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【歴史・時代劇・戦記】タグのライトノベル・小説

北町奉行所きっての異色コンビが繰り広げる丁々発止の江戸っ子事件簿 金に汚く美女の尻ばかり追いかける岡っ引、‘おこぜのぶた吉’。二枚目切れ者の北町奉行所筆頭同心、近藤左門の推理が冴えわたり、ぶた吉は右へ左へと操られる。さあさあ、またもや事件は表ざたにならないように、内々に見事解決した。ぶた吉の出世はとどまるところを知らない…? 好評シリーズ第3弾。●胡桃沢耕史(くるみざわ・こうし)1925年東京生まれ。府立六中(現新宿高校)、拓殖大学卒。『近代説話』同人。昭和30年、『壮士再び帰らず』(筆名・清水正二郎)で第7回オール讀物新人賞、58年、『天山を越えて』で第36回推理作家協会賞、同年『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞。『翔んでる警視正』シリーズ、『旅人よ』、『ぼくの小さな祖国』、『女探偵アガサ奔る』、『ぶりっこ探偵』、『夕闇のパレスチナ』、『闘神』など著書多数。
公開日: 2016/03/23
ライトノベル
 
開戦16年前に書かれた驚異の架空戦記 中国大陸での権益をめぐり、アメリカと対立する日本。両国の水面下では決戦準備が、着々と進められる。 そして一九三一年三月、パナマ運河を航行中の「明石丸」の大爆発を契機に、日米決戦の火蓋は切って落とされる。勢いに乗る日本海軍は、激戦の末、フィリピンを陥落、続いて、グアムをもその手中におさめる。 度重なる失態に突き上げられた米海軍は、かつてない大規模な艦隊を率いて太平洋に出撃。そして、日本の背後に忍び寄る、ソ連の影…。 1925年(大正14年)、つまり実際の太平洋戦争が始まる16年前に執筆された、幻の傑作架空戦記が、ついに登場! この当時では世界最高レベルの軍事知識の持ち主であった著者が、フィクションの形を借りて自身の見解を披露したのが本書である。 山本五十六に真珠湾奇襲のヒントを与えたといわれる‘日米未来戦記’……その結末やいかに。●へクター・C・バイウォーター1884年、ロンドン生まれ。幼少時から軍艦マニアで、十歳の時に日清戦争における日本海軍の行動について投稿した論文が専門誌に掲載される。渡米後は『ニューヨーク・ヘラルド』紙の記者となり、第一次大戦中は英国海軍の諜報員として活躍した。訳者:林 信吾(はやし・しんご)1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)など、著書多数。『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)などは電子版も配信されている。訳者:清谷信一(きよたに・しんいち)1962年生まれ、東海大学工学部卒。軍事ジャーナリスト、作家。2003?08年まで英国の軍事専門誌『ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー』日本特派員を務める。香港を拠点とするカナダの民間軍事研究機関KanwaInformation Center上級アドバイザー、日本ペンクラブ会員。欧州、中東、南アフリカなど豊富な海外取材とネットワークをベースにした防衛産業の分析には定評がある。著書に、『防衛破綻』(中公新書ラクレ)、『専守防衛』(祥伝社新書)『自衛隊、そして日本の非常識』(河出書房新社)、『弱者のための喧嘩術』(幻冬舎アウトロー文庫)、『こんな自衛隊に誰がした!』(廣済堂)、『不思議の国の自衛隊』(KKベストセラーズ)、『ル・オタク―フランスおたく物語』(講談社文庫)、『軍事を知らずして平和を語るな』(石破 茂氏との共著 KKベストセラーズ)、『アメリカの落日』(日下公人氏との共著 廣済堂)など多数。
公開日: 2016/03/23
ライトノベル
 
はるか古代、荒ぶる大河の岸辺の邑は、洪水を恐れ、巫女が全てを司る女権社会だった 女たちに支配されたその邑(むら)で、河の神の気紛れな氾濫を治めるため治水事業に立ち上がった男がいた。生贄にされることを拒み女たちに逆らってこの難事業に挑むが失敗し、処刑される。この光景を心にとどめ、女たちへの復讐を決意した少年がいた…。 男にとって女とは何か。古代史の世界に男の生きる姿とロマンを描く。●酒見賢一(さけみ・けんいち)福岡県生まれ。愛知大学卒業。1989年『後宮小説』で第1回日本ファンタジーノベル大賞を受賞(「雲のように風のように」の題でアニメ化)しデビュー。1992年『墨攻』他で中島敦記念賞を、2000年『周公旦』で、新田次郎文学賞を受賞。その他、『陋巷に在り』『泣き虫弱虫諸葛孔明』など著書多数。
公開日: 2016/03/23
ライトノベル
 
第一次世界大戦、中東の地に日の丸がひるがえる! 一九一五年、京都。陸軍中将・柴五郎は予備役中佐・井坂敏幸を訪ねた。 井坂は日露戦争時、ロシア軍の動静を探る挺身隊として敵地深く潜入し、見事斥候の任務に成功した人物だった。 柴は井坂に、現役に復帰しアラビア遠征への帯同を依頼。対する井坂の答えは、決死の偵察を供にした三人との同行が条件であった。 その前年に勃発した世界大戦は中東の地にも及び、ドイツと英国は、敵国の植民地に揺さぶりをかけていた。日英同盟が依然有効であることから、英国は日本に対して派兵を要求。結局日本は欧州遠征は拒否するが、スエズ運河をめぐる攻防に加わることを決断する。 英軍の「アラビアのロレンス」ことトマス・エドワード・ロレンス大尉とともに、砂漠をわたって潜入工作を開始。日露戦争では伝説的な活躍を見せた‘老兵’たちが、最後に見たものは…? 第一次大戦後、戦乱の中東で国家の威信を背負った日本軍人が大活躍する、架空戦記の登場! 単行本では『熱砂の旭日旗 パレスチナ挺身作戦』、『熱砂の旭日旗2 イラク打通作戦』と2巻に分けて刊行されていたものを合本して加筆・修正。電子版はかなりお買い得です。●林 信吾(はやし・しんご)1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)など、著書多数。『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)などは電子版も配信されている。●清谷信一(きよたに・しんいち)1962年生まれ、東海大学工学部卒。軍事ジャーナリスト、作家。2003?08年まで英国の軍事専門誌『ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー』日本特派員を務める。香港を拠点とするカナダの民間軍事研究機関KanwaInformation Center上級アドバイザー、日本ペンクラブ会員。欧州、中東、南アフリカなど豊富な海外取材とネットワークをベースにした防衛産業の分析には定評がある。著書に、『防衛破綻』(中公新書ラクレ)、『専守防衛』(祥伝社新書)『自衛隊、そして日本の非常識』(河出書房新社)、『弱者のための喧嘩術』(幻冬舎アウトロー文庫)、『こんな自衛隊に誰がした!』(廣済堂)、『不思議の国の自衛隊』(KKベストセラーズ)、『ル・オタク―フランスおたく物語』(講談社文庫)、『軍事を知らずして平和を語るな』(石破 茂氏との共著 KKベストセラーズ)、『アメリカの落日』(日下公人氏との共著 廣済堂)など多数。
公開日: 2016/03/23
ライトノベル
 
満身創痍の大和、最後の出撃! 飛行戦艦としての大改造を受けた大和は、新機能を最大限に発揮して真珠湾に突入、戦局の挽回に成功した。さらにサンフランシスコの攻撃に参加、追撃に現れた米新型空母二隻を屠る。そして、米大陸の大動脈パナマ運河を断ち切る大作戦が発動された。連合艦隊はパナマ沖に戦艦群・機動部隊を集結、ハワイで鹵獲した戦艦を海岸に乗り上げて上陸援護を行い、その後大和が運河中枢のガトゥーン湖に飛翔。一瞬にして太平洋側の二閘門を挟撃する態勢を整えた。その頃、ハルゼー率いる米機動部隊から連合艦隊に向けて攻撃隊が放たれた。 驚愕のスーパー架空戦記シリーズ第3弾「ホワイトハウス直撃」篇。●青山智樹(あおやま・ともき)1960年、東京都武蔵野市生まれ。学生の頃より同人誌『宇宙塵』に参加。東海大学理学部物理学科卒業後、高等学校に理科教師として勤務。1992年、長編SF『赤き戦火の惑星』(勁文社)で商業デビュー。『合体戦艦「富士山」出撃!』(有楽出版社)、『蒼穹の海鷲』(アスキー)等、シミュレーション戦記を中心に執筆する。その他にも『零戦の操縦』(アスペクト)、『自分でつくるうまい!海軍めし』(経済界)、『世界一わかりやすい放射能の本当の話』(宝島社)等、ミリタリー関連書籍など著書・共著多数。
公開日: 2016/03/23
ライトノベル
 
NHK 朝の連ドラ「あさが来た」のヒロインの縁故者、薩摩藩の異色の開明派志士の生涯を描くオダサク異色の歴史小説。後年を描く「大阪の指導者」も収録する決定版。
公開日: 2016/03/22
ライトノベル
 
霊と交わえる異能の武士が美女たちを救う 女体に巣食う悪霊や邪気を取り除く異能を身につけた天宇は、ある日、彼との不義が原因で夫に斬殺されたはずの秋乃と出会う。久しぶりの秋乃との情事で気を失うほど何度も精を放った天宇だったが、目覚めたとき隣に秋乃の姿はなかった。彼女は‘亡霊’だったのか。帰宅した天宇を迎えた助手・瑞穂は秋乃の影に気づき、嫉妬の炎を燃やす。そして夜、瑞穂は自ら天宇に挑んでいった…。●北山悦史(きたやま・えつし)1945年、北海道生まれ。山形大学文理学部中退。学習塾運営のかたわら小説を書き、1977年、官能作家デビュー。「官能小説大賞」「日本文芸家クラブ大賞」「報知新聞社賞」を受賞。独特のソフトな文体と描写で人気を博す。気功家としての顔も持ち、各地で気功教室を開いている。『占い師天峰 悦び癒し』(二見文庫)、『絵草子屋勘次随喜竿』(悦の森文庫)、『金四郎桃色秘帖 桜吹雪の女』(学研M文庫)など著書多数。
公開日: 2016/03/22
ライトノベル
 
日本への原爆投下を防ぐため、命を懸ける男たち 1945年4月。友仲技術中佐、蓼科博士らの努力によって、世界初の原子炉搭載潜水艦となった伊402は、新たに伊602と改称され、訓練海域を日本海側に移し順調に公試航海を続けていた。 タ号炉によって13ノットという従来の二倍近い驚異的な水中速力を記録した伊602の性能に、龍泉司令、草下艦長は満足の色を浮かべるが、ひとり蓼科博士だけは、自らの生み出した核エネルギーの発する放射能の危険性に、しだいに恐怖を覚えていた。 蓼科の離反、そして陸軍から派遣された不気味な義足のパイロット欅少佐の存在。伊602の周辺にしだいに不協和音が立ちはじめるなか、ついに第六艦隊司令官より「早期にロスアラモス原爆工場を破壊すべし」の出撃命令が下った……。 第二次世界大戦時、日本海軍が原子力潜水艦を、アメリカが原子力爆弾を同時期に開発成功したら……という「if」が描かれた長編架空戦記、その下巻が登場! 潜水艦という「密室」でのスリルある攻防戦もさることながら、原子炉の仕組み、放射能による危険性、核兵器の恐怖、人間の道徳、科学者の苦悩など、注目すべきキーワードが並んでいることも見逃せない。●青山智樹(あおやま・ともき)1960年、東京都武蔵野市生まれ。学生の頃より同人誌『宇宙塵』に参加。東海大学理学部物理学科卒業後、高等学校に理科教師として勤務。1992年、長編SF『赤き戦火の惑星』(勁文社)で商業デビュー。『バトル・オブ・ジャパン』(KKベストセラーズ)、『飛行戦艦「大和」出撃!』(経済界)、『合体戦艦「富士山」出撃!』(有楽出版社)、『蒼穹の海鷲』(アスキー)等、シミュレーション戦記を中心に執筆する。その他にも『零戦の操縦』(アスペクト)、『自分でつくるうまい!海軍めし』(経済界)、『世界一わかりやすい放射能の本当の話』(宝島社)等、ミリタリー関連書籍など著書・共著多数。
公開日: 2016/03/22
ライトノベル
 
和宮は偽物か本物か? 中山道を行く輿入行列を巡る攻防戦の行方は… 和宮替え玉工作の真相を秘める‘禁裏御みあし帖’は人手を転々とする。折しも和宮降嫁が決行された。岩倉具視・長野主膳の確執、西郷吉之助・武市半平太・桂小五郎の悲願、忍部衆・公儀隠密の暗闘。 降嫁の行列は様々な人の思惑をはらんで中山道を。時を同じくして足跏堂十六斎(あしかどうとろくさい)も心形刀流の剣士でもある女房・菊絵の死相を案じ、京を離れ江戸へ。死相の薄れる方角をと心がけるうちに行列の後を辿って旅することになった二人に新たな危難が……。 幕末の江戸・京都を舞台に、実在した人物が入り乱れる大チャンバラの世界! ユニークな伝奇時代小説、その下巻が登場。●えとう乱星(えとう・らんせい)1949年熊本県生まれ。慶応大学中退後、同人誌を主催。1989年『中風越後』で小説CLUB新人賞佳作を受賞してデビューする。おもな作品に『黄金無双剣』、『裏小路しぐれ傘』(ともに学研)、『書院番殺法帖』(ミリオン出版)、『かぶき奉行』(ベストセラーズ)など著書多数。
公開日: 2016/03/22
ライトノベル
 
第32回江戸川乱歩賞受賞作品 横浜の遊郭に2人の少女が売られて来た。飢えと不景気の昭和初期、歓楽の町に投げこまれた2人を、死と、恐るべき秘密が待っていた。 娼家を次々と襲う殺人事件、人間の欲望の凄まじさ、少女のけなげさが、巧みな展開と伏線、意表をつく結末で余すところなく描かれる、江戸川乱歩賞受賞の傑作推理長編。●山崎洋子(やまざき・ようこ)1947年、京都府宮津市生まれ。コピーライター、児童読物作家、脚本家などを経て第32回江戸川乱歩賞を『花園の迷宮』で受賞し、作家デビュー。横浜を描く作家として名高い。現在は、小説だけでなく、ノンフィクション、戯曲なども手がける。2010年、NHK主催の地域放送文化賞を受賞。
公開日: 2016/03/22
ライトノベル
 
はるかな時の彼方からよみがえる、灰青色の瞳 潮風の薫る美しい港町。失踪した父親を探す娘が巻き込まれた惨劇は、この町の、不気味なもう一つの顔をあばいた。頽廃に酔う洋風娼館のマダム、亡命のロシア貴族、本牧に君臨する悪魔主義の大作家、灰青色(秘色)の瞳の娘を奪い合う凄絶な男たちの死闘……。 夢と毒に彩られた大正期の横浜を舞台に、世界史の謎を描く、傑作推理長編。●山崎洋子(やまざき・ようこ)1947年、京都府宮津市生まれ。コピーライター、児童読物作家、脚本家などを経て第32回江戸川乱歩賞を『花園の迷宮』で受賞し、作家デビュー。横浜を描く作家として名高い。現在は、小説だけでなく、ノンフィクション、戯曲なども手がける。2010年、NHK主催の地域放送文化賞を受賞。
公開日: 2016/03/22
ライトノベル
 
文明開化の横浜を、美人探偵がひた走る 明治32年。日本の最先端を行く、港町横浜。異人の行き交う海岸通りを「はいよっ」とかけ声も勇ましく俥を引いて走るのは、フェリスに学ぶ女学生、法被姿の‘俥屋おりん’。 えっ、異人館で人殺し!? 怪事件の謎解きだって任せといて! 得意の英語と男まさりに引く人力車、恋する心も忘れない。文明開化の横浜を舞台に、18歳のおりんの夢と冒険を描く、異色のディテクティヴ・ストーリー。●山崎洋子(やまざき・ようこ)1947年、京都府宮津市生まれ。コピーライター、児童読物作家、脚本家などを経て第32回江戸川乱歩賞を『花園の迷宮』で受賞し、作家デビュー。横浜を描く作家として名高い。現在は、小説だけでなく、ノンフィクション、戯曲なども手がける。2010年、NHK主催の地域放送文化賞を受賞。
公開日: 2016/03/22
ライトノベル
 
江戸岡っ引きの総元締め米造、小野派一刀流道場の「青鬼」師範代青木倩一郎。白河藩のお家騒動、田沼意知の暗躍……。米造の娘お葉のかどわかしを発端に米造と倩一郎が出会い、その出会いが幕閣をも巻き込む新たな事件を呼ぶ。江戸情緒あふれる著者初の時代小説。
公開日: 2016/03/21
ライトノベル
 
父・千葉桃三から算法の手ほどきを受けていた町娘あきは、ある日、観音さまに奉納された算額に誤りを見つけ声をあげた……。その出来事を聞き及んだ久留米藩主・有馬侯は、あきを姫君の算法指南役にしようとするが、騒動がもちあがる。上方算法に対抗心を燃やす関流の実力者・藤田貞資が、あきと同じ年頃の、関流を学ぶ娘と競わせることを画策。はたしてその結果は……。安永4(1775)年に刊行された和算書『算法少女』の成立をめぐる史実をていねいに拾いながら、豊かに色づけた少年少女むけ歴史小説の名作。江戸時代、いかに和算が庶民の間に広まっていたか、それを学ぶことがいかに歓びであったかを、いきいきと描き出す。
公開日: 2016/03/21
ライトノベル
 
大坂の炭問屋「辰巳屋」は、正徳のころ掛屋(大名相手の金融業)も営む豪商であった。手代460人、家財200万両(現在の2000億円相当)という大企業に跡継ぎ問題が起こると、大坂じゅうの商家、江戸幕府や武士役人の世界、京の公家の世界をも巻き込む一大疑獄事件へと発展した。大岡越前守の日記に登場する史実をもとに、奉公人・元助の目を通して事件のてんまつを描く。
公開日: 2016/03/21
ライトノベル
 
頬に傷痕のあるお吉は押しも押されぬお狂言師。お小人目付けの日向新吾と互いに想い合う仲だが、日向には縁談が持ち上がる。弘化五年、赤坂御門外での事件から、将軍の寵愛をほしいままにしているお琴の様方をめぐる、女子同士の色模様という、面妖な企てが浮かび上がってくる。はたしてお吉の想いは届くのか、そして大奥の謀議は明かされるのか。文字通り我が身を削って書き継いだ著者渾身の遺作、抜群の面白さ。
公開日: 2016/03/18
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「お話はまずここらでお仕舞でしょう」と、半七老人はひと息ついた。「これに幾らかの潤色を加えると、まったく面白い小説になりそうですね」と、わたしは云った。――半七捕物帳全編を網羅する最終巻。「歩兵の髪切り」「川越次郎兵衛」「廻り燈籠」「夜叉神堂」「地蔵は踊る」「薄雲の碁盤」「二人女房」「白蝶怪」の8話を収録する。
公開日: 2016/03/14
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福井城下で福松と別れた兵馬は長浜に戻り、竜之助、お雪の名を記す卒塔婆に出会い、胆吹では廃墟と化した王国を前に立ちすくむ。その王国を見限ったお銀様は、京山科で再び巨大な財力を背景にした新たな計画を企てていた。一方、竜之助は新撰組の一派と過ごしたのち、寂光院の尼僧のもとに寄宿する。駒井らの船は椰子林がある無人島へ到着、新生活の建設に着手する。また与八は、子供たちの教育や荒地開拓に情熱を傾けていた……。「山科の巻」「椰子林の巻」を収録し、完結。
公開日: 2016/03/14
ライトノベル
 
「ゆうどう……からく」、父の戒名を呪文に唱えれば、長脇差小松五郎が電光一閃。吉良の仁吉一家、清水の次郎長一家、穴太の徳次郎一家相手に大立ち回り。しかし、「ええじゃないか」の歌とともに現れた相楽総三、新撰組、西郷隆盛、岩倉具視――。真意は明かされず討幕の戦いは進む。渡世人から見た幕末維新の群像を描く。
公開日: 2016/03/14
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若年寄田沼意知が発案した侍専用の遊郭の設営を命じられた服部億蔵の悪戦苦闘を描く「忍法女郎屋戦争」、男女の相性診断が出来る聴恋器を発明した服部大陣の恋の顛末「伊賀の聴恋器」ほか、文庫初収録の明治を舞台にした最後の忍法短篇「開化の忍者」を含む、最終巻にふさわしい快作九篇。シリーズ全十二巻完結。
公開日: 2016/03/14
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昭和20年4月7日、アメリカのミッチャー中将指揮下の航空隊の4次にわたる爆撃により、沖縄特攻の目的を達することなく、戦艦「大和」は午後2時23分ついに撃沈された。乗員3333名中、生存者わずか260余名といわれる。海中に投げ出され、重油の海に浮かび助かった男たち。帰国した彼らを母国の桜が迎えたが、機密保持のため、隔離される。不沈といわれた戦艦「大和」の上で何があったのか。そして戦後生き残った男たちの胸に去来するものは何だったのか。その記憶を掘り起こし、足跡を丹念に追ったドキュメント。
公開日: 2016/03/14
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六四五年、大王家と蘇我氏の敵対から飛鳥の地は権力をめぐる戦乱に突入した。中大兄皇子と大海人皇子の兄弟も、骨肉の争いに身を投じる。兄弟二人の寵愛を受け運命に翻弄される額田郎女は、惨劇の背後に不穏な影を見た…。呪咀を以て倭国を統べらむ――大化の改新を影で操る‘黄泉皇子’の正体とは? 異色の伝奇歴史推理。
公開日: 2016/03/11
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池田屋事件で名をあげ、声望を高めた新選組。だが皮肉にも、それは過剰なまでの使命感を生みだし、血で血を洗う粛正の嵐を引き起こしてしまう。その間に政情は一変。朝敵の汚名を着せられ、追われる身となった彼らには、苛酷な運命が待ち構えていた――。動乱の時代に生きた男の姿を鮮やかに描いた時代巨編。
公開日: 2016/03/11
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現代の大学生の主人公が、夢の世界の幕末を吉田松陰から学びながら生き、幕末に生きた者の立場からと、現代人の立場から吉田松陰を見ていくもの。
公開日: 2016/03/09
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日本百名山の尾瀬燧ヶ岳と至仏山、筑波山、八ヶ岳赤岳等を背景に戦前から戦後の時代に生きる青年たちを描きました。上野不忍池のそばに昭和4年に開業した、履物屋「駒正」の息子として誕生した吉村茂は、両親に慈しまれながら苦難の時代のなか成長する。日本の古典文学や落語などに親しみ、次第に日本の伝統文化に心酔していく。やがて、浅草の刃物店家業手伝いの美和子と尾瀬へのハイキングで知り合う。互いに惹かれあいながらも、二人の間には、大きな壁があった。さらに、過酷な運命が二人を襲う。そして、至仏山の登頂で…。
公開日: 2016/03/09
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時は元禄、江戸時代の半ごろ。備前・岡山の地に生を受けた太郎丸には、戦国武将として名を馳せた岸野五郎左衛門と同じ三日月型のあざが額にあった。周囲から自分が五郎左衛門の生まれ変わりだとはやされていただけではなく、彼が戦死した福岡城址に幼友達と遊びに行った時、突然、城が燃えて五郎左衛門の戦う姿が現れ、そこに額の三日月のあざを確かに見た。その後、太郎丸は発心出家して額のあざの謎を追う。そして順円はとうとうその答えを見つけた。著者紹介木下勇作(きのした ゆうさく)1944年生まれ、岡山県出身。岡山県立岡山工業高等学校機械科卒業後、立命館大学経済学部に進む。卒業とともに日本経済新聞社に記者として入社。定年退職後の2010年秋に1カ月間、インドのひとり旅を愉しむ。その体験などを踏まえて、『世界はインドで回っている』(幻冬舎ルネッサンス)に続く第2弾として、『ドキュメント・インド発見』(風詠社)を上梓。同著に、転生の核となる阿頼耶識を主人公の順円が発見したくだりを引用したため、小説『生生流転』(関西書院)を同時に電子出版化。日本印度学仏教学会、日本文藝家協会、日本ペンクラブ会員。また日本美術倶楽部に所属し、プロの画家としても活躍中。
公開日: 2016/03/09
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平安時代初期、日本のクレオパトラと呼ばれた藤原薬子の物語。6年ぶりに宮中へ上がった薬子は、娘に憎悪の眼差しを向けられる。娘にとって母薬子は恋敵なのだ。第一章では薬子が娘との葛藤を通して、6年前に自分を貶めた相手を突きとめていく。第二章はその相手と対峙し、決着へと導いていく章。最後第三章は皇位を巡る争いに敗れ、都を離れた薬子の最愛の人・平城天皇との苦悩を描く。
公開日: 2016/03/09
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「源氏物語」以降の作り物語で随一と称された「寝覚物語」だが、現在安価に入手できる口語訳がない。本書はその巻一、二の読みやすく流麗な口語訳である。
公開日: 2016/03/09
ライトノベル
 
時は天正十七年(1589年)。豊臣秀吉が小田原城を攻め落とす一年前。命と引き換えに江戸から小田原北條氏暗殺の陰謀が書かれた密書を持ち帰った者がいた。その名は「日光」、忍の者だった。密書に書かれた内容は、「9月14日品川宿に七名の暗殺者が集合する」北條氏政は、最後の忍「月光」を向かわせる。秀吉の陰謀を防ぎ、月光はすべての暗殺者を倒すことが出来るのだろうか?時代活劇?です。
公開日: 2016/03/09
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大坂城で、幸村は神算鬼謀の深謀をもって、徳川軍を蹴散らそうとしていた。それは、未だかつてどんな智将も考え得たことのない、壮大な戦略だった。東西逆転!夏の陣の戦いがいま一変する。第五回歴史群像大賞奨励賞受賞作。【目次】前巻のあらすじ主な登場人物第五章 真田信之の野望第六章 影武者徳川家康第七章 上杉・伊達の深謀第八章 神算鬼謀の切り札第九章 逆転・夏の陣【著者プロフィール】竹中亮(たけなか・りょう)1961年10月9日、東京に生まれる。早稲田大学第一文学部卒業後、大手旅行代理店に入社。旅行の企画、広告編集、海外(カナダ)勤務を経て、執筆活動に入る。卒業課題は「日本の帝王学」、日本市場の覇者の後継者に対する帝王学教育を研究する。「真田大戦記」で第5回歴史群像大賞奨励賞を受賞。
公開日: 2016/02/29
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