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【歴史・時代劇・戦記】タグのライトノベル・小説

三条女御の策略にハマり、呪詛をかけた犯人に仕立て上げられた塔子。冤罪を晴らす決定的な証拠を手に入れるまで、宮中の混乱に乗じて故郷・熊野に帰ることに。「必ず、戻ってきてください」――明槻との約束を果たすためにも、身の潔白を証明して入内を果たしたい。なりゆきで始まった東宮妃の塔子に、国母として戦い抜く自覚が芽生え……!? 平安恋絵巻、最終巻!
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
宋の開封府の新任知事・包拯は、「厳しすぎる」と部下に嫌われていた。衣食住まったく贅沢をしないから部下は知事よりいい暮らしができない。袖の下など一切受け取らないから部下も賄賂を受け取れない。あまりの清廉ぶりに窮屈になった小役人が何事か企むが……。中国史上に輝く名裁判官・包青天の裁きは!?『CN25』(2007年11月25日刊行)所収
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
西郷隆盛の自刃によって西南戦争は終結し、大久保利通の政治的地位はますます強固なものとなった。そんな折、黒田清隆が妻を斬殺。利良は隠蔽工作を行うが、大久保の逆鱗にふれてしまう。川路の行く先に、にわかに暗雲が立ちこめ始めた……。
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
まだ、夢が叶ったわけではない――。朝堂で絶大な力を握った藤原不比等の身体は、老いに蝕まれていた。その一方で、彼の娘の安宿媛は首皇子の子を懐妊し、息子たちも後継ぎとしての地位を固めつつあった。自ら亡き後の障壁を取り払い、藤原家を比ぶ者なき家門とするため、不比等は最後の戦いに臨む。
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
広家の打つ手虚しく、安国寺恵瓊の策謀により毛利は西軍の総大将に担ぎ出された。だが、徳川との全面対決が不可避になりつつある中、情勢は次第に西軍の劣勢に傾き始める。水面下で家康側への粘り強い交渉を続ける広家。合戦の最中、唯一の忠臣・藤谷伊知介に全てを託して送り出す――。毛利存亡をかけた広家の孤独な戦いの行方は?
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
お家を守るため、妻にも娘にも「お腹召しませ」とせっつかれる高津又兵衛が、最後に下した決断は……。武士の本義が薄れた幕末維新期、惑いながらもおのれを貫いた男たちの物語。表題作ほか全六篇。中央公論文芸賞・司馬遼太郎賞受賞。
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
混沌とするガリア諸族を率いローマ軍に牙を剥く、美しくも残忍な青年ウェルキンゲトリクスと、政治家人生も終盤を迎え、劣等感に苛まれるローマ軍総督カエサル。熾烈な戦いの果てに二人が見たものは?
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
茶屋「万年」を気に入った絵師の客・宮川泰春が、後日満身創痍で店に現れた。請負い仕事の画料で揉めたという。折も折、お蓮が謎の武士に襲われ、すんでのところを弥三郎に助けられる。お蓮の誘拐をたくらんでいたらしいその武士は、なぜかお咎めなしで放免される。ひそかに身を隠したお蓮だったが、やがて深川じゅうが大騒動に!シリーズ第四弾。
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
十八歳のお妙は父をすでに亡くし、母も二年前から寝ついているが、兄・義姉と平穏な日々を送っていた。一方、四十年にもわたる仇討ちの旅を終えた六十歳の奈倉甚九郎という老人がいた。彼は敵の死亡を藩の不手際で知らされることなく、十五年も無駄歩きしていたのだが……(「短日の菊」)。自選短編集『これからの橋』三部作完結。
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
大黒屋与左衛門に七蔵殺しを命じられた伊之助。しかし、決行の前夜に母・お澄を失った伊之助の心は揺れる──。一方、思いがけない父・慎吉の告白に苦悩するお結と善太。裂かれ、ばらけた糸は、また一つに繋がるのか。幼くも無垢で真摯な愛の行方は……。
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
紅地に金糸など色糸の唐花模様という下半身。山鳥の毛を植えた濃い藍色地に、背面いっぱいに白毛で織り出した揚羽蝶が、上半身。そして、上の鳥毛と下の裂地とは巧みに繋がれている(中略)。「そなたが立てたと申すか」「むろん京の職人に織らせましたが、意匠はすべてわたしが……」 衣桁にかけられたその陣羽織を眺めながら、信長が驚き、帰蝶は含羞んだ。「わたしも殿とともに戦陣にありたいと願うたのでございます」「それゆえの蝶よな」「はい。殿がこの蝶に守られ、ご無事でわたしのもとへお帰りあそばすように」「であるか」 信長は微笑んだ。「ならば、初めて用いるのは、わが嫡男が生まれてから最初のいくさといたそう」 と帰蝶の膨らんだ腹へ、信長は手を置いた。「そして、この子の元服祝いに譲り与える」「嬉しゅうございます」 仲睦まじい若き夫婦は、互いの顔を寄せ、唇を温かく濡らし合った。(本文より)
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
詩人、革命家など鮮烈な個性に慕われつつ、自らは無名の市井人として生きた正岡家の養子忠三郎ら、人生の達人といった風韻をもつひとびとの境涯を描く。「人間が生まれて死んでゆくという情趣」を織りなして、香気ただよう名作。
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
強い。今まで出会った誰より強い――。突然の敵襲を受け、窮地に立たされたゼン。絶対的な力の差を前に己の最期すら覚悟しながら、その美しさに触れる喜びに胸震わせ、彼は剣を抜く。ヴォイド・シェイパシリーズ第五作。
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
壇ノ浦の合戦で入水した安徳天皇。伝説の幼帝が、鎌倉の若き詩人王・源実朝の前に、神器とともにその姿を現した。空前の繁栄を誇る大元帝国の都で、巡遣使マルコ・ポーロは、ジパングの驚くべき物語をクビライに語り始める。時を超え、海を越えて紡がれる幻想の一大叙事詩。第19回山本周五郎賞受賞作
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
山村検校のもと暗殺をこなす新之助の前に突如現れた謎の女・お秀。その正体は、新之助らの押し込み強盗がきっかけで顔を潰されてしまった女中「お袖」だった。彼女を哀れむ新之助は、自らを慕う孤児の健吾・お千代と四人で暮らすため闇社会から足を洗うことを決意。山村検校が放つ刺客達を倒し、幸福を掴むことができるのか。
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
大坂の闇社会を仕切る山村検校の追っ手から逃れて十年――。江戸に行き着いた新一は、按摩の傍ら再び殺し屋稼業に手を染めていた。地獄と隣り合わせの日々を過ごす新一だったが、ある依頼をきっかけに、失われた人生を取り戻すため立ち上がることを決意する! 暗黒時代小説の傑作。
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
会津開城に始まった明治元年。朝敵とされた会津藩士たちの運命は悲惨を極める。八重は兄を介し、夫となる新島襄と出会うが、胸には無念の思いがあった。そして明治七年。佐賀の乱勃発の報を受けた八重は、再び銃を手にする! 美しい四季を背景に、家族の和、敗者の誇り、正義を貫く心意気を描いた前作『幕末銃姫伝』に続く歴史長篇。
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
武士の世から、庶民の世へ。世の中の価値観が大きく変わり、多くの血が流された幕末維新。その激動の時代の中で、最後にして最強の剣客といわれた榊原鍵吉。時代の荒波にもまれながらも、剛直に剣一筋に生きた生涯とその成長とを小気味よく描く著者渾身の一冊。
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
中山道を江戸へ向かう蒔坂左京大夫一行は、次々と難題に見舞われる。中山道の難所、自然との闘い、行列の道中行き合い、御本陣差し合い、御殿様の発熱……。さらに行列の中では御家乗っ取りの企てもめぐらされ――。到着が一日でも遅れることは御法度の参勤交代。果たして、一路は無事に江戸までの道中を導くことができるのか!
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
「只、消え行くのみ──この稿を終わるの日、また窓蕭々雨の音あり」幕末維新の奔流の中で、気概を持ちながらも、時代の波にのみこまれてゆく名もない幕臣達……。作者が出会った夢幻の如き老人が幕臣たちの数奇な運命を語る表題作「雨の音」他、時代を必死に駆け抜けた男たちの生涯を描く七篇。
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
正気を失った父の血に怯え、内裏の陰謀から逃れるように出家した第六十五代帝・花山(かざん)。山奥に籠もって苦行を重ねた彼は、遂には自らの身に火を放つことを決意する――。魂の救済を求めるあまり、常軌を逸した振る舞いに出た異形の帝の、激動の生を描いた長篇。『炎帝 花山』を改題。
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
北陸の雄藩、未だ動かず。幕末維新の風雲の中、加賀百万石はなぜ動かなかったのか。将軍家との繋がり故か、それとも……。巨藩盛衰の真相に鋭く迫る。
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
風雲急を告げる幕末、公家密偵使・少将高野則近の東海道東下り。大坂侍・百済ノ門兵衛と伊賀忍者を従えて、恋と冒険の傑作長篇。
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
義による私闘を咎められ、勘当同然に山深き温泉の湯守となった新庄藩士・花輪大八。その肘折の湯に不思議な女の一群が現れた。率いるのは奇怪な技を使う医師。それを機に、鄙びた湯町を二分し新庄城下をも巻き込む騒動が引き起こされる。一方、大八には見合い話が持ち込まれ……。大八、女に惑う!?
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
会津藩藩校日新館で学ぶ孝太郎は、親友・真之介の剣の指導に打ち込む父に自分を認めさせたいと願っていた。ある日、朋輩を目の前で謎の剣士に斬り殺された孝太郎は復讐を誓って京へ向かう。豪商の娘彩(あや)、男装の麗人直(なお)との出会いもあり、孝太郎の人生は大きく変化していく。会津・京都に展開する剣と情のシリーズ第一弾。(『天狗の剣』を改題)
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
満州事変時の吉林総領事、上海事変直後の上海総領事、そして日中戦争勃発時の東亜局長と、悪化の一途を辿った日中関係の最前線にあって、軍部独走に抗しつつ和平の道を模索しつつも、最後は敗走のビルマ大使として終戦を迎えた外交官が、日記をもとに綴った第一級の記録。 〈解説〉加藤陽子
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
鯛の寸法計り、風呂桶運び、書物の揺さぶり……奇妙な仕事に従事して戦国から江戸にかけての世を生き抜いた男たち。決して派手な活躍はしなかった歴史の中の無名者たちの哀歓をつづった異色の時代小説集。『定本 おかしな侍たち』から八編を選り抜いて改題
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
我が子を殺され、甚八を獄門台に送るべく執拗に食い下がる岡っ引き・蝮の忠蔵。その頃、仁兵衛の罠から辛くも逃れた子分・雛次郎は、復讐の牙を研ぎつつ大和屋の一万両の奪還を図る。仁兵衛は甚八を牢抜けさせ、雛次郎を始末させようとするが、その時、甚八は衝撃の事実を知らされた……。獣と獣の喰らい合いの末に待つものは!?
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
吉良家の用心棒として雇われた隣人の身代わりに、上野介の寝所近くに起居することになった傘張り浪人。赤穂浪士の討ち入りに遭遇した彼が、そのときとった行動とは……。表題作ほか、武士道の精華を描く、時代短篇傑作選。文庫オリジナル。
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
唐から帰朝した空海は、宗教・文学から土木灌漑まで八面六臂の活躍を続ける。その死の秘密をもふくめて描く完結篇。著者積年の思索が結実した記念碑的大作。昭和五十年度芸術院恩賜賞受賞。
公開日: 2016/12/15
ライトノベル
 
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