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【歴史・時代劇・戦記】タグのライトノベル・小説

原点にして最新。今の私が紡ぐ「公家武者のはじまり」です。佐々木裕一―――若き公家武者の物語が大幅加筆し新登場!―――十五歳の公家・信平は仏門に入ることを嫌い、将軍・家光の正室である姉の孝子を頼って江戸に出た。五十石の貧乏旗本暮らしを始めた信平は、清き心と秘剣の腕で、江戸を大きく揺り動かしていく。公家から名門・鷹司松平家を立ち上げた実在の傑人を描く大人気シリーズ、その始まりの物語が大幅に加筆し登場!
公開日: 2020/10/15
ライトノベル
 
シリーズで最も手に汗握る展開になりました。正直、自信作です佐々木裕一―――忍びの一党「蜘蛛」の頭領を探す信平は、敵の毒に身を蝕まれ――。大人気時代小説シリーズ!―――日ノ本中に散った三万の忍び「蜘蛛」を束ねる頭領を探せ。公儀にたてつき謀反の疑いのある井田家に対抗するため、菱という名の忍びの頭領に会うべく会津に入った信平と茂木。二人を待っていたのは京の魑魅・下御門の手下と、刃に塗られた名も知れぬ毒だった――。実在の傑人を描く大人気時代小説、更に白熱!―――【実在の「公家武者」松平信平】1636年、公家としては最高の家格の鷹司家に生まれる。15歳で江戸へ下り、徳川家光から歓迎され武士となる。徳川家綱の計らいで紀州徳川家の娘・松姫と契りを交わし、それから松平家を称した。
公開日: 2020/10/15
ライトノベル
 
江戸の女は深情け。しかし、駄目男にかける情もなし――。流れ着いた真一郎は下町長屋で何を見つけるのか。大注目の女性時代作家、筆ますます冴え渡る!―――橋場町の川沿いで猫の桃を探していた真一郎に人殺しの疑いがかけられた!?番屋に囚われたなか、疑いを晴らすべく仲間と奔走する(「桃と桜」)。矢師兼用心棒の真一郎や笛師の大介、謎めいた美女・多香など、江戸下町の人情と色恋が事件となって顔を出す――。共感必至の筆致で描かれる人気時代小説シリーズ!(書下ろし)
公開日: 2020/10/15
ライトノベル
 
着物の染み抜き、洗いや染めとなんでもこなす着物の始末屋・余一は、職人としての腕もよく、若くて男前なのだが、人と深く関わろうとしない。一方、余一の古馴染みで、柳原土手の古着屋・六助は、難ありの客ばかりを連れてくる。余一の腕を認めながら、敵対心を燃やす呉服太物問屋の若旦那・陵太郎。朴念仁の余一に片思いをしている一膳飯屋の看板娘・お糸など……。市井の人々が抱える悩みを着物にまつわる思いと共に、余一が綺麗に始末する!! 人情味溢れる筆致で描く、時代小説。
公開日: 2020/10/15
ライトノベル
 
淺草で評判の一膳飯屋・樽屋の板前、孝助のもとに、悪評高い岡っ引きの文蔵がやって来た。店に毎晩来る浪人・越野十郎太が、連続辻強盗ではないかと目星をつけたからだ。文蔵の手下になりたい孝助は、十郎太を見張るが、十郎太はすぐに意図を見抜き、疑いを否定する。やがて二人は、それぞれが十年前の事件の裏を暴くため、淺草に戻ってきたことが明らかに……。一方、太物問屋・片倉屋に、手代として働いていた息子を見捨てられた千代治は、復讐のため主人・徳兵衛らを付け狙う。だが、その矢先、番頭が辻強盗に殺される。果たして犯人は――? 美味しい淺草の食と事件を描く捕物帖、待望の幕開け!
公開日: 2020/10/15
ライトノベル
 
立場茶屋「おりき」の茶立女・おまきは、夜更けの堤防で、月影を受け、扇を手に地唄舞を舞っている若い女を見かけた。それは、幾千代の元で、芸者見習いのおさんであった。一方、おりきは、幾千代から、茶屋の追廻をしていた又市が、人相の悪い男たちに連れられていたという話を聞き、亀蔵親分とともに駆けつけるが……。茶屋再建に奔走するおりきと、品川宿の人々の義理と人情を描ききる、連作時代小説シリーズ、第四弾。
公開日: 2020/10/15
ライトノベル
 
生姜市で賑わう秋の芝神明。町で美人と評判の川津屋と伊勢屋の娘が、破落戸に絡まれていた。そこを偶然通りがかった竜蔵の弟子・神森新吾に助けられた娘たちは、揃って一目惚れし、恋煩いで寝込んでしまう。もともと犬猿の仲である両家の母は、いち早く娘と新吾を会わせようと、お才の元へ飛び込んできた。新吾訪問の順番で、張り合う母親たち。そして、親同士の確執をよそに、互いを思いやる娘たち。そんな中、伊勢屋の娘が川津屋に迫りつつある危機を心配していることを知った新吾は、竜蔵と共にその真相を探るため奔走する――(「第二話 恋わずらい」より)。驚くべき新事実も発覚の、書き下ろしシリーズ第四弾。
公開日: 2020/10/15
ライトノベル
 
日本橋塩梅屋に、元噺家で、今は廻船問屋の主・長崎屋五平が頼み事を携えてやって来た。これから毎月行う噺の会で、噺に出てくる食べ物で料理を作ってほしいという。季蔵は、快く引き受けた。その数日後、日本橋町の呉服屋の綺麗なお嬢さんが季蔵を尋ねてやって来た。近々祝言を挙げる予定の和泉屋さんに、不吉な予兆があるという……(第一話「目黒のさんま」)。他に、「まんじゅう怖い」「蛸芝居」「時そば」の全四話を収録。美味しい料理と噺に、義理と人情が息づく人気捕物帖シリーズ、第六弾。ますます快調。
公開日: 2020/10/15
ライトノベル
 
孫を背負って悪を斬る、わるじいの胸のすくような活躍が堪能できるシリーズ第4弾!
公開日: 2020/10/14
ライトノベル
 
年増の女が、姿を消したある男を捜していた。その男の左眉の上には古傷があるという。湯島天神の奇縁氷人石にその男の名前を貼り、行方を捜す女の正体とは!? 北町奉行所臨時廻り同心の白縫半兵衛は、消えた男の行方を捜すが……。書き下ろし人気シリーズ第十一弾。
公開日: 2020/10/14
ライトノベル
 
牢屋医師から松江藩の抱え医師に復帰した宇津木新吾は、赴任早々、余命幾ばくもないと噂される側室の施療を命じられる。新吾は何度も側室の身体を調べたが、病変は見つからず、気うつの病としか考えられない。新吾はひとり病の原因を探っていった。好評・書き下ろし長編時代小説、第12弾!!
公開日: 2020/10/14
ライトノベル
 
十六歳 姫パワー全開!なに? 二万両じゃと!まかせなさいッ輿入れしたばかりの鶴姫に密命が!藩のために二万両を用立ててほしいという。お外に出て遊びたい一心と家臣の亀治郎が一緒ならと軽く引き受けたが、当てにしていた実家はダメ。ならばと材木問屋をやっている侍女の父親を頼ったが、そこでいきなり事件に巻き込まれてしまった。牢屋に入れられるわ、事情を知らない姑には足を引っ張られるわ……。それでも藩のため、そして大切な’お友だち’のために、鶴姫は芸者に姿を変えてタンカを切る!第一章 お外に出たいのじゃ第二章 鶴姫、牢屋に入る第三章 不思議なことばかり第四章 鶴姫、辰巳芸者になる
公開日: 2020/10/09
ライトノベル
 
宿敵との最後の決戦!そして愛妻にある変化が――。好評の時代剣戟シリーズ、堂々完結!無実の罪で囚われた名与力・仁杉五郎左衛門が獄中で非業の死を遂げた。仲間から経緯を聞いた笠井半蔵だったが、謹慎中のため身動きが取れない。歯噛みする半蔵に、思わぬ人から救いの手が差し伸べられ、真相を突き止めることを決心する。宿敵・三村兄弟との最後の決戦が間近に迫るなか、愛妻の佐和に変化が起きていた――。好評の人気剣戟シリーズ、堂々完結!〈目次〉第一章 名与力死す第二章 半蔵、再び立つ第三章 男たちの覚悟第四章 三角決闘の夜第五章 父として終章 武州にて
公開日: 2020/10/09
ライトノベル
 
急遽江戸へ向かうことになった禁裏付、東城鷹矢。しかし、朝幕の刺客に次々襲われーー。大人気シリーズ、急展開の第十一弾!もう我慢できぬ!鷹矢の怒りの剣が閃く「近年の精勤を賞し、二百石のご加増を賜る」。呼び出された京都所司代にそう告げられ、東城鷹矢は驚愕した。禁裏付の職にありながら老中に盾突いた身。罰せられるならともかく、まさか加増されるとは。面妖な事態の裏で松平定信が暗躍しているのは火を見るより明らかだ。しかし、罠が仕掛けられているのを覚悟の上で、鷹矢は江戸へ向かう。道中、次々襲い来る刺客ーー。鷹矢は無事江戸に辿り着くことができるのか。大人気シリーズ、急展開の最新作!
公開日: 2020/10/09
ライトノベル
 
開国維新を断行した救国の宰相・阿部正弘の生涯を描く長編歴史小説である。幼少期から次代の幕政を担うエースとして嘱望されていた阿部は、17歳で家督を継ぎ、25歳で老中就任、27歳にして享保の改革を推進した水野忠邦の失脚の後をうけて老中首座に就く。以後、周囲の期待に応え責務を果たしてきた正弘であったが、西欧諸国の相次ぐ通商要求、さらにはペリー来航という空前の国家存亡の危機に直面する。幕府の対応如何では、内乱あるいは欧米の植民支配に屈するという状況であった。阿部はまず、世界情勢を的確に把握することに努め、対外貿易等の策を慎重に施しながら、一方で国内の開国派・攘夷派の対立エネルギーを見事に封じ込め、国論を開国へと統一していくのである。一部の者から、瓢箪鯰、昼行灯などと酷評されながらも、為政者として如何にあるべきかを常に問い、国家の行末に命をかけた若き宰相を再評価する意欲作である。
公開日: 2020/10/09
ライトノベル
 
研ぎ師の荒金菊之助は、従兄弟の南町奉行所臨時廻り同心横山秀蔵から、札差江橋屋の息子音吉が攫われた件で探索を頼まれる。必死の探索も虚しく、音吉は遺体で見つかる。音吉殺しの下手人に一向に辿り着けない菊之助は、妻お志津の一言から、事件の糸口を掴むことに――。お人好しで直心影流の遣い手、荒金菊之助が活躍する稲葉稔の原点シリーズ決定版第七弾。
公開日: 2020/10/08
ライトノベル
 
母の埋葬、政敵や愛弟子との出会い、妻や息子との葛藤……。「論語」に描かれる神格化された「孔子」ではなく、失言や失敗もあった「孔丘」の人生を書いた大河小説!およそ二千五百年前に生まれて、春秋時代の中国を流浪し、日本を含む現代の東アジアに絶大な影響を及ぼす人物の姿が浮かび上がる。構想二十年を経て、人間・孔子の真実に迫った著者の最高傑作。
公開日: 2020/10/08
ライトノベル
 
友よ、最上のものを。戦中の東京、雑誌づくりに夢と情熱を抱いて――老人施設でひとりまどろむ佐倉波津子に、小さな箱が手渡された。「乙女の友・昭和十三年 新年号附録 長谷川純司 作」。そう印刷された可憐な箱は、70余年の歳月をかけて届けられたものだった――戦前、戦中、戦後という激動の時代に情熱を胸に歩む人々を、あたたかく、生き生きとした筆致で描ききった感動傑作。巻末に、文庫のための書き下ろしスピンオフ「ポラリス号の冒険」を収録。第158回直木賞候補作。解説/瀧井朝世装画/早川世詩男
公開日: 2020/10/08
ライトノベル
 
上意討ちにあった、豊後安見藩一門衆筆頭の佐野了禅。女医師・伊都子は、ある密命を帯び、佐野家の女人たちが暮らす白鷺屋敷に送り込まれるが、そこでは不審な死を遂げる者が相次ぎ……。女の執念に切なさがこみ上げる長編時代小説。解説・冲方丁。
公開日: 2020/10/07
ライトノベル
 
三十五歳の家康は、長篠の戦いに大勝し、その名を天下にとどろかせていた。宿敵・武田との不気味なにらみ合いが続く中、勝頼の謀略が息子・信康に迫る。妻子との悲しき決別。この無念を一生抱えることを誓った家康は、泰平の世への決意を新たにする。そして訪れる信長との最後の日々。天下統一直前の信長が家康に遺した言葉とは。戦国大河第四弾!
公開日: 2020/10/07
ライトノベル
 
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。そこのけ、御用学者ども! 数ある便乗本よ、焼却炉の灰となれ。「維新」「大戦」、そして「令和」――。「『万葉集』には天皇から庶民の歌までが収められている」という虚構を、近代以降の国家権力は利用し続けてきた。新しい年号は令和。出典は「国書」である万葉集――2019年に安倍首相が幅高々に発表した直後、東京大学教授・品田悦一氏の「戦い」ははじまった。「令和」の典拠になった「梅花歌」序には、さらに中国漢籍の「典拠」がある。そこには、1300年前に大伴旅人が込めた、「権力の横暴を許すな」という反体制のメッセージがある。安倍首相はそれを知らないのだ、ということを明らかにした。品田氏の反論は、Twitterで一気に拡散し、全国紙にも取り上げられた。だれが首相になっても変わらない!われわれは踊らされてはいけない、ぼーっと生きてではいけないのだ。天皇や貴族から庶民の歌まで載っている『万葉集』にあやかって、人々が美しく心を寄せ合う世の中を作りましょうというのは、「美しい国」が立ちゆくために国民に犠牲を払ってもらおうという方向へ誘導しようというものではないのか。令和という年号からわれわれが読み取らねばならないのは、なんなのか。(本書のおもな内容)●「令和」から浮かび上がる大伴旅人のメッセージ「令和」の典拠となった、大伴旅人の「梅花歌」序。京都を離れた太宰府で梅の花を愛でるという、歌の宴。「梅花歌」序は、中国漢籍を踏まえたもので、典拠に込められた「真意」までたどりついたとき、われわれは「令和」の本当の意味を知る。藤原氏の専横、長屋王の謀殺。中央政治の腐敗に対し、遠い太宰府から、大伴旅人は、どのようなメッセージを込めていたのか。まるで古代ミステリを読み解くようなスリリングな論理の知的興奮と同時に、現代人は旅人のメッセージを自分たちのものとして受け止めなければならないことを痛感する。●「万葉ポピュリズム」を斬る日本女子大で開かれた熱い講演を、大幅加筆修正して収録。『万葉集』を利用しようとする国家の作り上げた幻想を打ち砕き、さらには、「元号」「改元」という言葉の「怪しさ」を明らかにする。一、「改元」というのは元号を改めることではないのだ、そもそも「元号」というのは変なことばなのだ。二、『万葉集』には天皇や貴族の歌だけでなく、農民や防人の歌までが収録されていると言われることがあるが、それは大きな間違いである。三、『万葉集』にあやかって、人々が美しく心を寄せ合う世の中を作りましょうというのは、「美しい国」が立ちゆくために国民に犠牲を払ってもらおうという方向へ誘導しようというものではないのか。
公開日: 2020/10/07
ライトノベル
 
難事件解決後も、凶四郎はなお江戸の闇を巡り廻る今度の魔物は一体何か?妻殺しの一件はなんとか解決。し かし凶四郎の不眠症は快癒しないまま、今日も暗闇の江戸の街を見回る。奉行の根岸は闇の世界に引きずり込まれないよう注意深く凶四郎を見守る。しかし、再び殺しが起きる。芝居小屋の裏方が張り巡らされた綱に縊り殺された!そして第二第三の殺しが。走る凶四郎。根岸の名推理が冴え渡る!土蜘蛛、骸骨、一体次は何だ!!大好評、耳袋秘帖・殺人事件シリーズ。
公開日: 2020/10/07
ライトノベル
 
山本一力デビュー作の人気シリーズ、待望の第4弾!深川に巨大な安売り市場が出来、このままでは地元の店が打撃を受けてしまう。悪徳商人一味が動く情報をつかんだ喜八郎が行動に出る。人情の待ちで二千坪の土地を牛耳る黒幕。今宵このときから、戦は始まった。絵図を描いたのはこの男、喜八郎!解説・大矢博子※この電子書籍は2018年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
公開日: 2020/10/07
ライトノベル
 
遺されたのは借財、託されたのは店の再建急逝した父が遺したのは借財まみれの小さな艾屋(もぐさや)。再建を志した文吉は、荒波を乗り越え立派な商人へとなれるのか。薬種問屋に奉公していた文吉は、父が急逝し、家業の艾屋を継ぐ事となった。形見は古い店と十両を超す借財。文吉は店を再興しようと決意するが、艾売りだけでは金は返せそうにない。しかも、借金の形(かた)に己の命までもかけられてしまい――。絶体絶命の返済期限が迫る中、文吉に一発逆転の策はあるのか?書き下ろし新シリーズ、第一弾!
公開日: 2020/10/07
ライトノベル
 
困っている人を放っておけない!若隠居が活躍する人気シリーズ爽やかな秋を迎えた江戸。元は風烈廻りの与力だった桜木清兵衛は、若隠居生活を楽しんでいた。偶然に知り合った洗い張り職人に着物を預けに出かけると、何やら様子がおかしい。なんと、大身旗本の奥方の高価な着物が夜のうちに消えてしまったというのだ。見かねた清兵衛は与力時代の経験をいかし、着物の行方を探ることに……。正直者が馬鹿を見る世の中はゆるさない!書き下ろし時代小説第4弾!
公開日: 2020/10/07
ライトノベル
 
第七回歴史時代作家クラブ賞作品賞受賞作。江戸っ子に人気を博した浮世絵。絵が好きで、絵を描くこと以外なにもできない絵師たちが、幕末から明治へと大きく時代が変わる中、西欧化の波に流され苦闘しながらも絵を描き続ける姿を描く長篇小説。文久元年(1861)春。大絵師・歌川国芳が死んだ。国芳の弟子である芳藤は、国芳の娘たちに代わって葬儀を取り仕切ることになり、弟弟子の月岡芳年、落合芳幾、かつては一門だった河鍋狂斎(暁斎)に手伝わせ無事に葬儀を済ませた。そこへ馴染みの版元・樋口屋がやってきて、国芳の追善絵を企画するから、絵師を誰にするかは一門で決めてくれ、と言われる。若頭のような立場の芳藤が引き受けるべきだと樋口屋は口を添えたが、暁斎に「あんたの絵には華がない」と言われ、愕然とする――。人徳はあるが、才能のなさを誰よりも痛感している芳藤。才能に恵まれながら神経症気味の自分をもてあましていた芳年。時代を敏感に察知し新しいものを取り入れるセンスがありながら、己の才に溺れた芳幾。’画工’ではなく’アーティスト’たらんとした暁斎。4人の個性的な絵師たちを通して、死ぬまで絵筆をとろうとする絵師の執念と矜持に迫る力作。解説・岡崎琢磨※この電子書籍は2017年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
公開日: 2020/10/07
ライトノベル
 
伝説の脚本家が贈る日本一の人情時代小説!「私に同行して!六平太、あなたに守ってほしい」--松坂慶子さん第一話 剣友相良道場の主・相良庄三郎に立身流『練志館』の代稽古を頼まれる。そこには同門であり、かつて共に稽古に励んだ勘定方・田中祥五郎の姿があった。三年ぶりの再会を喜ぶ六平太に、稽古の見学をしたいという申し出が入る。森掛藩もう一つの流派、一刀流『興武館』の者達だった。第二話 いかず連『もみじ庵』に平尾伝八という男が付き添い屋として雇われる。六平太は平尾を見習いとして付添いに同行させるよう頼まれるが、気が進まない。その六平太の元に瑞聖寺裏の田圃で侍の惨殺死体が見つかったと知らせが入る。第三話 祟られ女六平太は、山之宿町の灸師・お浪から付添いの依頼を受ける。自分の告げ口によって賭場で捕まった亭主、又次郎が近々赦免される。赦免後の又次郎の様子を二、三日見てほしいというのであった。第四話 放生の夜六平太は、与之吉という男から自分を見張ってほしいと頼まれる。十五年奉公した糸問屋『桐生屋』の女将、お須美と駆け落ちしてきたのだが、働き口もなく怒鳴られる日々。いつかお須美を手に掛けそうな自分が恐ろしいというのであった。
公開日: 2020/10/06
ライトノベル
 
万葉集が事件の鍵を握る!シリーズ第2弾。 日本橋の油問屋、伊勢屋のひとり娘しづ子は、和歌を好み賀茂真淵の弟子である。しづ子が小僧の助松と賀茂真淵の家を訪れると、昨晩泥棒に入られたところだった。真淵が、武家の子息である加藤千蔭と二人に打ち明けたのは、万葉集を狙ったのではという。三日前、将軍家重の弟、田安宗武に講義をした際、別の万葉集を持ち帰ってしまったというのだ。 数日後、葛木多陽人、しづ子、助松と真淵の家に行くと、再び泥棒が入って間違えて持ち帰った万葉集だけが盗まれたという。驚くべきことに、多陽人は前もって真淵と相談し、賊の企みを考えてその万葉集を目につきやすいところに移していた。その万葉集巻三と巻十四には、あわせて十二首が、ひらがなだけで書かれていて、それに干支と大字、漢数字だけが記された三行の符牒が残されていた。 後日、多陽人の元に田沼意次という幕臣がやって来る。田沼が仕える大岡主膳を占うと、何者かに呪詛されていることがわかる。さらには、助松の父大五郎が行方不明に……。 万葉集に残された歌と符牒の謎を解き明かすと、幕府を揺るがす大きな陰謀が浮かんで来た。そして、大五郎を攫った人物は!?好評シリーズ第2弾!
公開日: 2020/10/06
ライトノベル
 
一膳飯屋「しみづや」の新助は深傷を負ったまま、江戸を発つことを決意。薬売りに身をやつし、おさよと共に、因縁の地・荘内藩へと向かう。だが刺客の魔の手はすぐそこにまで迫っていた。そして、水野越前守忠邦が企む三方領地替えの行方は……。「品川しみづや影絵巻」シリーズ完結篇。電子オリジナル作品。●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう)1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は170冊を超える。
公開日: 2020/10/06
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「普通の飛脚屋では扱えない『曰くつき』の品であること」「お代はお客自身が決めること」そんな二つの条件に見合った品だけを届けてくれるというのだ。三十日屋を営むのは年増の女性・お静。とある過去を抱えているようで――
公開日: 2020/10/06
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