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【歴史・時代劇・戦記】タグのライトノベル・小説

銀次のまろほしと向井の剣の冴えを楽しんで下さい、鳥羽亮岡っ引き銀次の耳に入ってきた、人さらいの知らせ。薬種問屋のひとり娘で五つになるお房が、三日ほど前に母と浅草寺へお参りにいったときから姿を消したままだという。が、妙なことに、親も奉公人もお房を急に深さなくなったらしい…。※本作品は、「まろほし銀次捕物帳 豆太鼓」を加筆修正した新装版です。
公開日: 2020/02/10
ライトノベル
 
大坂の廻船問屋「浪花屋」の船が、瀬戸内海で天狗の面を被った海賊に襲われた。諸国悪党取締出役の飛川角之進は、将軍家斉から命を受け、真相を探るため、補佐役の春日野左近とともに海路で備後福山藩へ。柳生新陰流の遣い手で、将棋の腕前は敵無しの角之進。旗本の三男坊として育ったため、市井で生きようと料理を習い、見世を構えていたが、出自ゆえに大名になったこともある。少々風変わりな経歴を持つ、快男児が悪事を成敗する。第一章 結ばれた縁第二章 出航第三章 鞆の浦にて第四章 天狗の棲み処第五章 黒旗の海賊第六章 死闘第七章 帰船第八章 蟹雑炊とふぐ雑炊第九章 あまから屋となには屋第十章 江戸の土終章 大川の水
公開日: 2020/02/07
ライトノベル
 
「父を斬れ。斬らねばおまえの生きる場所は、この世にはない」。謎めいた祖父の遺言を胸に、日向(ひなた)景一郎は流浪の旅に出た。手挟(たばさ)むは二尺六寸の古刀来国行(らいくにゆき)。齢(よわい)十八の青年剣士は赴く先々で道場を破り、生肉を啖(くら)い、遂には必殺剣法を体得。そして、宿命の父子対決の地、熊本へと辿り着く――。獣性を増しながら非情の極みへと向かう男の血塗られた生を描く、凄絶な剣豪小説シリーズ。 ※当電子版は新潮文庫版『日向景一郎シリーズ』第1巻?第5巻の全五巻をまとめた合本版です。
公開日: 2020/02/07
ライトノベル
 
痩せ浪人の浅間三左衛門は、反物さえ買えば絶品弁当にありつけると聞き越後屋へ急ぐも、時すでに遅し。首尾良く弁当を手に入れた元同心の八尾半兵衛に自慢されてげんなりする。だが、店に大奥女中と下男の姿を認めるや、半兵衛の目が一変。かつて越後屋を狙った凶賊雨燕が再び蠢き出したのを看破した半兵衛は危険を顧みず動き始める。一方、越後屋にも言うに言われぬ秘密があり――。三左衛門の人情小太刀が江戸の悪を迎え撃つ!! 話題の新装版、第三弾。
公開日: 2020/02/06
ライトノベル
 
天正十年六月二日、本能寺にて起きた謀叛劇。自害して果てる寸前「是非に及ばず」と洩らし笑みを浮かべたという織田信長の真意とは? そして、事件から十五年以上が経った頃、変の首謀者・明智光秀をめぐり武将たちの策謀がはじまる――。「本能寺の変」の常識を覆す傑作歴史小説。
公開日: 2020/02/06
ライトノベル
 
女子供を狙う‘あこぎ’は、赦せなくてね。●第一話 幽霊息子ある夜、刃物を手にした何者かに襲われた六平太。知らず知らずのうちに恨みを買ったかと思案するも、心当たりが見つからない。そんな折、音羽の顔役・甚五郎から、一人息子の穏蔵に婿養子の口がかかったと告げられる。●第二話 願掛け女六平太に湯屋での見張りの仕事が舞い込むも、居眠りをし、盗っ人に入られてしまう。一方で、「市兵衛店」の弥左衛門の家に通う女中・お竹から、殺された弟の敵打ち成就の為、願掛けの付添いをしてほしいと依頼される。●第三話 押し込み六月の晦日、六平太は妹の佐和と亭主の音吉たちに連れられ、橋場にある明神社に参拝に訪れていた。賑わう境界を歩いていると、背後から女の悲鳴と男の怒鳴りが聞こえ、振り返ると見覚えのある女が包丁を持って立っていた。●第四話 疫病神六平太が足繁く通う料理屋「吾作」の料理人・菊次と、お運びのお国が所帯を持つことになった。六平太とおりきで二人の家移りを手伝っていると、佐和と伜の勝太郎が人質に取られたと知らせが届く。色めきたつ六平太は一人覚悟を決め、助けに向かう!
公開日: 2020/02/06
ライトノベル
 
大坂商人、柳生一族の陰謀に巻き込まれる!時は寛永十三年――江戸城黒書院に呼び出された、惣目付を務める柳生但馬守宗矩。上段の間の襖が開くと、老中の堀田加賀守より、「役目に奨励をもって、四千石を加増する」との旨が伝えられた。本禄の六千石と合わせて、ついに一万石となり、晴れて大名となった柳生家。だが、宗矩の顔は沈んでいた。大名を監察する惣目付が、大名になっては都合が悪いためだ。案の定、宗矩は即日惣目付を解かれ、監察される側に回されてしまう。惣目付時代に買った恨みから、痛くもない腹まで探られてはかなわない。なにしろ旗本から大名になれば、典令や家政が大きく変わるため、隙を生みやすいのだ。一族最大の危機から逃れるべく、策を講じなければならなくなった宗矩は、なかでも武士が苦手とする金勘定が危ういと考え、ある秘策を思いつく。なんと、大坂一と言われる唐物問屋淡海屋七右衛門の孫である一夜を召し出すという。いったい柳生家と一夜は、どんな関わりがあるのか?武士となった一夜に、宗矩の嫡男である十兵衛は、柳生家の者として剣術を身につけよと新陰流を指南するが……。果たして一夜は柳生家を救えるのか?痛快時代小説シリーズ第一弾!
公開日: 2020/02/06
ライトノベル
 
小野小町のような容姿で美しい歌声を響かせる常磐津の師匠・お沙夜は、悪党からカネを盗む裏稼業を持つ。新たに目を付けたのは町名主と菓子屋の主人。二人には、商家に詐欺を仕掛けて、莫大な利益を得ているという噂があった。指物師や浪人とともに真相に迫り、大金を掠め取ろうとするお沙夜。だが、火付盗賊改が彼女に気づき、動き始める……。
公開日: 2020/02/06
ライトノベル
 
掃き溜め者の意地を見せよ!しノ字の傷に隠された宿縁とは?凄惨な押し込みを働く「六道の左銀次」を追う「しノ字組」伊刈運四郎。女郎が人買い船に売られているとの噂を耳にしたのと同じ頃、江戸城大奥の御殿女中も行方不明に。女たちの失踪は、左銀次の仕業なのか。謎に迫る運四郎は、供頭・小平太が絡んだ五年前の事件に行き着く……。しノ字組を最悪の危機が襲う、シリーズ第四巻。抗い難い黒幕の影に、どうする運四郎?
公開日: 2020/02/05
ライトノベル
 
小間物問屋〈遠野屋〉の元番頭が亡くなった。その死を悼む主の清之介は、火事で焼けた仕舞屋で見つかった若い女が殺されていたと報される。亡くなった女の元にあった帯と同じ作りの鶯色の帯が番頭の遺品から見つかり、事件は大きく展開する。北町奉行所定町廻り同心の木暮信次郎と‘仇敵’清之介が掴んだ衝撃の真相とは――。緊張感溢れるシリーズ第八弾。
公開日: 2020/02/05
ライトノベル
 
小中学生の伝記文庫の決定版「講談社 火の鳥伝記文庫」の人気タイトル『新選組』(2018年11年28日出来)を、青い鳥文庫の1冊として新規刊行。「新選組」は、テロが頻発する幕末の京都において、その剣の技だけを頼りに、幕府のために戦い続けた組織です。多くの攘夷派の長州藩士を討ち取り、捕縛した「池田屋事件」などで活躍しました。本作では、隊のリーダーである近藤勇や参謀の土方歳三、薄幸の天才剣士、沖田総司の活躍を通して、動乱の幕末期を描きました*巻末に人物伝つき*小学上級から *すべての漢字にふりがなつき
公開日: 2020/02/04
ライトノベル
 
評定所に吹き荒れる嵐。天領の代官への訴追に潜む狡猾な企みとは?新任の留役組頭が評定所を牛耳らんと古参組頭に罠!代官はなぜ年貢米よりも、養蚕を領民に勧めたのか?上州の農民が真実を明かす。任地の上州で代官の権限を私し、年貢米を差し置いて領民たちに増産させた絹織物の売り上げを献上させ、私腹を肥やした──。折しも新任の留役組頭の『策謀』に揺れる評定所に送られてきた代官は、新任組頭と苦闘中の古参組頭の『恩人』だった。『罠』だ。謹厳実直で名を馳せた『恩人』を救え……。元留役の結城峰太郎と次男坊の小次郎、目付・遠山景晋の息子金四郎は上州へ。
公開日: 2020/02/01
ライトノベル
 
徳川御三家の水戸藩に、富籤にからむ黒い噂!将軍から影目付に直命。三十五万石の財政は火の車。藩主はやっと十歳の幼君。富籤の感応寺の悪と組んだ勘定奉行らの一派に俊平は、水戸の「婆沙羅若殿」と共闘谷中の感応寺は富籤の寺として名高い。だが正規の富札は一枚一分、庶民には手が出ない。そこで一枚一文の陰富が人気となる。御三家の水戸家は財政が火の車。先々代藩主の庶子・小谷鶴之介は、背に竜の踊る派手な紫の羽二重で街をのし歩く『婆沙羅若殿』。ふとしたことで藩勘定方に「陰富」販売を提案。将軍から直命された影目付・柳生俊平は、まず水戸の婆沙羅若殿に接近……。
公開日: 2020/02/01
ライトノベル
 
岡崎継次郎と名を変え市井に暮らしつつ、徳川吉宗を陰ながら支える七代将軍家継。しかし、反吉宗派は、葵紋の入った継次郎の愛刀を奪い、政治の道具に利用するために刺客を差し向けた。迎え討つ継次郎は、一計を案じるが……。書き下ろしシリーズ第2弾。
公開日: 2020/01/31
ライトノベル
 
深川で鍼灸師を営む染谷。「医は仁術」と心得て、還暦を過ぎた今も朋友の漢方医の昭年とともに市井の人々の抱える痛みに向き合う。元辰巳芸者で内儀の太郎にも支えられ、人助けや世直しに奔走する日々を、人情味あふれる筆致でつづった長編時代小説。
公開日: 2020/01/31
ライトノベル
 
倭国を激しい地震が襲った。犠牲になった人々を慰めるため、推古天皇と蘇我馬子は、幼い宝姫王を齊王に任じた。一心に神に仕え成長した宝は、厩戸皇子の高い理想を胸に隋に向かう若き留学生、高向黒麻呂に出会う。互いに強く惹かれ合いながら、黒麻呂は旅立ち、宝は黒麻呂との約束を胸に一人待ち続ける。十五年が経ち、ようやく倭国に戻った黒麻呂だが、新羅の質として再び倭国を離れることになる。その前夜、ついに二人は一夜をともにするが……。
公開日: 2020/01/31
ライトノベル
 
薩摩藩の名君、島津斉彬亡き後、その志を継ぎ、維新回天の想いを胸に、暗躍する一人の男がいた。その男の名は、伊牟田尚平。清河八郎らと倒幕集団「虎尾の会」を首謀し、父から授けられた忍術を武器に、弱腰の江戸幕府と日本国の尊厳を踏みにじる西洋列強に敢然と立ち向かった若き志士の軌跡を追う。大久保利通、西郷隆盛、小松帯刀ら時代の寵児を影で操った男の正体が、今明らかになる。「奪い合う近代文化から、与え合う太陽文化へ。こんな夢に向かって駆け抜けた、西郷隆盛、伊牟田尚平、清河八郎――。自らの犠牲を省みず、世の中のために命を賭けた志士たち。彼らの生き様を、現代を生きる若者はどのように読むのでしょうか」(筆者談)
公開日: 2020/01/31
ライトノベル
 
時は文政。上野のお山のふもとに、江戸の豪商・彦右衛門の寮があった。だが、とても金持ちの別荘には見えず、怪しげな男たちが寄り集まっては、日々、だらだらと遊び暮らしていた。そんな連中のなかで、ひときわ目を引く若侍がいた。名を明智春馬といい、なんと、かの明智光秀の血をひくという由緒正しき武人であった。彦右衛門は、この春馬を棟梁とし、老中・水野出羽の悪政に対抗するいわば江戸の梁山泊を、寮に築こうとしていたのだ。いったんは棟梁の役目を断るものの、弱い庶民を見捨てられぬのが性分。春馬は江戸の町を守るため、個性ゆたかな仲間とともに、権力者と対峙していくのだが……。期待の新シリーズ、第一弾!
公開日: 2020/01/31
ライトノベル
 
「若君、藤丸様の護衛役を命ずる!」──白馬藩九万九九九九石の納戸頭・南条家の部屋住みであった大輔は、国家老から大役に抜擢された。側室・お嘉世の方と手を組み、御家乗っ取りを企む奥用人・仙波頼母が、藤丸を亡き者にするため、魔忍者軍団〈斗狩衆〉を雇ったからだった。剣は強いが女嫌い、堅物で単純直情の大輔は、斗狩衆の女忍に襲われるが、巨根絶倫であることが幸いして危機を逃れる。しかし、守るべき藤丸君には、将軍家に御目見得もできない、ある重大な‘秘密’があった。そしてついに、剣難女難に立ち向かう大輔と江戸へ向かう藤丸に、斗狩衆の頭領・幻夜斎が襲いかかる!果たして正義の剣は、邪法に勝てるのか──!?書下ろし番外篇「妄龍の夜」を収録した痛快時代傑作!!
公開日: 2020/01/31
ライトノベル
 
宇宙科学の最先端をゆくシャトル『流星』が三人の宇宙飛行士を乗せて、種子島宇宙センターを飛び立った直後、消息を絶った。その事態を心配する現代社会をよそに、なんと彼らが生還したのは太平洋戦争の真っ只中。つまり、1942年にタイムスリップしてしまったのである。彼らは、連合艦隊司令長官・山本五十六と共に彼らの現代科学を駆使して、超大国アメリカに挑むはめになった。彼ら三人は、伊21潜を改良し超高速艦『大和』、およびシャトル『流星』を改造した特潜『信玄』を建造。珊瑚海で大活躍しアメリカ軍を撃破する。しかし、彼らの活躍は歴史を変えてしまう。悩む三人。果たして現代に帰ることが出来るのか?時空の流れを大胆に盛り込んだ太平洋戦争タイムスリップ・架空戦記!シミュレーション小説の新時代を拓く快作。
公開日: 2020/01/31
ライトノベル
 
3人の宇宙飛行士を乗せて種子島宇宙センターを飛び立ったシャトル『流星』が、コントロール不能となって消息を絶った。国内の騒ぎをよそに、シャトルは、なんと太平洋戦争開戦の気運たかまる風雲の1942年に、タイムスリップしてしまったのである。山本五十六率いる連合艦隊に協力した3人の宇宙飛行士(松阪、国松、柴田)は、現代科学を駆使して大型潜水艦伊21をスーパー・ハイテク艦『大和』に改造。さらにシャトルを特殊潜行艇『信玄』に改造して、超大国アメリカに挑む羽目になった。三人の活躍により、珊瑚海海戦は華々しい勝利となった。次なる決戦はミッドウェイ。連合艦隊の総力をあげて攻略作戦を開始した途端に、アメリカ太平洋艦隊司令長官スプルーアンスの罠にはまり窮地に陥ってしまった。危うし、連合艦隊。だが、ミッドウェイの戦いはまだ始まったばかりだ。太平洋戦争シミュレーション小説の新時代を拓く快作第2弾。
公開日: 2020/01/31
ライトノベル
 
宇宙飛行士三人(松阪、国松、柴田)を乗せて、種子島宇宙センターを飛び立ったシャトル『流星』が、打ち上げ後すぐに消息を絶った。なんと、彼らが行き着いたところは、1942年の太平洋戦争の真っただ中だったのである。つまり、現代からさかのぼること五十数年前に、超現代科学の粋がタイムスリップしてしまったのだ。大日本帝国海軍連合艦隊司令長官・山本五十六との知己を得た三人は、超大国アメリカに対抗すべく連合艦隊に協力し、大型潜水艦伊21潜をスーパー・ハイテク潜水艦『大和』に改良。自分たちが乗ってきたシャトル『流星』を特殊潜行艇『信玄』として、戦雲高まる太平洋へと乗り出した。そして舞台は今、パールハーバーから珊瑚海海戦を経て、大日本帝国連合艦隊とアメリカ太平洋艦隊とが、太平洋の覇権をかけて雌雄を決するミッドウェイの大決戦へと移った。太平洋戦争シミュレーション小説の新時代を拓く快作第三弾。
公開日: 2020/01/31
ライトノベル
 
宇宙科学の最先端をゆくスペースシャトル『流星』が3人の宇宙飛行士を乗せたまま、50数年前の太平洋戦争真っ只中にタイムスリップした。彼らは山本五十六率いる大日本帝国海軍連合艦隊に協力し、21世紀の科学を駆使して新兵器を開発した。スーパー・ハイテクを搭載した潜水艦『大和』、そしてスペースシャトルを改造しての特殊潜行艇『信玄』。この脅威のハイテク艦の働きで、連合艦隊はミッドウェイで連戦連勝し、舞台はいま悲劇の島・ガダルカナルへと転戦した。はたしてハイテク艦はここでも歴史を変えることができるか。一方、アメリカ太平洋艦隊にも、期せずして日本と同じようなことが起きていた。なんと2人の宇宙飛行士が、タイムスリップしてきたのである。彼らも21世紀の科学を駆使して、超ジェット戦闘機『ブラックバード』を開発して日本に対抗してきた。時空の流れを大胆に飛び越えて、「太平洋戦争もうひとつの戦記」に挑戦する快作第4弾。
公開日: 2020/01/31
ライトノベル
 
千石の旗本・平石家の三男坊圭次郎は、家でも町でも持て余される「厄介」者。奔放な若者だが、喧嘩の仲裁をしたり、弱い者を助けたりと、町方からは好かれる存在だ。ある日、浪人たちと大立ち回りの末、目付に捕まってしまった圭次郎は、ついに勘当されてしまう。玄冶店の一軒家に移り「腕貸し業」で暮らしを立てはじめた圭次郎は、隣家の煮売り屋夫婦、向かいの浪人親子などの人情に助けられ、なんとか糊口をしのいでゆく。だが、そんな彼に一人の侍から妙な依頼が舞い込んだ。とある石問屋とそこにつながる材木石奉行のようすを探れというのだ。不審を抱きつつ探りをはじめた圭次郎だが、その裏には汚職の構図と、ある人物の思惑が浮かび上がってきて……。
公開日: 2020/01/31
ライトノベル
 
親友と許婚の非業の死をきっかけに、「表」の法では裁けない悪を人知れず始末する「裏」町奉行となった鎮目藤三郎。南町奉行を兄に持つ部屋住み三男坊の藤三郎だったが、ついに交代寄合の家に婿入りすることになった。相手は浅岡家長女の嘉乃。だが、嘉乃には先を見通すことができる不思議な力が……。秩父を騒がす押し込みやかどわかしの背後を探るべく動き出した藤三郎と仲間たち。だがその矢先、藤三郎たちの懐に兇刃を放つ敵の隠れ忍びが現れた。窮地に陥る裏・町奉行だが、それを救ったのは思いもよらぬ助っ人だった……。好評シリーズ、書下ろしの第四弾!
公開日: 2020/01/31
ライトノベル
 
14歳の’なずな’は、行方知れずの父の無事を祈りつつ、神田花房町にある居酒屋「ともえ」で働いていた。美人女将のお蔦、板前の寛助とともに奮闘していたが、お客にお店に、思いもよらぬ騒動が――。
公開日: 2020/01/31
ライトノベル
 
武田軍に攻め込まれ落城寸前の長篠城を救うため、鳥居強右衛門は城を抜け出した。その強右衛門の口から語られたのは、京の町で出会ったある女の話で……(「長篠の蒼空」) 宣教師ヴァリニャーニから織田信長に献上された弥助。信長に気に入られた弥助は、武士として信長に仕えることになるが……。(表題作) その他、感動必至の二編を収録。歴史に埋もれた愛を描く、傑作短編集。(『花のこみち』改題)
公開日: 2020/01/31
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公事宿「巴屋」に、常陸の百姓が年季証文を持ち込んだ。百姓の女房が料理屋「松葉屋」での奉公を終えているはずが、まだ明けていないといわれたのだという。「巴屋」出入物吟味人の日暮左近が「松葉屋」の周りを調べ始めると、次々に不審な点が見つかり、背後にある藩の影が浮かんできた――。左近の無明斬刃剣が、弱き者を狙う悪を斬る! 迫力と充実のシリーズ第七弾。
公開日: 2020/01/31
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サンフランシスコを奪回した北部政権軍は、さらに要衝の地・カタリナ島を制圧、一挙にロサンゼルスへの侵攻を企る。しかし南部連合軍は、ロス市民を人質にとり、彼らを人間の盾としてロスの街にバリケードを築き、対抗する。西部戦線は膠着状態に陥り、消耗戦の様相を呈してくる。そんな中、天狼(シリウス)部隊の竜崎が撮影した‘人間の盾’の映像が国際的非難を呼び、追いつめられた南部連合国臨時大統領・ダニエルは遂に‘北米焦土作戦’の決行を発令する! 独立航空義勇軍・天狼部隊の活躍を描いた現代戦争シミュレーション、第6弾。シリーズ完結篇。(『米本土焦土戦線3 漆黒の独立航空隊戦記』を改題)●菅谷 充(すがや・みつる)1950年静岡県富士市生まれ。1971年『仮面ライダー』(原作・石ノ森章太郎)でマンガ家デビュー。代表作に第28回小学館漫画賞受賞作となった『ゲームセンターあらし』『こんにちはマイコン』など。1985年からパソコン通信を始め、87年よりNIFTY-Serveでモータースポーツ情報を発信するオートレーシング・フォーラムを主宰し、2004年には第1回モータースポーツ大賞を受賞。1996?2008年まで、米国のインディカーシリーズとインディ500のテレビ解説も担当した。1994年、菅谷充名義で小説の執筆活動を開始し、『漆黒の独立航空隊』(有楽出版社)で小説家デビュー。以後、モータースポーツ小説、架空戦記小説を中心に60作以上を発表。2011年、60歳で早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程を修了し、2013年より京都精華大学マンガ学部教授。
公開日: 2020/01/31
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鬼平殺しから半年、禁裏御膳役宗家・一条惣太郎は江戸に留まり、東洲斎写楽を世に出した蔦屋耕書堂に料理人‘惣太’として寄食していた。折りしも御府内では〈写楽党〉と名乗る賊が出没し、長谷川半蔵亡き無法の江戸に、大名家の御金蔵を狙って各地から流れ込んだ盗賊たちを煽動していた。蔦屋と〈写楽党〉の関係を疑う火盗改めの監視のなか、事件は起こった。蔦屋の番頭が能面の剣士に襲われ惨死、さらに惣太郎の恩人である忠三の娘・おけいが何者かに攫われたのだ。「敵は〈吉原写楽党〉」写楽失踪の裏を知る蔦屋重三郎に、事件の背景を知らされた惣太郎。だが、おけいを救うべく、吉原に乗り込んだ惣太郎の前には、さらなる戦慄の難敵が……。写楽失踪の陰に潜む野望に憤怒の閻魔刀が炸裂する!●えとう乱星(えとう・らんせい)1949年、熊本県生まれ。慶応大学中退後、同人誌を主催。1989年に「中風越後」で小説CLUB新人賞佳作入選。1990年、『蛍丸伝奇』を発表、作家生活に入る。『奥義・殺人剣』(光文社)、『裏小路しぐれ傘』(学研)、『用心棒・新免小次郎』シリーズなど著書多数。
公開日: 2020/01/31
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