COMIC
GAME
G動画
G写真
ラノベ
通販
いいね
Rank

【歴史・時代劇・戦記】タグのライトノベル・小説

江戸日本橋は木原店にも、寒い冬がやってきたが、一膳飯屋「塩梅屋」からもれる灯はあたたかい。主の季蔵は、今宵も常連客に腕をふるっている。そんななか、下働きの三吉が、季蔵に内緒で副業をやっているらしい。しかもその三吉に殺しの疑いがかかり──。絶体絶命の危機に季蔵は!?(「團十郎菓子」より)表題作他「干し牡蠣」「小羽いわし」「冬いちご」のバラエティーに富む四篇。美味しい季節料理と驚きのミステリー、人間の心の深奥を描き切る、平成、令和の大ベストセラーシリーズ、益々絶好調の第四二弾。(解説・細谷正充)
公開日: 2022/06/15
ライトノベル
 
両替商分銅屋仁左衛門の信用を得、いまや頼れる用心棒の諫山左馬介。宿直明けのある日、長屋に寝に帰ると、隣人の柳橋芸者・加壽美が男と揉めて悲鳴を上げていた。加壽美の正体は田沼意次に仕える女お庭番・村垣伊勢。本来助けは必要ないが、左馬介は近所の手前様子を見に行く。だがこの後、村垣は襲ってきた男を殺めてしまう。これが大きな波紋を生み、田沼から加壽美は芸妓を退くよう命じられて……。続々重版大人気シリーズ第十三作!
公開日: 2022/06/15
ライトノベル
 
したたかで猫かぶりの女房(式神遣い)×イケメンだけど頼りない夫(神主)。本日も神社の新妻・咲耶は大忙し!ほっこり癒される妖怪シリーズ第2弾!なぜ猿が!? 佃煮屋を営むトキは女手一つで三人の子を育てる肝っ玉母さん。だが、引っ越してきた女に子供の声がうるさいと恨まれ、「佃煮に虫が〜♪」と太鼓を叩いて騒がれる衝撃の近所騒動に発展。荒山神社の巫女兼女房・咲耶が、夫で神主の宗高と現場に走ると、毛並みも麗しい三頭の猿が出現し……。(「猿出没注意!」)式神遣いの奥様が大活躍、心温まるあやかし譚。
公開日: 2022/06/14
ライトノベル
 
戦国末期、島津軍の猛攻により滅亡寸前の大友家。敵の大軍勢が迫るなか、居城の留守を預かる吉岡妙林尼は女子供、年寄りと共に、寡兵での籠城を決断、徹底抗戦の道を選ぶ。それは武家の嫁としての誇りと、恋人と夫の命を奪った敵への復讐のためだった――。奇跡の鶴崎城攻防戦で島津軍を十六度撃退したと伝わる〈九州のジャンヌ・ダルク〉の波乱の生涯を描く。
公開日: 2022/06/14
ライトノベル
 
大籬の遣手のおしまが首吊りに見せかけて殺された。胸元に菖蒲の花が差し込まれた意味と悲しい顛末とは。一方、吉原会所の用心棒・神守幹次郎はおしまの生まれ在所に遺髪を届けるため、会所頭取・四郎兵衛らに同道し信州へ赴くことに。道中、一行を狙う何者かの視線に気づく幹次郎。信濃へ向かう峠路で十五年前の恨みを持ち襲いかかる卑劣な敵を迎え討つ!
公開日: 2022/06/14
ライトノベル
 
江戸城の不浄門内で、勘定奉行が腹を切った。将軍家毒味役の矢背蔵人介は、小姓組番頭・橘右近から呼び出され、かつて道場で鎬を削った友がその切腹に関わり、吉原からの冥加金強奪の疑いをも掛けられていることを知らされる。友を追う蔵人介の前に明らかになった哀しき事実――。200万部突破の超人気時代シリーズ、著者が大幅加筆修正した新装版、待望の第五巻。(『鬼役 矢背蔵人介 秋色の風』改題)
公開日: 2022/06/14
ライトノベル
 
源氏再興に義経と行動を共にし、衣川で果てたわれらが弁慶。身の丈2メートル、130キロの巨躯のみなぎる怪力に似ず、美女・玉虫との恋に身を焼く純情な青年でもあった。正義感に燃えてふるった蛮勇故に叡山を追われた弁慶を待つものは……。剛力無双のヒーローの波乱の生涯を描く痛快巨編。電子版分冊全23巻。(本書は、1951年8月-1955年4月に東京新聞に連載され、1952年4月-1955年6月に刊行された小説『弁慶』を分冊・電子化したものです。)
公開日: 2022/06/13
ライトノベル
 
新年の江戸。料理屋わん屋に集う常連たちは、平穏な日々が続くようにと願いを込めて、開運市を開くことにした。並ぶのは、災いから逃れた縁起物や神官が祈りを捧げた器だ。準備の最中、同じように縁起物を売る旅籠の噂が聞こえてきた。気になり覗いてみるが、とくに変わったところはないようだ。しかし、その正体を探ると……。料理人・役人・職人が織りなす人情物語。新章スタート!
公開日: 2022/06/10
ライトノベル
 
元奉行所与力の茶屋の主・弥兵衛に、旗本から法外な金銭を要求されたという呉服屋から相談が…絶好調時代シリーズ第四弾!
公開日: 2022/06/10
ライトノベル
 
大矢家当主・小太郎は、堅物の朴念仁。甲府から五年ぶりに江戸へ帰ると、博打で借金を作った父・官兵衛が、返済のために邸内で貸家を始めていた! しかも住人は、借家で賭場を開くゴロツキや、倒幕思想を持つ国学者など曲者揃い。そんな時、老中から条件付きで、小太郎の出世を約束してもらうのだが――。常識破りの親子バディシリーズ始動!
公開日: 2022/06/09
ライトノベル
 
深川の長屋を仕切るお美羽は器量はいいが、気が強すぎて婚期なのに独り身だ。ある朝、長屋に住む大工の和助が普請した芝居小屋の席が崩れ、怪我人が出てしまう。お美羽は原因を小屋の旦那と客の若侍と共に調べ始める。すると和助の不始末と決めつける読売が出たり、別の小屋の仕業だという噂が流れて......。跳ね返り娘が躍動する傑作時代ミステリー!
公開日: 2022/06/09
ライトノベル
 
面倒見がよく腕のいい小梅と、ぐうたらだが憎めない母・お寅の灸据所「薬師庵」は、心身に 気懸りのある人で大賑わい。ある日、小梅の親しい料理屋が不当な取り締まりに遭った。どうにも納得できずにその背景を探ると、江戸に蠢く悪党どもの思惑が見えてきて......。灸を据えるべき真の敵は誰なのか? 怒りの艾に火が点る、新シリーズ始動!
公開日: 2022/06/09
ライトノベル
 
神田豊島町にある千坂道場は道場主・彦四郎の飾らぬ人柄と熱心な指導、女剣士だった妻・里美の子供たちへの稽古が評判で人気を博していた。折も折、稽古帰りの門弟が何者かに斬られる事件が続発、そのあおりで門弟が激減してしまう。悩める彦四郎が始めた執念の探索で炙りだされた下手人、呆れるばかりの犯行理由とは? 人気シリーズ、再始動!
公開日: 2022/06/09
ライトノベル
 
本草学者の泰山が、木天蓼を抱えて竜晴を訪れる。天日干ししたいが、家に猫がいるため小烏神社の縁側を借りたいという。快諾した竜晴だったが、その匂いに誘われるかのように、猫にまつわる相談事が舞い込む。かつて猫を斬った名刀を検めて欲しいというのだ。さらに江戸の墓を荒らしているものがいるとの噂が耳に入り......。人気シリーズ第五弾。
公開日: 2022/06/09
ライトノベル
 
番所医の八田錦は、その亡骸を見た時、死因が分からなかった。おでこを地面で打った痕跡以外に手がかりらしいものがないのだ。意を決して、定町廻り筆頭同心の許しを得て腑分け(解剖)に臨む錦。彼女が突き止めた思わぬ事実とはいったい......? 苦労人の姉弟と、幼い彼女らを捨て新興宗教の教祖となった母の因果を描く表題作ほか全四話収録。
公開日: 2022/06/09
ライトノベル
 
【人気声優、小林親弘さん絶賛】自分にとって馴染みのある言葉が沢山出てきて、ワクワクしながら読み進めました!たまらないスピード感!!是非お手に取って読んでみてください!17世紀末、海賊王キャプテン・キッドが遺した莫大な財宝──在り処を探る鍵はアイヌと和人の間に生まれた孤児・次郎が握っていた。義母殺しの汚名を着せられ、怪僧・天海の許、忍者修行を積んだ次郎は、父の遺品カムイの剣を手に、世界を股にかけた放浪の旅へ。刊行以来半世紀、多くのエンタメ作品に影響を与えた伝説の幕末冒険ロマンが令和に蘇る!トクマの特選!イラスト たけもとあかる解説 マライ・メントライン
公開日: 2022/06/08
ライトノベル
 
相手は銃器で武装。現場には多数の人質がいる模様。これより特殊治安出動装備にて臨場する! 警視庁警備部第六機動隊、通称六機。対テロ対策を主とする特殊部隊だが、出動要請は様々だ。厚いベールに包まれた特殊部隊を描く傑作アクション。 警視庁対テロ部隊SATの土岐悟警視は、キャリアでありながらあえて最前線で命を賭けて戦う特殊部隊の小隊長。人並みはずれたストイックさで常に正しい職務のあり方に心を砕く28歳。部下は一癖も二癖もある百戦錬磨の隊士たち。彼らと共に、ドイツのGSG-9中佐に実践さながらの過酷な訓練を課され日々鍛錬の毎日だが、ある日、銀行の立て篭もり事件に出動を要請される。刑事部の特殊部隊SITとの確執、その有用性が警察組織内でも疑問視される中、彼らの真の実力が試される時が来た……。リアルなアクションシーンとタクティクスを存分にお楽しみあれ!
公開日: 2022/06/08
ライトノベル
 
馴染みの魚屋で起きた小火騒ぎ。生田数之進は、現場の裏口に残された湿った紙縒りを見て、附け火――放火の可能性に思い至る。また、盟友・早乙女一角とともに潜入探索にはいった越後国尾鹿藩の上屋敷では、国許からの切実な陳情、そして藩主の安藤丹波守直之が昼間から泥酔騒ぎを起こすなど、不穏な動きが……。無私の心で民を助ける幕府御算用者の千両智恵が閃く。
公開日: 2022/06/08
ライトノベル
 
駕籠に乗せたはずの客が途中で消えていた。翌日、その男は死体となって川で発見され、大坂奉行所の定町廻り同心は、駕籠かき二人の犯行と疑う。この事件をのせた瓦版に、絵を描いたことが縁で、大坂の福島羅漢前にある「日暮らし長屋」に住む絵師の幸助は、事件に関わることになったが……。元は大名家のお抱え絵師だったが、殿の勘気をこうむり、クビになった幸助。今は、筆作りの内職をして、食いつなぐ貧乏暮らし。そこに疫病神が棲みついてしまい、おまけに難事件が舞い込んでくることに……。人気作の第二弾。発売後、重版を重ねた『貧乏神あんど福の神』。今回も、幸助が難事件を解決する中篇二本と、筆屋で働く素丁稚の少年たちが活躍する短篇一本を収録して刊行!
公開日: 2022/06/08
ライトノベル
 
当代一の影絵師・富右治に大店から持ち込まれた奇妙な依頼とは(「化物 燭」)。越してきた夫婦をめぐって、長屋連中はみな怖気を震うがその正体は?(「隣の小平次」)。名手が江戸の市井を舞台に描く、切なく儚い七つの大江戸奇譚集。
公開日: 2022/06/07
ライトノベル
 
弱った心を踏みにじる奴はこの刀が許さねえ!最近、町人を騒がせている盗賊一味――笹山の閻僧。定町廻り同心の夏木慎吾は、ここひと月ばかり奴らを追うのに必死で、奉行所で寝泊まりすることも多い。つい先日押し込まれた漆問屋では、女子供までが皆殺しにされた挙句、金もすべて盗まれたという。しかし、火付盗賊改方からの報せでは、「大店ばかりを狙い、店の者が気付かぬうちに、潰れぬ程度の金を蔵から盗み取る」のが、笹山の閻僧の流儀らしい。なぜ、急に変わったのか? まさか偽物が跋扈しているのか?とはいうものの、「笹山の閻僧の盗みである証に、笹の葉の墨絵を一枚柱に打ち付け、印として残していっている」との報せもあり、混乱した慎吾たち奉行所の探索は難航を極めていた。血も涙もない押し込みに江戸市中が震えるある日、慎吾が持ち場の高級料亭・松元で働くおもよの前に、行商の元締めをしている平次が姿を現した。「松元の金蔵のありかを、絵図にしてほしいそうだぜ」平次が言うには、おもよの父親・金五郎の手伝いらしい。思いも寄らない真実を耳にしたおもよは――。手に汗握る、人気絶頂の捕物活劇シリーズ第三弾!
公開日: 2022/06/07
ライトノベル
 
藩主・久留島通嘉に頼まれ、参勤交代に同道することになった小籐次親子。旧藩・豊後森藩の飛地・頭成を目指すが、船のなかで森藩家臣が海に消える事件が起きる。果たして犯人は誰か?背後に見え隠れする藩の事情とは? 小籐次に託された使命とは-――ついに故郷の豊後に向かう小籐次を待ち受けるものとは。2022年8月完結に向けた三カ月連続刊行のスタートです。
公開日: 2022/06/07
ライトノベル
 
名君・保科正之の来歴を、爽やかに描きだす。生まれた直後に養子に出された徳川秀忠の庶子、保科正之。不遇にも見える生い立ちの陰には、彼を思いやる多くの人々がいた。養母となった武田信玄の娘、見性院。人徳の高さを買われ、養父となった高遠藩主、保科正光。そして陰に日向に力になってきた老中、土井利勝。江戸城の外で育った「将軍の子」は、いかにして稀代の名君と呼ばれるに至ったのか。今もっとも注目される歴史時代小説の新鋭が、その半生を辿る。※この電子書籍は2019年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
公開日: 2022/06/07
ライトノベル
 
★中華時代小説の新鋭が放つ、松本清張賞受賞の大河武侠小説〈安史の乱〉により未曾有の混乱に陥った唐で、言葉の力を信じ、戦禍の流れを変えるべく奔走した顔季明。彼の言葉を胸に、武芸に秀でた許嫁の張采春は故郷を出奔し、采春の兄の張永は叛乱軍との戦へ身を投じた。袂を分かった兄妹の運命は戦場にて思わぬ形で交差する――。約3600万人もの犠牲者が出たと言われる〈安史の乱〉を背景に、言葉の力で世を動かしたいという一心で文官を志す名家の青年と、理不尽な理由で世間からつまはじきにされてきた地方の兄妹の運命の出会いが唐の歴史を大きく動かす。手に汗握るアクション、ハラハラする謀略、そしてかけがえのない友情と愛情……。そのすべてが詰まった、圧倒的スケールの武侠小説登場!(解説 三田主水)第27回松本清張賞受賞作。※この電子書籍は2020年9月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
公開日: 2022/06/07
ライトノベル
 
表の顔は腕の良い仕立職人、裏の顔は達人に仕込まれた剣術で悪を成敗する「地獄への案内人」。仕立屋お竜の活躍を描く痛快時代小説開幕!第一話は、いたいけな少女・おしんがお竜と名を変えて「地獄への案内人」の道を歩むまでが描かれます。幼い頃に父からDVを受けてきたおしんは、母と家を逃げ出すが、その母も過労で亡くなり天涯孤独の身に。母親の薬代のためにつくった借金を抱えたおしんだが、親切顔で近づいてきたやくざの林助に騙され、盗品の運び屋や、美人局の片棒を担がされるなど、悪の道にひきづりこまれてしまいます。 とあることがきっかけで、武芸の達人・北条佐兵衛に助けられて自由の身となったおしんは、天賦の才があったのか、達人から教えてもらった武術を乾いた砂が水を吸うようにわがものにしてゆきます。「お前の才能は、お前のように困っている女性のために使うのだ」という師匠の言葉を胸に、師匠の紹介で仕立屋「鶴屋」から仕事をもらうようになります。そしてお竜と名を変えて、女をいたぶる悪人を退治することを決意。そんなある日、因縁の男と再会することになって……。 お竜の庇護者となる仕立屋の主・鶴屋孫兵衛、鶴屋の碁敵で謎のご隠居・文左衛門、そして鶴屋の用心棒で、ちょっととぼけた吉岡流剣術の使い手・井出勝之助など、お竜の脇を固める登場人物たちも魅力たっぷり。そして何よりの読みどころは、お竜の艶やかさと痛快アクションシーンです!
公開日: 2022/06/07
ライトノベル
 
少年剣士の清々しい友情と成長を描く、あさのあつこの新たな代表作。’小舞(おまい)藩’シリーズ、第二弾!第一弾「火群(ほむら)のごとく」から4年。16歳になった林弥は無事に元服の儀を済ませ、名実ともに新里家にとっての当主となる。義姉の七緒に密かな想いを募らせる林弥だが、真実を告げることはできず、また理不尽な兄の死の真相も、いまだ掴めずにいた。そんななか、江戸に出ていた透馬が、樫井家を継ぐために小舞藩へと戻ってくる。ふたたび政争に巻き込まれようとする透馬は、家臣として林弥を重用することを決意するが……。山河豊かな小舞藩を舞台に繰り広げられる、傑作青春時代小説。解説・杉江松恋※この電子書籍は2019年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
公開日: 2022/06/07
ライトノベル
 
浅草橋近くにある海産物問屋〈三陸屋〉が、朝になるのに戸が開かない。もしや、押し込みが入って皆殺しにでもされたのではと騒ぎになり、同心・土久呂凶四郎が戸を破って入ると店の中は血まみれ。奥に手代が一人倒れていて、壁に「がしゃどくろ」と血文字で書かれている。店にはまだ十名ほど人がいたはず。奥にある巨大な蔵から、がしゃがしゃという奇妙な音がする。鍵を破って戸を開くと、遺体の判別がつかないほどのむごたらしい有り様だった。そして隣家の旗本までも血塗れで昏倒していた。これは餓舎髑髏の仕業なのか?「耳袋秘帖」好評の南町奉行シリーズ第3弾!
公開日: 2022/06/07
ライトノベル
 
桜木清兵衛は散歩の途中、柄の悪い男たちを前に土下座する町人・和助を見かける。引っぱたかれ、傍にいた息子が泣いていた。清兵衛が割って入り訳をきくと、和助は賭場で借金を作ってしまったという。後日、和助の女房が男たちに連れ去られたことを知り……。元風烈廻りの与力が活躍する人気の書き下ろしシリーズ第7弾
公開日: 2022/06/07
ライトノベル
 
「わたしという女は、子しか産むことのできぬ女なのか」「ひとふりの刀の重さほども値しない男よ」……。男尊女卑の因習、家の規範、愛なき結婚、第二次世界大戦、70代での夫との訣別……薩摩士族の娘であるキヲは、明治から昭和にかけて世のならいに抗い、「独立」の心を捨てずに生きた。自らの母をモデルに、真の対話を求め続ける一人の女性を鮮烈に描いた名著。
公開日: 2022/06/03
ライトノベル
 
ならず者の銀平は、山谷の茶屋女・お紋のヒモである。美人局で江戸を荒し回った挙げ句、長崎行きを思い立った。母親と自分を捨て、長崎で海産物問屋を営む父親を強請ろうというのだ。一方、お紋にも当てがないわけではなかった。馴染みだった役人が確か長崎に行っているはずだ……。ニヒルな二人の腐れ縁を描く表題作など、十一編。市井に生きる男女の愛欲を推理短編の手法で活写する時代小説短編集。*餌屋の客人*忘れていた女*雨宿り*おびき出し*岡っ引無頼*寝ものがたり*生き返った男*身がわり*江戸の敵*三河屋*斬また斬●多岐川恭(たきがわ・きょう)1920年福岡県生まれ。東大経済学部卒。戦後、横浜正金銀行をへて毎日新聞西部本社に勤務。1953年『みかん山』で作家デビュー。『濡れた心』で第4回江戸川乱歩賞を、翌年には短編集『落ちる』で第40回直木賞を受賞。以降、推理小説と共に時代小説も旺盛に執筆した。
公開日: 2022/06/03
ライトノベル
 
<<
<
13
14
15
16
17
18
19
20
21
>
>>
 
8012 件中   481 510

©LOQUY 2018-2024 AllRight Reserve.