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【歴史・時代劇・戦記】タグのライトノベル・小説

台湾と香港の中間に位置する東沙島への奇襲上陸を行った中国軍は、この島を占領するも残る台湾軍に手を焼いていた。そしてこの時、各国の外交団を乗せ上海へ航海中の豪華客船では、乗組員に偽装したウイグル人科学者が凶悪なウイルスを船内に持ち込み、中国へばらまく計画を立てていた。すんでのところで接岸は阻止されたが、船は日本へと向かいはじめる――。《サイレント・コア》にもある命が下った。ネイビー・シールズとともに潜水艦で東沙島へ向かえというのだ。土門陸将補は、海のスペシャリストであるフィッシュこと水野智雄一曹を派遣するが……。
公開日: 2020/12/21
ライトノベル
 
日本に、勝ち逃げを許してはならない。太平洋艦隊の復讐を果たし、日本を徹底的に叩きのめし、東京で城下の盟をさせる。対日戦の集結とは、そのような形でなければならぬ。開戦直前フィリピンへ移動した米太平洋艦隊によって日本の南方戦略は瓦解の危機に瀕したが、急遽集結した連合艦隊が猛反撃、辛うじて米英主力を撃破した。だが、この機に講和交渉に持ち込もうとする日本の意図は一蹴される。壊滅状態に陥った太平洋艦隊の再建し攻勢に転じるには時間を要すると見た新司令長官ニミッツは手持ちの戦力を以て連合艦隊の戦力を叩く作戦を打ち出した。日本の機動部隊を自軍に有利な海域におびき出し撃滅するのだ。新指揮官の下、大西洋から回航された空母群が真珠湾を出撃する!
公開日: 2020/12/21
ライトノベル
 
赤穂の田舎侍が――。元禄十四年、赤穂藩主・浅野内匠頭は江戸城・松の廊下で吉良上野介に対し刃傷沙汰を起こし、即日切腹の裁定が下される。赤穂藩士は堀部安兵衛ら急進派が目論む吉良への仇討ちとお家再興の間で揺れ動く。双方の志と痛みを受け止めた家老・大石良雄は全てを擲つ覚悟で、訪れるであろう復讐の時を待っていた。そして明らかになる良雄の周到な計画と、時代を超えた復讐の狙い。良雄の計画を影で支える四十八番目の志士の正体とは? 日本史上最も有名な復讐劇を独自の視点で描き切った時代長篇、完結!
公開日: 2020/12/18
ライトノベル
 
大坂夏の陣から七十年、’刀は武士の魂’と称されてはいるものの、真剣で戦う機会はほぼ無くなっていた時代。吉良上野介の無礼に腹を立てた赤穂藩主・浅野内匠頭は江戸城・松の廊下で刃傷沙汰を起こし、即日切腹の裁定が下される。赤穂藩士は堀部安兵衛ら急進派が目論む吉良への仇討ちとお家再興の間で揺れ動く。双方の志と痛みを受け止めた家老・大石良雄は全てを擲つ覚悟で、訪れるであろう復讐の時を待っていた。そして明らかになる良雄の周到な計画と、時代を超えた復讐の狙い。良雄の計画を陰で支える四十八番目の志士の正体とは? 日本史上最も有名な復讐劇を独自の視点で描き切った歴史長編、完結!
公開日: 2020/12/18
ライトノベル
 
副谷尚之介は目付として出仕していたが、副谷家は代々裏上意による暗殺をも役目としていた。その為の一撃必殺の暗殺剣の修行も怠りなかったが暗殺の現場を目撃され、その場から逃走。敵持ちとなって流浪するも、十数年を経て仇討ちの追手と邂逅。のどかな春の曙の中、追手とその助太刀と対峙する。果たしてその勝負は。
公開日: 2020/12/18
ライトノベル
 
三人の男は職を退いた。町方同心の藤村慎三郎、三千五百石の旗本夏木忠継、町人の七福仁左衛門。旧友の三人はまだまだ気力体力ともに充分で、さてこれからどう生きるかと思案。三人の願いは、いい景色の中で暮らすこと。手頃な隠れ家〈初秋亭〉を根城に、江戸市中の厄介事解決に乗り出した。手前の女房がさらわれまして──初めての事件は、豪商からの突飛な話で始まった。 時代小説の実力派が挑む市井小説の傑作!
公開日: 2020/12/18
ライトノベル
 
百夜と野津藩に雇われたルードラは、稲荷社の異界通路を通って現れた異国の神によって異次元に送られる。高星、鐡次、桔梗、赤柄組の百夜軍団、異国の呪術師ルードラを臣下にした野津藩、稲荷社を通路にこの世への回路を得た異国の荒ぶる神。三つ巴の戦いは、この世とあの世との狭間をも舞台に壮絶な闘いを繰り広げることに。百夜シリーズ100話を記念して書き下ろされた作者渾身の長編作品の後篇。盲目の美少女修法師・百夜が活躍する人気シリーズ第101話。
公開日: 2020/12/18
ライトノベル
 
不可能に挑戦し、回天の事業を成し遂げた男。瀕死の薩摩藩経済を立て直した男の経営手腕――膨大な額にふくれあがった借金を、すべて踏み倒す。この役目を誰にやらせるか? 思案に暮れた島津重豪(しげひで)は、茶坊主の調所(ずしょ)を大抜擢、駄目でもともとと、大坂に派遣する。回天の事業は、まさにこの時はじまった……。地位も財力もない身で、瀕死の薩摩経済を再建、維新の胎動に挑戦した、不屈の男の経営手腕を描く長編。
公開日: 2020/12/18
ライトノベル
 
鼈甲を思わせる深い鳶色の膚と炎燃え立つ赤い髪……斑鳩の里’ぬばたまの館’の若き主であり、次期天皇と噂される父を持つ蜂子は、その異貌のためにひっそりと時を過ごしていた。かたや、桜の薄桃の花びらの如く優しく儚い容貌を持つ厩戸皇子は、救世観音の化身として、飛鳥の京で華やかな世界の中心にあった。蘇我馬子と物部守屋の政略の渦の中で、二人の皇子はたがいに激しい憧憬を抱く。光と闇、生と死の交錯の果て、日出る国を現前させる魂たちの荘厳な営み。歴史長編ロマン。●榊原史保美(さかきばら・しほみ)東京都出身。立教女学院を経て中央大学文学部哲学科卒。1982年『小説JUNE』創刊号の最優秀投稿作に選ばれ、「螢ケ池」でデビュー。1985年、初の単行本、『龍神沼綺譚』を上梓。以降、民俗学、宗教学の素養を生かし、形而上学的テーマを昇華させた作品『鬼神の血脈』『荊の冠』等、多数発表。美意識に貫かれた作風により、「耽美小説の草分け的存在」と称されることも多い。1995年発表の『蛇神 ジュナ』より、ペンネームを「榊原姿保美」から現在のものに改めている。趣味は、陶芸、写真、近代建築・ギャラリー巡り。
公開日: 2020/12/18
ライトノベル
 
花の吉原に派手な宴を愉しむ若造がいる。峰近香四郎を名乗るこの男、朝帰りでいかにも気楽な身分のようだが、その身は五百石の旗本家の侍であった。が、四男坊で部屋住の冷飯食い。剣術の腕は優れていながらも、将来への望みは途方もなく薄かった……。そんな香四郎に運が向いてくる。御家人ながら当主として入婿する話が舞い降りたのだ。しかも目付心得を拝命、武州葛飾郡への巡検という御役まで頂戴する。意気軒昂に旅立つ香四郎。ところが任地で大事件に巻き込まれる。果ては、生か死か──!?宿命を呪う香四郎であったが、江戸へ戻され、想像を絶する人物と対面することに!出世への道は続くのか。型破りの江戸っ子侍が剣を握り、自らの命運を斬り開いてゆく!!
公開日: 2020/12/18
ライトノベル
 
置屋の用心棒をつとめながらも、ぶらぶらと暇そうにしている若侍。一見ただの浪人のようにも見えるが、じつは佐和島藩の次期当主・桐山源之丞という若さま、しかも、幼きころから開かずの間に出入りし、霧隠才蔵の忍術を会得した凄腕の達人であった。そんな源之丞であるが、なぜか女にもてぬ。これではまずいと身分を隠し、嫁を探すため市井にくだったものの、なんの因果か二代目・霧隠才蔵としてさまざまな事件にかかわることに。しかも、恋に堕ちた居候先の娘・お比美には、なにやら秘密がある様子。やがて源之丞は、風魔一族と幕府をめぐる影の戦いに巻きこまれるのであるが……。痛快時代活劇の人気シリーズ、第二弾!
公開日: 2020/12/18
ライトノベル
 
変わり者として評判の公儀学問所の教授・伊能小五郎。幕府の筆記試験を特等で合格し、稀代の天才ともてはやされたものの、旧態依然とした幕府の学問界に嫌気がさし、ひとり最新の蘭学にのめりこむ、まさに孤高の天才……いや、かなりの変人であった。そんな小五郎、学問漬けの静かな暮らしを送っているかと言えば、そうでもない。なにしろ、幼馴染の腐れ縁である吟味方与力・深津剛次郎が、難事件が起きるたびに、小五郎の助けを借りに泣きついてくるのだ。なかなか隠遁生活を送れぬ小五郎であったが、その心の底には、不可解な謎に対する興味と、許せぬ悪を裁く正義の信念が眠っているのであった。天才学者の捕物帖、シリーズ第二弾!
公開日: 2020/12/18
ライトノベル
 
政宗にも、家康にも、大津波にも負けない!東北の名門・相馬一族 不屈の戦い!東日本震災10年『九十三歳の関ヶ原』著者の傑作巨編!みちのくの戦場を駆け故郷の地を守りぬく闘い!平将門以来の名門・相馬家の当主となった義胤。自慢の騎馬兵を従え、近隣の敵・伊達政宗の度重なる侵攻にも耐え抜き、厳しい領国経営に奮闘する。関ヶ原後、息子・利胤とともに改易をもくろむ徳川家康の圧力をも切り抜けるが、未曾有の大地震と大津波が二度にわたり襲いかかり――戦国時代を生き抜いた、小国・相馬の不屈の戦いを描く歴史巨編!
公開日: 2020/12/18
ライトノベル
 
ここは蔦屋重三郎の店、耕書堂。いわば江戸時代の「トキワ荘」。十返舎一九に滝沢馬琴、東洲斎写楽に葛飾北斎。才能の開花を待つ、まだ何者でもない天才たちが集い、悩み、妬み、笑って、泣いた聖地。金はないけど、夢はある。元気もある。怖いものも、なし。だが、ひとつの「死」によって暗雲が――。痛快歴史エンタメ長編!
公開日: 2020/12/16
ライトノベル
 
大乱前夜の京。比叡山からの密命を受けた少女・すがるが、腐敗した権力者たちの邪心を叩き斬る! 疫病と飢饉に困窮する民をよそに「花の御所」で繰り広げられる権力争い。そこへ山名宗全、細川勝元ら守護大名たちの対立が絡み……野望の陰で命を散らす忍者たちの悲哀を描く、一気読み必至の歴史エンターテインメント。
公開日: 2020/12/16
ライトノベル
 
加賀百万石の留守居役・瀬能数馬が、各藩留守居役との駆け引きを描く好評の書下ろしシリーズは、第十六巻目。将軍綱吉にお目見えしたあとも、江戸に留まる加賀百万石の筆頭宿老・本多政長。神君家康の懐刀と言われた本多正信の血筋を引く重鎮が国許に戻らないことで、各藩の江戸にいる留守居役が加賀の若き留守居役の瀬能数馬に接触をしてくる。宿老不在の加賀では、越前福井松平家の国家老次席が訪れ、藩主の綱昌がかつて数馬に書かされた「詫び状」の返還を要求したのに対し、政長の息子である主殿は妙手を打つ。江戸の政長は再び綱吉から目通りを求められ、主殿の動きに呼応した対策を将軍にする。謁見後の政長に対して、紀州藩留守居役が、数馬の妻の琴姫を紀州藩家老の次男の正室に迎えたいというとんでもない話を持ちかけてきた。
公開日: 2020/12/15
ライトノベル
 
船強盗が横行しているという話が持ち上がった。遊山船を専門に狙う強盗である。遊山船というのは、芸者や遊女を乗せて「座敷を まるごと船に積み込んで川を下る」と言う贅沢な船である。乗っているのは金持ちが多いから結構な稼ぎになる。おまけに川を使って逃げてしまうので追いかけようがない。また、遊女を乗せているとなると岡場所扱いになるから奉行所に届けることもできない。盗賊からするとやりたい放題である。しかも奉行所には遊山船を守れない事情があった。遊山船は吉原の商売敵である。吉原の利権を守る立場の幕府としては遊山船を守ることができないのだった。そこで町奉行筒井は、月也に捜査を命じる。 遊山船に沙耶と月也が芸者一行として潜入して、犯人を捕まえることに。そして、音吉、牡丹、沙耶、おりん、おたまに加え、鰻屋のさきも加えて「音吉芸者組」として船に乗り込むことになった。やがて、船に乗り込んできた盗賊団と対決することに……。
公開日: 2020/12/15
ライトノベル
 
小説を書くのが大好きな中2のひかりは文芸部に入っている。女子に人気の藤木くんに片思い中だが、話しかけることもできないまま、彼をモデルにした恋愛小説を書いて、一人で想像を楽しんでいた。そんなある日、突然藤木くんに呼び出されて告白される。まさか、ずっと好きだった人に告白されるだなんて! なのに、現実は小説のようにはうまくいかず、気になる元カノの存在や、小説がうまく書けなくなるなど、落ち込むことばかりが続いてしまう。恋は両思いになってからのほうがつらいの?<小学校中級から すべての漢字にふりがなつき>
公開日: 2020/12/15
ライトノベル
 
公家武者信平の最初の物語、第二弾! 結婚はしたもののまだともには暮らせない信平、そんななか江戸は由比正雪の乱の残り火がくすぶっていた――!
公開日: 2020/12/15
ライトノベル
 
師走の朝、一面の雪。深川一色町の河岸で娘が冷たくなっていた。一色小町と評判の娘みつ。それを皮切りに、門前仲町の近隣でいくつかの殺しが続いた。料理茶屋千鳥の女中頭が井戸端で首を絞められ、みつめあてに出茶屋に通っていた表店の若旦那二人が溺死体で見つかる。門前仲町の用心棒九頭竜覚山は、南北奉行所の定町廻り柴田喜平次、浅井駿介にも頼りにされている。船頭の松吉や知り合いの芸妓たちから聞き込み、男女の愛憎が複雑にからみあう事件を追うのだが――。女房のよねに首ったけの覚山に、男女の機微はわかるのか? 江戸情緒事件簿、第五弾!
公開日: 2020/12/15
ライトノベル
 
1614年、2代将軍徳川秀忠がキリシタン禁教令を発布した。キリシタンへの迫害、拷問、殺戮が頻発し、岐部は殉教者の記録を集める。翌年、28歳の岐部はエスパニア人修道士と共に長崎から船出、40日の航海の後にマニラ港に着く。そこで入手した地図には、双六のように、マニラを振り出しに、マカオ、マラッカ、コーチン、ゴア、ポルトガルの要塞のあるホルムズ島、さらにペルシャ砂漠、シリア砂漠、遂にはエルサレムに到達する道筋がこまかく描かれていた。岐部は自らの信仰を強くすることと、イエスの苦難を追体験することを思い、胸を躍らせた。ペトロ岐部は1587年に豊後の国東半島で生まれ、熱心なキリシタンの父母の元で育つ。13歳の時に一家は長崎に移り、岐部はセミナリオに入学を許される。ここでラテン語を習得し、聖地エルサレムと大都ローマを訪れることを強く決意する。次に訪れたマカオでは差別に耐えながら志を貫き、何とか旅費を工面して、ミゲルと小西という二人の日本人とともに海路、インドのゴアに向かう。ゴアからローマに向かう船に乗る二人と別れた岐部は、水夫として働きながらホルムズ島に向い、そこからは駱駝の隊商で働き砂漠を通ってエルサレムを目指す。1619年、岐部はついに聖地エルサレムの地を踏む。そこから徒歩で、イスタンブール、ベオグラード、ザグレブを経て、ヴェネツィアに。祖国を出て5年、岐部はついにローマにたどり着いた。海路で1万4500キロ、徒歩で3万8000キロ。乞食のような身なりの岐部に施しをしようとした神父が、流暢なラテン語で話す岐部に驚き、イエズス会の宿泊所に案内される。そこで岐部は、4日間にわたる試験を受け合格、イエズス会への入会を許された。ローマとリスボンで2年間の修練を経て、帰国の許可を得た岐部は、キリシタン弾圧の荒れ狂う日本に向けて殉教の旅路についた。信仰に生きた男の苛酷な生涯が荒廃した現代を照らす、著者渾身の書下ろし長篇小説。
公開日: 2020/12/15
ライトノベル
 
越前の名門、朝倉家。五代当主・景孝のころ、軍奉行を務める朝倉宗滴は生涯初めての敗北を喫する。能登深くに攻め入るも味方の裏切りに遭い、総崩れとなった。その撤退戦の中で宗滴は15歳の若者と出会う。のちの山崎吉家だ。吉家は敗戦の惨劇を目の当たりにして心が壊れ、言葉を失っていた。責任を感じた宗滴は吉家を手元に置き、親子のように接する。その後、仏門修行を経て周りの民とも打ち解け、吉家はついに言葉を取り戻す。だが、吉家24歳のとき、思わぬ災難が降りかかる。実父・祖桂が謀反を企てて露見し、打ち首となったのだ。宗滴は所領半分と引き換えに吉家を救う。時が経ち、朝倉家当主は父・孝景の後を継いだ義景の代になる。軍事は宗滴に、政務は従兄の朝倉景鏡に委ねられた。宗滴は加賀に攻め入り、一揆勢を次々に討ち果たしていった。だがついに陣中に倒れ、後事を吉家に託した。また、育成していた吉家以外の四将にも加賀侵攻の継続を指示したうえで病没する。命の恩人であり父親代わりであった宗滴の遺命に従い、吉家は朝倉家を守ることを固く誓う。が、のちに将軍となる足利義秋の保護、織田信長の畿内進出、宗滴門下・五将内の対立、そして当主・義景の気紛れと、時代の波に翻弄された名門朝倉家の土台は根底から揺らぎ始めていた。そこで吉家が打った秘策とは!
公開日: 2020/12/15
ライトノベル
 
新月の夜、屋台で十六文の二八蕎麦を仲良く分けていた幼い三姉弟が新大橋の下で身を投げた。子らの面倒をみていた女は前日に姿を消したという。女は旦那持ちの元芸者だと長屋では思われていた。父親は誰か。江戸じゅうを嘆かせたこの一件は、剣客宗元寺隼人も巻き込んでいく。その隼人は叔父の老中松平和泉守に呼ばれ、新たな密命を受けるが、帰路、またしても忍に襲われる。冴える剣捌きで隼人は謎に迫る。
公開日: 2020/12/15
ライトノベル
 
中国前漢の時代。若き武帝・劉徹は、匈奴の脅威に対し、侵攻することで活路を見出そうとしていた。戦果を挙げ、その武才を揮う衛青は、騎馬隊を率いて匈奴を打ち破り、念願の河南を奪還することに成功する。一方、劉徹の命で西域を旅する張騫は、匈奴の地で囚われの身になっていた――。若き眼差しで国を旅する司馬遷。そして、類希なる武才で頭角を現わす霍去病。激動の時代が今、動きはじめる。北方版『史記』、待望の第二巻。(解説・細谷正充)
公開日: 2020/12/15
ライトノベル
 
柳原の床店で、六助はいつものように古着を扱っていた。そこへ見るからに様子のおかしい男が、風呂敷を抱えてやって来た。経験上関わらないと決めた六助だったが、隣店の長吉がその男に話しかけてしまう。男は女ものの藍染めの袷を、いくらでもいいから引き取って欲しいというのだ。傷みもなく真新しい袷、そして落ち着きのない男の様子からして、何か後ろ暗い事情があるはずと睨んだ六助。袷の出所を問い詰めると、男は踵を返して駆けだした。残された袷の持ち主を探るべく六助は、着物始末屋・余一の元に向かったが――(「菊とうさぎ」より)。話題沸騰のシリーズ、待望の第三弾!!
公開日: 2020/12/15
ライトノベル
 
人気の蕎麦屋『桔梗屋』で修行した与吉は、つなぎが多い店に見切りをつけ、蕎麦粉を多く使う「正直そば」の銘を掲げ『多幸庵』という蕎麦屋を出す。だが常連客の中に必ず蕎麦を半分残すという作治という老人がいた。『桔梗屋』の嫌がらせを疑った与吉は、一膳飯屋の板前をしながら下っ引きをする孝助に、作治の身元を調べてもらう。そんな折、店に食べに来て食中りを起こした小間物問屋『白河屋』の旦那・左兵衛が翌日亡くなってしまった。枕元には白い粉が残り、悪い噂が立った『多幸庵』は客足が遠のいてしまう。孝助は変死の謎を探り始めるが……。淺草の食と事件を描く大好評捕物帳!
公開日: 2020/12/15
ライトノベル
 
父親の時蔵に置き去りにされた芳樹が、「立場茶屋おりき」で暮らしはじめて、ひと月あまり。皆とすっかりなじんだ矢先、ばくちに手を出して江戸追放と決まった時蔵が、芳樹を迎えにやって来た。おりきは、二人の門出に、心尽くしの祝い膳を用意したが……。(「母子草」より)。表題作他「斑猫」「藤の雨」「蛇苺」の全四話を収録。苦難にあっても、皆で力を合わせて懸命に生きる人びとの、涙と笑いと意地と誇りを描き切る、書き下ろしシリーズ、第八弾。
公開日: 2020/12/15
ライトノベル
 
私塾・文武堂の不正を暴き、塾長であった笠原監物から逆恨みされた直心影流の剣客・峡竜蔵は、なおも送りこまれる刺客をその度ごとに討ち止めていた。しかしその襲撃の余波は、竜蔵と親しい大目付・佐原信濃守にまで及ぶことに。佐原からの密命を受け、笠原の息の根を止めるべく動き出した竜蔵は、一連の騒動の黒幕の正体に辿りつく。そして、黒幕の手下と思われる手代の一人が四谷に住んでいることを聞きつけた。動向を探るため、向かいの旅籠に身をひそめた竜蔵は、そこで働く薄幸の少年・雷太に出会って……(「第一話 小さな弟子」より)。直心影流’峡派’の、絆と強さを魅せつける一大勝負!大好評シリーズ第八弾。
公開日: 2020/12/15
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季蔵の弟分である豪助が、雪見膳の準備で忙しい一膳飯屋’塩梅屋’にやってきた。近くの今川稲荷で、手の骨が出たらしい。真相を確かめるため、季蔵に同行して欲しいという。早速現場に向かった二人が地面を掘ると、町人の男らしき人骨と共に、小さな’桜の印’が出てきた。それは十年前に流行した相愛まんじゅうに入っていたものだった……。季蔵は死体を成仏させるため’印’を手がかりに事件を追うが――(「相愛まんじゅう」より)。「相愛まんじゅう」「希望餅」「牛蒡孝行」「思い出鍋」の全四篇を収録。人を想う気持ちを美味しい料理に込めた人気シリーズ、記念すべき第十弾!
公開日: 2020/12/15
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ついに大元帥の位まで登りつめた、ベルトラン・デュ・ゲクラン。国王シャルル五世との奇跡のデュオは、民衆に希望をもたらした。破竹の快進撃を続ける武将は、いつしか生ける伝説に。だが、フランスで、スペインで、強敵に打ち勝ってきた男にも、黄昏は訪れる。その日まで――、男は太陽のように、周囲を照らし続けた。不世出の軍人と彼を巡る群像を描く歴史小説、堂々の完結編。(解説・北上次郎)
公開日: 2020/12/11
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