、銅屋久五郎とその娘・お恵誘拐事件の探索を命じられる。親子の行方を突き止めた丈太郎は、単身、広東屋敷に乗り込んだが……。 白系ロシア人との混血で、剣も十手も拳銃も凄腕の公儀弾込方・橘丈太郎が箱館で活躍する、幕末長編アクション。『妖変!箱館拳銃無宿』を改題。●朝松健(あさまつ・けん)1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、かつて誰も書かなかった〈異形の戦場〉と化した京都を描いた『血と炎の京』で高い評価を得ている。
公開日: 2022/06/24
ライトノベル
 
徳川網吉の圧政下、江戸元録期。腐敗する幕府の背後で、南蛮渡来の秘宝を巡って蠢く魑魅魍魎たちがいた。大商人・丸銀屋と、異国の騎士を擁する浪人集団・青竜組。それに対し、伏魔殿と化した幕府を探るべく隠密行動をとる若き吉宗。期せずして三つ巴の闘いに巻き込まれた無頼人・枕妄之介は、秘剣「水月殺法」と女殺しの色気を武器に、悪の陰謀に挑む! 長篇時代伝奇小説。●志茂田景樹(しもだ・かげき)静岡県生まれ。おひつじ座のA型。中央大学法学部卒。塾講師、新聞記者などを経て、1976年秋に『やっとこ探偵』で第27回小説現代新人賞を、1980年には『黄色い牙』で第83回直木賞を受賞。
公開日: 2022/06/24
ライトノベル
 
時代小説の名手、山本周五郎が描いた時代小説、人情話の傑作集。貧しさや虐げられた者たちが愛、悲しみ、怒り、慈しみ、恨み、嫉妬、義理などさまざまな感情を抱え、必死で生きていく姿に思わず胸が熱くなる。人生の喜怒哀楽を知り尽くした作家が描く武士や庶民の生活。第五十四巻は「いしが奢る」「あらくれ武道」「江戸の土圭師」の三本を収録※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
公開日: 2022/06/24
ライトノベル
 
信長絶頂期。嵐で破壊し尽された離島に巨大南蛮船が漂着。船内には無数の棺、そして一人の赤子がいた。島の網元・利兵衞はその赤子を「姫」と名付け育てる。たちまち美しく育った姫は人外の存在であり、特殊な能力が備わっていた。姫は利兵衞の小さな夢を叶えるべく、自らの力で信長、秀吉、家康ら、時の支配者たちを操り、異形の仲間と各地で凄絶な戦闘を繰り広げていく――。史実と伝説が織りなす狂瀾の戦国活劇、開幕!
公開日: 2022/06/21
ライトノベル
 
平安鎌倉の世を襲う、疫病、地震、そして戦争。廂の下、猫と身を寄せ合い暮らす青年、自らを’喰い残し’と名乗る顔の抉れた女、影のない美しき三姉妹の尼――。源平合戦の片隅で、長明の胸に小さな火を灯し、消えていった忘れがたき人々。八百年の時を超え、今、私たちの心を震わせる、儚く切ない物語集。直木賞作家が『方丈記』『平家物語』を奔放にアレンジ!
公開日: 2022/06/21
ライトノベル
 
北町奉行所筆頭同心の蔵間源之助は先頃、「居眠り番」と蔑まれる閑職に左遷された。暇を持て余す源之助に、南町奉行所吟味方与力が極秘の「影御用」を依頼。一人娘が惚れた徒組頭(かちぐみがしら)次男坊は役者絵から抜け出たような色男だが、婿となれば与力の跡を継ぐ。身上調査をしてほしいというのだ。調べていくと意外な事実が……。
公開日: 2022/06/17
ライトノベル
 
八戸港に上陸した百夜一行は、未来を確実に当てる八卦占い師の噂を聞く。むつは、その人物が困っていると言うのだが。だんだんと神に近づいていくむつを連れて、百夜の一行は八戸藩に入った。そこで未来の出来事を確実に当てて、米問屋や材木商に大儲けさせている占い師の噂を聞く。謎の素性の八卦占い師を招き寄せたむつに、山崎と名乗るその男は摩訶不思議な話を語り始めた。盲目の美少女修法師・百夜が活躍する人気シリーズ第106話。
公開日: 2022/06/17
ライトノベル
 
秀吉の死によって朝鮮出兵は不毛のうちに終る。清正、行長の間に根深い対立を残しただけだった。武断派と文治派を代表するその対立は、関ヶ原の勝敗を分ける決め手ともなり、世は徳川氏のものとなった。慶長十六年、家康と秀頼の対面が無事終るのを見届けた清正は領国熊本でその生を終える。大坂夏の陣はその僅か四年後だった。
公開日: 2022/06/17
ライトノベル
 
律令体制の限界、財政破綻の危機……。この国を救う――。たとえ我が名が残らなくとも。’学問の神様’ではなく’政治家’としての菅原道真に光を当てた、第12回日経小説大賞受賞作家による感動の歴史長編。文人として名を成し、順調に出世していた菅原道真は、讃岐守という意に反した除目を受け、仁和2年(886)、自暴自棄となりながら海を渡って任国へ向かう。しかし、都にいては見えてこなかった律令体制の崩壊を悟った道真は、この地を’浄土’にしようと治水を行なった空海の想いを知ると共に、郡司の家の出でありながらその立場を捨てた男と出会うことで、真の政治家への道を歩み出す。「東風吹かば匂いおこせよ梅の花 あるじなしとて春を忘るな」に込められた道真の熱き想いとは。菅原道真の知られざる姿を描いた傑作歴史小説。
公開日: 2022/06/17
ライトノベル
 
豊臣家を滅亡させ、徳川家康の天下統一を決定づけた大坂の陣。戦国の世に終焉を告げた戦いを徳川家康を筆頭にした武将たちはどう見たのか。豊臣に恩を抱きながらも御家存続のために徳川方についた福島正則をはじめとした大名や、「関ヶ原の戦い」の恨みを晴らすべく大坂城に駆けつけた真田信繁(幸村)ら浪人衆の動きや心中を描き出す。また、総大将たる豊臣秀頼が抱いていた「ある行為への憧れ」とは!? 圧巻の群像活劇。
公開日: 2022/06/16
ライトノベル
 
東海屋千吉を中心に巻き起こる江戸のやくざの抗争のせいで、愛孫の桃子と遊べない日が続き、心穏やかでない愛坂桃太郎は、近ごろなんだかよく眠れない。そんなある日、桃太郎は、近所で幼い女の子を遊ばせるきれいな女と出会う。何度か顔を合わせるうちに身の上話などもするようになり、徐々に親密になる二人だが、なにやら女は別の顔を持っているようで――。孫を背負って悪を斬る、大人気時代小説シリーズ、第九弾!
公開日: 2022/06/16
ライトノベル
 
秀吉配下の錚々たる武将が弟子となり、ついには「内々の儀は利休に」とまで秀吉に言わしめた千利休。だが、ある出来事を契機に二人の関係に綻びが生じ始める。利休を戦慄させた秀吉の‘侘び’とは何だったのか?欲望の渦に呑み込まれた天下人を制御する術はあるのか?革命的な価値創造者の執念と矜持、その切腹の真相に迫る戦国大河ロマン!
公開日: 2022/06/16
ライトノベル
 
剣聖塚原卜伝が現る!?武芸大会、開催!武士も僧侶も民も集まって武芸大会が始まった!競技の進行に楽市、賭けの運営と忙しい一馬だが!?
公開日: 2022/06/15
ライトノベル
 
内容紹介西郷隆盛、生存確認!勅命を受けた中村春吉はシベリアへ向かう!!極寒の地で快男児を待ち受けるは恐ろしき猛獣共と骸骨監獄、幽霊監獄!西郷隆盛、生存確認! その吉報を受けた明治天皇は、すぐさま西郷救出の勅命を下す。シベリアの奥深くに囚われているという、かの豪傑を助け出すのは常人には不可能である。そこで白羽の矢が立ったのがバンカラの権化のような男、我らが中村春吉である。しかし、シベリアで彼を待ち受けるのは、恐ろしき猛獣たちと骸骨監獄、幽霊監獄――。果たして中村春吉は、幽閉の身となっている西郷隆盛を救出できるのか!? シリーズ最終作、ここに文庫化。エッセイ「中村春吉波瀾の人生」、未収録短篇4篇を併録。
公開日: 2022/06/15
ライトノベル
 
直木賞作家の名篇!中国古代ロマンの香気――。胸のすく逆転劇の表題作をはじめ、名帝舜の青春や百里奚の激情を描く、全4篇の傑作集。
公開日: 2022/06/15
ライトノベル
 
あるところで泥棒が捕まった。それは単なる泥棒だったのだが.問題は「屋台」を引いて盗む先を物色していたことだった。ほかにも屋台泥棒はいるらしい。屋台全部が容疑者ということもあって奉行所も手をこまねいていた。事件が大事になると「屋台自体を禁止」となりかねないからである。そんなとき.月也のもとに深川の屋台を束ねる「永代の甚吉」という親分が尋ねてくる。屋台泥棒のことは屋台の人々としても解決したいということだった。奉行・筒井政憲は.沙耶に屋台を引かせて犯人をさぐることを考える。そして沙耶が選んだのは「握り寿司」の屋台であった。男装の沙耶が月也とともに屋台を引く。牡丹とおりん。おたま.音吉が手伝うということになった。泥棒は盗賊とちがって単独犯である。しかし単独犯でも複数いればもはや集団といっしょであった。しかもちょっと屋台を休んでいる間に盗んでいるようなのである。現場を押さえるためにも屋台を引くしかなかった……。
公開日: 2022/06/15
ライトノベル
 
消えた獄門首の謎を追え!累計130万部突破!大人気時代小説シリーズ、その始まりの物語第九弾!
公開日: 2022/06/15
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’思い’のこもった諸国の菓子が、強張った心を解きほぐす――。親子三代で営む菓子舗を舞台に、人の温もりを紡いだ傑作時代小説!武家出身の職人・治兵衛を主に、出戻り娘のお永、孫娘のお君と三人で営む「南星屋」。全国各地の銘菓を作り、味は絶品、値は手ごろと大繁盛だったが、治兵衛が手を痛め、粉を捏ねるのもままならぬ事態に。不安と苛立ちが募る中、店の前に雲平という男が行き倒れていた。聞けば京より来たらしいが、何か問題を抱えているようで――。
公開日: 2022/06/15
ライトノベル
 
財布や煙草入れなど、身につける小物に刺繍と金銀の箔をあわせて模様を入れる、縫箔師の咲。両親を亡くし、弟妹の親代わりとなって一生懸命に腕を磨いてきた。ある日立ち寄った日本橋の小間物屋で、咲はきれいな飛燕の簪に魅了される。気になって再び店を訪れると、その簪を手掛けたという錺師の修次と出会った。しかし二人が話している隙に、双子の子供が簪を奪って逃げてしまい……。咲が施す刺繍が人々の縁をやさしく紡ぎます──江戸のお仕事人情小説、装いを新たにシリーズ開幕!
公開日: 2022/06/15
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わが願ひ、君が幸ひのみにて候ふ―― 一通の文だけを残し姿を消した許嫁・颯太との再会を願い、下総の小さな村からひとり江戸に出たおいちは、ひょんな縁から、本郷丸山の歌占師・戸田露寒軒宅で世話になることになった。そのほんの数日後、露寒軒宅の女中おさめと、その生き別れになっていた息子の縁を、一通の手紙によって再び繋いでみせたおいち。おいちに人の心を汲む才を認めた露寒軒は、颯太と会える日まで「代筆屋」を営んでみるよう勧めて……。真心を込めた手紙が人と人との縁を紡いでいく、連作時代小説、期待の新シリーズ誕生!(解説・細谷正充)
公開日: 2022/06/15
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将軍家の末娘’ゆめ姫’は、好奇心が強く、大奥を飛び出し、側用人池本方忠の屋敷で暮らしている。そんなある日、ふくれまんじゅう作りを楽しんでいた姫の元に、池本家の次男・信二郎がやって来た。’火の見櫓から落ちて死んだ男’の事件で姫の力を借りたいという。一方、姫の夢に許婚の一橋慶斉が現れて……。不思議な力を持つ美しき姫が、難事件に次々と挑む!「余々姫夢見帖」シリーズを全面改稿。装いも新たな人気シリーズ「ゆめ姫事件帖」第四弾。
公開日: 2022/06/15
ライトノベル
 
木刀を振りまわして遊ぶようになった長男・菊太郎の相手をしていた南町奉行所隠密廻り同心・長月隼人のもとに、日本橋日網町の米問屋・松坂屋に押込みがあり、ふたりが殺されたとの報せが届いた。賊のひとりは、まるでみみずくのような頭巾姿だったという。隼人は、五、六年ほど前に、今回と同じようないでたちで’みみずく小僧’と呼ばれていた盗賊を思い出すが、盗みはしても決して人を傷つけることがなかった当時と今回の手口の違いに疑問を抱く。事件の真相やいかに!?鬼隼人の剣がますます冴えわたる、大好評書き下ろし時代小説長篇。
公開日: 2022/06/15
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