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【歴史・時代劇・戦記】タグのライトノベル・小説

沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第12弾。「本書は東恩納寛敦『南島風土記』以来の歴史地名研究の低迷を破る、新進気鋭の地域史研究者の手に成る文献研究書である。現存する諸資料をあらゆる角度から検討し、間切名(市町村名)から村名(部落名)、原名(はるなー)に関する各資料の見方について、それぞれ分析。南島の歴史や民俗、地理に興味ある人々にとって今後必読となるべき書である。今後の南島地名研究は、本書を措いては語れない。-1984年紹介文-」本書は歴史の側から古琉球の地名、近世の地名、近代の地名から現代(1982年)の地名で構成されていて、その時代の特徴や変遷の過程を明らかにしている。著者は那覇市市民文化部歴史資料室室長、沖縄県立芸術大学教授を経て沖縄国際大学教授の田名真之氏。
公開日: 2017/06/07
ライトノベル
 
沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第6弾。著者は自らを地域プランナーと称した真栄城守定氏。エコノミストとしては、沖縄社会で最も露出度の高い知識人であったが、2005年10月11日心筋梗塞が高じて帰らぬひとになった。67歳という若さであった。本書は地域プランナーとしての真栄城守定氏が、沖縄県下の将来計画を立案するために旅した地域での感懐や沖縄認識そのものを綴ったモノローグである。著者の研究「島嶼社会の変化と生活圏編成に関する研究―八重山群島の事例研究―」をテーマに、島嶼社会がとりまく経済社会の変化の中で、いかに生活圏を編成すればよいかということを問題意識として、昭和52年から53年の八重山調査旅行の過程で眼と心にふれた印象について書きつらねた印象記でもある。昭和52年当時の八重山の夏の風景が記録され、波照間島、与那国島、小浜島、西表島、黒島、竹富島、石垣島、尖閣列島などについても記述されている。今回は復刻にあたり、亡き真栄城守定氏の友人でもあり本シリーズにもたくさんの作品を発表している高良倉吉氏(琉球大学教授・琉球史)による追悼文を新たに追記した電子復刻版。「シマおこしというのは、気負いや言葉ではない。生の生活そのものである。そこでは恥部もさらけ出し、知恵をしぼり、力を合わせて生きるしかないのだ。島から離れたことのない人びとも、Uターンした人びとも、そして新規参入した人びとも、自らの生活の舞台である島そのものの振興に連帯と共感をともにすることからシマおこしははじまるのだ。その意味で、今八重山の島じまには、シマおこしの胎動が確かに感じられる。忘れられた島じまでもなく、忘れられた人々でもない。そういう息吹がしきりである(1982年当時の作品紹介文より)。」
公開日: 2017/06/07
ライトノベル
 
沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第12弾。「資料を渉猟する著者の執念は夙に知られている。本書は「詩の国・歌の国」と言われる八重山芸能の内実と向き合い、その歴史、とくに沖縄本島・大和芸能との関わりを厳密な資料考証と精緻な聞き取りにより究明していく。先に「八重山戦後史」を世に問うた著者は、三線をよくし美声の持ち主である笛の名手でもある。研究蓄積と芸能へのすぐれた感性が本書を生み出したといえ、書くべき人が書いた著者の面目がここにある。-1993年紹介文-」著者は八重山の歴史や文化について独創的な発想と緻密な調査・研究を重ね、明らかにしてきた大田静男氏。本書は1993年度第14回沖縄タイムス出版文化賞正賞受賞作品。新たに電子版あとがきを追記した電子復刻版!
公開日: 2017/06/07
ライトノベル
 
沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第12弾。「マラリア猖獗、食糧難、行政機能の停止と荒廃する戦後社会の中で、民衆決起によって誕生した’人民政府’。米軍政官を「お前はアメリカのサーバント(小使い)ではないか!」と面罵した支庁長。誕生する政党と百花繚乱の八重山文化。米軍の弾圧によって潰滅した幻のメーデー。’水と油’を受け入れた社大党。党派によって、全てが分断された’政争の島’八重山。本書は敗戦から群島政府の解消までの八重山戦後史を解明し、米軍統治下における沖縄戦後史の多様性を浮き彫りにする。-1985年紹介文-」本書は米軍によって、琉球列島が分轄統治されていた1945年から52年までの八重山の戦後史を明らかにし、米軍支配下における沖縄戦後史の一側面を浮きぼりにしようと試みたものである。著者は八重山の歴史や文化について独創的な発想と緻密な調査・研究を重ね、明らかにしてきた大田静男氏。新たに電子版あとがきを追記した電子復刻版!
公開日: 2017/06/07
ライトノベル
 
沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ「あなたのお父さん、お母さんは何歳ですか。あなたはどこで生まれましたか。あなたの家族はどのようにして戦中、戦後を生き抜いてきたのですか。日本敗戦から五〇年の戦後体験と、その精神史を問い返し、共に語ってみたいと著者は願う。特に高校生や大学生などの若者たちと。本書は、沖縄の第一線で活躍する学者、詩人、思想家たち十四人との座談会を中心に、詩人・高良勉の発言を初めて一冊にし、提起する。」本書は沖縄戦後50年の1995年に初版出版。今回はさらに18年の時を経てあとがきを追記した電子復刻版。著者は84年に第7回山之口貘賞を受賞、85年に第19回沖縄タイムス芸術選賞・奨励賞(文学)を受賞した沖縄を代表する詩人・高良勉氏。序詩「あたびーぬ うんじ(蛙の恩)」と「私にとっての敗戦後五〇年・思春編」、これに五つの座談会と「アイヌモシリへ」「私の戦後史年表」が収められており、詩人・高良勉の発言集として編集されている。若者たちへ「私(たち)の戦後体験」を伝えたいという目的と熱意は今も一貫している。
公開日: 2017/06/07
ライトノベル
 
沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第13弾識名園(シチナヌウドゥン)は琉球王家最大の別邸で、国王一家の保養や中国皇帝の使者である冊封使の接待などに利用されてきた。2000年3月には特別名勝に指定され、同年12月にはユネスコの世界遺産に登録されている。「本書は、沖縄県で初めて人の手になるもので国宝級の文化財として、国の特別名勝に指定された琉球王朝時代を代表する庭園「識名園」について、本格的に取り上げた初の研究である。そして、それは同時に「識名園」を頂点とする琉球庭園について、時代を追って整理された研究としても初のものである。その「識名園」を管理・運営する那覇市において、十五年間、文化財保護を担当してきた著者が、余すところなく「識名園」の魅力を浮き彫りにする。-2000年紹介文-」著者は沖縄県那覇市教育委員会生涯学習部文化財課課長の古塚達朗氏。著者が長年学んできた自身の専門分野である民俗学の手法を織り混ぜながら「識名園」をテーマに琉球庭園史としてまとめられている本書が電子書籍として復刊!
公開日: 2017/06/07
ライトノベル
 
沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第7弾。著者は、近現代沖縄文学とそれに係わる幅広い問題について研究を行い、ぼう大な成果を発表してきた仲程昌徳氏(元琉球大学教授)。本書は琉球歌劇の名作「伊江島ハンドー小」、「泊阿嘉」、「奥山の牡丹」をとりあげて、その成り立ちなどについての論評に始まり、第2章では尚泰王の歌や遊女よしや(女性琉歌人)の琉歌について、さらに第3章では戦後琉球民謡集の変遷について、そして附章では宮古歌謡・伝説の潜勢力を紹介している。なかでも「戦後琉球民謡集」は、戦後に普久原恒勇をはじめ著名な方が編集した民謡をずらりと列挙していたり、またその時代時代で異なる屋嘉節(沖縄民謡)の歌詞を比較していたりと沖縄民謡好きには楽しく読み進めることができる1冊。「三大名作歌劇「泊阿嘉」「伊江島ハンドー小」「奥山の牡丹」はどのようにして作られたのか。各々の舞台が感動的であるだけに、その創作の秘密を探ってみたいと思うのはごく自然なことである。作品の創作過程は舞台をみただけではわからない。その秘密を探るには、見るだけでなく読むことが必要となる。うまく読むことが出来さえすれば、その謎は明らかになる。歌劇の感動がどこからやってくるのか、といった興味ある問題を始め、沖縄のこころを言い表した名言として知られる『命ど宝(ヌチドタカラ)』という大切な思想がどこから生まれてきたか、さらには、沖縄ブームを呼んでいる沖縄民謡の民謡集の刊行を見ていくと、そこから何が読めるかといった、沖縄を知る為の、興味ある課題を解きほぐしていく楽しみを本書は満喫させてくれるであろう。(1994年当時のあとがきより)。」
公開日: 2017/06/07
ライトノベル
 
沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ「沖縄の漢詩文は日本からの渡来僧や中国からの帰化人、留学生によってもたらされ隆盛をみた。さらに冊封史渡来の際、あるいは江戸上りの際に彼の地の詩人たちと唱和をなすなど、琉球文学の重要な一分野として壮大に展開していった。隆盛期の琉球漢詩の一方を代表する久米村人の詩を集めた本書は、沖縄における漢文学の第一人者である二人の研究者の真摯な交流から生み出されたものである。本書は、琉球漢詩の初の注釈書であり、その魅力を引き出すだけでなく、王国時代の豊かな文学の精髄を改めて我々に提示してくれる。」著者は琉球大学名誉教授の上里賢一氏。1989年の初版発行より大幅な加筆・修正を加えた本書が電子版あとがきと共に復刻。程順則を中心とした詩人をメインにして、沖縄県久米村出身の詩人7名(程摶萬・蔡温・蔡鐸・曽益・周新命 蔡文溥・蔡肇功)だけに限定し、作者紹介・漢詩・読下し文、そして注釈という構成で読みやすくまとめてある。
公開日: 2017/06/07
ライトノベル
 
沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第4弾。 かつて琉球政府がこの島に存在したという事実だけでも誰かが後世に語り残しておかねばなるまいと著者自ら語り部となり米軍統治下にあった沖縄の政府の実態に迫る。著者は本シリーズ2作品目となる大城将保氏。当時の行政主席、5名の名セリフの背景で沖縄、アメリカ、日本という奇妙な三角関係がどのように発展し変化していったのか、戦争と占領という未曽有の災難によって奪われた自らの権利を回復する為に沖縄県民がどれほどの悪戦苦闘をくぐりぬけてきたのかを琉球政府という実験室の中で見事に再現してくれる電子復刻版。また本書は『琉球政府』の存在を知らない若者たちへ送る遺言書でもある。「戦後27年におよんだ米軍統治時代の沖縄には二つの奇妙な‘政府’が存在した。「琉球政府」は一国なみの政治機構をそなえてはいたが、実態は統治権を一手ににぎる「米国民政府」にあやつられた下請け機関にすぎなかった。だがやがて、県民の自治権要求のエネルギーが琉球政府を‘改造’していく。無権利状態のどん底から立ち上がった沖縄民衆が、あの手この手の戦術を駆使して、自由と権利を一つ一つもぎ取り、ついに主席公選をかちとって琉球政府に自由の旗を掲げるまでのプロセスはスリルにみちた歴史のドラマを思わせる。沖縄民衆の自由権獲得運動は、祖国復帰運動と車の両輪をなして沖縄戦後史を推進する巨大なエネルギー源であった。復帰二〇年の今、歴史のページをめくりかえして、民衆にとっての自治権とは何か、沖縄の真の自立とは何かを考えてみたい。(1992年初版発行時の作品紹介文より)」
公開日: 2017/06/07
ライトノベル
 
江戸時代中期。忍者派遣業を営む三日月村で育った美貌の女忍び・コウは、一万石の大名・加納家に派遣される。コウの任務は、十万石の大名である藤代家の娘・重姫を誘拐してくること。かつて絶世の美女と噂された重姫は藤代家当主の溺愛により、ここ10年、人前に姿を見せずにいた。しかし、三日月の夜に屋敷へと忍び込んだコウが見つけ出したのは、引きこもって丸々と太った重姫の、変わり果てた姿だった――。※本書は、2016年5月26日に配信を開始した単行本「牛姫の嫁入り」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
公開日: 2017/06/05
ライトノベル
 
主演・綾野剛で映画化!青春武道小説、待望の第二弾!恐るべき剣の才能を持つラップ少年の羽田融。高校三年生の冬の陣。恋と、受験と、さらなる剣の高みへ。壮絶な果たし合いを経てさらに激しい運命が……。
公開日: 2017/06/05
ライトノベル
 
かつて‘疾風の飛松’と謳われた飛脚は、怪我が原因で酒に溺れる日々を過ごしていた。そんなある日、村の子供たちから江戸のお殿様に届け物をしてほしいと頼まれる。 預かった箱を携えて走る飛松だったが、箱から出てきたのは白い仔猫「玉之丞」。 江戸に着いても、門番は頑として猫を受け取らず、ライバル飛脚は嫌がらせを策略し、 なにやら一筋縄ではいかないようで……。――これは、玉之丞が‘萌える侍’と出逢うまでの物語。
公開日: 2017/06/03
ライトノベル
 
TVドラマ 『猫侍 SEASON2』 の小説化第二弾! 猫侍に迫る苦渋の決断!久太郎は愛猫や家族と別れてしまうのか!? 凄腕の侍・久太郎。愛猫・玉之丞との長屋暮らしは、何かと窮地に見舞われる。 見かねた妻の母から突きつけられたのは「猫を捨てて働きに出ないと離縁させる、猫と家族とどっちが大事か」という究極の選択。「猫も家族なのに」としぶしぶ働きに出る久太郎だが、留守の間に玉之丞が攫われてしまう。いったい誰がなんのために?久太郎と玉之丞は家族として平穏に暮らせない運命なのか?トラブル続きの「動物癒し時代劇」ここに見参。
公開日: 2017/06/03
ライトノベル
 
最愛のひとは、父の仇だった――吉原での香競べの帰途、秘蔵の伽羅・黒影夜叉を狙って襲ってきた長谷川一馬と対決し、斬られたおりん。絶体絶命のところで真木野左内に救われるも、薄れゆく意識の中で嗅いだ左内の匂いは、おりんに残酷な事実を突き付けた。追い打ちをかけるように、突如、おりんの目が見えなくなる。一方、市中では凶悪な企みが着々と進行していた。江戸が香る話題の書き下ろし、ついに完結!
公開日: 2017/06/02
ライトノベル
 
元治元年、新撰組の幹部が預かった子供の面倒を喬志郎がみることになる。無表情の喬志郎と正反対に笑顔千両といわれるその子は愛嬌があり、誰からも愛されている。そんな子の相手をしながら自分の価値について考える中、命がけの大捕り物に喬志郎は参加することになる。
公開日: 2017/06/02
ライトノベル
 
「本船はこれより、エドへ向かう!」 1845年、捕鯨船マンハッタン号は洋上で日本人漂流者22人を救助。彼らを送り届けるため、被弾覚悟で鎖国中の日本に針路を取った。言葉の壁を越えて育まれる船乗り同士の友情と敬意。そして船はついに浦賀入港を許されて――ペリーも注目した開国への第一歩を日米双方から描く興奮の歴史長篇!
公開日: 2017/06/02
ライトノベル
 
織田信長・木下秀吉・明智光秀・徳川家康の戦国武将四巨人が一緒に戦った、ただ一度の合戦・越前金ヶ崎退き陣。裏切られた天才織田信長が逃げる! 出世頭木下秀吉が初めて総大将になって迷う! 遅咲きの老将明智光秀が賭ける! 巻き込まれた偉大な普通人徳川家康が守る! 四者四様の思惑の、錯綜と調和をお楽しみください。
公開日: 2017/06/02
ライトノベル
 
あの屈辱の金ケ崎の敗戦から三ヶ月。復讐に燃える信長は、盟友・家康をこきつかい二倍近い大軍で浅井長政領内奥深くに攻め込む。楽勝かと思いきや、とことん弱い織田勢は……大誤算にキレる信長、一撃で粉砕、弱すぎる秀吉、どこにいる? 光秀、またも巻き込まれた家康。のちの天下人・四人の悪戦苦闘をコミカルに描く痛快歴史小説。
公開日: 2017/06/02
ライトノベル
 
「織田の味方を一人も損ぜずに武田に勝て」強敵武田勝頼軍が迫るなか、信長から次々と無茶振りされる難題にふりまわされっぱなしの家康・秀吉・光秀の三人。ムダに熱く調子だけはいい秀吉、自分に責任が問われない場面ではかなり適当な光秀。「またこいつらと組むのか……」――家康の絶望は深い。秀吉・光秀とは立場が異なる家康がもし判断を誤れば、三河・遠江七十二万石、総数二万をこえる将兵が一瞬で路頭に迷うことになる。勝頼軍一万五千が待ち構えるなか、戦国武将の意地をかけ家康が下す決死の決断――。
公開日: 2017/06/02
ライトノベル
 
死んでゆく仲間、裏切り、蹂躙される故郷……湧き上がる怒りが、孤独な女刺客を、恐るべき速さで敵を斬り裂く、赤き鬼神に変えてゆく――「最強の刺客vs.屈指の用心棒軍団」、川中島の戦いの裏で、今、壮絶な戦いが始まる! 電子版特典として「カラー版登場人物紹介」「著者・武内涼直筆地図」収録!
公開日: 2017/06/01
ライトノベル
 
練兵館に内弟子入り、斎藤弥九郎の命を断つ。それが間小次郎の使命――。北辰一刀流の玄武館と人気を二分する練兵館の玄関に讃岐の丸亀城下から出奔してきた若者が入門を請うた。何やら秘めたる決意を胸に。北辰一刀流、千葉周作の玄武館と人気を二分する、斎藤弥九郎の神道無念流「練兵館」の玄関に、内弟子志願の若者が入門を請うた。間小次郎と名乗った若者は詳しい身許を明かさず、父の留守を守る次男歓之助との立ち合いを所望。この小次郎が讃岐の丸亀城下から出奔してきたのは、練兵館に内弟子として潜り込み、弥九郎の命を断つ使命を帯びていたのだが……。剣豪小説新シリーズ、第1弾!
公開日: 2017/06/01
ライトノベル
 
戦国時代、戦場を駆け回る傭兵集団がいた――その名も『雑賀衆』といい、最強の鉄砲使いとして恐れられていた。その集団を纏め上げる男、雑賀の孫市。彼はかの「天魔」織田信長と、里を巡り対峙し豪放に生きてきた。そんな中、信長に影武者説が浮上し戦国の世は一変する――果たして雑賀の里は守られるのか!?『戦国の風雲児』孫市が迎える衝撃の結末とは!?激動の史実をベースとした物語に、著者の解釈も交えて新たな伝説を綴る、新感覚『歴史エンタメ小説』ここに登場!
公開日: 2017/05/31
ライトノベル
 
武士として生まれながらも学問への興味を抑えきれず、自身が掲げる「義」の在り方を日々模索していた矢頭右衛門七。戦に散ることだけが武士道ではないという反骨心と、病床に伏せる父親が抱く君主仇討ちの意志との狭間に揺れながら、気高き若武者が見出した「美しい最期」とは。
公開日: 2017/05/31
ライトノベル
 
1690年、伝説の切上り長兵衛によって発見されて以来、1973年の閉山までの283年間にわたり、65万トンの銅を産出した愛媛県新居浜市の別子銅山。巨大財閥住友の礎となっただけでなく、日本の貿易や近代化にも大きく貢献。江戸時代には貨幣改鋳にも深く関わった世界屈指の鉱山を舞台に、その周りで活躍した人々を鮮烈に描く、魂が揺さぶられる大河小説! 新居浜市コラボ企画。
公開日: 2017/05/26
ライトノベル
 
俳諧好きの本所廻り同心、笹木仙十郎の師匠は粗末な庵に寓する桃青という謎めいた中年男。医学の心得を持つ桃青は、死骸検めや下手人捜しの知恵袋としても、仙十郎には頼もしい存在だった――。堀田大老刺殺事件、生類憐れみの令、そして赤穂浪士の討入りなど、騒然たる五代将軍綱吉の治世に起きた事件に材を採った時代推理の傑作。単行本未収録作を加えた増補版!
公開日: 2017/05/26
ライトノベル
 
家康は悩んでいた――手に入れた天下を死後もどう無事に守り、保ちつづけるのか。信長、秀吉の哀れな最期は、家康も間近で見てきた。天下は、隙あらば逃げだそうとしている悍馬なのである。自分が死んだら、残る子供たちだけで幕府を支えていけるだろうか。なんとも頼りなく思えて仕方がないのだが……。戦国を勝ち抜いた〈怪物〉が辿り着いたこたえとは? 赤裸々に戦国武将の心を暴き、読者を惹きつける人気作家の最新作!
公開日: 2017/05/26
ライトノベル
 
慶応元年(1865)。祇園山笠に命を賭ける「のぼせもん」たちは、いつもどおり祭りの準備に余念がない。一方、尊王攘夷派と佐幕派に藩論が二分した黒田藩では、筑前勤王党が起死回生を狙い、策を練る。追い山の英雄にして、町の人気者・大工の九蔵と、筑前勤王党の中心人物・月形洗蔵は、互いを友と認めつつ、どうしようもない隔たりも感じていた――。天を衝く巨大神輿が幕末の博多を駆け抜ける、激アツ「祭り」小説!
公開日: 2017/05/26
ライトノベル
 
ペリー来航以来、開国か攘夷か、佐幕か倒幕かをめぐって、朝野は最悪の政治的混乱に陥ってゆく。文久二年、将軍後見職として華々しく政界に登場した、のちの十五代将軍徳川慶喜は、優れた行動力と明晰な頭脳をもって、敵味方から恐れと期待を一身に受けながら、抗しがたい時勢にみずから幕府を葬り去った。さまざまなエピソードを連ねて描かれる、‘最後の将軍’の生涯。解説・向井敏
公開日: 2017/05/26
ライトノベル
 
橋廻り同心という閑職をいいことに、日々を飲み歩く服部半四郎。だが、ひょんなことから御庭番という大役に任じられ、副業としていた素っ破抜き…いわゆる、悪党の弱みにつけこんだ強請りたかりも、開店休業というありさま。その日の飲み代にも困る窮状ではあるものの、本人にしてみれば、それどころではない事情もある。想い人、真鈴との祝言が控えていたのだ。だが、肝心の真鈴は、どうにも浮かない顔。それもそのはず、真鈴の過去となにやらかかわりのある男が現れて……。ぐうたら同心・服部半四郎と、時の将軍・徳川家斉のおかしくも奇妙な縁。痛快娯楽時代の大人気シリーズ、ここに感涙の大団円!
公開日: 2017/05/26
ライトノベル
 
悪女舟虫の計略にはまり、管領扇谷定正に捕えられた犬塚信乃。扇谷は信乃を使って八犬士の残りをおびき出そうとしていた。救いに現れた犬飼現八も捕まってしまう。一方、鎌倉の町では関東管領扇谷が安房の国里見義実を打ち滅ぼそうと戦の準備を進めていた…。『南総里見八犬伝』の大胆な解釈のもと、大人気を博した伝説の人形劇。その脚本家が書き下ろした完全小説版の最終話を収めた全四巻完結巻! (解説:京極夏彦)一 現八山賊と間違われ、謎解きの機会を掴む二 断崖の下に左母二郎、風雲急なり丹後半島三 洞窟に響く骨の歌声、謎は謎を呼ぶ経ケ岬四 外国人(とっくにびと)の亡霊現れ、遂に怨の珠の謎解決:十五 蜘蛛の糸を食う小犬、道節を導いて薬師堂十六 管領着々と戦の準備、富山に詣でる七犬士:※本電子書籍は、二〇〇七年ブッキング(現・復刊ドットコム)より復行された『新八犬伝 中の巻』『同 下の巻』を改題したものが底本です。
公開日: 2017/05/25
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