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【歴史・時代劇・戦記】タグのライトノベル・小説

北森下町にある長屋を仕切るお美羽は器量はいいが、言い寄る男を川に放り込み、店賃の払いが悪い家の障子を叩き割るほど気が強い。そのせいか二十一歳で独り身だ。ある春、火事が続き、長屋や呉服屋でもボヤが出た。呉服屋の若旦那は、役者にしたいほど整った顔立ち。彼に惹かれたお美羽は火事の真相を探るのだが......。切なすぎる時代ミステリー!
公開日: 2021/12/09
ライトノベル
 
小烏神社の氏子である花枝の元に、文が届く。美しさを見初められ大奥入りした、かつての親友お蘭からだった。久し振りの再会に胸を弾ませながら大奥を訪ねた花枝は、そこで思いもよらぬ申し出を受ける。後日、憔悴しきった花枝はお蘭が「誰かに呪われている」と竜晴に訴えるが......。宮司と本草学者が活躍する、草木にまつわる人気シリーズ第四弾。
公開日: 2021/12/09
ライトノベル
 
チーム信長の成功譚。そこから見えてくるのは、信長のリーダーシップだ。――作家 伊東潤氏、推薦!生き馬の目を抜く戦国の世――国は荒み、民百姓は飢えていた。「俺に力を貸せ! この地獄の世を、新しき天下に変えるのだ」天下静謐の理想に燃える大うつけの信長だが、常に国境を敵に脅かされ、その貧弱な兵力では尾張統一すらままならない。小豪族の集合体である尾張は、重石となっていた信秀の死後、力の均衡が崩れて無法地帯になりかかっていた。やがて織田弾正忠家の家督を巡り弟・信勝が謀反との報せが届くが……。涙もろく情に厚い、若き日のまったく新しい織田信長を描く傑作歴史長編。
公開日: 2021/12/09
ライトノベル
 
大坂冬の陣で使われた豊臣方の名刀を持つ武士が遺体で見つかった。浪人の九郎兵衛が丸亀藩時代に命を救ってもらった盟友だった。下手人は義賊の巳之助が信頼を寄せる御家人。仇を討ちたい九郎兵衛と無実を信じる巳之助が手を組み真相を探ると、丸亀藩の壮絶な権力争いが露わになって......。江戸の日陰者が欲まみれの武士を斬る痛快時代小説。
公開日: 2021/12/09
ライトノベル
 
御厩河岸之渡で松の木に頭をぶつけて死んでいた大工の検屍のため、定町廻り同心・佐々木康之助に同道した番所医の八田錦は、現場に残された草履跡の多さから’殺し’と察する。折しも、公事師(弁護士)を名乗る男が大店に突如現れ、死んだ大工の件で話があると番頭に詰め寄っていた。男の狙いとは?事件の真相とは?表題作ほか全四話収録。
公開日: 2021/12/09
ライトノベル
 
「紀伊玉浦の特産品を活かして 銘菓をつくってくれ」それが、はつねやの音松に課せられた使命だった。藩主から下った最初の材は干し柿。試行錯誤を重ね、これで氷室の柿が尽きるという最後の一つを使った柿羊羹の 出来栄えやいかに。そして半年の紀州滞在中、音松はいくつの菓子を仕上げるのか。さらに藩名にちなんだ「玉の浦」は銘菓と相成るのか。
公開日: 2021/12/09
ライトノベル
 
僧侶でありながら家康の参謀として活躍した天海。その二つの顔を使い分け、朝廷を情で揺さぶり、寺社を利で制す。時に信仰心をも利用して人々を掌握し、江戸幕府への権力の集中に暗躍する。今日にも続く江戸の都市づくりに生涯をかけた男の野望はただひとつ。乱世を終え、天下泰平の世を創ることだった。彼が目指した理想の幕府(組織)の形とは。
公開日: 2021/12/09
ライトノベル
 
各地に残る’光秀生存説’の謎が本書で明らかに! 実は、すべて家康が黒幕だった!家康に庇護され、天海として江戸を護り、日光東照宮をつくった明智光秀。 それは、なぜ明智平という地名があるのか、東照宮に明智家の家紋があるのかなど、光秀=天海を示すさまざまな断片を丹念につなぎ合わせ、ついにその謎を解き明かした。第一章 「本能寺の変」を検証一 信長が僅かな供廻りで上洛した疑問二 事変当日の動き三 想定外の「中国大返し」第二章 光秀による謀反の動機一 信長への怨恨二 天下取りの野心なのか?など第三章 光秀に勝算はあったのか一 光秀の軍事力二 藤孝父子と光秀の関係三 光秀の軍事要請に筒井順慶の迷い第四章 事変の黒幕は誰か?一 羽柴秀吉は黒幕ではなかった二 家康は黒幕だった第五章 家康の「本能寺の変」への助走一 家康の歴史的背景二 清州同盟の締結と発展など第六章 事変後の光秀一 「信長討ち」終結後の明智軍二 事変当日の安土城三 光秀の再上洛四 敗退した光秀と利三第七章 光秀は生きていた一 落ち武者狩りはなかった二 秀吉が光秀の首級を晒したという嘘など第八章 織田軍団の動向一 京都近隣にいた織田方面軍二 畿外在陣の織田方面軍など第九章 天海(光秀)と徳川家ゆかりの社寺一 家康が南光坊天海を起用した謎に迫る二 下野国(現・栃木県日光市)など第十章 斉藤利三の娘福(春日局)と家康一 斎藤福と徳川家康二 将軍・秀忠VS大御所・家康による将軍継嗣問題三 将軍・家光と春日局による権勢第十一章 「光秀生存説」を示す論理的帰結一 南光坊天海と明智光秀は同一人物か?二 世界観が一致する光秀と家康の事象三 光秀の故地・坂本の風景を江戸の町に反映させた天海終章 「本能寺の変」に関連する人物のゆかり地「本能寺の変」関連年表参考文献
公開日: 2021/12/09
ライトノベル
 
幕末の佐伯藩(大分県)に生まれ、藩校で優秀な成績をおさめるなど頭角を現わし、明治維新後に上京、慶應義塾に学び、官吏から政治家となり、そのかたわら新聞人・作家として大きな影響をあたえた傑物・矢野龍溪。彼が生きた時代とその生涯を、同郷の著者が熱い思いを込めて書き下ろす、歴史大河小説!本作は、明治維新後、新たな首都に生まれ変わった東京へやって来た矢野龍渓が、きびしくも楽しく学業に邁進し、青春を謳歌する清新な姿を描く。新首都・東亰へやって来た矢野文雄は、活気にわく街のなかで勉学に励み、ここでも力量を遺憾なく発揮していく。そんな文雄が出会ったのが、福沢諭吉が開いた慶應義塾。盟友・林茂吉とともに入塾し、個性的な塾生にかこまれながら、きびしくも楽しい学生生活を謳歌する。いっぽう、誕生したばかりの明治新政府は、内部に大きな波乱を含みながら、危険な舵取りをつづけていく……若き矢野龍溪を通して、活気に満ちた文明開化の政治と社会を描きだす、歴史大河小説第2作!
公開日: 2021/12/08
ライトノベル
 
世直し侍、見参!人気シリーズ「御算用日記」の生田数之進が再始動!経理に明るい若き侍・生田数之進は幕府の御算用者。身分を隠して諸藩に勘定方として入り込み、内情を探っている。相棒の剣の練達者・早乙女一角も、殿様に仕える小姓として同じ藩に入り込む。二人はともに盟友と呼び合う仲で、危険が迫った時、一角は数之進を救う用心棒を任じている。二人を指揮するのは幕府・両目付の鳥海左門。左門の目的は問題のある大名を取り潰さずに、藩財政を立て直して生かすことだった。一方、老中・松平信明は左門の足をすくいにかかる。幕府内の確執のさなか、数之進と一角は本栖藩江戸藩邸に――。そこでは、困窮にあえぐ多くの藩士と永代橋改修にまつまる深い闇が待ち受けていた。
公開日: 2021/12/08
ライトノベル
 
江戸琳派の仲でも近年、鈴木其一の人気が高まっている。その鈴木其一が、作品中、重要な役割を果たす。主人公・女蒔絵師・理野と其一が、それぞれのジャンルで、美を求めて切磋琢磨する関係から…。物語の中で、「夏秋渓流図屏風」の着想を得る重要なシーンあり。女と男の結ばれないまま、続く交情が感動を呼ぶ。江戸琳派の世界、華やかな文化人交流には共に素晴らしい女性達の存在が…。当時の根岸には、美術工芸や画家、文人などの一流の人々が集っていた。その中に蒔絵にすべてを注ぐ女が一人。美を生み出す陰に大量生産の工房システムがあり、主人公も其一もその矛盾に悩みつつ、独自の美を追究する。…「夏秋渓流図屏風」は其一が正面から師、抱一と対峙した制作と位置付けられるだろう。この作品は「かいかい其一」の署名から、三十台半ばから四十代半ばの間に描かれたと知られる。抱一の没後師風から解放され、其一なりの光琳画風の展開や、西遊の成葛飾葛飾北斎などの浮世絵風景画の影響も指摘される。しかしこの屏風の迫力に富む描写を目の当たりにした時、その根底に自然の景観を前にした其一の実体験があったことは充分可能考えられよう。日記には宇治川の急流や布引の滝などほかの水流の写生も残されている。一方其一が松江に寄った事実は「癸巳西遊日記」現行本からは確認することができない。けれども何処であれ、其一自身がその眼で見た実景、筆で掴み取った形態、心に刻み込んだ感動が「夏秋渓流図屏風」に確かに生かされていることをこの小説から教えられた。こうした其一の清新な作風は、近年ようやく江戸絵画の中でもひときわ異彩を放つ存在として多くの人々に知られるようになった。制作の複雑な背景を浮き彫りにしたこの小説に触発された読者も多かろう。(解説より)文政5年、蒔絵師の娘・理野は、兄と共に松江から江戸の原羊遊斎の工房を目指した。羊遊斎の工房で、急逝したが、女の蒔絵師として、下絵から仕事が許される。工房の数物を作りながら、新しい美をもとめる理野。情念を込めた独自の表現を目指し、全てを蒔絵に注ぐ。江戸琳派の酒井抱一、鈴木其一など実在の人物を絡め、描かれる美術工芸の世界と、やるせない恋。そして、職人魂を貫く潔い女の生き方が感動を呼ぶ。ラストシーンで、其一の代表に連なる松江の山道からの風景が想像をかき立てる。凜と生きる女の潔さと情念が印象的な時代長編。
公開日: 2021/12/08
ライトノベル
 
五年前、博奕打ちの貸元を殺して江戸から逃げた男が戻ってきたらしい。伊佐吉というその男は、貸元の舎弟たちにも追われていて、見つかればなぶり殺しに遭う危険もあった。報せを聞いた久蔵は、伊佐吉を捕まえるべく、探索を命じるが、どうやら凶状持の男には、恋仲になったおみよという女がいたらしい……。久蔵が蔓延る悪を斬る! シリーズ第十二弾。
公開日: 2021/12/07
ライトノベル
 
正義の剣と溢れる人情、王道時代劇最新作!色っぽいなぁ! 江戸の人情の機微と六平太の色気。酔いしれます。――女優・市毛良枝●第一話 深川うらみ節天保四年秋、材木商の娘らが徒党を組む「いかず連」に付添うことになった六平太。その会食の席に酔った若侍が乗り込み、狼藉を働く。残された脇差から侍は旗本の次男・永井丹二郎と知れた。意趣返しを警戒した六平太は丹二郎に接触する。●第二話 付添い料・四十八文『市兵衛店』に付添い仲間の平尾伝八夫妻が越してきた。さらに妹の佐和とその子らが六平太宅に居候することに。そんなある日、桶川への付添いの依頼が舞い込む。依頼主は奉公人で全財産はわずか四十八文。成り行きで引き受けるが……。●第三話 噛みつき娘相良道場での稽古後、穏蔵の養父・豊松が死亡したとの知らせが入る。養家を継ぐのか、江戸に残るのか、穏蔵の将来を皆が心配する中、自分が実の父であることを隠しながら、六平太は厳しい言葉を突き付ける。●第四話 闇討ち六平太の剣の腕を買い、丹二郎は自身の道場に招こうと躍起になっている。そんな頃、平尾伝八が剣術稽古を始めたことを知った六平太は、祝儀として付添い仕事を譲ることに。しかしその翌日、伝八が何者かに斬られているのが見つかった。(底本 2021年12月発行作品)
公開日: 2021/12/07
ライトノベル
 
眉月との再会、そして酒匂一派との最後の決戦へ!長崎の地で福岡藩黒田屋敷の剣道場に加わり、稽古を繰り返す坂崎空也。そこに薩摩の眉月から、江戸へ戻る途中に長崎に立ち寄るとの文が届く。心待ちにする空也だが、一方で、酒匂兵衛入道の嫡男・太郎兵衛が鹿児島の屋敷から姿を消し、長崎に向かった可能性が浮上する。どこに逃げようと、酒匂一派から逃れることはできない。覚悟を決めた空也がひとり、向かうのは……。
公開日: 2021/12/07
ライトノベル
 
南町奉行・根岸肥前守に大身の旗本・山崎主税助が相談を持ち掛けてきた。麻布の山崎家の屋敷にある「がま池」に、妙な生き物が棲んでいるという。その後、麻布界隈で奇妙な事件が頻発。どうやら謎を解く鍵は、山崎家の所領・備中川上郡成羽領の「深泥沼」という大きな沼にあるらしい。好評の「南町奉行」シリーズ第2弾!
公開日: 2021/12/07
ライトノベル
 
平成の高校生が明治に転生! 驚きの未発表小説、文庫で登場現代っ子4人の意識が、維新直後を生きる青年らの身体に入り込んだ! 西郷、大久保ら偉人達の側で、生きた歴史の授業が始まる。
公開日: 2021/12/07
ライトノベル
 
※電子版は書き下ろしショートストーリー「上司」の特別付録つきです。秦軍が数多の反乱軍を蹂躙するなか、章邯により王・田憺が討たれた斉国であったが、田栄・田横兄弟らの必死の抗戦により九死に一生を得る。斉と楚の関係改善のためにあえて無官の身となり、楚軍を率いる項梁へ会いに向かう田中。項羽と劉邦に再会し、范増や宋義といった要人たちとも交わりを持ったことで、項梁の死を避ける道を見出した田中は、のちの’三傑’とも出会うこととなり…。コミカライズも大好評! 大河歴史ファンタジー、気炎万丈の第4巻!
公開日: 2021/12/03
ライトノベル
 
江戸は南伝馬町近くに二軒の見世がある。兄が仕切る駕籠屋と弟が商う飯屋の名はどちらも「江戸屋」。ことに「人情めし屋」と呼ばれる飯屋は旨い料理が評判を呼び、集まる人々が、にぎやかでほんのりと情に厚い町をこしらえていた。ある夜、駕籠屋の宝仙寺駕籠が何者かに盗まれた。しかも、その駕籠は本郷の銘茶問屋・駿河屋のあるじのかどわかしに使われていた。「江戸屋」の難に、南町奉行所隠密廻り同心・月崎陽之進と火盗改与力・長谷川平次が乗り出す。賊の名は火花の龍平一味。京大坂を荒らし回っていた剣呑なやつららしい。駿河屋に届いた文に従い、火龍を追う陽之進らだが、敵の用心棒は妖剣の遣い手で…。シリーズ第二弾。
公開日: 2021/12/03
ライトノベル
 
小身の旗本の家に生まれ、四男坊で部屋住の冷飯食いだった峰近香四郎は、家督を継ぐや、わずか一年足らずで順調に出世を重ね、今や伝奏屋敷の諸大夫兼幕府評定所留役で一千石取りにまでなっていた。しかも、公家の今出川家より正室を迎える大身に上り詰めたのだった。が、栄達の喜びは失意へと変貌する。突然、町中で十手持ちに捕えられ、伝馬町牢屋敷に入れられたのである。だれが、何の目的で私を?苦悩する香四郎であったが、隣の房には思いもよらぬ人物が……。これを僥倖と考えた香四郎は生きる活力を得て、ふたたび出世への道を歩むことになるのだった。果たしてひと騒動の果てに行き着いた香四郎の運命とは?今日も江戸っ子侍が葵紋入りの拝刀村正を閃かせる!
公開日: 2021/12/03
ライトノベル
 
ついに、互いへの想いを確認しあった源之丞とお比美。とはいえ、ふたりは大名家の子息という、いわば雲上人。気軽に祝言をあげるなどもってのほかで、いくつも難題は残されていた。一方、武者修行に出たお栄こと栄姫は、なんの因果か、凄腕の刺客である義京とともに旅を続けることに。八王子にいたったふたりは、ひょんなことから商家の誘拐事件にかかわっていく。そしてすべての糸をつなげるのは、はぐれ柳生の里から逃げてきた女、お関。風魔への復讐とおのれの生存のため、荒くれ者の加四郎を引きこんだお関は、行く先々で殺しもいとわぬ非道なおこないを繰り返し、地獄の悪鬼として恐れられていく。シリーズ第五弾!
公開日: 2021/12/03
ライトノベル
 
【期間限定 試し読み増量版】古代中国×アラサー会社員 前代未聞の英雄譚!田中【たなか】(31歳・会社員)はある日突然、秦王朝末期の中国にタイムスリップ。見知らぬ地を彷徨うなか、後の斉王・田横【でんおう】と出会い、田中【でんちゅう】という名の一族の者と勘違いされ召し抱えられることに。持ち前の弁舌を生かして重用され、田横らと親交を深める田中は、現代に帰るために、そして田家の未来を変えるために時代のうねりに身を投じていく……。新たな視点で楚漢戦争を描き出す、「小説家になろう」で話題沸騰の新機軸歴史ファンタジー。※電子版は書き下ろしショートストーリー『田広と蒙琳、あと田中』の特別付録つきです。
公開日: 2021/12/03
ライトノベル
 
奥様は魔女…じゃなくて、式神遣い!妻=陰陽師(夫に秘密)と、夫=イケメンうっかり神主は、不思議な事件ばかりに巻き込まれ――小さいけれど由緒ある神社を切り盛りするのは、ちょっと変な若夫婦――巫女でしっかり者の姉さん女房・咲耶と、美男だけど頼りない神主で夫の宗高。咲耶は陰陽師の家に生まれ、優秀な式神遣いなのだが、夫には秘密。人として暮らす化け猫と三つ目小僧の姉弟、意地悪な姑、いけずな母……夫婦の周りはいつも騒がしい。妖怪、神様、そして人間の悩みを癒す、あやかし譚。
公開日: 2021/12/02
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15年前、そして今――忠犬シロが起こす奇跡。救われた命と借りた六十両の恩を返すつもりが……一家を見守る老犬が、悪を嗅ぎとる!「15年前、一家心中を止めてくれた恩人を助けたいんです」――青柳剣一郎は、建具職人の茂助に懇願され、ある男を調べていた。男は当時、犬の狆を売る商いをしていたが、今は廃業し見る影もない。さらに半年前、そこで働いていた番頭が謎の死を遂げていた。探索を進めると、廃業の裏に数々の疑惑が浮上する。恩人は嵌められたのか――そんな中、茂助の周辺にあやしい侍が現れ……。
公開日: 2021/12/02
ライトノベル
 
市兵衛、儚い真心さえも喰らい尽くす悪鬼を断て!藩の財政立て直しのため江戸に出た老勘定衆が目にした利権の巣窟とは!跡継問題に決着をみた越後津坂藩は、新たな江戸家老のもと財政再建に心血を注いでいた。そんな時、初老の勘定衆が百五十両を着服し逐電した。男は江戸家老の幼馴染みだった。友の潔白を信じる家老の依頼で、市兵衛は捜索を開始する。だが、行方は杳として知れなかった。ある日、市兵衛は失踪した男を知る場末の娼婦に出会う。さらに、不穏な噂がささやかれ……。
公開日: 2021/12/02
ライトノベル
 
鎌倉幕府草創期は権力闘争の時代。源氏の乳母一族として力をつけた比企氏の血を継ぐ若狭局は、源頼家の妻となり長男を出産。我が子を鎌倉殿にするために、他人の子を喰らう鬼にでもなる――。幼いころ経験した親族の不幸な境遇から強い決心を持つ若狭局。謀略を駆使して比企一族をはじめとした坂東武士を族滅していく北条一族。歴史の激流のなかで、頼家と若狭局はどう生きたのか? 激動の転換期を描く時代小説。
公開日: 2021/12/02
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織田信長ら群雄が割拠する戦乱の世、出雲国の戦国大名・尼子氏は毛利によって滅ぼされ、ただ一人の末裔スセリ姫は京へ落ち延びた。それから二年後、家臣山中鹿介が毛利の九州出撃の報をもたらす。「尼子は負けぬ。出雲はわれらのものじゃ」八咫烏が守神の姫は、敵の留守に出雲奪還を決意。結集した鹿介ら十勇士ととともに強大な毛利軍に戦いを挑む! 立川文庫で知名度を不動のものにした物語を、新たな構想、壮大なスケールで描く歴史小説。
公開日: 2021/12/02
ライトノベル
 
この男は、鬼だ!鬼が運んだ恩恵に浴し、将軍の座に就いたが…。将軍家斉を悩ます男とは? 大奥で嘉祥毒入り菓子事件。将軍家基の生母が狙われた。奥小姓竜之介らに探索の命。老中首座が疑うは、あの男。奥小姓の風見竜之介は将軍家斉から、将軍家に害をなす輩を人知れず成敗せよと、裏始末の秘命を受けていた。ただ今日は、将軍には内密に老中首座の松平定信から、近江堅田一万石藩主にして幕府大番頭の堀田摂津守正敦の身辺警護を命じられていた。五人の刺客に襲われた正敦を救ける際、竜之介は思わぬ失態を……。定信は竜之介に代わり妻と義父を招び出した。
公開日: 2021/12/01
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私にも別の生き方がある!?千晶は診療所に住み込みで働く産婆と骨接ぎ師だが、自分だけがいない別世界に、ある日突然、迷い込んで……。神出鬼没の超人隠居と正義漢の貧乏旗本はも皆の心に花を咲かせる「いいんだよ、その爺さんは…強靭で武芸百般…ほっといても大丈夫」と町方同心からいわれる吉右衛門だったが、本当に腰を痛め診療所に担ぎ込まれる。そこに意識も朦朧とした老人が運ばれてくる。医師の竹下はその顔を見て、老人に助けられた遠い記憶を蘇らせる。貧乏旗本の高山和馬とスーパー居候の吉右衛門、二人のお節介虫が騒ぎはじめ、語らぬ老人の過去を探ると…。
公開日: 2021/12/01
ライトノベル
 
『豆腐百珍』の後追いで早指南本を出そうと版元がのどか屋へ……。刀を包丁に持ち替えたとき時吉が禄を食んだ大和梨川藩の若き藩主が初めて江戸へ。折しも「ご案内の辰」なる賊による拐かしが続出し……。のどか屋の時吉がかつて禄を食んでいた大和梨川藩の殿さまが初めて江戸へ。先々代の殿の病床に「江戸の味」を届けに行った縁もあり、新任の殿さまは興味津々。早速、お忍びで、のどか屋へ……。折しも江戸では「ご案内の辰」 なる賊が身代金目当てに大店の隠居を拐かすべく、いいところへ御案内しますと駕籠をすすめて……。江戸見物に出かけた、お忍びの殿さまが狙われた。本書に登場する小料理・鯖と椎茸の挟み焼 ・牡蠣大根鍋 ・鯛の塩釜 ・蓮根の甘酢漬け・だし巻き玉子 ・牡蠣飯 ・生麩の煮物 ・煮奴 ・蛸飯・餡かけ揚げ蕎麦 ・里芋の田楽 ・焼き柿 ・甘藷飴煮
公開日: 2021/12/01
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台湾が日本統治下にあった1924年、台南の裕福な商家に生まれた著者が、少年〜青年期の成長の軌跡と重ねながら、近代化途上にあった台湾社会の諸相を活写した貴重な記録文学。封建制が色濃く残る生家への反発、熱誠溢れる日本人教師との交流、戦後台湾へやってきた中国国民党政府への違和感――日本統治時代と戦後の混乱期をいきいきとした筆致で回想する。やがて青年は、軍事独裁を敷く国民党政府に兄を殺されたのち日本へ亡命し、学業を再開。台湾語研究の第一人者となり、また台湾民主化を求める「台湾独立運動の父」となった。台湾と日本を愛し、波乱万丈の人生を駆け抜けた志士の青春録。
公開日: 2021/12/01
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